坂井希久子のレビュー一覧

  • ふうふうつみれ鍋 居酒屋ぜんや

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    美人女将のお妙が切り盛りする居酒屋「ぜんや」では、武家の次男坊・只次郎の愛鳥ルリオの雛の譲渡権をめぐりプレゼンが行われます。お妙の料理を酒のつまみに、雛を狙う大店の旦那衆がわいわい争っている様子が楽しい本シリーズ。
    今回は、只次郎とお妙の関係が大きく動くことになり、江戸版『めぞん一刻』みが出てきました。
    それにしても三河屋の旦那とその娘の、只次郎へのアプローチがなかなか強い。そして大体そんな第三者の存在が、自分の本当の気持ちと向き合うきっかけになるものなんだよな。

    料理では、武士がきゅうりの輪切りを食べない(断面が葵御紋に似ているから)とか、まぐろ(別名シビ→死日)といった武士がタブーとして

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    2026年09月11日
  • 髪結いお照 晴雨日記 同業の女

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    ご禁制の女髪結いとして働く主人公が、同じ女髪結いが殺された事件の下手人を探るお話です。
    気が強くて面倒見が良い、江戸っ子らしい主人公のお照と、妙な縁で転がり込んできた雨吉のコンビの掛け合いが楽しく、一丁前な口を利くのにどこか不安気な雨吉が、あざとくも可愛らしかったです。
    お客の家に訪ねて行って髪を結う、という仕事は、内情を探ったり噂話を仕入れたりするには格好の仕事なので、驕奢を禁じるというだけではなく、身内から情報が漏れるのを嫌がったのかも、と想像が膨らみました。

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    2026年08月11日
  • 江戸彩り見立て帖 天地をつなぐ

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    今作も面白かった!
    右近さんとお彩との距離はさほど縮まってはいないけれど、塚田屋の刈安とお春は良い感じ。
    海老蔵の褞袍の仕上がりは次作までお預けかな。山王祭本番の様子は描かれなかったのが残念。色見立てした衣装の早変わりが気になる。これも次作で描かれるのかな?
    シリーズも5作目。まだまだ面白くなっていく予感。

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    2026年08月06日
  • 江戸彩り見立て帖 天地をつなぐ

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    シリーズ第五弾。
    お彩の角が取れて、プロの色見立てらしくなってきたように思います。
    塚田屋の3人の関係にも変化が訪れ、それぞれの立ち位置が露わになってきたので、ここからお話がどう展開していくのか、ますます楽しみです。

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    2026年07月30日
  • なずな蕎麦 花暦 居酒屋ぜんや

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    今作も面白かった!
    大晦日からまさかの大事件。熊吉が大活躍!
    この一件で、お花ちゃんと熊吉の関係がちょっとだけ進展したかな。
    お妙さんも元気になって良かった。読み終えたばかりなのに、もう続きが読みたい〜!

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    2026年07月19日
  • 虹猫喫茶店

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    ネタバレ

    とても楽しく読めました。主人公が成長していく姿がとても応援したくなりました。他の登場人物も皆個性的で好きです。

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    2026年06月28日
  • さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや

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    何気なく手に取ったが、思いのほか面白かった。江戸の町人の日常を美人女将のお店を中心に描く、短編集。一話完結なので読みやすい。描かれる料理はどれもとても美味しそう。
    1巻から読んでないので、前の事件がわからないもどかしさはあったが、概ね理解できる。
    人情味あふれる話で読後感も良い。
    短編の一つは、藪入の話。藪入で帰ってくる近所の母のいない子どもAを女将が里帰りかわりに迎えた話では、その子どもAが実は母がいないのを知らずに、同じく母がいなくて意地悪をする、見知らぬ子どもBと喧嘩になる。子どもAには父もおらず、Bには妻を亡くして飲んだくれている父がいる。
    女将の手料理を通して仲直りし、お互いの身の上

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    2026年06月28日
  • ほろほろおぼろ豆腐 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや シリーズ1-9

    居酒屋ぜんやの再建。(お勝の亭主は大工だった!)
    旦那衆の出資のおかげで営業開始する。そして只次郎はぜんやの帳面係に。なんかもうここから彼は武士より商人に向いている気がしてならない。知恵を売る。「‥武士など無用。国がひっくり返るぞ」と言った某殿を見据えてか。

    一方、俵屋奉公の熊吉を借り受け、只次郎の商い「春告堂」も開始する。小熊ちゃんいいキャラ。結構好きかも。何気ない一言や只次郎への冷たいツッコミがいい。たまらない。
    おえんも好き。いるいるこういう憎めないキャラ。もう、噂話三昧のおえんの姿が目に浮かぶ。


    牡丹鍋、ぎば飯、土筆のきんぴら、鹿尾菜の白和え、蛤鍋

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    2026年06月25日
  • ほろよい読書

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    食べ物の名前が入った本が好きなのと、表紙のビジュアルに惹かれて買った本。

    「ショコラと秘密は彼女に香る」が一番印象に残ったお話!
    お互いを思う気持ちや関係性に胸が熱くなり、気づけば涙が滲んだくらい!
    「おかわり」の方も積読してるので楽しみ♩

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    2026年06月21日
  • まんまる蛤長屋 小夜の商いはじめ

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    坂井さんの時代小説は間違いない。
    長屋の面々のその後が気になる〜。お小夜ちゃんとおりょうちゃん、平太の恋バナもきっと面白いはず。
    新シリーズかな?続編希望!

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    2026年06月09日
  • まんまる蛤長屋 小夜の商いはじめ

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    私の大好きな江戸の長屋物。
    色々苦労もあれど明るく楽しく
    前に進んでいくのが小気味いい。
    こんな長屋に暮らしてみたい。
    小夜がどんな風に成長していくのか
    続きも読みたいです。

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    2026年06月03日
  • セクシャル・ルールズ

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    自分は弟と比べられて嫌だったから、性差別はやめよう、と思っていた。
    けど、実際は…?

    染みついた男女差別は、なかなか取れていないんですね。
    この本を読んで痛感したところです。

    本自体は、面白かった〜。
    柔らかいタッチで、読みやすいとこも良き。

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    2026年05月26日
  • おひとりさま日和 ささやかな転機

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    様々なおひとりさまの続編の小説です。ぜひ前編も読んでから続編を読んでいただくと話が入りやすいかと思います。ですが続編から読んでも楽しめると思います。短編集なのでテンポよく区切りよく読むことができます。前向きに進もうと勇気を貰えるお話ばかりでした。

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    2026年05月24日
  • なずな蕎麦 花暦 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    お花ちゃんが18で熊吉が22かぁ。物語も進むわけですねー。
    しかし、お花ちゃんは攫われ気質(/ _ ; )
    産みの親は子供を道具としか考えてないのかー!
    無事にぜんやに帰ることができて、良かった、良かった(^^)

    ハラハラした今回。次はほっこりした話がいいな。

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    2026年05月18日
  • ほろよい読書

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    やっぱり私織守きょうやさんの作品好きなんだなって感じたから記憶屋読み直したりしたい。

    「初恋ソーダ」は大人だなあって感じたな。

    「醸造学科の宇一くん」も良かった。
    出てくる単語、私もう20代も半ばなのに全然知識ないなあと思ったけど、これから勉強しよう。

    「定食屋「雑」」ぞうさんに会ってみたい。原田ひ香さん。

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    2026年05月09日
  • 雨の日は、一回休み

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    哀愁ただよう表紙カバー…
    作中にある『冴えないオヤジに人権はないのか!』という文章…

    そーいうところがダメなんだよ…とツッコミいれながら読みました(笑)
    面白かった!!

    オジサンが悪いわけでは決してない
    老若男女かかわらず、自分の価値観や正義観をふりかざすことがアウト!!…だと私は思います

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    2026年04月27日
  • まんまる蛤長屋 小夜の商いはじめ

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    ネタバレ

    長屋に住む人々の生活を描いた佳作!
    継母と番頭に店を乗っ取られて、長屋に住む事になってしまった小夜。
    母と弟の三人暮らしのおりょう。
    年増芸者のぽん太。
    大家の内儀であるお力。
    それぞれが抱える悩みや苦しみ。
    今だからこそわかるものです。
    これはシリーズで続いて欲しいかも。

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    2026年04月24日
  • おひとりさま日和

    購入済み

    ゆったりした時にひとり静かに

    のんびりとした午後にひとり静かに読むのに最適です。背中をどんどん押される物語は少し疲れる今日この頃。これもこれで幸せよねとお茶を飲みながらページをめくります。

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    2026年04月19日
  • 浅草観音裏小路

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    現実に沿った設定なので、物語の中に入り込めました。
    思わず、YouTubeチャンネル探してしまった。
    芸者さんの演舞を伝統芸能として一度は観てみたい。

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    2026年04月16日
  • 大江戸ぐるまん 鰻番付

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    坂井さんのグルメ時代小説はハズレなし!
    鰻番付なんて江戸時代にもあったのね。鰻飯美味しそう。ふっくらも良いけどパリパリも捨てがたい。
    キャラもたっていて、これは続編もアリなのでは?蕎麦番付も読みたいなぁ。

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    2026年04月03日