坂井希久子のレビュー一覧

  • ウィメンズマラソン

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    「限界?そんなもの誰が決めたの?」
    そうだよねぇ。こんなことガタガタ言ってるスタミナがあるなら、一歩でも前に進まなきゃ。

    明日からもがんばるか、と思えるのでぜひ日曜の午後に読んでください。

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    2016年02月21日
  • ヒーローインタビュー

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    高校時代通算42本塁打を放ち、阪神にドラフト8位指名で入団した仁藤全。人のよさが幸いして、一軍半のプロ人生を送る男に起こった史上最大の奇跡を目撃した女性理容師、スカウト、後輩のドラ1投手、中日のベテラン投手、高校時代の同僚たちが語る仁藤全という男の存在は、まさにヒーローだった。
    偉大な記録を残した者や、勝負を決める活躍をしたものだけがヒーローではない。その存在を語ることに、幸福感を覚えることが「ヒーロー」の本質ではないだろうか。本書のタイトルの意味は、『私の中のヒーローのことを語るインタビュー』である。

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    2015年12月20日
  • 恋するあずさ号

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    ネタバレ

    こういう文体の小説を読むのが久しく、新鮮だった

    解説にあるように、確かに「それどうよ?」と思う身勝手な言動や行動が主人公に見受けられるけど、人間パニックになったり冷静な判断ができない時ってそうなるものよね、と主人公に感情移入できたのは、心理描写がリアルだったから。
    幸せな展開に胸がスキっとなった。
    旅に消極的なわたしが、ひとり旅したい(あわよくば幸せな展開に…)と思った作品。

    たまにはこういう、全てまるっとうまく行くものが読みたくなるんです。

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    2015年04月21日
  • こじれたふたり

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    読後にまず思い浮かんだのは、「おもしろうて やがてかなしき フェチ男かな」という言葉。
    女のハイヒールに踏みつぶされることに性的快楽を覚える大学教授と、彼に亡き父の面影を重ねる女子大生。花粉症対策のため、おなかにサナダムシを飼おうとする彼氏と、それを阻止しようとする彼女の攻防。ある日突然ヌーディズムにめざめてしまった同僚と、彼に振り回される男性。
    一風変わった「フェチズム」に振り回される人々の悲喜こもごもが、オフビートな笑いとともに描かれる短編集。ありそうでなかった着眼点に、目から鱗。テンポのいい会話も面白い。
    ラストに収録されたデビュー作「虫のいどころ」は、特に笑いの要素が顕著。「花粉症のせ

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    2013年06月04日
  • こじれたふたり

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    ふだん恋愛小説は読まないのですが、帯の「恋vsフェチ!」という文句に惹かれて購入。甘酸っぱさはなくって、しっとりとした空気がただようなかにあるクスっとくる面白さや、せつなさに心うばわれました。
    「かげろう稲妻水の月」がお気に入りです。

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    2013年05月29日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    たまたま見かけて、2巻から読んでしまったので、最初は人間関係とか良くわからなかったんだけど。
    美味しそうな料理と周辺の町の皆様との日常が描かれていてほっこり観られました。
    時代劇で観たい…

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    2026年02月01日
  • 江戸彩り見立て帖 星合いの空

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    いよいよ第4巻。京都から一番厄介な長男がやって来た。ピリピリする塚田屋。だが、江戸っ子のお彩が加わり化学反応が起こる。新しい段階に入りそうな予感。

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    2026年02月01日
  • ころころ手鞠ずし 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや シリーズ1-3

    ほんわかした日常の1巻2巻と少し毛色が変わる。しばらく姿を見せなかった又三の心中事件から始まり、以前お妙宅に押し入った藍色に染まった手の男を探し出す為、名ばかりだが一応侍である只次郎が賭場に名を伏せて潜り込む。只次郎の行動はお妙を無駄に怖がらせまいと内密だが、鋭いお妙は隠し事をしていると勘繰り2人は妙な空気に。。また、裏店長屋に越してきた人相見の老婆お銀。霊がみえるらしい老婆をおえんは詐欺だと言うけれど案外本物じゃないのかと思わせる。そうするとお妙の亡き良人善助の死の真相は、、と気になるところ。お妙の周囲を見張っている人物の謎に繋がるのか。
    最後の2人きりの寄せ

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    2026年02月01日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    シリーズ3巻目ともなると、事件も勃発し面白い展開に。

    深川芸者の粋好みから、流行り色のプロモーションを右近と画策し、商売の面白さ深さを知ることに。

    人間模様も、ますます深くなり、話は充実する。

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    2026年01月31日
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば

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    はじめは、右近に押し切られた仕事が、面白くやりがいを感じ始めたお彩。
    嫌味を言われ自分も右近の存在さえ危うくする約束を。果たして邁進する流行り色は可能か?

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    2026年01月31日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや シリーズ1-2

    「うっ、まぁい!」と食いまくる貧乏旗本の次男坊只次郎。
    決して豪勢ではないけれど相手の心に響く美しく丁寧な料理を提供する居酒屋ぜんやお妙。
    口はめっぽう悪いけれど真っ当な優しさを兼ね持つ頼れるお勝ねえさん。
    奉行所勤めで後妻と妾を抱えているが一途なところもある義姉の父柳井。
    「お、じ、う、えーっ」と天真爛漫な只次郎の6歳の姪っ子利発なお栄。
    キャラのある面々が増えていって読んでいて楽しいし嬉しい。そして美味しい(^ ^)
    (最後の解説、ルリオの本音は目を通すべき!)

    あさりの入った若竹煮、玉子焼き、うどの白和え、三つ葉と油揚げの酢味噌和え、椎茸のすり身詰め、木

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    2026年01月30日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや シリーズ1-1
    シリーズ2の『すみれ飴』から読んでしまった為、同時進行で読み進める。(これはこれで、最近知り合った人たちの裏エピソードを覗き見しているみたいで面白いかも。)
    貧乏武家の次男坊の只次郎が、居酒屋ぜんやの後家お妙の旨い飯を食いまくる。なんといってもお妙の料理に只次郎が幸せのため息を出しているシーンが最高、堪らない。旨い飯を食うってホントに素晴らしい。読んでいてこちらの頬が緩んでいるのに気が付く。笑。
    裏店長屋のおえんさんやお勝ねえさん、菱屋のご隠居、升川屋に嫁いだばかりのお志乃ちゃん、熊吉、鶯のルリオ。こんな出会いがあり時を重ねてきたのね、と人物(鳥)像が厚くなる。ラ

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    2026年01月30日
  • 撫子こがし 花暦 居酒屋ぜんや

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    花暦居酒屋ぜんやの第九弾。
    享和二年(1802)の五月から九月の頃。
    産後の床をなかなか上げられないお妙に代わって、お花がぜんやの料理を一手に引き受けている。
    もう立派な若女将のよう。
    それに引き換え、と言っては何だが、熊吉は何度同じことを繰り返せば気が済むのかと・・・
    食事も取らずにただがむしゃらに進むだけ、そして体を壊す、というのは長吉を探し回っていた頃と少しも変わらない。

    今回は、やたら鼻の効く謎のお侍がぜんやを訪れる。
    この人物はもう少し引っ張っぱっても良かったような気がした。
    何度も『ぜんや』を訪れてお花と料理談義を重ね、そのうちに信頼を置くようになって、みたいな。
    まあ、仲良くな

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    2026年01月29日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理が出てくる本が読みたくて借りた1冊。伊吹有喜さんの『夏も近づく』で泣いてしまった。拓実も葉月も穏やかに幸せであれ。最後の柴田よしきさんの『どっしりふわふわ』はすごーく色んなパンが食べたくなった。

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    2026年01月28日
  • ほろよい読書

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    お酒がテーマの短編集。好きな作家さんが含まれていたから読み始めたけど、初めて読む作家さんもいて面白かった。特に最後の柚木さんの作品は、実際にカクテルを作って飲んでみたくなる。

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    2026年01月14日
  • 髪結いお照 晴雨日記 娘心中

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    ネタバレ

    仲良しの娘三人が揃って入水した。
    一見、心中のようにみえた事件だったが、それぞれの先に幸せが見えていたために調べる事に。

    思うことはいろいろあれど、箱入り娘って、こんなふうになるのかなぁ。

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    2026年01月05日
  • 妻の終活

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    続けて坂井希久子さんの作品です。
    作品名で購入して、同じ作者だったのかと手に取るときに気が付きました。

    終活…。
    私にはもう少し先の話のように思えますが、ぼちぼち色々と考えた方が良いのかな、と感じています。遺される家族のためと、自分が亡くなった後にして欲しいことが出来たら記しておこうと思います。

    この作品は、余命1年と宣告された女性、一ノ瀬杏子を妻に持つ一ノ瀬廉太郎が主人公の話。
    余命宣告をされた杏子が、家の事を全くしてこなかった夫を、一人になっても生活が続けられるように様々な事を教えていく終活。
    70歳手前の廉太郎は妻の病状や余命宣告を受け入れられなかったが、妻の変化に受け入れるしかなく

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    2026年01月05日
  • たそがれ大食堂

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    坂井希久子さん、2作目です。
    今作は、百貨店の最上階にある大食堂が舞台の話です。どちらかと言えばお仕事小説だと思いましたが、食べ物の描写も素晴らしかったです。出てくるものがとても美味しそうで、どれも一度は食べてみたいと思いました。
    出てくる食べ物は、
    オムライス
    プリンとクリームソーダ
    エビフライ
    ナポリタン
    ちゃんぽん
    お子様ランチ
    どれも百貨店の食堂にはよくあるメニューです。それらを新しくやって来た料理長の前場智子や食堂のマネージャーの瀬戸美由起らが改良をして業務成績を上向きにしていきます。その奮闘振りは読んでいて、とても面白かった。
    また、食堂のスタッフたちがいきいきと働いて活躍している

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    2026年01月03日
  • 髪結いお照 晴雨日記 同業の女

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    この頃は女髪結いが 禁止されてた時代
    お照は 女髪結いがばれてしょっ引かれる。
    しょっ引かれた大番屋で 10歳くらいのものが言えない男の子を見かける。
    その子をかばったばっかりに お解き放ちになったあと お照の長屋に その男の子が棲みついてしまう。
    お照は17歳
    髪結いの腕はいいけど 家事は苦手
    棲みついた男の子雨は あっという間に家の中を片付け 洗濯をし 料理もうまい
    大番屋では きったない子だったのに 綺麗にしてやると とても見目麗しい子
    本当は喋れて 慣れてくると大人のように話す。
    なんか 板垣李光人を若くしたような!
    それとも京本大我を若くしたような!
    あら素敵!

    このあと 女髪結い

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    2025年12月22日
  • ほろよい読書

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    ほろよい読書おかわりの方を先に読見ましたが、こちらの方お酒にしっかり関わっていて好きなお話も多かったです。

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    2025年12月17日