池上彰のレビュー一覧

  • そうだったのか! 中国

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    中国は政治でもビジネスでもシビア。たとえ無茶でも自分の主張を通すためには手段を選ばない。尖閣諸島をめぐる一連の問題で再認識された、こんな現代中国はどこから産まれたのか、池上彰さんがわかりやすく手際よく、丁度よい分量で解説してくれる。

    池上さんは中国現代史を1921年の共産党結党から語り始める。抗日戦と国共内戦を経て、毛沢東は農民の支持を得て政権を獲る。しかしその後は農民に犠牲を強いた、と池上さんは指摘する。今も残る都市住民と農民の戸籍の違いが、食糧生産のためには農民を土地に縛り付けようとする共産党の意思を物語る。そして大躍進と文化大革命。毛沢東の国造りは国民に多くの犠牲と混乱を呼び、この時代

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    2019年01月16日
  • 日銀を知れば経済がわかる

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    大分前に読み終わったけど、日銀の話を聞くのは中学の公民やセンター試験受験の政治経済で学んで以来の気がする。

    公定歩合ってもう景気刺激策としては使われてないんだね~。初めて知った。それ以外にも、10年以上ぶりに知識がアップデートできて、読んでよかった。

    ここまで来ると、池上さんの本はさらに読みたくなるし、それはもはやブランドなんだなと思う。

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    2019年01月16日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題

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    恥ずかしながら、新聞を読んでも、本質を理解していないから全然頭に入ってこなかったことがよくありましたが、これを読んだら、なぜ、こういうことになるのか国内・国際情勢が分かるようになりそうです。こういう本は、批評的な文面になって、読むのがいやになることが度々ありますが、池上さんの語り口はやさしくて、読んでていやな気持ちになりませんね。もう2~3人の方の切り口で、世界情勢を見てみたい。

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    2019年01月16日
  • 池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立

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    2010/11/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2014/5/24〜6/3

    中国vs.アメリカ、ロシアvs.アメリカ, EU、EU vs.アメリカ、サウジアラビア vs. あめりか、中国 vs.日本の五つの対立をいつもながらの池上節で解りやすく解説してくれる。
    2008年初版であるが、最初の中国vs.アメリカの近未来予想が最近の東シナ海、南シナ海を巡る情勢を言い当てているのには驚いた。物事は多角的に見ないといけないことに気づかせてくれる良書。
    ではあるが、この本で池上作品からは一旦距離をおこう。またしばらくしたらお世話になるだろうが。

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    2014年06月03日
  • 池上彰の新聞活用術

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    Mr.ニュースの異名を持つ著者が独自の視点で新聞を活用する方法を紹介している。これまで、日経新聞のように特定の新聞に偏った活用法は紹介されていることが多いが、メジャー紙全てに渡って使える技がある。さすがMr.ニュース。

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    2010年11月24日
  • 池上彰の新聞勉強術

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    新聞はどうやって作られているのか、また読み方や活用方法など、いろいろな面から新聞について書かれているので、面白く読めたし、勉強になった。

    新聞のスクラップは、一定期間寝かせてから。

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    2010年11月22日
  • 池上彰の新聞活用術

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    新聞の大切さ、特徴が簡単にわかる本。
    一つのニュース(英訳)などによって、情報の捉え方、内容が違ってくるということを認識した。
    その上で、自分なりにニュースを解釈していく必要があるということを学んだ。

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    2010年11月14日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題

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    販促目的が見え見えのタイトルだが、内容を正しく表してはいる。
    世界各地域の現況について、広く浅く説明している。わかりやすい説明は、池上氏の本領発揮といえるでしょう。

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    2018年10月31日
  • 大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」

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    [ 内容 ]
    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はどう違う!
    難民キャンプとはなに、戦争と貧困の原因は!?―民族の愛憎の歴史、コーランの教え、社会の約束事などがわかる。

    [ 目次 ]
    1 宗教とはなんだろう
    2 ユダヤ教とキリスト教のことも知っておこう
    3 イスラム教とはどんな宗教?
    4 イスラム社会にもいろいろある
    5 イスラム原理主義という言葉をよく聞くけど?
    6 アフガニスタンはどうなっていたの?
    7 中東問題はどうなっているの?
    8 湾岸戦争とはどんな戦争だったの?
    9 日本の神とイスラム教の神はどう違う?
    10 仏教のことも知っておこう

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    2010年10月03日
  • 小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!

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    新聞の効用は大きい。とはいえ、一番重要なのは新聞を読む時間をどう捻出するか、、、とりあえず今はiphoneで産経新聞を読んでる。

    思想の偏りはともかく、新聞の文章は伝えるための文章なので、確かに参考になるところも多い。

    そこでこの本。新聞を読む意味・効用がまとめられていて、かつ新聞を読まなきゃという気持ちにさせてくれる。

    子供が小学生に上がる前にもう一度読んでみよう。

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    2010年09月05日
  • 大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」

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    なにげに、イスラム・キリスト・ユダヤの違いが分かっていなかったので、なるほど、と思いました。
    宗教っておもしろい。

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    2010年08月01日
  • 45分でわかる!14歳からの世界金融危機。

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    サブプライム問題を丁寧に解説した本。「週刊こどもニュース」のような語り口で、かなり深く解説してくれます。豊富な情報がシンプルにまとまっていて非常にわかりやすい。

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    2010年06月28日
  • 45分でわかる!14歳からの世界金融危機。

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    ○2010/05.26 
    細かくてすごく丁寧。サラっと書いてある風だしそう読めるから内容が入ってるか不安になるけど、砕いたすばらしく分かりやすい文だから心配もなく。なるほどなるほど。
    このシリーズはぜひ追いかけたいなあ。世界のしくみが分かったぜ!って豪語はできなくても、触りくらいは分かっておきたいし。
    どうやればこんな相対的な広い視野をもてるんだろう。池上さんて知らないことないんじゃないかと思ってしまう(笑)すごいなあ。

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    2010年05月27日
  • 池上彰の「世界が変わる!」金融危機と国際ニュースの「なぜ」を読み解く決定版

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    雑誌の連載をまとめた本。
    テレビより対象がせまいせいかテレビよりは難しい表現、言葉が使われている。
    それでもわかりやすくまとめられているし読みやすいです。

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    2010年05月09日
  • 45分でわかる!14歳からの世界恐慌入門。1929年を知れば、2009年が見えてくる!

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    おすすめ度:80点

    副題に「1929年を知れば、2009年が見えてくる」とある。
    今回の金融危機が今までのところ1929年当時とほぼ同じ経緯であり、80年たって、今ふたたび同じことが起きていることがわかる。
    それにしても、当時のフーバー大統領の無策、悪策ぶりには恐れ入る。

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    2013年10月30日
  • 池上彰の情報力

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     かつて「週刊子どもニュース」で「お父さん」としてニュースの解説を行っていた池上彰による、「情報収集&発信」術。平易な文章や挿話を用いて解説をしているのは、さすが。とてもわかりやすい。
     内容については、情報収集・整理・発信のTips集と言ったイメージ。とはいっても、全体を通して「健全な懐疑心を持って、自分の中にテーマを作る」という一貫したスタンスがあるため、軸がぶれていない。新聞などでニュースを読みたいけど、どうしていいかさっぱり分からなければ、まずは読んでみると道が開けるはず。もちろん「健全な懐疑心」から、この本が本当役に立つか検証する作業を行わないと意味が無いけれど。

     嘆いても仕

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    2010年10月16日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    日本の現状をただ語るだけでなく、他国と比べたり、メッセージを送りながら進んでいく感じ。
    はっとさせられる数字がありました。
    写真・イラストが素敵◎

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    2010年01月06日
  • わかりやすく〈伝える〉技術

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    【ポイント】
    18/わかりやすい説明とは、相手に説明のための「地図」を渡すこと「リード」をつける

    52/ニュース原稿は雄弁である必要はあるが、饒舌であってはならない。

    56/キャスター時代に学んだこと
     ?「自分が最初の視聴者になって考える」観点もったこと。
     ?「何でも図解してみる」

    59/対外的に発表する原稿を部下に書かせた時、
     「最初の読者」として「外部の人間」になったつもりで
      部下の報告書を読んでみる

    74/「無知の知」を知る:「世間の人」にとって何がわからないのか、
      それがわからなくなっている自分
      例)「農業では泥鰌が大切」(学者と村人)

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    2019年01月06日
  • 45分でわかる!14歳からの世界金融危機。

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    アメリカと日本の違いや、円高によって悪い事だらけじゃないということも書かれています。

    『世界の金融はリハビリ中』等とは的を得た言い方ではないかと思います。

    第二のルーズベルトを期待して、米国民はオバマ氏を大統領に選んだ。
    そしてオバマ氏は『恐怖ではなく希望を、紛争と不一致ではなく目標の共有を選んだ』と。
    私たちもその演説は聴いたはず。

    期待を持って、前に進みたいと思わせてくれた本。
    マジで判りやすいです。

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    2009年10月07日
  • 池上彰の「世界が変わる!」金融危機と国際ニュースの「なぜ」を読み解く決定版

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    どっかの雑誌に池上彰さんが連載していたのを少し加筆してまとめたらしい。
    ここ2年くらいで起きた出来事が2ページから4ページくらいでまとまっていて
    なんの予備知識がなくてもそれなりに詳しくなれると思います。
    世界経済、中東の事が多いかな?

    池上彰さんの本は初めて読んだのだけど、すごく面白いですね。
    本当に、ニュースの神様です。
    中東の情勢について今までニュースで流れているリアルタイムな話しか
    知らなかったので、歴史や今起きている現状が分かってすごく興味がわきました。
    これを読んだおかげでもっと新聞を面白く読めるようになりました。
    読んでよかったです。
    おすすめ。

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    2009年10月04日