坂井希久子のレビュー一覧

  • ヒーローインタビュー

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    てっきり真田広之と鈴木保奈美共演の同名映画の原作だと思い込んでいました。1994年の映画でしたから、かれこれ20年以上前のこと。そちらはヤクルトスワローズの選手という設定でしたが、こちらはまったく別物の阪神タイガースの選手という設定。阪神ファンならまちがいなく笑います泣きます。

    主人公は2001年から2010年まで阪神タイガースに野手として在籍していたという仁藤全(アキラ)。一軍で活躍することはほとんどなく、「二軍の帝王」と呼ばれたまま退団。ヒーローインタビューを受けたことなどないけれど、一部の人の心に強烈な印象を残した選手。彼とつきあいのあった人物が彼について語るという形式が取られています

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    2017年05月15日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    亡き夫・善助と営んでいた居酒屋「ぜんや」を一人で切り盛りする美人女将・お妙。
    その妙にひそかに思いを寄せる、武家の次男坊・林只次郎。
    林家の飯のタネ、鶯のルリオ。

    そしてもちろん、美味しいごはん。
    居酒屋なのは分かっているが、どうも、「つまみ」というより、「おいしいごはん」と言いたくなるような、家庭的な雰囲気なのである。
    妙は後家さんだが、湿ったところや隠微なイメージはどこにもない。
    清潔で、ふんわり温かい…洗いたての白い手のひらのようなのである。

    しかし、そこに不審な事件の影もちらつく。
    読み終わってすぐに続きが読みたくなった。
    すいません、次、いつ出ますか?

    『花の宴』
    花見に集まる

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    2018年05月07日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    坂井希久子さん、居酒屋ぜんやシリーズ№2「ふんわり穴子天」2017.1発行。№2を先に読みましたが、面白いです。神田花房町、美人の若後家女将・お妙が営む「ぜんや」を舞台にした物語。花の宴、鮎売り、立葵、翡翠蛸、送り火の5話。期待が大きく膨らむシリーズです!

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    2017年03月12日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    前巻を読んでからだいぶ時間が経っているせいで、ちょっとどんなだったか忘れているところもあるけれど、妙がつくる料理への愛が、変わらずとてもやさしくて、ほっこりします。わたしも食べにいきたい!

    とりあえず、きゅうりとタコの酢の物を食べたくなりました。

    妙に狼藉を働いた後に行方知れずになっていた藍染屋がひょんなところで発見される。それも妙に恋慕する只次郎に。よりによって、お武家らしさ皆無で男らしさもなんだか足りない優男の只次郎に!
    とひどい言いようですが、それは只次郎が憎めないからです。可愛さ余ってなんとかて言うやないですか。
    幸いなことに只次郎は浅はかな男ではないので、なんとかなるんじゃないか

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    2017年02月27日
  • ウィメンズマラソン

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    ロンドン五輪女子マラソン代表選手に選ばれながら、妊娠発覚で出場辞退。当然、日本中から総バッシングで四面楚歌状態。岸峰子、三十歳、シングルマザー。リオ五輪に向けて彼女の再挑戦が始まる。
    ヒロイン・峰子が最初はどうにも取っ付きにくい。それが読み進めにつれて、拳を握りしめるほど応援したくなる。マラソンほど「がんばれー!」という声援がぴったりはまるスポーツはない。頑張るとは我を張ること。限界は自分で決めるもの。彼女の真っ直ぐな生き方は応援せざるえない。

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    2017年02月19日
  • ウィメンズマラソン

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    これまで数冊読んできました。「虹猫喫茶店」「ハーレーじじいの背中」、良かったです。でも、今回読んだ「ウィメンズマラソン」、感動しました。1977年生まれの坂井希久子さん、すっかりファンになりました(^-^) 2016.2発行の作品です!走るひと、ライバル、監督、コーチ、家族、記者、世間・・・、栄光と挫折・・・、さまざまな要素が交錯した味わい深い感動作です!

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    2017年01月10日
  • ウィメンズマラソン

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    「限界?そんなもの誰が決めたの?」
    そうだよねぇ。こんなことガタガタ言ってるスタミナがあるなら、一歩でも前に進まなきゃ。

    明日からもがんばるか、と思えるのでぜひ日曜の午後に読んでください。

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    2016年02月21日
  • ヒーローインタビュー

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    高校時代通算42本塁打を放ち、阪神にドラフト8位指名で入団した仁藤全。人のよさが幸いして、一軍半のプロ人生を送る男に起こった史上最大の奇跡を目撃した女性理容師、スカウト、後輩のドラ1投手、中日のベテラン投手、高校時代の同僚たちが語る仁藤全という男の存在は、まさにヒーローだった。
    偉大な記録を残した者や、勝負を決める活躍をしたものだけがヒーローではない。その存在を語ることに、幸福感を覚えることが「ヒーロー」の本質ではないだろうか。本書のタイトルの意味は、『私の中のヒーローのことを語るインタビュー』である。

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    2015年12月20日
  • 恋するあずさ号

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    ネタバレ

    こういう文体の小説を読むのが久しく、新鮮だった

    解説にあるように、確かに「それどうよ?」と思う身勝手な言動や行動が主人公に見受けられるけど、人間パニックになったり冷静な判断ができない時ってそうなるものよね、と主人公に感情移入できたのは、心理描写がリアルだったから。
    幸せな展開に胸がスキっとなった。
    旅に消極的なわたしが、ひとり旅したい(あわよくば幸せな展開に…)と思った作品。

    たまにはこういう、全てまるっとうまく行くものが読みたくなるんです。

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    2015年04月21日
  • こじれたふたり

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    読後にまず思い浮かんだのは、「おもしろうて やがてかなしき フェチ男かな」という言葉。
    女のハイヒールに踏みつぶされることに性的快楽を覚える大学教授と、彼に亡き父の面影を重ねる女子大生。花粉症対策のため、おなかにサナダムシを飼おうとする彼氏と、それを阻止しようとする彼女の攻防。ある日突然ヌーディズムにめざめてしまった同僚と、彼に振り回される男性。
    一風変わった「フェチズム」に振り回される人々の悲喜こもごもが、オフビートな笑いとともに描かれる短編集。ありそうでなかった着眼点に、目から鱗。テンポのいい会話も面白い。
    ラストに収録されたデビュー作「虫のいどころ」は、特に笑いの要素が顕著。「花粉症のせ

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    2013年06月04日
  • こじれたふたり

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    ふだん恋愛小説は読まないのですが、帯の「恋vsフェチ!」という文句に惹かれて購入。甘酸っぱさはなくって、しっとりとした空気がただようなかにあるクスっとくる面白さや、せつなさに心うばわれました。
    「かげろう稲妻水の月」がお気に入りです。

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    2013年05月29日
  • 雨の日は、一回休み

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    読みやすい文章。おじさんの日常。読後感がスッキリしている。大きな盛り上がりとか感動とかがあるわけでないがずっと読める感じ。

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    2026年04月04日
  • 妻の終活

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    昭和から令和へ、時代が移り変わるとともに、
    価値観も大きく変わってきたことを改めて
    気付かされました。
    そんな中でも、変わらないものはある。
    それが何かは、この本を読む人それぞれで
    違うような気がします。
    自分には、「尊厳」という言葉が重く響きました。
    大事なものを軽く扱っていないか、猛省を促す
    一冊でした。

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    2026年04月01日
  • あったかけんちん汁 居酒屋ぜんや

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    ついに犯人が、、
    江戸幕府の感じがよく出た解決で、ハッピーエンドではなくても、そんなところだよねぇ〜って感じでした。
    物語も続くのがわかって、ホッとしました。

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    2026年03月31日
  • つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや

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    いつ読んでも面白い。
    そしてシリーズらしく次の展開が待ち遠しい。
    サスペンスの要素ありで飽きない。
    なんと言っても、お勝さんが最高。

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    2026年03月31日
  • さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや

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    次につながる内容で、楽しみ。ありきたりのストーリーなのかもしれないが料理が美味しそうで、目の前に浮かんでくる。

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    2026年03月31日
  • ころころ手鞠ずし 居酒屋ぜんや

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    ちょっとほわほわムードだけは無くなってきたけどそれはそれで面白いかも。これからがさらに楽しみになりました。

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    2026年03月31日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    坂井希久子さんの時代物を初めて読んだけど。なかなか面白かった。これからどう進んでいくのか。楽しみです。
    それと料理の描写がとてもいい。思わずヨダレが出てしまいそうでした。

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    2026年03月31日
  • さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや シリーズ1-4

    林家只次郎の姪、お栄の巻。
    桃の節句の当日、晴れ着を着るのが嬉しくてたまらないという子供らしいお栄。幼いながらもよく周りを見、観察し、どう対処すれば良いか、きちんとわきまえ、行動できる聡い子。しかし、意地や長年のわだかまりが大人を素直にさせまいとする。真っ直ぐな、キラキラとして見えるお栄が、私にも眩しく羨ましく思える。自分自身も意思を軽々変えない事が芯を貫いているのだと勘違いしたり自分に言い訳していたりする節があるんだろうなと自省した。もっと素直になろう。
    そして、最後の1ページ。なんて思わせぶりに終わり方。用心棒の重蔵、何者なのか。気になるー。


    ヅケ鰤のち

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    2026年03月26日
  • 夫婦のトリセツ、どこにある?

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    夫婦のあり方を問うきっかけをくれる本。

    結末がベタな感じがあるのと、
    もう1歩深い洞察をもとめてしまっており、星3か4かな
    逆に言えばさくっと気軽に読める本。

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    2026年03月23日