坂井希久子のレビュー一覧
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古い価値観、偏見根こそぎはなかなか…。ただ“男だから”“女だから”と意識しすぎない事が肝要で、ある程度の役割分担は“生き物”としては自然なのでは?怒られちゃうか⁈「できれば残りの人生は、自分のために生きたいと母は言う」みんな自分のために生きてるんじゃないの?人のお世話するのも回り回って自分の為じゃな...続きを読むPosted by ブクログ
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とても興味深い内容。
私は専業主婦なので、わかる、わかるーと、共感する場面がたくさんあった。
まあ、本では、主夫だけど。
一度離婚したことにより、全てを晒しだして話し合えたことは、よかったなと思う。うらやましい。
私も知らない間に、男だから。女だから。という古い価値観を持っていて、それを自分で自...続きを読むPosted by ブクログ -
新シリーズになり、主役が若い二人に移ってからは食い足りない読後感が続いていたし、とりわけお花の愚図っぷりにはイライラしっぱなしだったが、本巻でようやく言動が吹っ切れた感じになり今後の活躍が楽しみに。やがて育ての親に待望の赤ん坊が産まれることで、またウジウジし出すというありがちな展開だけは勘弁してもら...続きを読むPosted by ブクログ
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ほっておけばどこまでも悪い方にばかり解釈してドツボにハマるお花の身に終盤あまりにもむごい悪事が降りかかる。立ち直れる性格ではない彼女を待ち受ける次巻の展開はいかに。Posted by ブクログ
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さて、今日のレビューは人が思わず発してしまうひと言から、それが何を食べた時の言葉かを当てていただきましょう。
はい、第一問です。
『はふぅ』
さて、これは何を食べたのでしょうか?…って、これじゃあわからないですよね。答えは『ふつふつと立ち上がる飯粒と、ほのかについたおこげの色』という『...続きを読むPosted by ブクログ -
男女平等とは言いながら、実際には男には男らしい、女には女らしい立場が求められていて、本当に対等に生きて行こうとすれば生きにくい。
このお話では、妻が働き、夫が家事育児をするという選択をした夫婦が、周りの無理解、ひいては何より自分達が自分達によって追い詰められていく。
なかなか社会派なお話でした。
と...続きを読むPosted by ブクログ -
「居酒屋ぜんや」のシリーズ、5作目。
美人女将のお妙が美味しい料理を作る人気の店に、今日も常連が集まり‥
小さな問題をお妙の知恵と季節の美味しいもので解決しながら、さらに大きな謎もじわじわと正体を見せ始めます。
お妙に憧れている林只次郎は、貧乏旗本の次男。
山王祭は町人の祭りなので、武士は街なか...続きを読むPosted by ブクログ -
これからどうなるのかな。
お花ちゃんには幸せになってほしいな。
最初はのほほん?としたお話だったのに。
いえいえ、目が離せなくなってます。Posted by ブクログ -
妻がばりばりと働き、夫が専業主夫となる。
そんな形があったっていいじゃないかと思うけれど、やっぱり世間の目はそれを簡単には受け入れてくれないし、
何よりもその形を選んだはずの自分達の中にも根強い偏見は生きていた、という。
こういった形の本がどんどん増えていけば、いつか多様性を構えずに普通にあるものと...続きを読むPosted by ブクログ