坂井希久子のレビュー一覧

  • ふうふうつみれ鍋 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    今回も面白かったけど、特に何か事件が起こるかんじでは無かった。お妙がもどかしく、ただ、只次郎が最後は吹っ切れたのでこれからどうお妙にアタックしていくのかが楽しみ。

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    2024年07月11日
  • ほろほろおぼろ豆腐 居酒屋ぜんや

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    両親の不審な死を思い出したお妙。新生ぜんやを営みつつ心が晴れない。只次郎は今で言うコンサルタント業を始めて鶯の飼い方指導もしつつお妙の両親殺害の黒幕を探して不穏な空気も漂う。只次郎ひとりしか知らないのかな、旦那衆にも言ってなさそう。只次郎への想いを封印しようとしていたところに只次郎の危険を知らされ走るお妙、ついに素直になって二人とも良かったね!そこをおえんに見つかるとは(笑)

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    2024年07月04日
  • つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや

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    いよいよ役者が揃ってきて、さらに面白さが増してきた。誰がどう繋がっているのか楽しみ。やはり最終的にはお妙の幸せを願う。

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    2024年07月02日
  • とろとろ卵がゆ 居酒屋ぜんや

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    お妙の料理を月に一度食べにくる近江屋。料理を復讐に使うのは何かなあ、と思うけどこのストレスは近江屋にはかなりきついだろうなあ。その日その時だけじゃないんだもん。
    後半火事で焼け出され過去の記憶から呆けたようになってしまうお妙。料理が全くできない只次郎が作った玉子がゆで正気を取り戻すお妙。良かったよ〜、只次郎の真心をお妙が受け取ってくれて。おしのもすっかり大店のご新造さんになってぜんや再開の後押しをしてくれた。火事の後おかつが全然出てこなかったのは寂しかった。

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    2024年07月02日
  • ふうふうつみれ鍋 居酒屋ぜんや

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    升川屋夫婦はお妙がいないと夫婦喧嘩も上手にできないのか。三河屋と只次郎の入婿騒動。只次郎と番頭を秤にかけて両方に「いい加減はっきりしろ!」と言ったつもりなのかな、三河屋さんは。只次郎は肝心なところで升川屋の邪魔が入って残念。でもお妙がやっと意識し出したのは良かった。

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    2024年07月01日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    オール讀物で連載されているので読み終わっているが、面白いので文庫本を読み直し。
    シリーズも3作目となるが、色に関しての話題なのだが、自分自身は色に疎く具体的イメージが出てこないのが難点。
    主人公のお彩と京都生まれの右近とのやり取りが面白く、回を追うごとに接近するところが楽しみ。
    今回も豊富な右近の知識に助けられるお彩。勤めている塚田屋の悪主人の悪巧みである特別な色でのブームを作る難題も無事達成したようで、色に関して感覚が優れているお彩と策略好きの右近の完全勝利にホッとする。

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    2024年06月30日
  • さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや

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    今回もサクサク読めて面白かった。重蔵という何とも悩ましい男性が登場して、ますます目が離せない。お妙が幸せな形におさまりますように。ただの日常系ではなく、人としての本性というか在り方も先生が見せてくれ、読んでいてさまざま気付かされる。

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    2024年06月27日
  • つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや

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    鮎そうめん美味しそう。登場する料理がどれも美味しそう。
    重蔵の過去と思われる話、お妙の夫への疑惑、父親が旦那衆と知り合いだったと判明。近江屋は只次郎に鶯のヒナを狙って迫いまわして図々しい豪商だと思ってたら何やら怪しい感じ、謎が深まった。

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    2024年06月26日
  • ころころ手鞠ずし 居酒屋ぜんや

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    ただの日常系ではなく、ミステリー要素も少しだけ入ってて先が気になる展開で面白い。ただの出来事が大きい事件に繋がって行く感じで先が気になる。

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    2024年06月24日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    キュウリを武士が食べないとは初めて知りました。武士の面目にこだわる只次郎の父と兄、でも実際にはその俸禄では食べていけない悲哀。お栄の利発さは先々開花するのか。只次郎一家を養うルリオの後継者(?)はどうなるのか。
    お妙に全く意識されてない只次郎が哀れ。

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    2024年06月21日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    花暦居酒屋ぜんやシリーズ第五弾。

    前巻までの怒涛の鬱展開が終わり、
    なんだか久しぶりに平和な巻だった〜

    只次郎の姪っ子お栄ちゃんが登場!
    大きくなってたけど、性格やしゃべり方は前シリーズの雰囲気のままで、懐かしい。

    お花ちゃんも随分しっかりしてきたなぁ。

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    2024年06月18日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    一つ一つが短編ですごく読みやすい。しかもその中で伏線も張られてるから、先が気になって面白い。食べ物もすごく新鮮に感じで楽しい。

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    2024年06月18日
  • 雨の日は、一回休み

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    おじさん+雨モチーフの連作5短編…なぜこのチョイスかというと、人生の雲行きが怪しくなってきた人たちなんですよね。もう面白い。

    お互いの辛さがわかって少し優しくなれるような。雨のあとにわずかながら晴れ間が覗くような。
    希望を感じる読後感。

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    2024年06月17日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    ようやくお花ちゃんが年相応に近づきつつある、
    前巻はあまりに幼すぎて好きになれなかった。
    16と思うとまだ子供っぽいけど、今までの言葉にできなくて悲運な境遇で甘やかされてるだけではなくなったように思う。

    それでも熊吉の方が主人公として好ましく感じるし、お栄ちゃんを魅力的に感じるな。

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    2024年06月10日
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり

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    温かい文章です。
    苦手な江戸のことをわかりやすく書いてくれるから好きです。
    そして、色のことに詳しいので読んでいてワクワクしますね。

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    2024年05月29日
  • 月草糖 花暦 居酒屋ぜんや

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    武家の嫁になる事を厭い、家出中のお栄の進退、女郎と知り合い放っておけない熊吉の空回り、そしてヒスイの仕上がりに泣き崩れる只次郎(笑)
    今巻も楽しく読み終えました。

    お栄のその後が描かれると良いな。

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    2024年05月28日
  • 華ざかりの三重奏

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    私も還暦を過ぎて、65歳以降の人生をいかに生きるべきか…という問題を突きつけられているので、他人の生き方がすごく気になるんです。こんな老後なら楽しそうだけど。私にはないよなぁ。

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    2024年05月22日
  • ヒーローインタビュー

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    ネタバレ

    昔、大阪に住んでいたので、タイガースは身近な存在です。駅で縦縞ユニフォームを着たファンの方々が楽しそうに帰路へつくのを見て、あー今日は阪神勝ったんかなと調べたら負けてたりして。虎キチさんたちは勝敗関係なくいつも楽しそうだなーなんて、チームよりファンのファンだった私です。あとは坂井希久子さんも好きなのでこれは絶対面白いだろう! と手に取った次第。坂井さんが全然野球を知らずにこの物語を書き切ったことにまずはびっくり。

    各章、二軍の帝王と呼ばれた打手・仁藤全を取り巻く人々の聞き書きで構成されています。本人が野球オンチって言い切っている仁恵さんの章はほとんど野球の話が出てこないし、スカウトマンや中日

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    2024年05月11日
  • 女ともだち

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    女ともだちがテーマというだけあって
    共感も怖さも面白さもあって
    感情が良い意味でぐちゃぐちゃになる。

    短編だからサクッと読めるし
    作家さんによって文体も違うから
    一気読みというよりは作品ごとに間を開けて読んだ。

    最後の獣の夜が近い女ともだちが見事に描かれてて読みながらもドキドキした。

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    2024年04月27日
  • 女ともだち

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    女の子のころから感じていた女としての楽しさ、生きにくさ、めんどくささ、近くてうざったく思えるときもある母親との関係性など、さまざまなものを感じて大人になったなと自分の人生を重ね合わせながら読むことができる。
    これを読んだ男性陣はどのように感じるのか気になる。笑 きっと恐怖だろう。

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    2024年04月21日