坂井希久子のレビュー一覧

  • 赤羽せんべろ まねき猫

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    子供を事故で亡くし、離婚もして、今をただ生きてるだけの娘にかかってきたのは...
    没交渉だった父親が入院したという病院からの電話。
    その父親が居抜きで買ってた赤羽の居酒屋に関わって行く事によって、生活も自分も、そして父親との関係も変わっていく。

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    2026年08月24日
  • 撫子こがし 花暦 居酒屋ぜんや

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    お花ちゃんの新たな展開にびっくり。
    そして、少しずつ大人になっていくお花ちゃんのやみんなに驚かされつつ。
    みんなが幸せになってくれるよう願いつつ、読み進めています。

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    2026年08月24日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる5遍の短編集。柚木麻子さんのbarきりんぐみが好きだった。コロナ禍にこんなオンラインbarほんとにあったのかな、あったならいいなと思える心温まるお話。

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    2026年08月20日
  • ほろよい読書

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    お酒をテーマに紡がれる5つの物語

    醸造学科の宇一くんが一番印象に残った
    酒蔵の娘として生まれると、酒蔵を継ぐか他の道に進むかの2択で常に葛藤している
    両親からの圧力を感じながらも、自分の意思をはっきりさせて道を決めていく小春に心打たれた…!

    日本酒片手にまったり読むのが楽しかった

    「ショコラと秘密は彼女に香る」は、現代の恋愛を考えさせられるハナシであった
    心の中に留めておく恋愛も、人生を豊かなものにするスパイスなのかもしれない
    チョコレートボンボン買って帰ろう!

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    2026年08月15日
  • 浅草観音裏小路

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    ネタバレ

    初めて手に取った作家。

    浅草の芸者として生きる地方(三味線や唄)の真白、立方(踊り)の美鈴、半玉(見習い芸者)のきよ鈴の三人の生き様の物語。

    幸田文の花街を舞台とした物語をイメージしたけれど、いい意味で裏切られた。芸者という芸に生きる人たちのお仕事小説だった。

    時代の流れ、コロナ禍、伝統文化への無理解、芸者の生きる世界は狭く、窮屈なものになっている。
    敢えてその世界へ身を置いた三人は其々の理由で覚悟を迫られる。

    独特の世界かもしれないが、お座敷、三味線、長唄、踊り、元芸者の真白の母の営む喫茶店、時代が止まっている様な雰囲気を感じた。
    其々に作法が、しきたりには理由がある。
    ページを捲るのが面白く、知らない世界を知れて楽しかった。

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    2026年08月13日
  • 浅草観音裏小路

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    京都の芸舞妓さんは有名だけど、こちらは不勉強。
    京都との違いが面白い。

    そしてそして、スリラー見てみたい!

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    2026年08月13日
  • 市松師匠幕末ろまん 黒髪

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    幕末が舞台の時代もの。
    駕籠屋の三女のおりんが慕う、三味線の師匠・市松。
    腕の冴えはもちろんのこと。
    その名の通り、人形のような美しさにも憧れる。
    元気な13歳の少女の視点が新鮮。
    ある日、師匠の秘密を知ってしまうが…?

    決して万能ではなく、いつも冷静というわけでもない市松。
    桜田門外の変の1年後という、不穏な時代に、身近で何が起きるのか…

    「居酒屋ぜんや」「江戸彩り見立て帖」のシリーズが大好きで、このシリーズも続きを待ってます!
    他にも人気シリーズがあるものですから~?なかなか、この続きが出ないんですけど?(笑)

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    2026年08月13日
  • セクシャル・ルールズ

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     妻が社労士の専業主夫の家庭を舞台にすることで、家事が対価のない労働であること、育児の大変さやワンオペの問題、刷り込まれた男女観を変えることの難しさが柔らかく描けていて読みやすい。
     専業主夫の夫の忍耐強さや子供への寛容度に感心しつつ、過去の自分を振り返り反省しつつ、働くことの責任を再認識。
     しかし、相手の立場に立って考えると言うが、相手と同じ経験をしていないと実際は難しい。

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    2026年08月02日
  • 雨の日は、一回休み

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    自分の父親が登場人物たちと同年代なので、他人事とは思えなかった。
    私も自分の将来が心配になることはあるが、この世代の男性はまた違ったかたちで将来に対して不安があるのだと思う。

    男性特有のプライドは厄介で、年齢が上がるほど拗れてしまうのだろう。(お父さんごめんなさい)
    その時代の犠牲者でもあるだろうし、ある意味可哀想なのかもしれないが、今の時代に合わせていく柔軟性は自分自身で培っていくしかない。

    とはいえ、自分も違うかたちで時代の影響を受けているはずなので、令和の価値観と自分にとっての大事な価値観をバランスよく受け入れられるように生きていきたい。

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    2026年07月27日
  • 江戸彩り見立て帖 星合いの空

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    優しいお話。
    誰も、たぶん傷つかない。
    そして、主人公はしたたか。
    こんなふうに振る舞いたいと何度思ったことか。

    嫌味な人ですら、自分のペースに巻き込んでしまう。

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    2026年07月18日
  • おひとりさま日和

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    2作目から先に読んでしまいましたが、あれ?なんか読んだことがあるような…と思ったので、話が繋がっているものが多いんだと思います。

    1人の時間は贅沢。思う存分楽しもう。
    そんなふうに思わせてくれる1冊です。

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    2026年07月16日
  • おひとりさま日和

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    老後の事を考えないとなと思ったり、クスッと笑える所もあったりして面白かったです。
    私も将来落ち着いた所で自然に囲まれながら生涯を送りたいです。

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    2026年07月14日
  • おひとりさま日和

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    ネタバレ

    想像より年齢層が高い話だったがどの話も心惹かれると共に、結婚しても死ぬまで旦那がいてくれるわけではないし、何が起こるかわからない。
    自分の人生1人で生きていけるけど、のモットーで結婚しないとなと思った。

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    2026年07月06日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる短編集です。
    結論から言うと、どの作品も良かったです。
    女性がお酒を飲む時って、こんな感じで思っているんだなとか、誰かへの想いを形にするとにお酒を使うのかとか、女性ならではの飲み方だなと思いました。
    自分はガッと飲んで、ベロンと酔っ払って、グガーっと寝て、朝ズキっと二日酔い、以上なので、お酒にストーリーを持たせる飲み方をしないとなと思いました。

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    2026年07月03日
  • ほろよい読書

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    ロンドンに越してからお酒を飲む頻度が減ったけど、ひとりの夜に寄り添うようなお酒、場を盛り上げるお酒、いろんなお酒が恋しくなった。

    「初恋ソーダ」を読んで果実酒を作りたくなったのはわたしだけじゃないはず。

    原田ひ香さんの短編の続きが描かれている「定食屋 雑」も読みたくなった。

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    2026年07月01日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    今回何より嬉しかったのは、前作を読んだ者にとって、とっても懐かしい面々にまた会えたことである。特にお勝姐さんが良いタイミングで再登場してくれた時は、心の中で「待ってました!」と叫んだ。死んだ弟をいつまでも想ってくれるお妙にはありがたく思いながらも、新しい幸せを見つけて欲しいとも願うお勝姐さん。そんな彼女の思い遣りが切なく、痛くて温かい。

    相変わらずお妙に鼻の下を伸ばす男連中と、その気持ちを知ってか知らずか、恥ずかしげに、それでいて胃袋はしっかり掴んでいるお妙の強かさ。
    そんな居酒屋の周りには、不穏な事件があったり無かったり…とにかくいつも賑やかである。

    季節は夏。おろしきゅうりと蛸の和え物を称して「翡翠蛸」という、なんと美しい名前だろう。関西では土用に蛸を食べる風習があるが、そんな夏の食文化が江戸の空気感と重なって瑞々しく伝わってくる。作中によく登場する「麦湯」は身体の熱を冷ます働きがあり、次に出てくる「真桑瓜」の素朴な甘みとともに、当時の人々の暮らしの知恵や夏の情景が五感を通して心地よく残った。
    江戸では天麩羅をごま油で揚げるのだな、と改めて実感。ごまの栽培が盛んになり搾油技術が向上したという歴史的背景も透けて見えて、当時の食文化への興味がそそられた。

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    2026年07月01日
  • まんまる蛤長屋 小夜の商いはじめ

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    わいわい賑わってる感じがトテモ良かった。
    便利な物は何も無い時代だけど、今よりもっと豊かに、そして幸せに生きていたんだろうなぁと思えた。

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    2026年06月24日
  • とろとろ卵がゆ 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや シリーズ1-8

    江戸の火事で良人が残してくれた「ぜんや」が焼ける。どさくさに紛れての只次郎の告白?!おお、スッキリしたーと思いきや、火事でお妙の幼き頃の記憶が蘇り、何だかなぁ。悲しい。辛い。
    只次郎の卵がゆの気持ちが心に染みた。

    おえんと姑の話も心に残った。
    自分以外の誰に対しても、たとえどんなに近しい人にも、自分の気持ちや考えは言葉で表さないと伝わらないんだなーと再確認した。やっぱり、世の中そうそう根っからの悪人や意地悪な人っていないと思う。悩みの多くは大抵勘違いだと思ってる。甘い考えか。

    絵描きの勝川春朗が出てきて驚いた。羨ましい。


    鰤大根、粕漬け卵、小芋の柚子味噌煮、豆腐饅頭、羅漢汁、胡椒飯、みぞれ鍋。

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    2026年06月19日
  • 雨の日は、一回休み

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    色んなおじさんが時代の変化と己の衰えに戸惑い悩みながら生きていく話。
    いかにもおじさんが考えそうな心理描写に「女性作家だよな?」と何度も表紙を確かめた。
    女性版で描くとしたらどんな人物を描くだろう、若者版だとどうなるだろう、と想像しながら読み進めるのも面白かった。

    第二話、獅子堂の話が個人的に好み。
    リアルに会社にいそうな上司で、色んな折り合いをつけながら働いてるのが感じられて良き。

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    2026年06月13日
  • ほろよい読書

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    お酒が飲みたくなるような食事中心の短編集かと思ったら、それもありつつ、ストーリーもちゃんとしてて、良かったです!もちろん作りたくなるようなお酒もいっぱいあったし、めちゃくちゃ呑みたくなったけど(笑)
    個人的には「ショコラと秘密は彼女に香る」がとっても好きでした!文章の雰囲気もストーリーも凄く好みで読めてよかったぁ、と思えました。あとは「醸造学科の宇一くん」と「bar きりんぐみ」も良かったです。お酒好きじゃなくても全然読めるし、読みやすいと思います。
    次巻も積読してるので、スキマ時間にちょこちょこ読めたらいいな。

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    2026年06月06日