池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
分かりやすさで定評のあるジャーナリスト池上彰による、天皇についての本。
本書は上皇陛下がまだ生前退位される前に刊行されたものであるが、学ぶところは多いにある。
そもそも日本人として日本に生まれたからには、意識せずとも(どの国でもそうなのであろうが)自身の国について考えさせられることがあるのであろうが、ではその中心ともなるのは、日本では首相ではなく、天皇なのであろう。
それは主役が国民となった今日においても、我々自身の気づかない連綿たる伝統と歴史、そして国民を繋ぎ融和と繁栄の、まさに一個人を脱した結合体かのようである。
日本国の象徴であり日本国民統合の象徴、簡単には言うが、それを日々問 -
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Posted by ブクログ
宗教がわかれば世界が見える。そのとおりなのだろうが、この本を読んだだけでは宗教はわからないしべつに世界は見えてこない。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道、大枠のイメージを掴んだうえで興味のフックを探すという点では面白い話はいくつかあった。
池上彰さん自身の年齢もあり、また元が文藝春秋の連載なのでしょうがないとも思うが、死に近い老人からの視点で多くをまとめてあるのは気になった。
団塊の世代が「死」の準備をする時期になったため宗教への関心が高まったと池上彰さんは言うが、現代の若者にもなぜ宗教的関心がある人が多いのかをもうちょっと掘ってほしかった。 -