坂井希久子のレビュー一覧

  • 華ざかりの三重奏

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    アラカン女性3人の共同生活のお話。
    読んでいて幸せな気持ちになれるストーリーでした。
    自分も定年後にこんな生活ができたらなぁと憧れてしまいます。

    漫画『マダムたちのルームシェア』とも似た感じ。
    これまでの5、60代の女性達の「普通」の生き方だけではなく、もっと自由な生き方だってアリだよね、というメッセージが、40代の私にとって響くというか、嬉しいものでした。

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    2024年04月21日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    江戸時代の居酒屋さんに集まる人たちを描いたお話。
    タイトルだけ見て現代ものだとおもって手に取ったせいで、時代小説あんまり読まないから大丈夫かなと不安だったけど、最初から引き込まれて楽しく読めた。
    おいしそうなご飯と、ほっこりするお話と、只次郎さんのキャラがよかった

    シリーズのレシピ本とか出てないかしら
    お妙さんの料理食べたい

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    2024年04月19日
  • 華ざかりの三重奏

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    還暦後 人生の後半 こんな暮らしが理想だ。
    ゆるーりと 気のおけない友と
    過ごしたい。
    桜井という男は まさに嫌な奴たわ。

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    2024年03月29日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    江戸彩り見立て帖シリーズ第3巻。

    江戸のカラーコーディネーターお彩が主人公のこのシリーズ、好きです。
    右近とのバディも良いかんじ。

    前巻からの続きとなる前半部分は、流行りを生み出す大変さが描かれていて興味深かった。
    嫌な男だと思っていた刈安が意外とデキる男?!の片鱗を覗かせるのも気になるところ。

    続きが気になります!

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    2024年03月01日
  • 華ざかりの三重奏

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    気になってたジルベールやっと知れた笑
    素敵すぎる関係。好きなものは一度離れてもすぐに当時の感情を思い出せる。大人になってからこそ趣味は大切

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    2024年02月29日
  • 華ざかりの三重奏

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    60歳からの友人との同居!羨ましい!
    少女漫画ネタが多いのも楽しく読めました。

    定年退職後の理想的な老後だなーと思いました。

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    2024年02月23日
  • 華ざかりの三重奏

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    還暦を迎えた3人の女性、それぞれ境遇は全く違うものの漫画という共通点で結ばれ第二の人生を明るく逞しく生きてゆく。面白くて一気読みしてしまいました。明るくて前向きな話、好きです。

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    2024年02月16日
  • セクシャル・ルールズ

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    まさに私も
    妻の子どもに対する気持ちはちょっと、、、なところも確かにあったけど
    男が外で稼ぎ、女が家のことをする
    それがスタンダード文化なところ
    男がやるとイクメン
    女がやると当たり前
    周りから言われた一言の裏にある
    子どもたちをよくみてくれて、イイ旦那さんねー
    私もやってるんだけど?!
    やっぱりママがいいのね
    いやいや、なんだそのママ神話

    という女の私も自分がメインの稼ぎ手になると焦り、麻衣子の気持ちもわかった
    自分が倒れないように喝をいれてと
    ちょっとしたすれ違い、会話も相手の代わりになってみるも大事だと思う

    子どもたちが大きくなる頃には、
    スタンダードが変わって欲しいと願う

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    2024年02月15日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    只次郎の兄の娘・お栄と、養女のお花が同い年とは、今まで気が付かなかった。
    全く違う世界を見て育ってきた娘たちである。
    お栄は旗本の娘に生まれ、何不自由なく育った。
    女に学問は要らないと言われる境遇だが、書物を読むのが好きで、賢く好奇心が旺盛。
    早くからその才を認めていた只次郎は伝手を頼って、お栄を大奥勤めに出してやった。
    お花は貧しい町人の生まれ。
    母親から虐待を受け、食うや食わずの子供時代から、お妙に拾われて只次郎・お妙夫妻の養女になってからも母親の呪縛を受け、いいように利用され、ひどい心の傷を受けた。

    そんなわけで、お栄から、自由な町民に生まれついたお花がうらやましいと言われると、カチン

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    2024年02月11日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    初めて読む作品。美味しそうな料理に惹かれて読み始めましたが、人生そのものの味付けは人それぞれ。少しサスペンス風にもなっていて、良い意味で予想を裏切られた作品かも…。シリーズ物なので読み進めて行くのが楽しみです

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    2024年02月07日
  • 市松師匠幕末ろまん 黒髪

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    元陰間で女よりも美しい三味線の師匠・市松。
    この設定だけでも面白そうな予感!

    陰があって、自虐的なところもあったり、色々揺れたりする人間臭いところも魅力的。

    弟子のおりんも賢くて可愛いし
    捨吉との関係も気になる。
    黒沢も再登場するのかな?

    ダークヒーロー(ヒロイン?)市松の新シリーズ、続きが楽しみです。

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    2024年02月04日
  • 女ともだち

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    女ともだちをテーマにしたアンソロジー

    どの作品も、女性だからこそわかる女性同士の複雑な関係性と感情を描き出していて面白かった。
    知らなかった作家さんもいたけど、この本で知ることができてよかった!

    特に印象に残っているのは村山由佳さんの『COPY』
    ラストが衝撃すぎて、もう一度読み返さずにはいられない。

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    2024年01月28日
  • 妻の終活

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    団塊の世代の昭和の男、主人公の廉太郎が妻杏子のガンで余命1年を知る。家族の為働いているという言い訳を振りかざし、家庭のことを顧みずに過ごしてきた主人公。何回もその言動に怒りを覚えたが、妻の温かい眼差しの中で自分の傲慢さに気がついていく。しかし、それは妻の死に近づいていく過程だった。最後に、家族で妻を看取る。自分の終末がこのように家族に看取られながらなんて素敵なことが起こるのは幸せなことだ。理想と現実はどうなるだろうか。

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    2024年01月21日
  • 妻の終活

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    家族構成が自分が次女にあたるという点でみるとよく似ていて、すり替えて読んだ。また自分も家族をもってからは妻杏子さんの目線にもなった。我が夫も家事は不得意だろうから自分が先に逝くとなるとこんな感じかもしれない。高齢となって子供の世話になるというのは親としてはどんな気持ちになるのだろうか?子育てがもうすぐ終わるという自分にはまだ想像もできない。でもいずれくるだろうその時を思うと不安がないとは言えない。金銭的余裕があれば施設で余生を過ごすというのも悪いものではなくなるかもしれない。いずれにしても自分で選択したいから認知症にはなりたくないな。

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    2024年01月15日
  • おひとりさま日和

    購入済み

    いいじゃない

    おひとりさまでいいじゃない、と改めて思わせてくれました。
    恋をしても、新しく学びを始めても、それぞれその人がやりたいようにやれていたら、それでいいんですよね。

    #笑える #共感する

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    2024年01月03日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    戻ってきたお栄ちゃん!
    大奥に奉公にあがったはずが、とある事情で暇乞い、実家に帰らず、ぜんやに転がり込んできて……と賑やかな今巻。
    彼女の今後の身の振り方がどうなるのか、目が離せません!

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    2023年12月31日
  • 華ざかりの三重奏

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    ネタバレ

    60歳の定年まで仕事一筋、結婚も出産もせず突っ走ってきた可南子は仕事がなくなり途方に暮れる。そんな時思い出したのが同窓会で中学生時代の親友、芳美。夫を看取り義父母の介護も終えた彼女が「うちに来ればいいと」言っていた言葉を頼りに彼女の家に転がり込むことに。

    いいなぁ、60歳親友同士の共同生活。そして怠惰なコミックライフ。一生懸命生きてきたんやから好きなことして暮らしていいんやで。
    そしてラスト彼女たちの趣味の世界はワンステージ上に。そう、いくつになっても伸び代はあるし、夢はおいかけてもいいんやし。

    俺もじきに彼女らの年齢になる。一緒に暮らす親友はいないし、不安も多いけど、ビビって暮らすよりは

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    2023年12月19日
  • ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんやシリーズ、第二期。
    段々こなれてきた感じがした。
    今まで、只次郎とお妙の絶妙のコンビに慣れ過ぎていたのかも知れない。
    お花と熊吉がちょっと硬い感じがしていたのがなくなった。
    面白いねぇ...

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    2023年12月16日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんやシリーズ
    お花ちゃんや熊吉も難事を乗り越え日常が戻る。
    それを見守る周りの人達の優しさに触れ、お栄、お梅など若き人達と一緒に前へと進み出す。
    鯨汁とか、つばき餡とか、カマスの塩焼きも美味しそう。
    若い人達の成長が楽しみ。

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    2023年12月08日
  • 華ざかりの三重奏

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    ネタバレ

    面白かった。
    老後問題の解決方法として提示されたのは、自堕落さと干渉少なめの共同生活と仲間意識。後は若者の感性を横から見ることだろうか。

    何がこんなに面白かったんだろう。
    還暦の人が同人誌を出しちゃう、挑戦!という書きぶりではない。あー楽しかった、でもしんどいわー、腰いたたた、なのだ。腰いたたた、の経験者ゆえの共感かな。
    これから未来を作らねばならないわけではなく、無限の世界が目の前に広がっているわけでもない。だからこその余裕を感じるからかな。

    ともかくも、心地よかったのだ。

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    2023年12月07日