池上彰のレビュー一覧

  • 知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治

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    混迷の世界情勢をわかりやすく解説する安定のシリーズ第9弾。国家間の対立構造の説明はさすがですが、今回は(おそらく)筆者の専門外の仮想通貨についても解説。この仕組みが、なぜ仮想なのに信用されるのか、データ改ざんされないのか(よく盗まれていますが・・)について私自身がよくわからなかったので期待して読みましたが、池上氏も多分よくわかっていないのでは、と思われます。曰く、10分ごとに整理されるデータで相互監視できるブロックチェーンの特徴は、一か所のコンピュータでまとめて管理すると改ざんしたり偽装される可能性がありますが、すべての取引情報をみんなにオープンにすることで特定の誰かに改ざんされることはありま

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    2020年04月19日
  • 知的再武装 60のヒント

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    私たちはいずれ死ぬ。
    死ぬまでの時間はおおよそ算出することができる。
    その時間の範囲で何ができるかを考えよう。
    そのヒントを、二人の知性が経験に基づいて教えてくれる。
    至るところで述べられていることと同じではあるが、なかなか刺激を受ける。
    計画立てて勉強していこうと思う。

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    2020年04月12日
  • 知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術

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    『知らなきゃよかった』抜粋

    普段僕たちの目に入るニュースなどでは知ることのできない裏側の話を知ることができて面白かった。
    今後、ニュースを見る際などに、どんな裏側があるのか想像しながら見てみるとより深く学べるかもしれない


    ■米朝トップ会議とカジノの怪しい関係
    IR法案(通称:カジノ法案)
    アメリカからカジノ法を作れと圧がかかっているのではないかと言われている。

    ■日本も核武装が必要なのか?
    安倍政権はすでに、
    ・核兵器の保持
    ・核兵器の使用
    は憲法違反ではない、と閣議決定させている。

    イギリスとイタリアが結んでいるニュークリア-シェアリングようなものを
    日本とアメリカが結び、非核三原

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    2020年04月08日
  • 新版 知らないと損する 池上彰のお金の学校

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    8年前に出版された「お金の学校」にここ数年話題になっているキャッシュレス・仮想通貨まわりのトピックを追加した2019年新版「池上彰のお金の学校」。そもそもお金は何かという「お金の歴史」〜「仮想通貨」「銀行(フィンテック周りも)」「株式投資」「保険・税金」までお金に関する基礎〜実践まで余すことなく語られる。ニュースで出てくる「円高円安・GDP・デフレインフレ」などの用語の詳細解説がされているのも池上さんの本っぽい。総じて全体的に非常に読みやすかった。

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    2020年03月29日
  • 世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義

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    大学の講義でこういうことをやってもらうというのは、楽しいだろうな。アウンサンスーチーは、田中真紀子みたいな人、とか、知っている人物についての知らない話もあれば、そもそも誰?という人もけっこういた。アニータ・ロディックとかベティ。フリーダンは名前も知らなかった。緒方貞子は知っていたけど、具体的なエピソードは知らなかった。俺も『ホテル・ルワンダ』の映画は見ているけど、あそこに出てきた国連軍の背後にいたのが彼女だったと思うと、なんというかあれこれ考えるところはあるなぁ。あの国連軍、評判悪かったもの。

    学生さんたちとの議論も良かった。池上氏流のアピールするポイントの見せ方とか、文筆家、ジャーナリスト

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    2020年03月20日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 池上彰 特別授業 『君たちはどう生きるか』

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    感想だけでなく出版当時の時代背景や現代の世界情勢と絡めて語るのが流石、池上彰さんと思った。
    原著の良い復習になる

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    2020年03月10日
  • 教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ

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    世の中に求められる教育の質について書いてある本でした。本当に社会的要請があるのはこういう人材を育成することだという一つの例が提示してありました。

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    2020年03月08日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

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    池上さんは、難しいことをわかりやすく解説するのが
    本当に上手な人だ。
    この本もとても読みやすく、平易な言葉だけで書かれているのでつい読み飛ばしてしまいそうになるけれど、
    書かれているのは今の時代を生きていく上で非常に大切なことばかりだ。
    池上さんが今憂慮しているのは、
    話を聞いた人たちが、わかった気になってそこで終わってしまうことなんだそうだ。
    そこから先を自分の頭で考え、さらに疑問を持つまで至らないと。。。
    (それは池上さんがあまりにわかりやすく説明をしてくれてしまうためなのだが・・・)
    わかるというのは、本当に自分の頭で考え理解すること。
    その方法がこれまた『わかりやすく』書いてあるので

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    2020年03月08日
  • 大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」

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    宗教比較と世界史からイスラム世界をわかりやすく解説した本。

    世界情勢を理解するには宗教と世界史を基本知識として知っておくことが必要です。本書は宗教比較をわかりやすく解説しており、2002年時点の中東情勢を理解できるようになっています。

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    2020年03月01日
  • 知の越境法~「質問力」を磨く~

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    TVなどでおなじみの池上さんの1冊。
    冒頭に「年齢を重ねれば越境の機会が減る。
    無理にでもその機会を作る必要がある。」
    「進歩が止まった、どうも沈みがちだ、すっきしない。
    そう思ったときにちょっといつもの道を外れ、
    隣の道を進んでみる。角度が違っただけで風景が
    違って見えます。」と書かれていたのがすごく印象的だった。

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    2020年03月01日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界

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    表題の通り、イスラム世界についてわかりやすく書かれた一冊。

    イスラム世界と言われても曖昧なイメージしかなかったが、宗教のあり方からはじまり
    様々な国との関係性は全て宗教が絡んでいるということ、とてもわかりやすく書かれていた。

    地図で改めてみると、名前は知っていたけれどこんなところにあったんだ?!って国がいくつもあった。
    大人になって読んでよかったと感じる一冊。

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    2020年02月21日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先

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    シリーズ第8弾は、トランプ登場後の世界について。
    報道姿勢に毀誉褒貶のある池上氏だが、わかりやすくまとめる能力はやはり貴重です。今回はEU加盟国や非加盟国のスイス、アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタインなどについても触れられており、勉強になった。また、日本の政権の変遷を要領よくまとめているのもナイスです。シリーズの中でもお買い得感あふれる1冊です。

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    2020年02月19日
  • わかりやすく〈伝える〉技術

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    NHKの記者として出発し、リポーターとして試行錯誤をおこない、さらにニュース解説者として現在活躍中の著者が、これまでの経験によって培われてきた、わかりやすい説明の技術を語った本です。

    ビジネス・パーソン向けに書かれたプレゼンのハウツー本とかさなる内容もありますが、とくに視聴者を強く意識することがつねに求められるテレビ業界において、著者が体当たりでわかりやすい説明の工夫をつづけてきたことが書かれています。具体的な技術よりもそうした著者の姿勢が印象的だったように感じました。

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    2020年02月18日
  • 知の越境法~「質問力」を磨く~

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    左遷など、自らが望まない境遇に置かれても、前向きに取り組む姿勢には脱帽する。それによって、ジェネラリストとしての経験を積んだという。

    著者は、NHK入社後、地方勤務を経て、東京の社会部で10年勤務した後、「首都圏ニュース」をキャスターとして5年、「週刊こどもニュース」を11年担当した。解説委員になることを希望したが叶わず、専門性がない反面、幅広く何でも知っているおり、基本からわかりやすく解説することが自分の強みと気づいた。本を書く仕事が少しずつ来るようになったことから、54歳でNHKを退職した。

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    2020年02月17日
  • ロシアを知る。(東京堂出版)

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    池上さんより 佐藤さんの方がロシアに詳しいのは当然だと。ただ良き話し相手がいるから 話の質も上がるのではないかと思います。

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    2020年02月12日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    タネ本を読む事の重要性
    現代を語らせたらトップクラスの人がどのようにインプットしているのかがわかる本
    ・あるジャンルの知識を得たいときは、「タネ本」を読む
    ・「はじめに」、「終わりに」を丁寧に読む
    ・古典は読んでない人が悪いと言い切れるから読むべき

    ・あるジャンルの知識を得たいときは、「タネ本」を読む
    どんなジャンルでもその元になったタネ本があり、その本が一番内容が詰まっている

    ・「はじめに」、「終わりに」を丁寧に読む
    一番、意見が出やすく、力を入れて書く場所。ここの質が全体を左右する。

    ・古典は読んでない人が悪いと言い切れるから読むべき
    誰もが読んでいるべき古典は読んでいるだけで差がつ

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    2023年12月26日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本

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    <目次>
    プロローグ「転機」を迎える世界と日本
    第1章居座るトランプ「アメリカファースト」主義
    第2章揺らぐヨーロッパ、EUは夢だったのか
    第3章サウジの焦り、したたかイラン、イスラム世界のいま
    第4章習近平の1強政治
    第5章AIとグローバル化の波に翻弄される私たち
    第6章憲政史上最長政権へ。安倍政権は日本をどこへ
    エピローグ民主主義とは何か
    おわりに

    2019/6/10初版

    イラン
    2020/1/初 アメリカが、イランのソレイマ二司令官をイラクで
     殺害
    2020/1/7 イランがイラクの米軍基地を空爆

    EU
    2020/1/31 イギリスEU離脱、詳細は2020年中に決める

    中国

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    2020年02月08日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治

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    <目次>
    プロローグ分断、対立。その裏で進む1強政治
    第1章トランプ政権をめぐるアメリカの姿
    第2章イギリスのEU離脱を迎えるヨーロッパ
    第3章イスラム世界のいま
    第4章北朝鮮危機と習近平の1強政治~東アジアの現在
    第5章人類がつくりだした魔物と向き合う
    第6章安倍「1強」政治の行方
    エピローグ混乱の時代をあなたはどう生きるか
    おわりに

    2018/6/10初版

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    2020年02月08日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

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    最近仕事で伝えることの難しさを痛感しており、何かのヒントになればと購入。タイトルからも分かる通り伝え方に重点は置かれておらず本来の目的には合わなかった。ただ、池上彰さんの日常を知り、改めて新聞や本を習慣にしつつアウトプットを意識してインプットを続けようと思った。

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    2020年02月07日
  • ロシアを知る。(東京堂出版)

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    ネタバレ

     ソ連・ロシア入門書として、楽しく読める好著。
     対談としているが、95%が佐藤優によるソ連・ロシア解説だ。
     あの池上をして、ほとんど「なるほどねえ」「そうなんですか」としか言わせない佐藤の圧倒的知識量に感服。ただ、論が高尚になりすぎないよう、話が専門分野に深入りしないよう、池上彰がほどよく、「というと?」と解説を求める合いの手を入れていて読みやすい。

     佐藤優の過去の著作や、近年であれば『十五の夏』(幻冬舎)などでも触れられていることも散見されるが、改めてソ連・ロシアを俯瞰的に理解することが出来る。
    「ロシア人は、線の国境を信用していない」「ロシア人は屁理屈上手」など、体感的にも理解して

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    2020年02月05日