坂井希久子のレビュー一覧

  • おひとりさま日和 ささやかな転機

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    前のシリーズが面白かったので、続きで読んでみた。

    いろんな立場のお一人様の女性が主人公の短編集。

    高齢になって一人暮らしだと、淋しいとか、かわいそうとか思われがちだけど、決してそんなことはなく前向きに元気に生きている女性たちなので、勇気をもらった。やはり大事なのは健康と、友人と、趣味だなと思った。

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    2025年04月20日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    とにかく読みやすい。キャラクターもほっこりしてよい。加えて、出てくる食べ物が美味しそう。青菜のお浸しもお妙さんがつくれば「茹でた小松菜と春菊に、ネギの細切りを湯通ししたものを加えて醤油洗い、生姜汁とみりんを回しかける」。うわぁ文字読んでるだけで食べたくなってくる…という描写がたくさん。

    話自体は「この先どうなるの?」という展開に入ったところで終わるので、続きが気になる!これはシリーズで読まねば。

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    2025年04月09日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理にまつわるアンソロジー
    どのお話もひとくせ、ふたくせあって
    興味深いおはなし
    中でも、伊吹有喜さんの
    「夏も近づく」がおいしそうでたまらなかった
    塩おにぎりや、水出しかぶせ茶、ブロッコリーのオリーブオイル漬け、春キャベツのピクルス、たけのこご飯、手作りベーコン
    どれも自家製で少し地味かもしれないけど
    間違いなく美味しいってわかる
    食をきちんと考えられる人に悪い人はいないですね

    この頃はどんなに単純な料理でもいいから
    自分で家で作って食べたいと思うようになった
    なんでだろうな
    けして美味しいものを作れるわけでもないのに
    この本を読んでさらに思う
    食に対して考え直すいいキッカケになりそう

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    2025年04月07日
  • おひとりさま日和

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    何かで紹介されていた。読みやすそうだったので、読んでみた。

    様々な形の、中高年以降の年代の一人暮らしの女性が主人公の短編小説集。作品ごとに著者が変わる。

    どの話もリアルだった。現実に生きていそうな主人公たち。この先自分がどういう状況になるかわからないので、あまり先のことを思い悩んでも仕方ないが、いずれにしても大事なのは健康と、ある程度のお金であると思った。

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    2025年04月04日
  • 菊むすび 花暦 居酒屋ぜんや

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    シリーズ物の途中から読み始めてしまい、所々設定が分からないとこれがあったが、ストーリーは面白く読み進められた。

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    2025年04月01日
  • おじさんは傘をさせない

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    「雨の日は、1回休み」の改題(加筆修正)。覚えてなかった。還暦エリア世代の悲喜交々。結構うなづける。

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    2025年04月01日
  • おひとりさま日和

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    人生後半戦、ひとりでも自分の機嫌をとって生きていきたい。でもその自信がわかず途方に暮れている時に読む。人とのつながり、自分の満足を大事にしていくしかない。大丈夫、自分にもできるはず。一歩ずつ頑張ろう。

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    2025年03月31日
  • 赤羽せんべろ まねき猫

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    悲しいエピソードも入っているけど、暖かい気持ちになった。
    サクサク読めて、読後もほんやか。良い作品だった。

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    2025年03月28日
  • 赤羽せんべろ まねき猫

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    ジワジワと良さがしみ出してくるお話。
    いろんな問題がここには書かれていますね。

    ある人が、自分にとっては大嫌いでも、他の人にとっては素敵な人となりうるんですね。

    素敵な胸にしみこんでくる物語でした。

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    2025年03月26日
  • 赤羽せんべろ まねき猫

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    懐かしい赤羽せんべろ横丁。おじさんだけでなく若い人たちが多くてびっくりしたが、コロナ後、賑やかさ取り戻したかなあ。そうした楽しい酔っ払いの人情噺かとおもったら貧困、介護のシビアでやりきれない現実。理不尽な現実に流されながらも立ち向かう明日美のような善人にはなれないな。父親そんな簡単に許していいの?「親と子の繋がりが、必ずしも美しいものであるとは限らない」

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    2025年03月23日
  • 菊むすび 花暦 居酒屋ぜんや

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    花暦ぜんやシリーズ、第7弾。
    享和元年(1801)
    ・お花16
    ・お妙37
    ・只次郎31
    おめでたいことが重なった年になる。
    その中で、『ぜんや』の女将を目指すお花は、お梅と俵屋の若旦那の祝言の料理を任され、アクシデントにも力を貸すなどして、立派にやり遂げる。
    でもやはり、タイトルにもなっている「菊むすび」がいちばんの料理だろう。
    大切な人を料理で元気にできるのは、素晴らしいこと。
    お花の成長が本当にうれしく、いつまでも見守りたいシリーズ。
    いつも旦那衆みっちりの男臭い『ぜんや』が、貸切の女子会になった場面は良かった。
    男がいてはできないデリケートな話もあるし、お妙もくつろぐことが出来て、時々

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    2025年03月17日
  • 赤羽せんべろ まねき猫

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    飲んべなので題名の「せんべろ」に惹かれて初読みの作家さん。折り合いが悪かった父親が倒れ、父が営んでいた居酒屋を手伝う羽目になった明日美。人情噺ではなく内容はシリアスで虐待や貧困、介護などの社会問題が描かれる。

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    2025年03月16日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    只次郎さんがとても愛らしいキャラクターで、物語が和んだ雰囲気でほのぼのします。
    最後謎を残したまま、あっさり終わってしまって、まだ途中…!とつっこみたい。次を早めに読まねば、と思いました。

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    2025年03月16日
  • 泣いたらアカンで通天閣

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    千子と賢悟の父娘の
    テンポよいやりとり、うっとおしいほどの愛情に笑いと涙が止まらない。
    続編ないのかな。

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    2025年03月08日
  • おじさんは傘をさせない

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    『おじさん』の会社内での様々な立ち振る舞いにまつわる悲哀さを描いた5話からなる連作短篇集。話ごとに違うおじさんが登場する。前の話に次の話に登場するおじさんがちょこっと登場するバトンリレーのような形式。

    それぞれの話は…皆んな雨に関するタイトル。

    ●人事からセクハラを注意された課長。だが、どの部下が訴えたかわからない。次の日から犯人探しに躍起になるおじさん。(「スコール」)
    ●元部下の女性社員が役員に昇進し、シニア向けのセミナーに出席させられそろそろ引き際かと考えるおじさん。(「時雨雲」)
    ●浮気で離婚され、窓際に追いやられ風俗でウサを晴らしていたが、ある日そこで十年ぶりに会った娘と再会する

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    2025年03月04日
  • おひとりさま日和 ささやかな転機

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    人生後半に入ってからの転機の物語。

    ●アンジェがくれたもの
    何十年も「自分を喜ばせるために何もできない」なんてどんな気持ちで生きてきたんだろうと思うと、心が締め付けられる思いがしたし、その分、アンジェとの出会いがとても素晴らしいものに感じて、人生どこでどんな転機に恵まれるかは分からないものなんだなと思った。
    一寸先が闇のこともあるけど、小さなきっかけで心を取り戻せることもある。そしてそれを何も言わなくとも、一緒に喜んでくれる人がいるってすごく幸せな気持ちになるなと思った。

    ●友だち追加
    主人公は人との繋がりをちょっと億劫そうに語っていたけど、やっぱり人との繋がりって大事だなと思った。
    煩わ

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    2025年03月04日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理にまつわる短編のアンソロジー。
    小洒落た創作寿司屋、土鍋ご飯、金平糖、蕗の薹(ふきのとう)、パン…。
    どれも美味しそうで、お腹がすいてくる本だ
    ★5が2本
    ★4が2本
    ★3が3本
    やはり大好き作家さんのは面白かった!

    男たちの下心が渦巻く隠れ家的な高級寿司屋。
    男たちが落としたい女性にお寿司のウンチクをスマートに披露している場面に、唐突にのしのしと現れたのは…。
    乳児を抱っこ紐で抱え、母乳で汚れたカットソーにスウェットを履いた体格良い中年女性。
    ドスンとマザーズバッグを置き、ツウなお料理を野太い声で次々と注文し始める。
    お母ちゃんに支配されていく店内の様子が痛快!
    このストーリーは柚木麻

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    2025年03月02日
  • 華ざかりの三重奏

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    定年を迎える独身の可南子。退職後の生活について考えていた頃に、中学校の同窓会でかつての友人、芳美と再会。共通の趣味である少女漫画で再び友情に火がつく。可南子は、夫に先立たれ、子どもも自立して一人暮らしだった芳美のもとに引っ越して同居生活を始める。初老?の自由気ままな女性二人。好きなだけ漫画を読み、自堕落な生活を送る二人のもとに、同級生の桜井(住宅メーカーの)営業マン、不登校気味の詠人とヤギ、元花屋の香織さん、と色々な人が関わりながら日常が進んでいくストーリー。
    最近、新聞で読んだけれど、高齢者のシェアハウスというものが最近増えてきているらしい。独居でもなく、施設でもなく、シェアハウスという選択

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    2025年02月26日
  • たそがれ大食堂

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    ほっこりサッパリ
    読み味軽く、すんなり読める。
    とても楽しい読書時間。

    デパートの大食堂って懐かしいな。
    確かに今は無いのかも。
    そもそもデパートなんてなかなか行かないな。

    そんな大食堂を舞台に、人間関係や、大食堂の存亡についてのあれやこれや。

    あまり重い話にはならず(そこに居て、働く面々には大ごとでしょうが、読む方は気楽)、美味しい物も出てきて、スルスル読める。

    お仕事小説としても、人間模様を感じる作品としても読めます。

    気軽に手に取ってみてはいかがでしょうか。

    出てくるお子様たちがみんないい子!

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    2025年02月23日
  • たそがれ大食堂

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     あるデパートの6Fに昭和風の懐かしいレストランがあり、そこの経営状態が思わしくなくデパートの若社長が 連れて来た女性料理長が、最初は同じ職場の仲間と上手 く行かなかったのだが、あれこれ試行錯誤している内に 人間関係と経営状態が持ち直し、デパートの会長の友人 で大株主の1人や、そこの孫などと仲良くなり続けていけ るようになる希望を持てる物語でした。

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    2025年02月23日