池上彰のレビュー一覧
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ネタバレ池上彰さんの時事ネタの本。今回は2022年ということで、ロシアのウクライナ侵攻を中心に書かれている。
一章はアメリカのバイデン政権がどうなるかをアメリカの選挙システム、ポイントとともに書かれている。アフガニスタンの撤退からウクライナ侵攻の流れにも書かれている。
二章はヨーロッパの歴史。クリミア半島の転換期の話からここに至るまでの歴史的背景。ロシアの狙いなどが書かれている。
三章は米中ロの関係。台湾を併合したい中国とロシアの関係。またその周りを取り囲むトルコやイランの情勢について書いてある。
四章、五章は中国にフォーカスをあて、中国の狙いを歴史的背景から紐解いていく。
六章は日本の政 -
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覇権国家アメリカの問題点が個別に説明されており分かりやすい内容であったが、内容の半分以上は前著の焼き直しであった。
前著を読んでいれば、新しい発見は少なかったが、新しいトピックや深掘りされた内容も紹介されていたので一部内容がアップデートされていた。
公平中立な立場の池上さんにしては、トランプ大統領の記述には、かなりのアンチぶりを感じさせられた。中立的な分析を心掛けながらもアンチな感情がかなり発露していたように感じた。自分としてもトランプの考えには賛同できないが。
池上さんはネット界隈では偏向思想といわれることもあるようだが、多少リベラル色が出ても、ジャーナリストとしては中道の範囲と感じ -
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読書=読解力
学生の頃は、本当に本を読まなかった。家にも本はないし、親にも本を読めとも言われなかったからか。家族誰も本を読まない。高校生のときに、すきな作者で出会いはしたものの、大学生には読書をやめ、就職してから再度火がついた。
読書量は圧倒的に少ないかもしれないが、
同じ会社の人の中では、読書してる方だとおもう。
SNSが普及しすぎて、読解力が劣っているこの現実を。
この作品を読んで受け止めた。
たしかに、友人と連絡をとるときに言葉足らずなところがあって、こちら側が不快におもうことは度々ある。
これが、読書している人としてない人の差なのか? -
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地政学的にも経済的にも世界の中心に位置せず、いまいち日本とのつながりが薄いために注目することがなかった中南米を知るきっかけになったが、やはり中南米という題材自体が地味なため、あまり興味を持って読み進められなかった。
中南米は、19世紀以前に欧州の一方的な侵略を受け、20世紀にはキューバやコロンビア等の多数の国がアメリカの自分勝手な都合で翻弄された歴史が客観的に記されている。
現在ロシアによるウクライナ侵攻が行われているが、時代背景は違えども20世紀という現代に、ウクライナ侵攻と同じことをアメリカが仕掛けてきたという中南米から見た歴史を理解できた。
池上彰さんの感情に流されず客観的に事実 -
Posted by ブクログ
以下、引用
S (略)あるいは日本の新左翼運動が残したのは、島耕作型のサラリーマンを大量生産したことかもしれません。
(略)
S 個としての自立にはこだわるけれど、目の前の利益にだけ執着するという生き方です。島耕作は社内の派閥に属さないけれど仕事はでき、出世のチャンスも逃さないという男でしょう?新左翼の連中は信頼していた仲間に裏切られ、党も何も信用できず頼れるのは自分だけ、という局面を程度の差こそあれ経験しているから、運動から身を引いた後にこのタイプのサラリーマンになった人たちは多かったはずです。もうひとつは「最後に信用できるのは家族だけ」という意識から発する生活保守主義です。政治など社会の