坂井希久子のレビュー一覧

  • ヒーローインタビュー
    めちゃくちゃ好きな一冊にまた出会えた!
    誰もが認めるヒーローはもちろん素晴らしいけれど、もっと身近なそれぞれのヒーローって素敵だなって思うんだ。
    子供時代、かけがえのない身近なヒーローがもっとたくさんいたっけなぁ。

    それにしてもたまらんわ、福元(福本)さん (^^;
  • ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや
    居酒屋ぜんやシリーズ待望の最新作!
    今回も間違いない!
    時鳥も托卵するのね。カッコウだけかと思ってた!
    最終章の時鳥のラストは不穏。続きが気になる〜。
    次回作も楽しみ。
  • 妻の終活
    ここまでは、古い考えの夫ではないと思いますが。
    やはり、奥さんに対しては、どことということではなく
    後ろめたく、謝罪の気持ちがあります。
    奥さんの死ということではく、そろそろ自分の夫婦も
    そんなに遠い話ではなくなってきた時期に
    この本を読んで、引き込まれました。
  • ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや
    居酒屋ぜんやシリーズ
    面白かった!
    お料理が相変わらず美味しそう。季節に沿って旬のものが出てきたり、工夫を凝らしたものが出てきたりと、登場人物共々涎が出そう。
    熊吉とお花の若い2人の精進が微笑ましい。
    新しい薬の商売に邁進する熊吉。産みの母に出会ってしまったお花。
    なにやら事件に巻き込まれていきそう...続きを読む
  • ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや
    熊吉ちゃんのことがひと段落したら、お花ちゃんか(~_~;)

    子供は親を選べないし、一度捨てた子を利用するなんて(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

    続き、続きを早く下さい‼️
  • 妻の終活
    がんで余命宣告された妻に、現実感を持てないピンとこない夫。娘二人に罵倒されながらでも、徐々に近付いていくその日を迎える。
    夫の感情の変化に自分を写し、やはり切ない思いに。自分の現実から逃げない様に、心させられる意味で大切な一冊となった。
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば
    才能を京の呉服屋三男坊に見出されながらも、色味の提案が仕事になる事に自信が持てない江戸っ子娘
    二人の気質の違いのぶつかり合いが楽しく、色の名前や作り方、布と紙の違い等の蘊蓄も興味深いシリーズ二巻

    長屋暮らしの娘が良質の着物を着て化粧を施された自分を見ても、ありきたりな感想を述べさせず、個性を施し人...続きを読む
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば
    「江戸彩り見立て帖」シリーズ2作目。
    お江戸のカラーコーディネーターの仕事ぶりは?

    貧乏長屋に住むお彩は、摺師の父の仕事を見て育ち、錦絵が大好き。
    ひょんなことからお彩の才を見出した京男・右近の正体は、呉服の大店・塚田屋の三男坊だった。
    店の主人・刈安はその異母兄で遊び人、口が悪く、引き合わされた...続きを読む
  • 注文の多い料理小説集
    7人の作家が「料理」をテーマに描いた短編小説集です。今迄に他の作品を読んだことのある作家もいれば、この小説集が初めての作家もいます。読んでみたい作家の作品を、この様な作品集を読んでからと、思う人もいるかもしれません。この短編集では柚木麻子さんの「エルゴと不倫鮨」が最初に登場します。柚木麻子さんの作品...続きを読む
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば
    読み始めるとすっと世界に入り込める。
    お江戸カラーコーディネーターお彩さんの活躍、2巻目。
    1巻目でカラーコーディネートの才能を見出され、2巻目は染め物や芝居などから色についての知識を深めようとする。
    お仕事に興味を持って、成長しようとするお彩さんがかっこいい。
    次も楽しみ。
  • 虹猫喫茶店
    猫を通して人と人が関わって、成長していく。
    一癖ある人が出てくるが、絶対悪な人は出てこない。
    読みやすく、とても好きなお話だった。
    話の中にきちんと保護猫や地域猫についての活動や実態が描かれていて勉強になりました。
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば
    シリーズ第二弾!
    やっぱり面白かった!
    流行りの色は作れるのか!?
    気になるラスト。早く続きが読みたい!
  • 萩の餅 花暦 居酒屋ぜんや
    居酒屋ぜんやの新シリーズ「花暦 居酒屋ぜんや」
    第二弾。

    薬種問屋の手代、熊吉、
    ぜんやの養女お花。
    二人が育っていって、青春のころ。
    成長に必ずあるつまづきや悩みを通して、人の交わりを物語る良い作品になっている。

    才能溢れる熊吉は同年代の小僧の中では別格の出世。
    いつしか親友と思っていた同僚に...続きを読む
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば
    シリーズ第2弾、お彩と右近の掛け合いとたくさんの和の色の名前が楽しい!
    スマホで伝統色を見せてくれるサイトもあるので、そこでこの色はこんな感じなのねーと参考にしながら読みました。
    いいところで終わったので3巻楽しみです!
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば
     日本の色彩はとても多くて、きれい。

     十二単の時代から襲から始まる色の合わせ。お彩の見立ては素敵だなぁ、こんな着物が来てみたいなぁと読み終わると思う。

     着物が着たい!
  • 萩の餅 花暦 居酒屋ぜんや
     今回は熊ちゃん苦難の巻でしたね。

     仕事を頑張る熊吉ちゃんを妬んだ仲間に嫌がらせをされて、胃痛の薬が手放せないというのが可哀そう。

     挙句、手籠めにあった女中のおたえと閉じ込められたり(◎_◎;)

     そんな熊吉を癒してくれるのはお妙さんとお花ちゃんが作る料理。お花ちゃんも大人になり、二人の成...続きを読む
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり
    2022年最初の大当たり。そもカラーコーディネーターが興味深い仕事なのに、時代劇と小さな謎解き要素まで混ぜ込んだらそれはもう面白いに決まっている。お話としてはまだ切りが悪いので、シリーズ化と続編の刊行を待ちわびる。
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや
    待望の居酒屋ぜんやシリーズの続編!
    飯テロは相変わらず!!
    若い二人が主人公。熊吉が立派になって、親目線でしみじみ。
    今後の二人の活躍に期待が高まる!
    次回も楽しみ!
  • 若旦那のひざまくら
    あー、楽しかった。

    東京でやり手のバイヤーとして働いていた芹。
    彼女が働いていた百貨店に西陣からやってきた若旦那の充。

    彼よりも11歳年上、しかも京都独特の繋がりになじめない芹は充の両親の猛反対を受けて結婚を見計らうことに。

    そんな縁から職人が減り、高価な買い物である着物がすたれていくかもとい...続きを読む
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや
    一気に読んでしまいました。

    お花ちゃんの気持ちがよくわかる。自信が持てないんですよね。

    お花ちゃんと熊吉くんがどう成長していくか、とても楽しみです(^-^)