坂井希久子のレビュー一覧
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今年に入って辛いニュースばかりの中、久しぶりに楽しい世界を味わえました。
可南子、芳美、香織。突如始まった、60歳を迎えた3人の同居生活(香織は今は通いだけど、いずれ同居しそうですね)
大親友だったとは言え他人同士が住むのだから一波乱も二波乱もあるんじゃないかと心配でしたが、マンガが大好きという共通の趣味で3人がどんどん活き活きしていくのが羨ましかったです。
同じ価値観の友達って大事ですね。それが芳美のいう「魂の結びつき」でもあるのかな(この「結びつき」説すっごく納得!)
そしてマンガ生活を楽しむだけじゃなくて、不登校の詠人くんを何も聞かず迎え入れたり、にっくき桜井にも発破かけたり笑
「還 -
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読みたかった小説。
やっと読むことができました。ぜひ世のお父さん方に読んでもらいたい本ですね。
そして死はまだまだ先と思っている30代40代の方も自分ならどう生きたいのか?を考えるきっかけとなって欲しいです。
私も病気や母の死を経験して、自分ならこの先どう生きたいかを考えるきっかけとなりエンディングノートを書き始めました。
この内容、本当に泣けてきます。
私の母とダブってしまいました。
母も癌で3年前に亡くなりました。68歳でした。
私の父は廉太郎さんのように一人暮らしです。
内容は暗いものかと思いますが、でも前向きな考えになれる小説かと思います。 -
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ネタバレ帯の通り報われないおじさん達の連作短編集。
自分とほぼ同じ世代、5人の男達が今のご時世、世知辛く切ない思いが吐露される。
喜多川さん。この話は途中から読むのが辛く、気持ちが入ってしまった。自分たちの世代だけが大変なわけではないのは分かっているけどつい共感してしまう。
獅子堂さん。最後奥さんに寄り添おうとする姿勢に、何とも言えず救いが見られた。
佐度島さん。親の愛情を咄嗟に表せずに娘に見切りをつけられても、意地を貫こうと頑張り自分を変えていく。勇気を貰えた。次の話でも変わっていく様子に安心する。
石清水さん。ホントに情けないし、女の子にも励まして貰って喜んでいるんだけど、自分にも置き換えるところ -
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ネタバレ「居酒屋ぜんや」の新シリーズ第3弾。
すっかり代替わりが終わって、熊吉とお花がダブル主人公として立ってきた。
熊吉は俵屋の若旦那と共に上方に商談に行って、新しいものをたくさん目にしてきた。
その上で、若旦那を支えて頑張りたいと思う。
頼りない、と皆に心配される若旦那の美点を、誰よりも知っているのが熊吉なのだろう。
お花は娘らしさを増してきたが、いまだに母親に捨てられた心の傷と、本当の親でないお妙・只次郎への遠慮が消えない。
お妙と只次郎が大好きで、ずっと今の幸せが続いてほしい。
知り合いの赤ちゃんが可愛くても、自分が我が子を持ったら愛せる自信がない。
友人の縁談が聞こえても、それが幸せなこ
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