池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
積ん読のひとつとして積まれてたので読み切った.
このシリーズはおそらく読みやすそう!
記載内容の全部が全部本当なのかと少し疑うくらいの朝鮮半島史.
北も南も建国神話なんてモノがあるんですね……
・ロシアは不凍港を求めていたので日本は攻め込まれると心配していた
・敗戦時にソ連は北海道の北半分の占領をアメリカに申し出たがアメリカは拒否した
・朝鮮半島は北は工業,南は農業で発展してきたが,金日成の指示で北の森林を伐採したことにより食糧難になってしまった
・北朝鮮は,ラングーン事件(ビルマでの韓国大統領全斗煥暗殺未遂事件)を企てて失敗し,ミャンマーと北朝鮮の関係が悪化した
・IAEAの運用費用は, -
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Posted by ブクログ
池上彰、佐藤優による大学入試に関する対談。
自分が大学入試を経験したのが40年前。それ以降、学校教育にはほとんど関心が無かったので、これまでの大学入試と学習指導要領がどうなっているのか全く知らなかった。当時(共通一次の時代)と共通しているのは、教育についての議論はずっと続いているという事。いろいろ入試の制度が変わったが、その都度問題が発生している事。正直、これまでの問題点を知らなかったので、対談の内容がよく理解できていないけれど、二人とも今回の改革の新テストを支持しているという事だけは判りました。でもこんな議論は、大学入試というものがある限り、永遠に続いて行くのだろうなと思いながら読みました。 -
Posted by ブクログ
60年安保から60年代の社・共両党と新左翼のヘゲモニー争い、そして1968年からの東大全共闘、日大全共闘の活動、この時代は市民と信頼関係があったにも関わらず、なぜ新左翼が市民から遊離していかざるを得なかったのか。共産党が言うように「権力によって泳がされ、利用された」との批判はその意味で当たっている。わずか50数年前の出来事が今は理想に生きる人たちが多く存在した夢のような時代に感じられる。その中では当時の共産党の姿勢が理想とは遠く、党派を優先する姿勢に終始し、混乱を与えていたには改めて残念に思う。いまや左翼は共産党しか存在しない中で、リベラルな主張をしているように感じるが、警戒すべき存在だと改
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Posted by ブクログ
ミクロマクロ共通して、初版が2010年代前半のため、各種データが古い点はあるものの、instant economistという観点では、色褪せていない。
例えが平易で非常にわかりやすい。
自分の場合、恥ずかしながら大学でも経済を学ばず、診断士試験で初めて学んだレベル。
合格のための知識ということで、偏ったインプットを解消すべく読んでみたが、幅広に、かつ小難しくなく書かれている。タイトル通り入門書。
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・経済は、トレードオフ。報道の裏にいる報道されていない人にも想像を広げるセンスが大事。
・福利厚生は一方的なプレゼントに感じるが、会社の行為ではなく、労働者が生み出すものの -
Posted by ブクログ
ミクロマクロ共通して、初版が2010年代前半のため、各種データが古い点はあるものの、instant economistという観点では、色褪せていない。
例えが平易で非常にわかりやすい。
自分の場合、恥ずかしながら大学でも経済を学ばず、診断士試験で初めて学んだレベル。
合格のための知識ということで、偏ったインプットを解消すべく読んでみたが、幅広に、かつ小難しくなく書かれている。タイトル通り入門書。
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・経常収支が黒字であることの1つの理由は、国民の貯蓄率が高いこと。
・新古典派は、供給が需要を生むという主張。供給が増える→売れて会社と従業員にお金が入る→そのお金が消費に -
Posted by ブクログ
ノウハウ本に多くを期待していない。ノウハウとは所詮、実践の中で獲得するものだろうから。本書の「はじめに」で著者も「私の『わかりやすさの技術』は、テレビの仕事の中で、試行錯誤して身につけてきたものがベースになっています」と書いている。
人に話をするときや人の話を聞くとき、また本を読むときや授業を受けるときに大事なのはコンテクストである。コンテクストがわかっていれば受け手は安心する。ゆえに人に話をするときは、全体像を示しながら、全体像の中の位置を確認しながら話すべきである。本書はそのための話術や工夫を具体的に提示しているが、具体的なことほど役に立たない。具体的な技術は状況によって変わるからだ。
そ