坂井希久子のレビュー一覧

  • 女ともだち

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    全話面白かった!
    周りにこういう女の子居たなぁって
    どれも身に馴染みのあるお話で、サクサク読めた!

    特に刺さったのは
    「こっちを向いて」というお話。
    仕事の取引先のお姉さんが転職するからもう会えなくなる。寂しい。できればこれからは友達として付き合っていきたいと思ってる主人公。

    でも相手がそれを望んでなかったら?とか、ごちゃごちゃ余計なことを考えて結局何も言い出せなかった。って内容なんやけど、
    めちゃくちゃわかる、、、!私も過去に全く同じ経験したし、他にも経験された方は意外と多いのかなと思う!
    大人になってからの友達作りって考えてみれば難しいかも(´-`).。oO

    最後の「獣の夜」は、臨場

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    2025年12月18日
  • おひとりさま日和

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    「おひとりさま」大歓迎と思いながらも、まだまだデビューしきれていない箇所も。でも、人生「おひとりさま」となることも多いはず。少しづつでも、免疫つけていこうとする時におすすめの一冊。

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    2025年12月15日
  • 注文の多い料理小説集

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    このお店(書籍)、絶対おいしいに決まってますっ!
    だってワタシ一度胃袋つかまれてるから♡

    ✨柚木麻子
    『あまからカルテット』
    『ランチのアッコちゃん』 
    『BUTTER』

    ✨伊吹有喜
    『BAR追分』

    ✨井上荒野
    『チーズと塩と豆と』

    ✨坂井希久子
    『たそがれ大食堂』

    ✨中村航
    『僕の好きな人が、よく眠れますように』

    ✨深緑野分
    『この本を盗む者は』

    ✨柴田よしき
    『風のベーコンサンド 高原カフェ日誌』

    本棚への登録の有無にかかわらず、どの作者さまもお料理の描写がお上手なことをワタシは知ってるのです…。
    (*´艸`*)♡

    ほんとうにおいしゅうございました
    どの作者さまもおなじ料

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    2025年12月07日
  • おじさんは傘をさせない

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    短編ではあるが、登場する人物に繋がりがある
    登場するそれぞれの「おじさん」に共感できる
    短編のすべてのエンディングがほっこりするのもよかった
    オススメしたい一冊!

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    2025年11月27日
  • 江戸彩り見立て帖 星合いの空

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    シリーズ4作目
    前回は次男刈安との攻防、今巻は長男蘇芳との舌戦!
    面白かったぁ。
    京言葉の嫌味が江戸っ子の彩に通じる訳もなく、疲弊していく二人。
    大店三兄弟の悲喜交々も露になり、物語の舞台が彩られました。

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    2025年11月18日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    先に4作目を読んでしまいました。
    これは3作目の作品です。
    浅葱色は 薄い水色なんですが 江戸っ子には野暮な色なんですね。
    お彩が仲良くしている油屋のお伊勢に
    粋ななりの色男の弥助と 浅葱色をきた真面目な年下の男文次郎ふたりが現れる。
    お彩は 浅葱色を着た文次郎を応援してしまう。
    文二郎は 浅葱色を 綺麗な色だという。

    弥助は娘たちから キャアキャア騒がれるイケメン

    その話しを聞いた右近は
    お彩を連れて 弥助の働いている店までいく
    もう 弥助は首になったこと
    その原因は サイコロ博打ということも

    博打の借金を 自分の取り巻きの女の子を岡場所に売って払っていた。

    右近は その子を岡場所か

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    2025年11月08日
  • 江戸彩り見立て帖 星合いの空

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    お彩は 塚田屋の色味たての仕事をしている。

    ライバル店の相模屋も 美貌と教養のある 千代を色味たてにたてる。

    どちらが勝てるでしょう!
    なんてお客様から投票してもらうが 一票差で塚田屋が勝てたものの 互角

    ところが千代は嫁にやられてしまう。
    本人は 色味たての仕事に そんなに意欲はなかった。千代よりも お彩は残念でならない。

    京都の本店からは 一番上のお兄さんがやってくる。
    京風の嫌味を言い倒す嫌な男
    この兄弟は 色の名前がつけられている。
    長兄は 蘇芳
    父親は京紫郎
    蘇芳は 紫を超えられない一段下の色らしい。
    やっと京都に帰る気になった蘇芳に お彩はお餞別を送る。
    手製の紙入れ
    表地

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    2025年11月07日
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば

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    江戸の人って 茶色とか鼠色とか 昔から渋い色を好むんですね!
    また その茶色にも 実に沢山の種類がある。
    鼠色にも

    現代の東京の人を見ても あんまり派手な色 綺麗な色は 好まないようですね。
    土地柄なんでしょうか?

    塚田屋の主人は次男坊で江戸の店を任されている。
    右近さんは 妾腹の三男

    塚田屋の奥さんは 右近さんとは 幼馴染

    この人は 仕事も右近さんに負けてるし
    奥さんも 自分より右近さんを好いている
    と 思って 足を引っ張ってみたいと思う

    お彩が 流行の色が作れなかったら
    右近さん共々 追い出す!
    という。

    悩んだお彩におとっつぁんが言う
    新しい色を作れ!
    と言われてるわけじゃな

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    2025年10月25日
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり

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    まあ 意地っ張りの江戸っ子のお彩が主人公です。
    もと刷り師の父親が目を悪くして 仕事ができなくなった。
    貧乏長屋で その日暮らし
    父親のもとにいた 若い刷り師たちも みんな他にいってしまった。
    そこに 謎の京男 右近が登場!
    お彩が 刷った浮世絵の色に怒っているところに出会い お彩の色を見る力を感じる。
    そこで お彩に色見の仕事をさせていく。

    金平糖を いろんな色で作ること
    大奥で使われるお茶菓子の色合いを決める
    お見合いをする大店のお嬢さんの 着物の色を決める
    決めた色が 桜ねず とはねえ!
    花魁の打ち掛けの色を決める話しが 好きですねえ!
    藍色の濃淡
    本名がお竹さんという花魁の 藍色の打

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    2025年10月25日
  • ほろよい読書

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     ずっと読みたかった本。想像を超えるほど自分好み本で嬉しかった。
     お酒の失敗、自家製のお酒、酒蔵の子供、お酒の嗜み方、お酒の提供の仕方などお酒一つの題材で様々な角度から話が展開されて行くのは面白かった。
     お酒は人生を彩る一つのものでしたがないが、その一つの見方、触れ合い方を変えるだけで人生を少しずつ変えることができるように思えた。
     お酒の楽しみ方もすごく教えてもらえる本だった。東京に住んでいるから、一つはお気に入りのバーを探してみてもいいかもと思った。

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    2025年09月13日
  • 菊むすび 花暦 居酒屋ぜんや

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    あっという間に読めました。
    これで終わりなんて残念。
    早く次を読みたいです。

    基本はみんな幸せいっぱいだけれども。
    まだあの次元は解決していない。
    さてさて、どうなるのやら。

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    2025年08月14日
  • 桜ちらし 花暦 居酒屋ぜんや

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    大好きなぜんやシリーズ。
    お花ちゃんと熊吉の関係が進展しないのがもどかしい!
    熊吉が番頭になるのを待たなきゃダメなのかな?長い〜。
    「花散らし」で不穏な描写があって、それが今後を暗示しているようで怖い。その未来は辛すぎる。次回はみんな元気で登場して欲しい。

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    2025年08月10日
  • 江戸彩り見立て帖 星合いの空

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    大好きなシリーズ第四弾。
    久しぶりで過去の登場した人々の名前を忘れてつつある。お彩さんの見立てが毎回楽しみ。聞いたことない色の名前がたくさん出てくるので、想像しながら頭の中で色合わせしている。
    右近さんとの関係がなかなか進展しないのがもどかしい!
    続きが早く読みたい!

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    2025年08月07日
  • おじさんは傘をさせない

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    「おじさん」もおじさんなりに頑張っている!!

    セクハラの疑いをかけられたおじさん、妻の出世に嫉妬してしまうおじさん、風俗に頼ってしまうおじさん。。
    5人のおじさんたちがあるきっかけから人生を見つめ直す物語です✨


    今の若い人たちと“おじさん”たちの若い頃とは、だいぶ社会の風情が変わっています。
    今の若い世代に【???】を抱いてしまうのは当たり前なのかもしれない。
    でもそれを悪く言ったり、「昔は~だった」などと言うと、あっという間に“面倒臭い人”というレッテルを貼られてしまう。。

    時代の変化についていけなかったおじさんたちの哀愁を、コミカルに描いた小説をぜひお楽しみください!

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    2025年07月19日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる短編集。ほっこりしたり、えっ!ってなったり、いろんな気持ちになれました。
    おかわりも読みたいと思います!

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    2025年06月23日
  • たそがれ大食堂

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    久しぶりに巡り会えた良書!
    うまく行きすぎてない様々な人生を歩む人達が集まる職場。それぞれのキャラが立って無理がないストーリー運び。
    こんな職場の一員になれたら幸せですね!

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    2025年06月16日
  • ほろよい読書

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    素敵な5人の作家さんによる5つのお酒にまつわる短編が集まった宝箱みたいな一冊。

    『ショコラと秘密は彼女に香る』 
    著者:織守きょうやさん
    とっても可愛いお話で、密かにときめいた。この本の一作目、読者を「ほろよい読書」の世界に引き込むのにピッタリのお話だと思った。チョコレートボンボンが食べたくなった。

    『初恋ソーダ』
    著者:坂井希久子さん
    途中、流されそうになった果歩に、え〜いいの?ダメダメ!気を確かに!!とハラハラした笑
    自分の大事に大事に作ったものを、感謝やありがたみもなく、ただ消費されることに対しての怒りは分かるので、読みながら、「いやだよね〜」と共感した。

    『醸造学科の宇一くん』

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    2025年06月09日
  • ほろよい読書

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    活字リハビリに丁度良い短編集。お酒の味も好きだが、お酒を飲んでいるあの雰囲気、あの気持ち、が好きな人におすすめしたい。

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    2025年06月04日
  • おじさんは傘をさせない

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    オジサンだけじゃなく人の弱さについての本かなぁ、と。
    今までの日本を支えてきてくれたオジサン。
    当たり前たったセクハラやパワハラにどっぷり浸かってた時代。
    そりゃ自分を守るために威嚇して麻痺していくよね。

    三話の『涙雨』がいちばん良かったな。
    どうしようもないオジサンだったけど病気をきっかけに自分の弱さに気づけた話し。

    定年後の夫婦のあり方も考えさせられる本。
    やっぱり女性の方がどっしりしてるよなぁ^^;

    『雨の日は、一回休み』の改題。

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    2025年06月01日
  • 雨の日は、一回休み

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    何歳からでも変われる、変わろうと思う事が大事だと思わせてくれた。
    歳をとるのは怖いけど、悪い事ばかりではないかもしれないね。

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    2025年05月29日