坂井希久子のレビュー一覧
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全話面白かった!
周りにこういう女の子居たなぁって
どれも身に馴染みのあるお話で、サクサク読めた!
特に刺さったのは
「こっちを向いて」というお話。
仕事の取引先のお姉さんが転職するからもう会えなくなる。寂しい。できればこれからは友達として付き合っていきたいと思ってる主人公。
でも相手がそれを望んでなかったら?とか、ごちゃごちゃ余計なことを考えて結局何も言い出せなかった。って内容なんやけど、
めちゃくちゃわかる、、、!私も過去に全く同じ経験したし、他にも経験された方は意外と多いのかなと思う!
大人になってからの友達作りって考えてみれば難しいかも(´-`).。oO
最後の「獣の夜」は、臨場 -
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このお店(書籍)、絶対おいしいに決まってますっ!
だってワタシ一度胃袋つかまれてるから♡
✨柚木麻子
『あまからカルテット』
『ランチのアッコちゃん』
『BUTTER』
✨伊吹有喜
『BAR追分』
✨井上荒野
『チーズと塩と豆と』
✨坂井希久子
『たそがれ大食堂』
✨中村航
『僕の好きな人が、よく眠れますように』
✨深緑野分
『この本を盗む者は』
✨柴田よしき
『風のベーコンサンド 高原カフェ日誌』
本棚への登録の有無にかかわらず、どの作者さまもお料理の描写がお上手なことをワタシは知ってるのです…。
(*´艸`*)♡
ほんとうにおいしゅうございました
どの作者さまもおなじ料 -
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先に4作目を読んでしまいました。
これは3作目の作品です。
浅葱色は 薄い水色なんですが 江戸っ子には野暮な色なんですね。
お彩が仲良くしている油屋のお伊勢に
粋ななりの色男の弥助と 浅葱色をきた真面目な年下の男文次郎ふたりが現れる。
お彩は 浅葱色を着た文次郎を応援してしまう。
文二郎は 浅葱色を 綺麗な色だという。
弥助は娘たちから キャアキャア騒がれるイケメン
その話しを聞いた右近は
お彩を連れて 弥助の働いている店までいく
もう 弥助は首になったこと
その原因は サイコロ博打ということも
博打の借金を 自分の取り巻きの女の子を岡場所に売って払っていた。
右近は その子を岡場所か -
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お彩は 塚田屋の色味たての仕事をしている。
ライバル店の相模屋も 美貌と教養のある 千代を色味たてにたてる。
どちらが勝てるでしょう!
なんてお客様から投票してもらうが 一票差で塚田屋が勝てたものの 互角
ところが千代は嫁にやられてしまう。
本人は 色味たての仕事に そんなに意欲はなかった。千代よりも お彩は残念でならない。
京都の本店からは 一番上のお兄さんがやってくる。
京風の嫌味を言い倒す嫌な男
この兄弟は 色の名前がつけられている。
長兄は 蘇芳
父親は京紫郎
蘇芳は 紫を超えられない一段下の色らしい。
やっと京都に帰る気になった蘇芳に お彩はお餞別を送る。
手製の紙入れ
表地 -
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江戸の人って 茶色とか鼠色とか 昔から渋い色を好むんですね!
また その茶色にも 実に沢山の種類がある。
鼠色にも
現代の東京の人を見ても あんまり派手な色 綺麗な色は 好まないようですね。
土地柄なんでしょうか?
塚田屋の主人は次男坊で江戸の店を任されている。
右近さんは 妾腹の三男
塚田屋の奥さんは 右近さんとは 幼馴染
この人は 仕事も右近さんに負けてるし
奥さんも 自分より右近さんを好いている
と 思って 足を引っ張ってみたいと思う
お彩が 流行の色が作れなかったら
右近さん共々 追い出す!
という。
悩んだお彩におとっつぁんが言う
新しい色を作れ!
と言われてるわけじゃな -
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まあ 意地っ張りの江戸っ子のお彩が主人公です。
もと刷り師の父親が目を悪くして 仕事ができなくなった。
貧乏長屋で その日暮らし
父親のもとにいた 若い刷り師たちも みんな他にいってしまった。
そこに 謎の京男 右近が登場!
お彩が 刷った浮世絵の色に怒っているところに出会い お彩の色を見る力を感じる。
そこで お彩に色見の仕事をさせていく。
金平糖を いろんな色で作ること
大奥で使われるお茶菓子の色合いを決める
お見合いをする大店のお嬢さんの 着物の色を決める
決めた色が 桜ねず とはねえ!
花魁の打ち掛けの色を決める話しが 好きですねえ!
藍色の濃淡
本名がお竹さんという花魁の 藍色の打 -
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「おじさん」もおじさんなりに頑張っている!!
セクハラの疑いをかけられたおじさん、妻の出世に嫉妬してしまうおじさん、風俗に頼ってしまうおじさん。。
5人のおじさんたちがあるきっかけから人生を見つめ直す物語です✨
今の若い人たちと“おじさん”たちの若い頃とは、だいぶ社会の風情が変わっています。
今の若い世代に【???】を抱いてしまうのは当たり前なのかもしれない。
でもそれを悪く言ったり、「昔は~だった」などと言うと、あっという間に“面倒臭い人”というレッテルを貼られてしまう。。
時代の変化についていけなかったおじさんたちの哀愁を、コミカルに描いた小説をぜひお楽しみください! -
Posted by ブクログ
素敵な5人の作家さんによる5つのお酒にまつわる短編が集まった宝箱みたいな一冊。
『ショコラと秘密は彼女に香る』
著者:織守きょうやさん
とっても可愛いお話で、密かにときめいた。この本の一作目、読者を「ほろよい読書」の世界に引き込むのにピッタリのお話だと思った。チョコレートボンボンが食べたくなった。
『初恋ソーダ』
著者:坂井希久子さん
途中、流されそうになった果歩に、え〜いいの?ダメダメ!気を確かに!!とハラハラした笑
自分の大事に大事に作ったものを、感謝やありがたみもなく、ただ消費されることに対しての怒りは分かるので、読みながら、「いやだよね〜」と共感した。
『醸造学科の宇一くん』
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