坂井希久子のレビュー一覧
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ネタバレ「居酒屋ぜんや」の新シリーズ第3弾。
すっかり代替わりが終わって、熊吉とお花がダブル主人公として立ってきた。
熊吉は俵屋の若旦那と共に上方に商談に行って、新しいものをたくさん目にしてきた。
その上で、若旦那を支えて頑張りたいと思う。
頼りない、と皆に心配される若旦那の美点を、誰よりも知っているのが熊吉なのだろう。
お花は娘らしさを増してきたが、いまだに母親に捨てられた心の傷と、本当の親でないお妙・只次郎への遠慮が消えない。
お妙と只次郎が大好きで、ずっと今の幸せが続いてほしい。
知り合いの赤ちゃんが可愛くても、自分が我が子を持ったら愛せる自信がない。
友人の縁談が聞こえても、それが幸せなこ -
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「女ともだち」がテーマの短編小説アンソロジー
既に出尽くした感のあるテーマですが、昨今のSNSを取り入れた短編は8篇全て新鮮で面白かったです。
なんでも真似して来る女性を描いた村山由佳さんの「COPY」
女性あるあるです。
そしてそこに惹きつけておきながらのラストの急展開にはドキっとします。
坂井希久子さんの「ト・モ・ダ・チ」はイヤミスを連想させるどろどろした話で、もはやホラーの様にも思えて怖かった。
千早 茜さんの「卵の殻」は繊細な女性心理が描かれていて女性の執着がただただ恐ろしい。
「サバサバした女なんていないよ」のセリフが印象に残ります。
子供時代の競争意識、嫉妬心を描いた大崎 -
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居酒屋ぜんやの新シリーズ「花暦 居酒屋ぜんや」
第二弾。
薬種問屋の手代、熊吉、
ぜんやの養女お花。
二人が育っていって、青春のころ。
成長に必ずあるつまづきや悩みを通して、人の交わりを物語る良い作品になっている。
才能溢れる熊吉は同年代の小僧の中では別格の出世。
いつしか親友と思っていた同僚にも、苛まれるようになっていった。
友人は店から逃走するが、熊吉は察してやれなかった自分を責める。
俵屋ではお妙のなき父親が作った薬を復刻。
新しい販路を広げようとしている。
大きな酒問屋、升川屋の跡取り千寿も妹ができて居場所を無くした思いで、家出。
人の成長を語る物語はしみじみとしてて良い。
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