坂井希久子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分は猫が好きなのか、猫を可愛がる自分が好きなのか。
猫の可愛いところが好きなのか、猫のどうしようもないところも含めて好きなのか。
そんなことを考えながら読んだ。
私は比較的、猫>人間の考え方を持っているので、喫茶店の店主サヨリさんの考え方に共感していた。
だからこそ、上記の考え方だけでは今の人間社会と猫は共存できないのだという現実も改めて突きつけられた。
猫は可愛い。そんな猫たちが今の人間社会で真に幸せな時間を過ごすにはどうしたらいいのか?
こんなにもスルスル読めるのに、猫を取り巻く社会問題についてもじんわりと考えさせられて面白かった。
続編があるなら是非とも読みたい。 -
購入済み
どのお話も短くてサクッと読める。
いろいろな理由があって、今は1人で生活しているシニアの人たちの生活を描いた物語。
今までの長い人生でいろんなあれやこれやを乗り越えてきた人が、老後をたとえ1人でも、楽しみや好きなことを新たに見つけて、エネルギーに満ちた余生を送っているというのは若者にとっても希望になるんじゃないかな~! -
Posted by ブクログ
タイトルから、美味しそうな食べ物の描写に期待して購入したのだけど。
どの作品も「なかなか変わった関係」が展開されていて、登場人物たちがどうなっていくのかハラハラしながら、美味しそうな食べ物が出てきてほんわかする、みたいな不思議な気持ちになる一冊だった。
「エルゴと不倫鮨」
どういう組み合わせ?と思わせる題名。
大人の空間に乗り込んでくるワンオペ育児明けママが、とにかく凄まじい。
高級鮨屋のおススメをモノともせず、自身の経験から鮨に注文をつけて「創作」していく。
お店の人にとっては迷惑この上ないお客様の暴走っぷりが印象的だった。
「夏も近づく」
最初にこの話を読んだ時、続きがあるかな -
Posted by ブクログ
【美味しい小説】爽快なストーリーと共に空腹と戦う
小説自体久しぶりに読むので続くか不安でしたが作者の表現が上手く、頭に情景を浮かべやすくスルッと物語へ引き込まれました。
時間ではなく
「西側一面に取られた窓が、茜色に焼けた空をパノラマに映す。じわりじわりと夜の藍に侵食されつつ、残光は雲に未練をにじませる。この大食堂も黄昏色ーーー」
という感じの表現。食堂がレトロで懐かしくエモい様な雰囲気への導入がよかったですね。
食器・インテリア部門から移動させられてしまった主人公美由紀、突如高級レストランから赴任してきた気の強い智子、気の利いた役回りになる頼れる受付のカンナ。この3人の掛け合いや食堂スタ -
Posted by ブクログ
百貨店最上階の古びた大食堂のお話。
あー!めちゃくちゃ良かった!
美味しそうなレトロ表紙デザインに一目惚れで読んでみた☆しかもページめくったら型押し?されたタイトルページも可愛い!
表紙デザインにテンション上がりながら読んでいくと、波乱のストーリー展開に惹き付けられて一気読みしてしまった☆
それに、話の中に出てくる オムライス エビフライ ハンバーグ ナポリタン メロンソーダ プリン…♡
どれもこれも美味しそうでレトロ喫茶店に行きたくなった!
喫茶店好きが再燃♪
人間関係もリアルで良かった!
こんな人いるいる!って人や揉め事もあるよねって現実的で面白かったし、人ってちょっと話した印象だ
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