池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少し古い本だが、立花隆に「ぼくはこんな本を読んできた」というプロの読書家とはこういうことだという凄い本がある。著者は違うが、タイトルは似ている。池上彰ならどう書くか、気になったので手に取る。やはりプロの読書家は違うと改めて思った。
ご自身の若いころからの読書体験、都度都度の著書の紹介。随所に読書に対するひたむきな姿が見え隠れする。
「どうしてそんなに読書が好きなのか?それは、1冊1冊の小さな入れ物の中に広大な宇宙が詰まっているからです。ページを紐解くことで、宇宙が少しずつ姿を現してきます。そのワクワク感がたまらないのです。」
一流の読書人はこんな感覚を持って読書しているのか。
「こうして本好きが高じると、ついつい読めもしない本を大量に購入してしまいます。その数ざっと2万冊。」
池上先生は、私の人生は読書に助けられたと読書の効用を説くが、ぼくは、『ドナルド・キーン自伝』の項にある「やがて私は、『源氏物語』に心を奪われてしまった。アーサー・ウエーリーの翻訳は夢のように魅惑的で、どこか遠くの美しい世界を鮮やかに描き出していた。私は読むのをやめることができなくて、時には後戻りして細部を繰り返し堪能した。私は『源氏物語』の世界と自分のいる世界とを比べていた。物語の中では対立は暴力に及ぶことがなかったし、そこには戦争がなかった」とドナルド・キーンが日本文学に魅了されることになった背景が記されている。この感覚の方が受け入れやすい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【知識・教養の価値】
・知識や教養はビジネスや人間関係における武器となる
・背景を知ること自体が好奇心を満たす楽しみになる
・旅行先の歴史を知ってから行くと、モニュメントなどに感動できる
【時間活用の工夫】
・ストップウォッチを使うと時間を有効に使える
・「制限時間」を意識することで集中力・記憶定着率が高まる
【読書の重要性】
・本は体系的にまとめられ、編集・校閲のフィルターを通っているため信頼性が高い
・基礎知識を身に付けるには「信頼度」と「体系性」が重要
【良書との出会い方】
・迷ったら買う、本の費用対効果は圧倒的に高い
・食事代や講演謝礼に比べると、本から得られる情報は安い
【本の読み分け方】
・熟読する本と速読で済ませる本を分ける
・勉強・仕事用と娯楽用に分ける
・理解できる本と今は理解できない本を仕分ける
【隙間時間の活用】
・移動時間や短い時間をどう使うかでインプット量が変わる
・限られた時間の方が集中しやすい
【知識の土台作り】
・知識は土台の上に積み重ねてこそ使えるものになる
・他人に説明できるレベルで初めて武器となる
・まず基礎をしっかり身に付けることが大事
【歴史の学び方】
・最初に日本史で基礎を作り、世界史で大枠を理解
・その後は興味や必要分野を掘り下げるのが効率的
【人脈と人生戦略】
・20代は人脈を広げる時期、30代半ばから収穫期に入ることを目指す
・飲みの場での会話は重要だが、秘密の多くは自分の口から漏れる
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Posted by ブクログ
わかりやすく、豆知識も得られて面白い(^^)
働き方について考えるには、まず自分の人生に主体的になることだなと思いました。そこから自分はどう在りたいか、どう働きたいか。当たり前のようだけどそれが出来て大人になった人ってどれくらいいるだろうか。
私は40を過ぎましたが、流されて今の場所にいるので出来ていないのだ。結果的には、運良く生活出来ているけど、常に自分の存在意義への疑問や会社に対するモヤモヤあり。笑
話が逸れましたが、今は選択肢も増えたので自分の軸を持つ必要性が昔より高まっている。良い時代であり、流される方が楽と感じる人には難しい時代と感じます。
衰退する産業や、生き延びる会社の話がとても面白かった。エネルギー源だった石炭が石油に取って代わられたように、今の生活に欠かせないものが将来なくなるかもという不安感。でも、それは新しい産業が産まれたことでもあるという希望。石油もいずれ過去の産業に。(むしろ代替がないと困る話ですね、これは)
そんな衰退する産業がある中で、持っている技術を他の産業へ生かし、業種をシフトしていく企業があり興味深いです。企業の存続の鍵は、変化に対応すること。