池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレNHK出身の池上氏による、『より良く伝える』本。
基礎的な内容ながら、忠実に守れば確実にプレゼン力が上がると思います。伝え方の構成、小ネタの他、パワポとスピーチの切り分けなどの実践的な内容も。
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私は英語のスピーチクラブに入っているので、全てを網羅しているわけではないですが、基礎的な部分はできる、と勝手に思っていました。冒頭で結論を言っちゃうとか、ポイント三つとか、抑揚とか、アイ・コンタクトとか。
それでもやはり本書を読むと『なるほど』と思うことはありました。
例えば、表紙の帯にある『地図』。要はこれから何を喋りますって言うってことですが、概念としてとても分かりやすい。こういう伝わりやすさを意識したら絶対にもっと伝わりますね。
また『マジックワード』を使う(NGワードを避ける)ってことであったり、そのほかテレビ業界の逸話であったり。
テレビという極短い時間で多くを伝えなくてはならない業界です。プレゼンの仕組みや表現は実用的で短く、効率的であり参考になります。
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もちろん、初心者、初学者、新人さんにも非常に良い本なのだと思います。
特にパワポの作りをシンプルに(タイトル+3行)とかは激しく同意でした。
とういことで、リキャップすると、プレゼンの本。読めば多かれ少なかれヒントが見つかると思います。 -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃわかりやすい!
のはTVとかで充分に知れ渡っているので。中学の現代社会の教科書を、ギューっと握りしめて抽出したドモホルンリンクルみたいな中身。お金の成り立ちに始まって、先物取引に至るまでの「経済用語」のわかりやすい解説書という感じだった。池上さんの立体的な説明がなるほど!という納得感まで与えてくれる。
特に面白かったのが民主党政権の功罪をしっかりと教えてくれる授業。円高になって、蓮舫さんが官僚を撫で斬りにしてたっけ、くらいからグンと解像度を上げてもらった。それがあって今の長期自民党政権があるのか、と知識が結合してレベルアップ。
この調子でコロナ以降もぜひ解説してもらいたい。
知らないと損をする、というタイトルに偽りはない。かといって投資で勝てるみたいに得できる内容でもない。
「政治家とは税金の使い道をきめる人」
こんなキャッチーな言い方にハッとさせられるほど、私はものの見方を知らなくて損してたんだなー、と納得できる本。
お金ジャンルの本ってタイトルのつけ方も難しいんだろうなー、なんて世知辛い事情までわかっちゃった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ振りとつかみ、説明の分かりやすさは絶品。
もとキャスターという履歴もあり、かつての要人との対談の逸話も多くあり、また語り・つかみが上手なので、そうしたところから東南アジアに興味を持ちやすい本だなあと感じました。
ほんの初歩の初歩としては良いかもしれませんが、ただ深さとしては飽くまで高校生レベル。
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さて、本書ですが、かの池上さんが、高校生に東南アジア、わけてもいわゆるアセアン諸国について語るというもの。
日本の立ち位置で一章、アセアンという組織の由来とベトナムで一章、シンガポール・マレーシアで一章、インドネシアで一章、タイとフィリピンで一章、カンボジアとミャンマーで一章、という構成。
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幾つか面白いなと思ったのは、シンガポールの「明るい北朝鮮」という形容と2018年の米・北朝鮮の首脳会談。
シンガポールをして「明るい北朝鮮」というのは、東南アジア界隈にいればまあ良く聞く話。今や国民一人当たりGDPで日本の遥か上をいくシンガポールは、他方で報道の自由度等が極めて低く、政党政治にも自由がないことを揶揄する言葉です。
そのシンガポールが米・北朝鮮の首脳会談の開催地になった理由は、トランプ大統領率いる米国から独裁北朝鮮への「シンガポールみたいなこういう統治方法もあるんだよ」というメッセージであったとかなかったとか。あるかもしれませんねー。
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あと、最後の章だけが国名ではなく個人名なのです。「ポル・ポトとアウンサン・スーチー」。より彼らの人となりと国の状況にフォーカスしているのが印象的でした。
例えばノーベル平和賞を取ったスーチー氏ですが、ロヒンギャ問題には手つかず。政治的には隠然たる勢力を持つとか持たないとか。目下軟禁されていますが、クーデター前の軟禁状態時もかなり落ち着いた(恵まれた)環境にいたとあります。事の真偽はわかりませんが、一方的に虐げられていた印象が強かったのですが、そうでもないかもしれません。
ポル・ポトについては個人的には既知でしたが、共産主義の行き過ぎと抑止できなかった政治体制については高校生として学んで悪くない箇所ですね。分かりやすい説明でした。
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ということで池上氏による東南アジア入門でした。
ニュースの報道というのは本当に表面の事実だけしか伝えず、その背景は個々人は全く分かっていなかったりすることは多々あります。その背景を知るには歴史でしょうが、そうした歴史を知るきっかけ、「なぜこの国はこうなの」という疑問を持つきっかけとしては、本書は絶好のフックになり得ると思いました。
中高生のみならず学びたい大人にもお勧めです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ配役の妙。
話術に長けたパックンが、修辞学に基づいて、演説の内容をレトリックや言葉遣いについて分析、池上さんが、演説がなされた時代背景や世界情勢を解説し、その意義を補完する。
対話調にまとめられているので、お手軽に読みやすい。筑摩書房編集局のお手柄か。
取り上げられた演説は全部で15。チャーチル、J・F・ケネディは当然ながら、レーガン、キング牧師、ネルソン・マンデラと、名だたる名演説が列記されている。
ややもすると、それらは何度も見聞きし、世の名言集にもピックアップされているようなものも多い。池上さんの解説にも、いまさらながらの目新しさもない章も少なくない。
そこを、英語のネイティブで話術の達人のパックンが、修辞学に基づく解説を加え、なぜ、その演説が聴衆の心を捉えたか、その後の行動を促す結果になったか、世界を動かしたかを解説する点が新鮮。
説得力のある演説の3つの要素、エトス(話者の信頼性)、ロゴス(話の論理)、パトス(聞く側の感情)は憶えておこう。
近年の演説も含まれる。ドイツのメルケル首相や、当時の安倍首相、そして、ゼレンスキー大統領らのものだ。
まだ現役の人の演説を、ここで取り上げ持ち上げるのはどうなのだろう。
本書、チャーチルの章で、ふたりはこうも言っている。
P:それにしてもこんな見事なレトリックで国民を鼓舞して、戦争に勝ったからいいものの、もし負けていたらチャーチルは今とは正反対の評価を受けていたかもしれません。
池:だからチャーチルは是が非でも戦争に勝たなくてはならなかった。
つまり、その後の結果が、その演説を名演説たらしめた、ともいえる。
徹底抗戦を国民に訴え、海外からの支援に頼り、国民を盾に戦争を続けるための演説が、果たして「正」だったのか?
時の洗礼を受け、やがて淘汰されていくのだろう。 -
Posted by ブクログ
ハマスとイスラエル紛争の本質を知りたく中東の事を再勉強。
パレスチナ問題を作った第一次世界大戦時のイギリスの3枚舌外交の罪は重い。
また、今日の中東の大混乱はアメリカが作った。特にアメリカの罪は重い。
ヨーロッパ普遍主義の限界。
ソ連が緩衝地帯を作る為にアフガニスタン侵略。ソ連を弱体化したいアメリカが反政府勢力を支援。その中からオサマビン・ラディンが生まれた。
湾岸戦争をきっかけにアメリカがサウジに駐留。反米思想を持ったオサマビン・ラディンがアメリカに対してアルカイダを使って同時多発テロ攻撃。
怒ったアメリカがアフガニスタン攻撃、さらにイラク攻撃でフセイン政権を倒す。いい加減な統治のせいでイラク内戦状態になり、その中で過激なイスラム国が生まれ世界中でテロを起こす。
要するにソ連とアメリカの身勝手な思惑で中東の大混乱が引き起こされた。 -
Posted by ブクログ
1.この本を一言で表すと?
戦前の左翼の活動を歴史的にまとめた本。
2.よかった点を3~5つ
・日本共産党を過大評価したコミンテルン(p179)
→コミンテルンから裏金が共産党に流れていたのは驚きだった。
・辻潤(p141)
→尺八を吹くことと詩を書くこと以外ほとんど何もせず生活の糧は物乞いをしている放浪生活を送りました。究極の個人主義者ででいたんだなと驚いた。
・大逆事件の衝撃(p127)
→当時の政府のやり方はかなり無茶な部分があったと感じた。
・社会運動をやる上では入り口がものすごく大事だと思いますね。自分たちで働いてお金を集めるなり、薄く広くカンパを集める手段を最初から確立していれば、コミンテルンからの援助が断たれても、(略)銀行強盗に行き着くことはなかったはずですし、そもそもコミンテルンに絶対服従する必要も生じなかったはずです。(p245)
→この部分の失敗が今後に生かせれる教訓だと思う。前回の読書会の「香川にモスクができるまで」ではこの入り口の部分がうまくいっていたのだと思う。
・日本共産党は百年史を刊行していません。(p246)
→意外だった。池上彰の指摘するように、そもそも反論するだけの理論的蓄積を持った人材が払底してしまっているのか?
2.参考にならなかった所(つっこみ所)
・資料の引用が多かった。
3.実践してみようとおもうこと
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5.全体の感想・その他
・戦後すぐの左翼史をだいぶ忘れてしまっているので、今回の本とのつながりを再確認する必要があると思った。
・日本右翼史という本も誰か書いて欲しいと思った。
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Posted by ブクログ
学んだことメモ インド IT大国、英語力、ロシアと仲良し
アメリカ 科学、宗教国家 2045年白人が半数切る、軍事拠点
中国 明時代の遠征を根拠に南シナ海の領海主張、習近平台湾奪還したい
ロシア ピョートル大帝、エカテリーナ2世が拡げた領土にウクライナあり また旧ソ連のウクライナがNATOに加入しようとしたことにアメリカへの猜疑心
フランス フランス革命の成功体験でストライキやデモ頻発
移民大国
イギリス 国家元首 15カ国 グループ 56カ国
植民地ルーツで首相はインド ロンドン市長はパキスタン
情報大国、EU離脱で経済ダウン
ドイツ ナチスを反省 東との格差 メルケル首相は反省を踏まえ難民100万人受け入れ
グローバルサウス 第三世界 主はインド ソ連から支援受けた国多い
ブラジル ポルトガル語 ユーロ的なものを提案 デジタル大国