池上彰のレビュー一覧

  • 池上彰の未来予測 After 2040

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    2040年の大予想というよりは、広い分野で現状を理解するのに適した一冊だった。世界視点で見たときの日本の立ち位置や、リスキリングの重要性などわかりやすく書いてあった。
    浅く広くといった印象だが、平易な言葉で楽しく読めた。

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    2025年12月22日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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     言わずと知れたニュース解説者の池上彰と、元外交官で神学を修めた佐藤優の対談。2人の対談形式の本はたくさんあると思うが、これは2015年時点の世界情勢を踏まえて、世界史学習の必要性について語った本。世界史を学ぶための2人のおすすめのブックガイドも最後に載っている。「大世界史」というタイトルの意味は、「第一は、「世界史と日本史を融合した大世界史ということだ。(略)第二は、歴史だけでなく、哲学、思想、文化、政治、軍事、科学技術、宗教などを含めた体系知、包括知としての大世界史ということだ」(p.253)。
     ちょっと自分が世界情勢に弱いので、この2人が10年前に言ったことの答え合わせ的なことが出来ないのが残念。改訂して注とかで現在どうなってるのかを補う版が出ればまた売れると思う。
     あとは勉強になったところのメモ。外務省の幹部の話、ということで、「一〇世紀から一四世紀のシーア派とスンニ派のさまざまなイデオロギーを勉強した方がいい。そうしたイデオロギーが二一世紀のテクノロジーとつながるから厄介なのだけど、いずれにせよ、こういう混乱した状況になると、最終的には思想が人を動かす。だから過去にどういう思想の鋳型があったのかを調べることが重要だ」(p.42)ということだから、特に歴史まで勉強しないと今の情勢は理解できないし、歴史の勉強から始まるとも言えるのだと思った。「さまざまなイデオロギー」ってどんなものがあるんだろう。人は感情で動くものだと思うので、時代や集団を支配するイデオロギーを知ることは不可欠。歴史の勉強の中にも「当時はこういう考え方をした」という話がもっとあればいいなと思う。トルコの近代史の話で、言語の改革の話はどこかで知った気がするが、忘れてしまっていた。「それまでほぼ一〇〇%だった識字率が、わずか二%に落ちてしまった」(p.55)ってそんなこともあったらしい。ロシアのプーチンみたいな人がトルコにもいるんだ、というのが分かった。ミナレットが6本あるという「エルドアン・モスク」って今も見れるのだろうか。次に中国の話で、「ソマリアまで言った鄭和の大航海」の話が面白かった。「鄭和は雲南のイスラム教徒でしたが、明に捕らえられ、宦官にされた。やがて永楽帝に重用されて大艦隊を率いることになります。」(p.89)という話で、「宦官にされたのは、裏返すと、信頼されていた、ということですね。能力が高いから。そういう人間を使うには、宦官にするか独身制を導入するのが合理的でした。そうしないと財力や権力の世襲が生じてしまうから」(pp.89-90)だそうだ。あとは歴史教科書の話はだいぶ前にものすごく話題になったが、この本で紹介されている韓国の歴史教科書、って過激だなと思った。「テロリスト史観」(p.96)による歴史、ってそんな捉え方があるのか、という感じ。確かに各国がどんな歴史教科書を使って学んでいるか、というのはその国や人々を理解するのに必要なのに、あんまりない視点だなと思った。次にギリシャの話。「一八二九年に、古代ギリシャの滅亡以来、一九〇〇年ぶりに独立を果たすのですが、国民は、DNA鑑定をすれば、トルコ人と変わらない。(略)言語も、古代のギリシャ語とはまったく違います。(略)しかし、古代ギリシャと関係があるかのように誤解させることをロシアとイギリスが合作で行ったのです」(pp.105-6)ということだから、ギリシャ人のアイデンティティは他国によって政治的に恣意的に作られたもの、ということだ。でも言語学的には、現代ギリシャ語と古典ギリシャ語は全く違ったとしても、関係ないは言い過ぎだと思うけど。ギリシャ人の働き方の話が出てきて、労働時間が短い、ということ。「労働時間の短縮という意味においては、社会主義の理想がかなり生かされた」(p.112)ということがあるらしい。あとやっぱり大きなテーマはウクライナの話。ロシアのウクライナ侵攻は2022年だから、それよりも7年前の時点でのウクライナ情勢の話が書かれていて、この辺りの答え合わせがどうなっているのか気になる。「最終的には、ウクライナは『フィンランド化』を受け容れていくしかないでしょう。独立は維持するものの、ロシアの強い影響下にとどまるほかない。国内の政治状況も混乱をきわめていますし、EU諸国も本気で面倒を見る気などないでしょう。」(p.139)となっている。この流れでフィンランドの歴史も解説されるが、それもあんまり知らなかった。2015年のプーチンのヴァチカン訪問について、「見た目は正教、実はカトリックという『ユニエイト教会』が、ウクライナの現政権を支えていて、この協会と折り合いをつけるのが、ヴァチカン訪問の狙いです。ウクライナ情勢を動かしているキー・プレイヤーの一つがヴァチカンなのをプーチンはよくわかっている。」(p.200)ということなのだそうだ。全然知らなかった。次にアメリカの話。この当時はオバマとトランプだったらしく、「オバマは、まだまだ任期を残したこの早い段階で、すでにレームダック(無力)化しています」(p.142)という話が出てきたが、レームダックというのは政治用語らしい。そして、この本の特徴的なのは、ここから沖縄の話が出てくるということで、個人的には改めて最近沖縄の話を最近見たり読んだりしていたので、気になるところだった。とは言っても、結局自分の関心は言語に向いてしまうので、「現在では、沖縄ではなく、移民がいる南米のボリビアの方が琉球語をきちんと話している」(p.164)という話は、よくある移民の方が言語を保存する話の例だなと思った。あとは、反知性主義との闘い、がこの本のテーマなのだそうだが、教養の大切さについて語った部分で、「ヨーロッパの大学では、リベラルアーツと呼ばれる七科目が学問の基本とされました。(略)リベラル(自由)・アーツ(技芸)で、『人を自由にする学問』。こういう教養を身に付ければ、偏見や束縛から逃れて、自由な発想や思考を展開できる」(p.224)という話。最近英語の授業で、「リベラル・アーツなんか自分でやればいいから大学で学ぶのはもっと実学にすべきだと固く信じる女子高生」というとんでもない人物が登場する、ある模試のリスニングの過去問をやっていて、その時に、この女子高生がいかに世の中の利益や都合に束縛されていて自由じゃないか、という話をすれば良かった、と思った。リベラル・アーツが教養科目、って当たり前すぎてなんでそんな名前なのか、っていうのを考えてなかったことを反省した。最後に、「エリートのナルシシズム」の話が印象的だった。「エリート層は、個人の利益増大だけに関心を集中させる」(p.229)、つまり「高等と言われる階層は、自らのうちに閉じこもり、外部から遮断されて生きることになり、自分では気づかぬうちに、大衆や民衆に対して距離を取り軽蔑する態度を発達させていくかもしれない。」、「質の高い教育を社会のためでなく自分のために役立てる」(同)というのは、なんか進学校で教えていると、おれの接している生徒たちにありそうで、現にそういう振る舞いを見ることもあるが、それは未熟さゆえに共感力が低いから、ということだけではなかったとしたら、恐ろしい話だなと思う。成長すればもっと人のことを自然に考えるようになるだろ、と思ったらそういうことではなかった、という話。ノブレス・オブリージュ的なことって一生懸命学校教育で教えていくことなのかな、単純に人の役に立つことの喜びを体験させるのがいいのかな、とか思う。(25/12/21)

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    2025年12月22日
  • 君に伝えたい「本当にやりたいこと」の見つけかた

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    職業関係で、若い人向けの本を読んでいた中で見つけた1冊。

    書いている人によってアドバイスが違うのが面白い。

    共通するのは、「今までの常識は通用しないかもしれない」ということ。

    「狭く深く」能力を磨けというアドバイスは、他の見方もあって面白い。
    やや広く浅くを組み合わせろ、と言う本を読んだばかりなので、興味深い。
    書いた人なりの生存戦略なのだろう。

    どっちにしても、「がんばってやってみなよ」ということかな。

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    2025年12月20日
  • 伝える力

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    子どもにも分かりやすく簡潔に伝えるって難しい。伝えるために謙虚で相手のことを思うというのは大事なこと。
    途中で有名人のエピソードが数々出てくるが、上手な人を真似るのはとても良いこと。インプット無くしてアウトプットできない。読書とたくさんしようと思う。

    最後に国語的なアドバイスもあった。
    順接のが →通常は逆説
    ところで、さて→一つのテーマ深掘り終わったら
    いずれにしても →論理展開が台無しに

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    2025年12月13日
  • 池上彰の「天皇とは何ですか?」

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    なるほど、一通りのことは分かった。という感じか。著者本人の意見を強く出すということはほとんどないので、一見物足らなくは思うが、そういう本であろう。でも、天皇制をちゃんと尊重しているのだ。
    それにしても女系天皇に関する問題は難しそうである。悠仁さまが、次の天皇になるとしても、男子のお子さまが生まれなかったらどうするのか。何代も前に遡って男系の男子を探すしかないだろうが、その人たちはまだ皇族なの?
    最後の侍従長との対談は面白かった。

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    2025年12月10日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題16 トランプの“首領モンロー主義時代”

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     相変わらず、わかりやすい。世界の動向をうまく整理しているのだが、当然のことながら見方の違いはある。たとえばウクライナ戦争についての見方はエマニュエル・トッドとは全く異なる。領土欲に目が眩んで、非常識な侵略をやっているプーチンという見方だけで見ていると、本当のことはわからないかもしれない。ただこの著者は、そのような側面があるのがわかっていながら、あえて西欧側からの見方で語っているように思える。まあ、実際はこれだけの本を書きまくっているのだから、真実についての深掘りはしていられないのだろう。

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    2025年12月09日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題16 トランプの“首領モンロー主義時代”

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    トランプの関税問題はどういうことなんだと思っていたので、トランプがあまりにも独自のめちゃくちゃな計算をもとに考えているということがわかったのはよかった。

    核兵器廃絶は正しいことだと信じているし、日本は核兵器を持つべきではない、それだけではなく、核兵器を持つ国が増えるべきでもないと考えているけれど、混迷を深める世界で、どう考えるべきなのかも難しい。

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    2025年12月04日
  • 宗教を学べば経営がわかる

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    宗教にも会社にも、共通の組織論がある。

    組織におけるセンスメイキング(腹落ち)と宗教の原理が非常に近いものであるということに、気づいて言語化する入山さんが凄い。会社の成長過程を生物生態学で表したエコロジーベースの進化理論はしっくり来た。プロ倫は私も未読なので、読んでおきたい。イスラム教について知らないことが多かった。なぜイスラム教徒は人によって豚肉OKだったり髪だけ隠すので良かったりしたのか、その疑問が解消された。

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    2025年12月03日
  • いのちをまもる図鑑―――最強のピンチ脱出マニュアル

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    生きているといろいろあるよね・・・。動物・自然災害・事故・犯罪など、身のまわりにある76の“もしも”の危険。その乗りこえ方がイラストで紹介。ちょっと笑えて本気で役立つ知識がいっぱい。「知ってるだけで、いのちが守れる」。
    「好きな人にフラれた」時の対処法は・・・?あなたならどうする?
    答えは本文で。

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    2025年11月30日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    以前から産経新聞だけは保守色が明確だったが、2013年の安倍首相の靖国神社参拝や2014年のNHK会長の就任会見の頃から新聞ごとのニュースの取り上げ方が変わった。

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    2025年11月26日
  • なんのために学ぶのか

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    大学生に向けた本だけど社会人が読んでも学ぶことがあった。著者の半生とその経験から学ぶとは何か、なぜ学ぶのか。また学ぶにあたって読んでおいた方がいい書籍なんかも紹介されている。

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    2025年11月25日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

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    ミクロ経済に続き、一国や世界全体として経済を捉えること、マクロ経済を学ぶことの重要性を理解する。
    普段何気なく見ているニュース、経済成長、インフレ率、失業率、貿易による国際収支、為替変動、株など、それぞれがどのような仕組み、要因によって動かさせるのか、政府が何を考え、どのような財政政策、金融政策を行うのか、外交でどのように考えるのかなど、理解できるとより深く考えられる。自分はただなんとなく聞いて流れがわかっているふりをしているだけだと認識する。経済を理解しようとすれば、世界での諸問題の環境、資源、人口や、各産業についてもグローバルな視点で考えることができると思う。
    他の書籍も読みながら経済学を勉強しニュースなどを見ながら自分で考え、アウトプットしていきたい。

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    2025年11月22日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    僕はリーダーシップに興味があって色々な本を読んだりしています。そんな文脈で新・リーダー論というタイトルに惹かれてこの本を読んだ訳ですが、タイトルと内容の不一致が大きいなと思いました。

    この本は、各国の政治のリーダーや情勢について、池上氏と佐藤氏がひたすらあれこれ話しているという対談本です。内容は本当に知識豊富な2人が、深い議論をしていて、色々と考えさせられるもので面白かったです。政治経済に関する背景知識がないと理解できないところも多く、普段あまりニュースも見ない、新聞も読まない僕にとっては難しいとも思える本でした。

    この本の想定している読者層がどういった方なのか分かりませんが、イントロが無いままに難しい議論が始まる章が多いです。個人的には池上彰氏のもう一つの特徴は分かりやすくニュースを伝えるところだと思うので、基礎知識などを池上氏がイントロでもう少し丁寧に書いてくれたら読者層の幅が広がるのにな〜というもったいなさは少し感じました。

    2016年の本ということで出版からだいぶ経っていますが、トランプ、プーチン、習近平と大国のリーダーが今も変わっていないのであまり違和感なく読めました。

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    2025年11月22日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    インフレが忍び寄っているのでは。
    どう備えるべきなのか。

    そういう問題意識を持って読んでみたが…

    複数の貨幣、複数の貨幣間の交換レート、歴史、地域…簡単にはついていけない。

    書き手の整理が不十分、なのかどうかもわからない。
    自分の知識・能力不足で理解があまり出来なかった。
    ように思う。残念。

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    2025年11月20日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

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    ミクロ経済学の基礎、具体的な中身について、非常にわかりやすく説明されている本。
    世の中の政治、経済に関わる財、労働、資本における基本的な要素について理解しておくと世の中の見方が変わってくる。ただ、これらの本でそういった基本的なことを理解しつつも、その物事が社会にとってどんな意味があるのか?何をもたらすのか?トレードオフとなる要素は何か、それを踏まえて考えるとどうか?機会費用となるものは何か、それによる影響はないか?などと問いながら考え続けることが大切だと認識する。そういう意味では学びを得られた。

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    2025年11月19日
  • 池上彰の未来予測 After 2040

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    「未来のニュースを見るたびに、なんとなく不安になる。」
    人口減少、AI、国際情勢…知らなきゃいけないのに、知るほど怖くなる気がする。そんな“未来疲れ”の読者に、池上彰『未来予測 After 2040』はとてもやさしい薬になる。

    本書は、2040年以降の世界をめぐる大きなテーマ――人口問題、エネルギー、環境、AI、自動化、世界政治――を扱いながらも、読んでいて息が詰まらない。不安を煽る未来予測とは真逆で、「理解すれば恐れは薄まる」という池上さんの姿勢が貫かれているからだ。

    特に印象的だったのは、AIと自動化の章。
    「仕事が奪われる」と悲観するのではなく、“仕事の中身が再編されるだけで、人間はより創造的な領域にシフトする”という説明が胸に落ちる。未来が矢印一つで語れないことを、丁寧に教えてくれる。

    また、環境問題や国際情勢も「複雑だからこそ正しく知る」ことで、漠然とした不安が輪郭を持ち、理解へと変わる。池上さんの語り口は落ち着いていて、どんなテーマも平坦に歩かせてくれる心地よさがある。

    読み終えたあと一番強く残ったのは、
    「未来は怖いものではなく、準備すればいいだけのもの」
    という感覚だ。知識が“盾”になるというのはまさにこのこと。

    2040年問題が気になる人、未来の話題になると不安が先に立つ人、そして少しでも前向きに未来と向き合いたい人に、そっと寄り添ってくれる一冊です。

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    2025年11月15日
  • 聖書がわかれば世界が見える

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    キリスト教の思考の原点を俯瞰するには参考になりましt。ただ各宗派がどの様に現在の世界に影響を及ぼしているのかはそれぞれ深掘りして行かなくてはならないですね。

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    2025年11月15日
  • 池上彰の世界の見方 アフリカ ~希望の大地か、暗黒の大陸か~

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    アフリカは日本からは余りにも遠い大陸なので、想像がしにくい。池上先生は何度か訪れているようですので、感じが掴めているのではと思います。おそらくこれからのマーケットとしては有望だとは思いますが、やはり遠いかな?

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    2025年11月13日
  • いのちをまもる図鑑―――最強のピンチ脱出マニュアル

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    目次
    第1章 危険生物からいのちを守る
    第2章 自然・災害からいのちを守る
    第3章 ケガ・事故からいのちを守る
    第4章 犯罪からいのちを守る
    第5章 身の回りの危険からいのちを守る

    漫画や説明が分かりやすく 子供だけじゃなくて大人も楽しめると思います。
    へぇ〜、そうなんだ〜と思うことがいろいろあった。

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    2025年11月09日
  • 池上彰が七賢人と考えた 世界の読みかた、未来のみかた

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    前半部分は勉強になりました。脅威のある分野でした。戦争や歴史や経済最近のニュースなどとても興味深く読むことができました。理系の物理学など挑戦してみましたが、なかなか難しかったです。

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    2025年11月02日