池上彰のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
とても分かりやすい解説だった。トランプがとにかく無茶苦茶ではある事は再認識できた(おそらく池上さんの視点は大きく偏ってはいないと思う)が、トランプだけの問題ではなく、アメリカ社会やアメリカ国民の問題、さらに言うと世界の潮流が、ナショナリズム・孤立主義になっている問題が、背景にあるのかと理解した。
チョコチョコ入ってくる過去の歴史も、良かった。アメリカ民主党は元々労働者の党だったのが、公民権法のジョンソンあたりから、徐々にリベラル・知識人・マイノリティーを中心とした「セレブ・エリートの党」になった、という解説で、アメリカ2大政党のイメージが少し掴みやすくなった。そもそも2大政党体制に限界が来てい -
-
Posted by ブクログ
少し古い本だが、立花隆に「ぼくはこんな本を読んできた」というプロの読書家とはこういうことだという凄い本がある。著者は違うが、タイトルは似ている。池上彰ならどう書くか、気になったので手に取る。やはりプロの読書家は違うと改めて思った。
ご自身の若いころからの読書体験、都度都度の著書の紹介。随所に読書に対するひたむきな姿が見え隠れする。
「どうしてそんなに読書が好きなのか?それは、1冊1冊の小さな入れ物の中に広大な宇宙が詰まっているからです。ページを紐解くことで、宇宙が少しずつ姿を現してきます。そのワクワク感がたまらないのです。」
一流の読書人はこんな感覚を持って読書しているのか。
「こうして本好 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【知識・教養の価値】
・知識や教養はビジネスや人間関係における武器となる
・背景を知ること自体が好奇心を満たす楽しみになる
・旅行先の歴史を知ってから行くと、モニュメントなどに感動できる
【時間活用の工夫】
・ストップウォッチを使うと時間を有効に使える
・「制限時間」を意識することで集中力・記憶定着率が高まる
【読書の重要性】
・本は体系的にまとめられ、編集・校閲のフィルターを通っているため信頼性が高い
・基礎知識を身に付けるには「信頼度」と「体系性」が重要
【良書との出会い方】
・迷ったら買う、本の費用対効果は圧倒的に高い
・食事代や講演謝礼に比べると、本から得られる情報は安い
【本 -