坂井希久子のレビュー一覧
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2022/3/29
只次郎に強力なライバル登場やん。
ややや、只次郎がんばれ~!
只次郎めっちゃ応援してしまう。土下座しようとしたのはイマイチだけども。
でも好きな人の前でも好きな人を守るためになら土下座しようとするのもまた力なのかもしれないなぁ。
相変わらず読んでたらお腹がすいてすいて困る。Posted by ブクログ -
2022/3/11
只次郎よかったね!ちゃんと意識してもらってるよ!
年下男の守ってあげたい欲求と年上女の心配ががちょっと喧嘩したけど、只次郎は言うだけじゃなくてちゃんと行動してるからね。
立派なもんだよ。
いいなぁ、キュンとする。
そして相も変わらずおいしそうな料理の数々。
ぜんや行きたい。Posted by ブクログ -
「居酒屋ぜんや」の新シリーズ始まる。
前作から五年後の設定で、母親に捨てられてお妙たちが預かっていたお花も14歳になった。
やはりお妙たちが目をかけていた子供、熊吉は18歳。
今度はこの若者たちの視点でお話が進むことになる。
爽やかに、若々しく再出発。
この先の進む道に、希望と悩み。恋も・・・ある...続きを読むPosted by ブクログ -
伊吹有喜「夏も近づく」と柴田よしき「どっしりふわふわ」が特にお気に入り。
先日読んだ「坂本司リクエスト!和菓子のアンソロジー」にも柴田さんの作品が載っていてたまたま続けて読んだらシリーズものでビックリした。
個人的には「和菓子のアンソロジー」に載っていた作品よりもこちらで読んだものの方が好きでした。Posted by ブクログ -
どちらかと言えば昭和後半のサラリーマンの心情が描かれているが、このテーマの小説はけっこう有るが、これを経験してないだろう女性作家が書いてるところが凄い。Posted by ブクログ
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うわー、何とまあ、つらい本。
おじさんって、本当に面倒な生き物だけど、
おばさんだって、気をつけないとやばい!
自分、大丈夫だよねぇ?とドキドキ。
ただ、おじさんだって変われるんだから、
おばさんだって変われるだろうという
ちょっとした安心感は得られたな。Posted by ブクログ -
坂井希久子「さらさら鰹茶漬け」、居酒屋ぜんやシリーズ№10、最終巻、2021.4発行。武士の林只次郎、武士をやめて町人に。そして居酒屋ぜんやのお妙と一緒に。無宿のお花を二人で引き取る。Posted by ブクログ
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読んだことがない作家さんに出会えるのもアンソロジーの良いところだけど、やっぱり好みじゃない作品も入ってるので大切な一冊ということにはならないなぁ。好好軒の海里ちゃんはあちらにいる鬼の海里ちゃんなの?Posted by ブクログ
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7編の小説それぞれが、コース料理のように全て違うテイストで、食べ飽きない一冊。
痛快だったり、爽やかで愛しかったり、ゾッとしたり、応援したくなったり、背筋が凍ったり、夢現の心地だったり、未来を展望したり。
どのお話も、その後が気になるところ。
個人的に1番賢治イズムを感じたのは「福神漬」かな。お気に...続きを読むPosted by ブクログ -
2021/12/10
会社帰りに読んだらどんだけお腹減るか。
おいしい小説は数あれど、これはトップレベルに料理描写が多い。
本気で食わせろ!それ!!ってなる。
林家の人はもっと只次郎に感謝するといいよ。
只次郎が姪っ子に学問を教えようと思ったところが熱くなって泣けた。Posted by ブクログ -
『もの食う話』(文藝春秋編)、『忘れない味』(平松洋子編、講談社)も良かったけど、このアンソロジーもたまらんなぁ。
『注文の多い料理小説集』文春文庫
新作『らんたん』が気になっている柚木麻子の『エルゴと不倫鮨』は意識高い系創作鮨屋で繰り広げられる蘊蓄会話劇に真の酒呑みの子連れママの堂にいった痛飲...続きを読むPosted by ブクログ -
居酒屋ぜんやの新シリーズ。
お妙さんと只治郎の養い子となったお花、俵屋の熊吉も成長し、世代交代の様な感はあるが、お妙さんのお料理は相変わらず美味しそう。
最後の鰻料理には涎が出そう。
お花の気持ちが本当に解れるのはまだ先かもしれないが、中良い3人の生活に心温まる。
鶯指南はどうなる?
俵屋の熊吉は上...続きを読むPosted by ブクログ -
本屋で気になっていたタイトルだったのですが、後書きを見ると作者の時代小説の第1作目のようですね。人情話というほどでもなく、剣が絡むわけでも無く、やはり随所に出てくる庶民的な料理の話しがメインのよう。最後の詰み草料理などは自分でも作って見たいと思わせる。美人の後家女将に惚れ込んで通ってくる男達は些か暑...続きを読むPosted by ブクログ