池上彰のレビュー一覧

  • 歴史で読み解く!世界情勢のきほん 中東編

    Posted by ブクログ

    中東の国の基礎知識をつけるにはうってつけの一冊。

    アメリカが介入すると碌なことにならないなあ。

    ドバイの首長が世襲制なのはしらなかった、UAEのNo.2も兼任することも知らなかった。
    ドバイ元々石油産出量が少ないからこそ頭を使い、貿易の地として発展してった。

    サウジアラビアの記者がトルコの領事館で殺害された事件、皇太子が黒幕でそれをバイデンが告発したら後々報復されるのは、うける。
    アメリカ相手にビビってない、さすがサウジアラビア。

    カタールについては、無知だった為、勉強になった。
    アメリカの軍隊、ハマスの事務所など多種多様な存在を国内に認めてるんだなあ、、

    民放放送も有名だったとは、

    0
    2025年01月23日
  • 知の越境法~「質問力」を磨く~

    Posted by ブクログ

    異動、転身など現状を脱し新天地に飛び込むという意味での「越境」。池上彰さん自身が、異動で厳しい環境に置かれた時にも腐らず、前向きに努力する小さな越境を繰り返すことで自身の力を蓄え、定年前にフリージャーナリストとして大きな越境をした経験から、その効用と実践法を解説する本。知らないことを知ることで多数の視点を持つ。ムダなことが後で生きてくる。そのためには環境の変化をチャンスと考え、真剣に学ぶ。意識して取り組みたい。

    0
    2025年01月19日
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

    Posted by ブクログ

    池上さんが考える現代人必須の教養としての7科目(宗教、宇宙、人類の旅路、人間と病気、経済学、歴史、日本と日本人)。「すぐに役立つことではなく、役に立たないように見えることを幅広く学び、長い目で見ると、このことが将来役に立つ。」とある。各分野について基本的な内容がわかりやすく書かれている(詳しくはない)ので、この本を読んで、興味が湧いた分野に関する本を読むといった使い方がいいと思う。個人的には「宗教」「人間と病気」「歴史」が面白かった。

    0
    2025年01月19日
  • いまこそ「社会主義」 混迷する世界を読み解く補助線

    Posted by ブクログ

    コロナ禍にさまざまな価値観が変わった今、改めて社会主義を考える。
    社会主義といっても、中国、旧ソ連、旧ユーゴスラビア、キューバなど国によっての違いを学べた。

    0
    2025年01月18日
  • 池上彰の未来予測 After 2040

    Posted by ブクログ

    もし自分に15年後の未来予測を本にしてくれと依頼がきたらこの本の1/10も書けないんじゃ無いかと思う。
    まず池上さんの知識量に脱帽。
    ここに書かれた未来予測はいろんな情報から裏を取った、いわば割と堅実な予測が多いので全部とまでいかないにしても大筋はこの流れに収束するんじゃ無いかなと思う。

    0
    2025年01月17日
  • 池上彰の教養のススメ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ●教養とは
    ネットでおおすめしていて気になった。
生物が他の理系科目と違って事柄に理由があること、大学は教養を教えることか主で良いことが参考となった。自分は総合大学だったので、専門以外の科目もよく学んだ。それが他では常識ではないんだとも知れた。


    0
    2025年01月15日
  • 池上彰の世界の見方 イギリスとEU~揺れる連合王国~

    Posted by ブクログ

    池上彰さんの本は、世界のあらゆる物事を単純化して、分かりやすく理解しやすいように解釈して、私たちに教えてくれる。そのため、偏った情報もあるように感じるし、そんな単純じゃないだろうと思うこともあるし、池上さんが教えてくれる世界だけが全てではないと思うけれど、幅広くて圧倒的な知識量で新しい文化や考え方、世界の情勢を教えてくれるので、いつも発見があり、とても貴重だし、ありがたいし、ついつい読み漁ってしまう。

    2019年に出版された本なので、世界情勢を知るには少し情報としては古いのだが、勉強になることがたくさん書かれていた。EU離脱に至った背景と課題、イギリスのスパイ組織、日本がお手本にした立憲君

    0
    2025年01月15日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    池上彰氏と竹内政明氏による文章術の対談。

    「いわゆる『名文』を書くノウハウのようなものにはしたくない」と、「はじめに」に書かれているように文章術のノウハウ集ではない。

    対談は池上氏が巧みに話をリード。竹内氏から文章術の「秘密」を引き出したものになっている。主に竹内氏が読売新聞のコラム「編集手帳」をどのように書いたかのネタばらしである。
    竹内氏の話を聞いた後に、池上氏も自分の考えを述べている。池上氏の言っていることは「伝える力」と「伝える力2」で書かれていることと同じだったため既視感があった。

    内容自体は難しくなく、誰でも読めるが、文章作成に関しては上級者向けの内容である。うまいコラムを書

    0
    2025年01月14日
  • 一気にわかる!池上彰の世界情勢2025 トランプ再選で日本と世界はどうなる編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あと1週間足らずで米国にはトランプ大統領が再来して、世界を変えていくことになると言われています。実際に登場する前に具体的にどのように変化するかを本に記すことは大変勇気の要ることだとは思いますが、読者としては大変興味がある所です。

    今までにも何冊か読んでお世話になっている池上氏の最新本が出て、それが第1章に記されています。その内容も参考にして、激動の幕開けとなる2025年も過ごしていく所存です。

    以下は気になったポイントです。

    ・戒厳令とは、戦争などの非常事態が起きた時、政府や裁判所などの権限を軍隊に移す宣言である、議会を開かせないようにするため、大統領の命令で軍隊が出動した、しかし国会議

    0
    2025年01月14日
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 池上彰の行動経済学入門

    Posted by ブクログ

    知ってるものが多かったがわかりやすかった

    松竹梅の竹をえらぶ
    目先の利益の方が嬉しい
    一発逆転のギャンブラーばかり
    メリットよりデメリットがきく
    他の人もやってるよがきく

    0
    2025年01月13日
  • 伝える力

    Posted by ブクログ

    タイトルの「伝える」には、「話す、書く、聞く」が含まれるとし、コミュニケーション能力を高める方法を指南した本である。

    「簡単なことは簡単に」「難しいことも簡単に」
    これは、何かを伝えるときの基本です(p154)

    このように書いているだけあり、読みやすい。

    2007年の発行の本で、現在でも版を重ねている。だが、いくらベストセラーとは言え、約20年経った今(2025年)読むとさすがに古さを感じる。言っていることはうなずけることが多いが、その例が古いからだ。

    例として挙げているのは新書らしく、時事ネタが多い。時事ネタは発行直後は身近なこととして理解しやすいかもしれないが、発行後年数が経つとわ

    0
    2025年01月13日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先

    Posted by ブクログ

    ちょっと前の池上さん解説本、ちょうどBrexitの頃の本です。
    そしてこのあと悪しきコロナパンデミックが世界中に..........。

    資本主義の欠陥、経済格差について言及されていますが4年後の今はよりエグくなりましたね............。NVIDIAやOPEN AIといったキーワードはまだ出てきません....。

    中曽根康弘のエピソードが載っていて、自分は中曽根は安倍や岸田らと比較して抜群に頭が良いことは認める一方、早くから原子力を推進したりあまり好きではないのだが、東日本大震災での福島の事故をうけて「自分のやってきたことは間違いだったかも知れない」と述懐しており、そこが強く印象に残

    0
    2025年01月12日
  • 明日の自信になる教養3 池上 彰 責任編集 部屋も心も整う片づけ学

    Posted by ブクログ

    こんまりメソッドの本。この本ができる過程で池上彰さんはなにかしたのかはよくわかりませんでしたが、普通に片付け系の本をいっさつ読んでみようというときに普通におすすめです。結局、いらないものをちゃんと捨てるってことですね。

    0
    2025年01月12日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

    Posted by ブクログ

    著者はわかりやすい説明を普段から意識しているが、逆に考える力を失わせてしまっているのではないかと危惧している。そして、人々に知る力を鍛えてもらう説明を常に模索している。
    SNSは安易に情報を取得出来るが、校閲されていないものが多いため、新聞や本や書店を使いこなして欲しいと訴えかけている。
    自分がわかったつもりになっていないかチェックする方法は、『誰かに教える』という事。そのためにはアウトプットを意識してインプットをするという事。

    0
    2025年01月11日
  • 日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>

    Posted by ブクログ

    自分が無知なこともあり知っていた人物もいれば本書を読むまで知らなかった人物。
    特に75ページから紹介されていた中内功さん。
    ダイエーの創業者であり、安売りにこだわり抜いた。時代の追い風もあり流通業界を牽引した。
    しかし、ワンマン経営、時代の変化を捉えず経営破綻に陥った点は、私たちも今後学ぶべき。

    0
    2025年01月04日
  • なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと

    Posted by ブクログ

    将来なりたいものがわからないと言う小学生に読ませようと思って読んでみました。伝えたい事が凝縮されていてよく出来ていると思うものの、子供には響かなかったようです。情報量が多すぎるのかな。

    0
    2025年01月03日
  • 池上彰が見る分断アメリカ 民主主義の危機と内戦の予兆

    Posted by ブクログ

    予備知識なく、なんとなく本屋で手に取って読みました。
    南北戦争?白人黒人?
    そんなレベルからでした。

    今を知るためには過去の歴史から読み解かないとわからない。まさにそうでした。

    内容は非常にわかりやすい。
    池上先生が書かれた本で、トランプ政権に対して、非常に危機感を持たれていることもあり。
    内容にバイアスがかかっている可能性もあるので、表現の仕方が批判的なところや、意見が入っているところがありますが、非常にわかりやすくスッと内容が入ってきます。

    ニュースを見る目線や、裏側を考える力を身につける一歩になりました。
    ただしバイアスは捨てて、あくまで客観的に見ることは忘れないようにしたい。

    0
    2025年01月03日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

    Posted by ブクログ

    世界の戦争がなかった時代の章で西洋史で十字軍は、「正義の戰」として学んで板がイスラム側では凶暴なる侵略者として取られテイル中、オサマ・ビンラディンが自分達の戦いは「十字軍との戦い」と言って正当化していた説得力が当初なっかったけれど、ブッシュ大統領が十字軍の戦いと述べた事により、かえってイスラム過激派が勢いづく事になった様です。
    歴史認識によるメッセージの発し方により、大きく世論も変化して今う事になると感じました。

    0
    2025年01月05日
  • プーチンの10年戦争

    Posted by ブクログ

    読み始めた時は、鬼ヶ島の子守唄を思い出した。
    「お母さん怖いよ、桃太郎が来るよ」

    昔話の英雄も見方を変えれば侵略者。

    読み進める内にそんな単純な話じゃないって事は理解したけど。侵略行為、軍事行為は決して許される事ではないけれど、ロシアにも言い分はある、アメリカを筆頭とする西側諸国の振舞いに配慮が足りない部分はあった、何よりコミュニケーションが成立していない、そんな事は理解したと思う。

    公式ホームページに原文が掲載されているから誰でも当たれる、って言うけど、読むのも理解するのも大変。背景まで理解して解説してもらっても充分に理解出来る自信はない。報道してる側でチェックしてるもんだとばっかり思

    0
    2025年01月01日
  • 池上彰が見る分断アメリカ 民主主義の危機と内戦の予兆

    Posted by ブクログ

    トランプ批判に始まりトランプ批判に終わった。
    ここまでトランプの批判しか書いてないとは思わなかった。池上彰さんが認識するトランプは、どこまでも短絡的で浅はかで自己中心的。

    アメリカは世界で一番民主主義が進んでいる国のひとつだが、民主主義も行きすぎるとトランプのような指導者を産んでしまい、世界は危機に陥る。

    民主主義は最初から最良の政治形態として存在しているわけではない、という言葉が刺さった。

    あとは宗教は全ての科学を否定するのか、と宗教の怖さを再認識した。宗教心が強すぎる人は、あらゆる論理的な説明も受け付けなくなり、危険である。

    0
    2024年12月31日