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Posted by ブクログ
「おじさん」もおじさんなりに頑張っている!!
セクハラの疑いをかけられたおじさん、妻の出世に嫉妬してしまうおじさん、風俗に頼ってしまうおじさん。。
5人のおじさんたちがあるきっかけから人生を見つめ直す物語です✨
今の若い人たちと“おじさん”たちの若い頃とは、だいぶ社会の風情が変わっています。
今の若い世代に【???】を抱いてしまうのは当たり前なのかもしれない。
でもそれを悪く言ったり、「昔は~だった」などと言うと、あっという間に“面倒臭い人”というレッテルを貼られてしまう。。
時代の変化についていけなかったおじさんたちの哀愁を、コミカルに描いた小説をぜひお楽しみください!
Posted by ブクログ
『おじさん』の会社内での様々な立ち振る舞いにまつわる悲哀さを描いた5話からなる連作短篇集。話ごとに違うおじさんが登場する。前の話に次の話に登場するおじさんがちょこっと登場するバトンリレーのような形式。
それぞれの話は…皆んな雨に関するタイトル。
●人事からセクハラを注意された課長。だが、どの部下が訴えたかわからない。次の日から犯人探しに躍起になるおじさん。(「スコール」)
●元部下の女性社員が役員に昇進し、シニア向けのセミナーに出席させられそろそろ引き際かと考えるおじさん。(「時雨雲」)
●浮気で離婚され、窓際に追いやられ風俗でウサを晴らしていたが、ある日そこで十年ぶりに会った娘と再会するおじさん。(「涙雨」)
●四十代で経理事務の派遣社員として働き、正社員との壁に虚しさを感じ、SNSでは若い女性になりすましているおじさん。(「天気雨」)
●定年退職後、渋谷を歩きながら公共マナーを注意することが生きがいとなり『世直し』をしているおじさん。(「翠雨」)
…5つの話それぞれに『今』を生きてるおじさんがいる。人生って人それぞれだから、何がよくて、何が悪いわけでもなく、正解がどれということもない。ただはっきりしてるのは、皆んな第一線からは退いて、人生を折り返し、ゴールという人生の終焉に向かっているということだ。
『おじさんは傘をさせない』…このタイトルについて本文中には説明が無い。勝手な解釈だが、おじさんってトレンドや空気に鈍感であり無防備すぎるから、雨が降っても(世の中の流れ)傘をさせない(我が身を守る防具が無い)という意味かなあと思った。
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小説・文芸
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