坂井希久子のレビュー一覧

  • 妻の終活

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    盲腸癌で余命1年を宣告された妻。70歳の嘱託サラリーマンの夫(自分に重なる。娘2人も私と同じ)の終活だ。家のことは何も知らない夫に生活のノウハウを教える妻。長女に愛想尽かしされながらも少しずつ人生の真実を悟ることになるか。次第に弱ってゆく妻のリアルな描写を読むのがつらいので、やはりこちらが先に逝くように願わずにはいられない。
    先に逝くのは心残りだし、あとに残されるのも寂しいし。そんなことわからないくらいになるのも辛いし、体の自由が利かないとか痛いのも嫌だし、ピンピンコロリとはいくまいし、家族に迷惑かけないようにするなら病院や施設に頼らざるを得ない。いつ死んでもいいように日々大切に生きるし

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    2024年08月12日
  • 月草糖 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんやシリーズ最新作!
    お栄ちゃんの選択、俵屋の若旦那とお梅ちゃんとの関係やら色々と問題解決した今作。
    ずっと見守ってきたお花ちゃんと熊ちゃんが大人になっちゃって、嬉しいような淋しいような。
    今後も楽しみ!

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    2024年07月16日
  • ウィメンズマラソン

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    ずーーーっと前から気になっていた本。(年単位) やっと読みました。

    私は勝負っ気がないマイペース人間なので、あまりスポーツ系の本は読みたいとは思わなかったんだけど、坂井希久子さんの本は面白いなぁと思っていたし(←私の意見)、実際のマラソン大会を舞台にした、もしかしたらこんなドラマを抱えて走っていたランナーがいたかもしれないということもあり(←私にこの本を推してきた方の意見)。

    初めはなんか読んでて悔しい、歯がゆい、やりきれない気持ちがしんどかったけど、途中から一気に読んでしまった。読んでる間自分は座って読書してるのに、走ってる気分になって、ふと中断して立ち上がると、脚は痛くないか? 軽いか

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    2024年07月16日
  • 妻の終活

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    ネタバレ

    自分に置き換えて、深く考えさせられた。こんなにいさぎよく、死を受け入れ迎えられることができるのか?自分の夫ならどうだろう?人生100年。まだまだ残りの時間はあるように思うが、どこで何が起こるかわからないこの時代。今からでも遅くない。ゆるゆるでも良いから、最期に向けて準備をすることが今の自分に必要なことと、思える作品だった。出会えて良かった。

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    2024年06月27日
  • 女ともだち

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    327ページ
    720円
    6月17日〜6月19日

    女性作家8人による短編集。女ともだちの表と裏が、絶妙に描かれていて、どの話もおもしろかった。

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    2024年06月19日
  • 月草糖 花暦 居酒屋ぜんや

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    江戸と料理のキーワードに惹かれて読み始めたがストーリーもとても好きだ。新刊をいつも楽しみにしている。

    今回はお花とお栄の友情が微笑ましく熊吉の己の無力さに打ちのめされる姿にも心温まる。 居酒屋ぜんやを取り巻くすべてが好ましい。

    私には読後がいつも幸せな本だ。

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    2024年05月19日
  • 華ざかりの三重奏

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    還暦を迎えた女性が友人とシェアハウスする話。いくつになっても青春は送れる。心温まる話。先行き不安な人に。

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    2024年05月19日
  • 月草糖 花暦 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    今回もたのしませていただきました。

    あの熊ちゃんが深川へ行くとはねぇ。(遊女がいました)でも、結局、何もできなくて話を聞いてしまったことから同情してしまうという(-"-;A ...アセアセ

    いや、これはもう熊吉が悪いよね。梅毒は当時は治らない病でしたからね。薬問屋の手代が情をかけてはいけんのよ。

    そのことも含めてみんなの成長がうれしい一冊でした。

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    2024年05月16日
  • 華ざかりの三重奏

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    同僚と老後の話をすることがあります。
    年金ちゃんと貰えないよね、老後の生活が心配とかなどなど。話をしてると暗くなります。
    レビューでこの作品を知り、どんな老後なんだろうと思い読んでみました。

    最初はこの設定は無理があるのでは?中学時代の親友といっても、全然会ってもない二人がいきなり同居できるの?ヤギを飼っている親戚に話を聞いていたので、ヤギってこんなに人に懐くのかな?など、モヤモヤしながら読んでたけど、面白い、面白かったです。この三人がどうなるのか気になってどんどんページを捲ってた。

    還暦を迎えようとしてる時に同窓会があり、そこで久しぶりに会った、よっさんとタケコの二人。タケコが退職して、

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    2024年05月05日
  • さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    また江戸時代のお料理の小説家ぁ、流石に飽きてきたかなぁなんて思いなら読み始めたら、気づけば夜中の3時。面白かったぁ。
    山本一力さんのおたふく、高田 郁さんのみをつくしシリーズ、知野みさきさんの深川二幸堂シリーズ(これはお菓子だけど)ときて、また江戸時代のお料理の本を読んでいます。
    江戸時代の料理人といえば、大火でひどい目にあって、遊女にやきもきさせられて、気風の良い職人に助けられたり、長屋のご近所さんと助け合いながら、相手の体を思う料理がお客さんの心をつかむんでしょ、とか思いつつ、
    この小説も実際その通りなんだけど、
    ジャンプの主人公はいつでも仲間思いで冒険心があるし、
    サンデーの主人公は迷い

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    2024年05月01日
  • 華ざかりの三重奏

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    久しぶりに、すがすがしい「青春小説」を読んだ気持ちだ。
    定年過ぎてからの青春、いいじゃない。
    恋ではない絆、友愛、そして趣味。これが人生と心を豊かにするのだ。

    東京でアパレルの広報として働いている可南子(たけこ)は、中学の同窓会で、中学時代一番仲の良かった芳美(よっさん)と再会する。
    定年退職後、東京を離れてよっさんの家で同居することになる。
    ふたりの共通の趣味は昔の少女漫画だ。
    私も40で、家族揃って漫画好きだったので、年齢の割に古い漫画を知っている方だとは思う。
    萩尾望都先生大好き!動物のお医者さん大好き!ガラスの仮面大好き!
    私はあしべゆうほ先生の「悪魔の花嫁」も大好きなんだけど、よっ

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    2024年04月19日
  • 華ざかりの三重奏

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    ネタバレ

    一気に読んでしまった。
    還暦過ぎての女友達との共同生活!憧れる!
    3人で同人誌作ってしまうなんて楽しすぎる!

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    2024年03月03日
  • 妻の終活

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    死と向き合い、生を見つめ直す
    生きていることがあたりまえ、毎日の繰り返しもあたりまえ
    そんなあたりまえの幸せは、死と向き合うときでないと見つめ直せないのは悲しい

    廉太郎だって、男たる者、仕事優先が是とされ、それが正しいと突っ走って生きてきた
    ライフワークバランスと言われる今、生はより見つめ直されているのだろうか

    杏子さんが本当に強い女性でステキだった
    妻の終活のおかげで、夫の終活、残りの人生が変わる

    七章で泣かされ、終章で杏子さんの強さに圧巻。
    カレンダーの○×エピソード。
    廉太郎は死ぬまで杏子さんの存在に支えられるだろう

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    2024年03月01日
  • 華ざかりの三重奏

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    あ~、もう最高!
    もっと読んでいたかったなぁ。
    読みはじめてすぐ「あ、これは好きな作品」という確信に近い予感。そういう直感はほぼ外れることがない。

    独身でバリキャリの可南子。定年退職後の人生に思い悩んでいたのに、かつての少女マンガ好きの友人と同居生活を始めることになる。
    縁側と庭のある一軒家でのシェアハウス。
    壁一面少女マンガの部屋。
    同じ趣味、マニアックネタで笑い合える友。
    24時間自由な自分の時間。

    えっ、何この幸せな暮らし!
    懐かしの昭和の少女漫画が作中に出てきて嬉しくなった。
    「動物のお医者さん」大好きだった!ヤギと言えば「アルプスの少女ハイジ」だし、世代はずれてるけど「ガラスの仮

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    2024年02月09日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    大好きな居酒屋ぜんやシリーズ。
    お花ちゃんと熊吉が主役のお話も第五弾なのね。
    なんか熊吉が大人になっちゃって、頼もしいけど淋しくもある。
    炭火で焼いたカマスの塩焼き!青柚子をジュッと絞って食べるそう。想像するだけで堪らん!「カマスの一升飯」っ言葉を初めてきいた。
    お花ちゃんと近江屋の元番頭とのやり取りで、お花ちゃんの成長も感じられて嬉しかったなぁ。
    次作が待ち遠しい!

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    2024年02月07日
  • 華ざかりの三重奏

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    今年に入って辛いニュースばかりの中、久しぶりに楽しい世界を味わえました。
    可南子、芳美、香織。突如始まった、60歳を迎えた3人の同居生活(香織は今は通いだけど、いずれ同居しそうですね)
    大親友だったとは言え他人同士が住むのだから一波乱も二波乱もあるんじゃないかと心配でしたが、マンガが大好きという共通の趣味で3人がどんどん活き活きしていくのが羨ましかったです。

    同じ価値観の友達って大事ですね。それが芳美のいう「魂の結びつき」でもあるのかな(この「結びつき」説すっごく納得!)
    そしてマンガ生活を楽しむだけじゃなくて、不登校の詠人くんを何も聞かず迎え入れたり、にっくき桜井にも発破かけたり笑

    「還

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    2024年02月04日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    前巻の流れでお花の成長が促され、熊吉の出世、お栄の復活と併せて、シリーズ次世代への展開がいよいよ開けてきた。まさか孫の世代まで続くという大河小説に化けるのか⁉︎

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    2023年12月24日
  • 妻の終活

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    人生の永遠・終焉
    人はいつかは亡くなる。それが早いか遅いか、老衰なのか、病気なのか、この小説は身近な家族の終焉小説。特に延命治療か否か、病院か自宅か、施設介護か家族介護かなど切実な内容まで心に刺さる内容だ。人の命をどう守り、助けるのか、また、どのような治療を受け、決断するかなど、ほど遠くない人生終焉を、自分自身への決断を迫られた感じだ。思ったのはパートナーとの別れ際にいう言葉は「ありがとう」が最高だと。

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    2023年12月08日
  • 妻の終活

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    読みたかった小説。
    やっと読むことができました。ぜひ世のお父さん方に読んでもらいたい本ですね。
    そして死はまだまだ先と思っている30代40代の方も自分ならどう生きたいのか?を考えるきっかけとなって欲しいです。
    私も病気や母の死を経験して、自分ならこの先どう生きたいかを考えるきっかけとなりエンディングノートを書き始めました。
    この内容、本当に泣けてきます。
    私の母とダブってしまいました。
    母も癌で3年前に亡くなりました。68歳でした。
    私の父は廉太郎さんのように一人暮らしです。

    内容は暗いものかと思いますが、でも前向きな考えになれる小説かと思います。

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    2023年10月20日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    「江戸彩り見立て帖」シリーズ第三弾。
    今作も安定の面白さ。
    文次郎さん好きだなぁ。周りの評価を気にせず、自分が選んだ色を好きだと言える人。着飾ることに関心がなくてもサッパリして清々しい!お伊勢ちゃんとの関係が良いモノになることをこれからも密かに応援します!
    早く次作が読みたい!

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    2023年09月28日