池上彰のレビュー一覧

  • 武器になる! 世界の時事問題~背景がわかればニュースがわかる

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    ネタバレ

    アメリカ、EU、戦後の日米関係、沖縄問題、中東問題、中国、朝鮮半島問題などが取り上げられているが、やはり複雑なのは「中国問題」。少し我流で纏めてみた。
    ○中国共産党という独裁体制
    ・中国には「共産党」の他に8つの政党があるが、いずの綱領にも「中国共産党の指導に従う」とある。そもそも共産党は憲法より上位位置する。従って、憲法違反かどうかを判断するのも「共産党」となる(三権分立の否定)。
    ・人口の6%にあたる「共産党員」が、行政や司法機関、企業や農村などあらゆる部門で指導的な役割を果たす(中国社会のエリート)。党員には不逮捕特権があり、警察も検察も手を出せない。入党(18歳以上)には党員2人の推薦

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    2021年10月31日
  • 知的再武装 60のヒント

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    やはり知的好奇心を失ったら終わり。
    本を読み続けていきたい。
    記憶力は低下したが気にせず読みたい本を読もう。

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    2020年12月01日
  • 池上彰が聞く 韓国のホンネ

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    社会への視点を持つ際には左右、両方の意見を聞く事が必要だ。近年では日経であっても韓国に対しての視点は厳しい。その面で左側として本書を選んだわけだが、池上氏も同様に韓国政府の対応については疑問が多いようだ。
    韓国は国としての成り立ちから法律を超越する行いが多いために、現在の日韓関係がこじれてしまったように思う。韓国政府は制御するのが難しい国民に毎回振り回されている。
    本書は新しい情報はなかったが、日韓関係を整理する上では有益であった

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    2020年11月23日
  • 人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく 12社54冊 読み比べ

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    学校の勉強って、大人になったら役に立たないとかバカにされがち。だけど、実際には知的負荷の高い現代社会だからこそ、基礎として学校で習ったことは押さえておきましょうというのが本書の主旨かな。

    教養ばやりの中、まぁこのお二方はその先端を行っておられると思う。楽しく読み進められた。そこここにちりばめられている今の世の中に対する意見も面白く、いろいろ考えさせられるね。実際に読んでみたいものもあり、レファレンスとしても良いんじゃないかな。

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    2020年11月23日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先

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    世界の時事ネタにはかなり疎く、この本を読んでみたが、自分にあまり関わりのない世界には興味が持てないのだと気づいた。特にこの本では中東問題。恥ずかしい話、読んでいても全然頭に入らず、時間の無駄だと感じ飛ばしてしまった。その他の話は面白いとは思えなかったが勉強にはなった。かなり噛み砕いてわかりやすく書かれてるのだとは思われ自分の教養のなさを改めてわからされた。

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    2020年11月20日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

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    日蓮宗は伝統的な宗教を激しく批判して支持を集めた。創価学会、立正佼成会を含む新興宗教は大体法華経、日蓮宗系。

    1985年のプラザ合意以降、東京には海外の企業がどんどん進出して地価が上がった。民営化されたNTT株が売り出されて、株取引ブームが始まった。企業は新株発行によって莫大な資金調達が可能になり、新規事業へ投資しても余った金で土地や株が買われた。その繰り返しでバブルになった。

    非正規労働者の数は、平成の初めには880万人(労働者の19%)だったが、平成30年には2120万人(38%)になった。

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    2020年11月19日
  • 感染症対人類の世界史

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    2020年4月のテレビ特番の内容を2020年4月に急きょ新書にとりまとめたもの。なので新型コロナの話ではなく、天然痘・ペスト・インフルエンザといった各種感染症によって世界史がどのように塗り替えられたかという教養書になった。もとがテレビ特番なのでさくっと読める。納得したのは、キリスト教の信者がペストから救われなかったことで、宗教の権威が失墜しイタリアを拠点に、キリスト教以前の人間回帰であるルネッサンスが興隆したこと。

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    2020年11月16日
  • 私たちはどう働くべきか

    購入済み

    中高生向けキャリア本

    中学校での講演内容に対する加筆修正なので、非常に読みやすく分かりやすいが、社会人の読書には新たな気づきは特にない。中高生が将来を考える材料としては良書だが、おじさん社会人としては物足りない。筆者と書名だけで購入した私の問題だが。

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    2020年11月15日
  • 池上彰のまんがでわかる現代史 東アジア

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    近隣の国とは、仲良くしたい。互いの違いを尊重出来れば良いのだが。感覚的に嫌いという感情は、無くなって欲しい。他国の嫌悪感情を煽る事を政治に利用して欲しく無い。

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    2020年11月15日
  • 池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

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    仏教のことが知りたくなり、入門書として読みやすそうだと手に取った一冊。
    専門家の著書ではないが、池上さんなのでわかりやすいし、仏教が知りたいけど、どこを深掘りすればいいかわからなかった自分に適した本を選んだよう。

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    2020年11月05日
  • イラスト図解 社会人として必要な世界の宗教のことが3時間でざっと学べる

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    日本人は宗教に関心が低い民族だと思っていたけど、実はそうではなかったと認識できた。
    ただ、もう少し自覚した関心を持たないと世界で起きているできごとの背景を深く理解するのが難しいので、この本をきっかけに宗教についてより学んでみたいと感じた。
    特にユダヤ教について詳しく知りたい。
    以前読んだユダヤの教育法が思考訓練に良かったので今後もっと調べてみる

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    2020年11月01日
  • 池上彰のまんがでわかる現代史 欧米

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    易しく世界の情勢を紐解く。そんな事が好きなんだろうな。こっちとしても手っ取り早く、だいたいの情報を得られる。ウーンお手軽だけど、実は実用的。

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    2020年10月29日
  • 知的再武装 60のヒント

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    似た者通しの二人の対話なのか話が尽きないようだが分かりやすく編集されており60の短い章に分かれているので読みやすく寸読した。印象に残ったこととしては、45歳以降は新しいことはしなくてよい、60歳以降の人間付き合い、SNSは見るだけで書き込まない、など。人類滅亡に対する核問題に強く言及しているのは常識人は誰でも思うことだと再確信。わかりやすぎて星3つ。

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    2020年10月14日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

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    分かりやすかったが頭に入ってこなかった。これは自分の問題なので読書のやり方を変えたい。いい本ないかなというような感じ

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    2020年10月11日
  • 図解 先送りできない日本 日本の課題40

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    2011年に読んだ本を久しぶりに読み返した。こうした本はその当時の予測がどのくらい現在と合っているかという視点では、時が経ち読み返すのは面白いジャンルだ。

    その通りと思ったのは中国、インドの躍進だ。実際には当時の予測を上回る勢いで成長を続けている。

    逆に予測できていないと感じたのはTPP。現在は米国が白紙状態になったが、米国抜きでTPPを締結という形になっている。これはほとんど予想できてない内容だった。
    というよりもこの当時池上彰はTPPで日本が大変なことになると言っておきながら結論めいたもの、自分の意見、立場は明確に述べておらず結局どちらに転んでもよさそうな内容にしていたのだな、と年月が

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    2020年09月27日
  • イラスト図解 社会人として必要な世界の宗教のことが3時間でざっと学べる

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    読もうと思ったきっかけは宗教に関して知識が無かったため
    新聞で目にする靖国参拝、中東の戦争、チベット民族弾圧問題、身近で耳にするニュースに関して何も知らないってことが怖いと思い手に取った一冊。

    読んでいく中で、聖地エルサレム、キリスト教、中東戦争、仏教、チベットの民族弾圧、に関して全体像が掴める一冊。

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    2020年09月24日
  • 宗教の現在地 資本主義、暴力、生命、国家

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    読者向けに詳しく説明してくれるわけではなく、二人の対談を横から聞くという形式になっている。
    知らない用語が頻発したり、話が色々な方向へ行ったりするので、今何のテーマについて話してるんだっけ?ということが何回かあった。正直、一度読んだだけでは理解しきれない。(特に佐藤さんが何言ってるのか分からなくなることがしばしば)
    それでも面白い話は多く、慣習の国教化という考えはなどは自分にない視点でなるほどという感じ。

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    2020年09月19日
  • 一気にわかる! 池上彰の世界情勢 2017 トランプ政権誕生編

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    トランプ氏が大統領就任するだけでなく、世界が本当に動いているのを感じる。
    イギリスのEU離脱だって、大きな影響を与えるだろう。
    もしかすると、スコットランド独立が再燃する可能性もある。
    シリア難民問題で、ヨーロッパ各国にイスラム教徒が流れ、宗教の勢力図が大きく変化している。
    日本だって、少子高齢化対策で移民を大量に受け入れれば、同様の問題が出てくるだろう。
    世界に大きな影響を与えている中国の経済減速が、今後どういう風になっていくか?
    テクノロジーの進化だけではない、世界の動きが確実にある。
    視野を広く、大勢を見ることで、自らの進む道も見えてくる?
    池上さんの説明は本当に分かりやすい。
    想定外は

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    2020年09月19日
  • 教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ

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    読みやすい対談本でした。さすがだなという感じです。大学教育のあり方、高校教育のあり方、社会全体における教育のあり方など、根本的なところから考えさせられる内容でした。教えることや学ぶことに正解はないでしょうが、本来、どちらも知的で楽しい行為だと思うので、最初に出てくる「受験刑務所」という言葉は、わかりやすく現状を言い表していると感じるだけに、じんわり恐怖を覚えました。

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    2020年09月18日
  • 世界から核兵器がなくならない本当の理由

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    原爆の恐ろしさは実際に体験していない私たちでもわかる。二度とあってはならないことである。にも関わらずなぜ世の中から核兵器はなくならないのか。

    「核の抑止力」という話。ニュースではよく聞くが、対国家戦略として非常に重要であることこの本を読んでよくわかった。そして、お金を生む。兵器を作ることで雇用を生み、ビジネスとなる。ただ単純に「核兵器は危ないから持たないでおこう」という話ではないらしい。

    しかし、世界には「非核兵器地帯」というのもある。そして、それに尽力した人がいるということ。

    核は危険だといっても、それだけでは薄っぺらい議論になってしまう。もっと深く学んで考えることが大事である。

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    2020年09月07日