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千寿がお花に求婚した。その様子を目撃してしまったおかやの甲高い叫び声は町内に隈なく響き渡り、噂は「ぜんや」の常連客や熊吉の耳にも届いていた。お妙の出産も近づき、体調を気遣った料理で無事の出産を祈るお花と只次郎。そして千寿の真っ直ぐな想いを知った熊吉は……。甘辛い眼張の煮つけ、葱をたっぷり載せた鰻鍋、桜の塩漬けを散らした五目寿司、身がふわふわの鯰の味噌汁。美味しい傑作時代小説、第八弾!
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Posted by ブクログ
大好きなぜんやシリーズ。 お花ちゃんと熊吉の関係が進展しないのがもどかしい! 熊吉が番頭になるのを待たなきゃダメなのかな?長い〜。 「花散らし」で不穏な描写があって、それが今後を暗示しているようで怖い。その未来は辛すぎる。次回はみんな元気で登場して欲しい。
おかやにお花の半分でいいから謙虚さがあるといい。お花におかやの半分でいいから我の強さがあるといい。 まだまだ途中の女の子たち。 お花も おかやも お栄も 千寿も 熊吉も皆 そんなに早く大人にならないでおくれよ〜
優しさに溢れている物語。 それにしても、熊ちゃんとお花ちゃんの関係はもどかしい。 それに対して、千寿はなんと素晴らしいことか。 続きが気になりますね。
熊吉がすっかり大人になり、お花ちゃんも娘らしくなった恋と青春のぜんや。 お妙さんが無事出産したのはいいけど、肥立ちが悪く薬を処方した時の事件でこっぴどく大旦那様に叱られた熊吉、お花はこれからますます綺麗になっていくだろうし、早く次作が読みたい!
花暦ぜんやシリーズ、第8弾。 享和元年(1801)〜享和二年(1802) ・お花16→17 ・お妙37→38 ・只次郎31→32 ・熊吉20→21 前回のラストは、おかや(9)の怪鳥のような叫び声で終わった。憧れの千寿(10)が、なんと六つ年上のお花に求婚したからだ。 (奇しくも、お妙も只次郎より...続きを読む六つ年上である) お花から千寿を誘惑したわけでもないのに、おかやの嫉妬からくる怒りと恨みは、しつこく深く、理屈が通じない。 以前もこういう、長〜い喧嘩があったなあ・・・ まずはこの性格で千寿に好かれようと言うのが無理である。 しかし、千寿のけっこう用意周到に考えているところも、爽やかだった印象が少し変わった。 いずれにしろ、お志乃さんがお姑さんでは手強いです。千寿のお相手は、お志乃さんの実家絡みなどで、上方の良家から迎えるのが無難なのではないかと思いますけどね。余計なお世話ですが。 お花が、しっかりとして優しい良い娘さんに育っているのは確かです。 鯰(なまず)も捌けるなんて、すごい! それに引き換え、熊吉は、仕事はできるのに脇が甘い、大旦那様のおっしゃる通りです。 仕事ができる? 調合中の薬研をそのままにして席を立つのは、普通に考えてあり得ないでしょう? 呼びにきた小僧に、薬研の始末をしてからすぐに伺いますと旦那様に返事をするよう言い付けるべきでした。 頭の中がお花ちゃんのことでいっぱいなのね。 お妙さんが男の子を産むという慶事がありました。 お花が、仕込み中だった食材をうまく活かして華やかなちらし寿司をこしらえたところは、めでたさの象徴のような場面でした。 しかし・・・今回も不穏なところで終わります。
いよいよお妙の出産! 一期ファンとしては嬉しさひとしおです。 とはいえこの時代、やはり命懸けなので端々にある不穏な描写が恐ろしい。 早く元気になって欲しいです。 熊吉がこんなにグダグダになるとは思わなかった……
恨み辛み、騙されたりするような事件は起きなかったけど、面白かった。お花を中心に若者達の心のざわめきが、この先どうなるのかな。お妙さん元気になるといいね。
居酒屋ぜんやシリーズ。 熊吉も花も成長する。 お花が千寿に求婚された事により、若い人達の恋の行方がざわつく。 方や、お妙の出産が近づく。 当時、お産は命がけ。どうか無事にとみなが祈る。 温かい思いや祈りが流れ、こちらも癒される。 相変わらず料理は美味しそう!
「居酒屋ぜんや」のセカンドシリーズ、“花暦 ”・第八弾。 彩り豊かな料理が評判の居酒屋〈ぜんや〉が舞台の人情噺。 〈ぜんや〉の女将・お妙と只次郎の養女・お花と薬種問屋〈俵屋〉に奉公する熊吉を中心に描かれる、連作五話が収録されています。 まさに“あちゃー・・(ノ_< ;) ”というところで...続きを読む終わった前巻。 千寿の“求婚インパクト”で大荒れのおかやは勿論、熊吉の心もザワついてしまう訳で・・。 で、当のお花ですが、そりゃ当然困惑はしているものの、正直“それどころではない”といった感じで、出産を控えたお妙さんの代わりに〈ぜんや〉を切り盛りすること、そしてゆくゆくは〈ぜんや〉の女将になるという夢に向かって邁進している姿が眩しいですね。 お料理の腕も、めきめきと上達しているようで、お花は絶賛成長中でございますよ~・・うん、そらモテるわな。 一方、熊吉はお花への気持ちを自覚しつつも、その想いに蓋をして改めて〈俵屋〉での出世を第一に頑張っていく決意をすることに。 終盤で大旦那様から厳しい事を言われていましたが、これは熊吉の“シゴデキ”っぷりを認めているからこその苦言なんだと思います。 そんな訳で、それぞれの夢や目標に向かって進んでいく、お花と熊吉の仲が今後どうなっていくのか、目が離せないですね。 そして、お妙さんがついに出産!という事で、心配しまくる只次郎の姿に、彼がどれほどお妙さんを大切に想っているかを改めて実感させられました。 産後の肥立ちが思わしくなくてそこが心配ですが、健やかに回復してくれる事をお祈りしております~。 あ、そうそう、とりあえずおかやはお花ちゃんに対してちゃんと“焼き土下座(cf,カイジ)”してください(怒)!
お妙の出産!これがすごいイベントのはずなのに、読み終わってみると大旦那が示した熊吉に対する厳しさが一番印象に残ってしまいました。
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花暦 居酒屋ぜんや
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