池上彰のレビュー一覧

  • 感染症対人類の世界史

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    時代が動いてきた背景には感染症との関わりがあった、ということを著者2人の対話形式で説明された本。
    私にとって世界史・日本史とは覚えるもので、時代のストーリーがあまり見えず面白くないものだった。教養として勉強になりました!今回のコロナ禍でどのように歴史が変わるか、注目したい。


    戦争や文化の発展には理由があり、それが感染症のパンデミックの影響ということも多かったらしい。
    また感染症が広まる背景には、衛生環境の悪さも影響する。(中世ヨーロッパの衛生環境が悪かった。また、ナイチンゲールは戦場で医療現場を清潔にすることに取り組んで助かる人が増えたとのこと。)

    奈良の大仏建立の裏にも天然痘があったり

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    2022年07月06日
  • 世界から格差がなくならない本当の理由

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    なぜ格差がなくならないのか。
    その問題は根深い。

    世界の富はわずかな富裕層に集中しているという。
    同じ人間であるのに、生まれた場所、環境、家などによって格差が生まれる。

    今後の世界はどうなっていくのだろう。格差は広がる一方ではないのか。さて、自分にできることは。考えるきっかけになりました。

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    2020年05月26日
  • 世界を動かす巨人たち<経済人編>

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    2020/05/19

    <要約>
    ビジネスで大成功を治めた巨星たちの解説本。

    <感想>
    池上彰独自のバイアスはあるものの、ルパート・マードックやドナルド・トランプ、コーク兄弟など、必ずしも善人とは言えない人も多く、興味深く読めた。特にルパート・マードックの常軌を逸した野望の物語は、まさの映画の悪役にピッタリと思える。
    ところで、池上彰は寄付をした人々を本の中で持ち上げていたが、大富豪になってその資産の多くを寄付したら偉人になるのかというと、疑問に思う。突き詰めれば、その人は結局自分が使いたいことにお金を使っているに過ぎないからだ。

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    2020年05月19日
  • 一気にわかる! 池上彰の世界情勢 2020 自国ファースト化する世界編

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    いつものように新聞の延長で延長で読んでみた。
    ほとんどが既知の内容だったけど知識のおさらいが出来て良かった。
    改めて思うのは覇権は徐々に中国に移りつつあるということかな。

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    2020年05月19日
  • 知らないではすまされない自衛隊の本当の実力

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    自衛隊を戦力とみなすのか…問題は各個人の判断によるところが多いのではと思う。

    しかし、その判断も自衛隊という組織がどんな役割を今の段階で担っているのか?どういう位置づけにあるのか?どんなことを行っているのか?どんな設備を持っているのか?などなど自衛隊について知った上で判断できると思う。

    すごく詳しく自衛隊について書かれてあるわけではないが、自衛隊への税金を出している国民の一人として知っていおいても良い内容ではないかと。

    しかし、本当に日本の軍事力は第7位なのだろうか…?

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    2020年05月17日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本

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    このシリーズ定期的に読みたいわ。自分にとって大部分は既知だけど、ぽつぽつある知らない情報が肉付けされて、理解度深まってる感覚ある。

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    2020年05月17日
  • 宗教の現在地 資本主義、暴力、生命、国家

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    宗教といい、思想といい、哲学という。それぞれ言葉でみると、特有の色を感じるものだけど、人が行動したり思考したりするときの、ひょっとしたら無意識に存在する、枠組みみたいなものなのかもしれないな、と思った。自分には理解できないけれど、この人はなんでこんなことを言ったり、こんなふうにふるまうんだろう、というとき、その背景にはその人の宗教なり思想なりがあるんだよね。そうやって考えると、日常から少し離れているものにとらえられがちなこれらが、実は広い世界で仕事する上では切実に必要な知恵なのだという気がした。

    池上氏と佐藤氏の本、なんか加速度的に増えているけど、よほど馬が合うのか、売れるのか。まぁ両方なん

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    2020年05月12日
  • 池上彰の「日本の教育」がよくわかる本

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    政治学の軸に「人権の保障」というものがあり、
    それを支えるのが「教育」と「労働」であるというのを以前政治学の書籍で学んだ。そこから派生して、日本の教育について学ぼうと思い本書を購入。

    主に日本の現場レベルでの教育の話であり、期待したものでなかった。ミスった笑
    でも最後の方の、日本と北欧の教育制度の違いに関するところは興味深く感じた。
    財政赤字→教育にお金を回せない→教育費を家計の支出に頼る→教育格差、その他諸問題…
    という構図を知り、頭が整理された。

    日本の教育の画一性、主体性の無さが
    小学校では必ずウサギを飼い、アサガオを育てている
    というのに表れている
    という記述には納得。

    海外、特

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    2020年05月11日
  • そうだったのか! 中国

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    「人口を人の口(消費)と考えるか、人の手(生産)と考えるか」
    「資本主義の自分のものという感覚こそが生産性を向上させる」

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    2020年05月10日
  • そうだったのか! 日本現代史

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    「少人数が議論すると、より強固な方針を打ち出した者が主導権を握る傾向がある」
    「未来はそれが実際に起こるずっと前に私たちの中へ入ってくるということは、多くの兆候がこれを物語っています」

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    2020年05月10日
  • 知的再武装 60のヒント

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    ネタバレ

    二人とも学ぶこと、勉強といっていいのか、が好きなんだなあというのがまず伝わってくる。

    45歳までに何をしてきたか、何を学んできたか、それが重要なのは確かにそうだな、と腹に落ちた。
    45歳過ぎて全く新しいことを学ぼうとしても、なかなか上手くいかないのはそのとおりだろう。

    知的再武装の目的が「よく死ぬため」。それもそのとおりなのだろう。

    youtubeに気をつけろとか、配偶者との対話術とか、うん、確かに。今から気を付けたほうがいいな、と。

    とりあえず、これまでの棚卸からはじめてみよう。

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    2020年05月03日
  • 考える力と情報力が身につく 新聞の読み方

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    序盤にある「テレビ、ラジオ、ネットニュースの情報源は新聞である。」という内容がとても印象的でした。
    私の周りでも、「ネットニュースがあるので、新聞は読む必要がない」という意見を持つ方がおられますが、一番早く正確な情報を流してくれるメディアは新聞であることを強く意識することができました。

    毎日複数の新聞を手に取られている池上さんが、実際の出来事に対する表現を複数誌で比較していることで、新聞社の考え方や情報の整合性は確認しながら取得すべきであるということを思い知らされた一冊でした。

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    2020年05月02日
  • わかりやすく〈伝える〉技術

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    久々の岩隈の本が面白かったので、もう1冊読んでみた。今回はTVでよく見る池上さんの本です。『主人公は聞き手』というよくあるフレーズを最初に取り上げた後は、NHK時代から築きあげてきた技をご紹介っといった内容です。使える内容も多いので、ちょっとでも話がうまくなれたらって思いますね。

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    2020年05月02日
  • ロシアを知る。(東京堂出版)

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    一読して更にロシアが分からなくなったというのが正直なところ。
    それにしてもあの国家体制、国民性はやはり異質で独特だな。
    一度行ってみたい。

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    2020年04月27日
  • そうだったのか! アメリカ

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    愛され憎まれる国、アメリカを知る決定版!
    黒人大統領の誕生と巨大資本の破綻のみならず、アメリカは建国以来さまざまな希望と絶望を繰り返してきた。自身「好きで嫌い」という池上彰が、9つの側面から解説するアメリカを知るための教科書決定版。
    随分前になってしまったけれど、オバマ大統領が誕生するまでの歴史がかなり分かりやすくまとまっている。宗教のくだりは面白かったですね。そこまで熱心なイメージはなかったけど、みんな大統領も神の名のもとに宣誓するのかー、もし無神論者が大統領になったらどうするんだろう(笑)とにかく大統領の権利が強いイメージだったけど、それは戦争など必要に迫られただけで本来は州ごとに中央に対

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    2020年04月28日
  • 日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>

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    こんばんは! 今日のイチオシの本は、
    『日本の戦後を知るための12人』:著 池上彰
    
     本書は、池上彰さんチョイスの、現代日本を形作った重要人物12人を語る本となっています。今回はその12人から【田中角栄】さんのご紹介をさせていただきます!調べてみると、田中角栄さんの人柄や人生はすごく面白いです。田中さんの成り上がりはまるで、農民から太閤まで上り詰めた豊臣秀吉、分かる人には分かるものですが『キングダム』の呂布韋のようです。
     このレビューを見れば、田中角栄という人物や当時の政治の流れを、【最速で大体知ることが出来る】ようになっています!政治や歴史のことになんとなく興味があるけどあんまり

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    2020年04月26日
  • 感染症対人類の世界史

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    新型コロナウイルス後を考えるためのヒントになるかと読んだ。マクロなレベルでの示唆はあるが、今日からの自分の行動におとすにはマクロすぎたかもしれない。これまでにどんなパンデミックが起こったかを知るには、読みやすくよいと思う。

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    2020年04月18日
  • 新版 知らないと損する 池上彰のお金の学校

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    『【改訂新版】池上彰のお金の学校 』/池上彰

    様々なジャンルから書籍を出されている著者ですが、今回取り上げたのは、「お金」についてです。それに連動する形で、「経済」についても解説されています。

    自分が歳を重ねるにつれ、知っていると思っていたことや、何となくは知ってるけどといったこと、又は、認識の振り返りという意味では、とても分かりやすく基礎知識を学べます。
    その内容は、「仮想通貨」のことや「キャッシュレス」、「GAFA」についてなど、既存のことから現代のお金の現状についてもまとめられております。

    私が学生だった頃にこういう書籍があればなぁとつくづく思いましたし、今はどうかわかりませんが、

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    2020年04月18日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本

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    いつものように新聞の延長で読む。
    新札にまつわる情報やフランス事情など今回も勉強になった。
    また新刊を楽しみにしています。

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    2020年04月16日
  • 知的再武装 60のヒント

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    文春新書から定期的に刊行されている池上彰氏と佐藤優氏の対談をまとめた本。これまでの著作では、国際情勢とか社会問題について二人の対談を通じて、それらの解説や様々な視点を提供してもらえるような内容でしたが、今回の著作はちょっと雰囲気が異なります。
    とにかくよく勉強され、教養を身につけておられる二人による「人生の後半である45歳を超えたら、どうやって勉強し続けるか」についての心がけや、方法論を60のトピックスに分けて紹介する内容となっています。
    全てが共感できる項目、参考になる項目というわけではないですが、私にとってヒットした項目をいくつか列挙します。
    ・理系の知識を身に着けたいなら講談社ブルーバッ

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    2020年04月15日