坂井希久子のレビュー一覧

  • 市松師匠幕末ろまん 黒髪

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    幕末が舞台の時代もの。
    駕籠屋の三女のおりんが慕う、三味線の師匠・市松。
    腕の冴えはもちろんのこと。
    その名の通り、人形のような美しさにも憧れる。
    元気な13歳の少女の視点が新鮮。
    ある日、師匠の秘密を知ってしまうが…?

    決して万能ではなく、いつも冷静というわけでもない市松。
    桜田門外の変の1年後という、不穏な時代に、身近で何が起きるのか…

    「居酒屋ぜんや」「江戸彩り見立て帖」のシリーズが大好きで、このシリーズも続きを待ってます!
    他にも人気シリーズがあるものですから~?なかなか、この続きが出ないんですけど?(笑)

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    2026年08月13日
  • セクシャル・ルールズ

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     妻が社労士の専業主夫の家庭を舞台にすることで、家事が対価のない労働であること、育児の大変さやワンオペの問題、刷り込まれた男女観を変えることの難しさが柔らかく描けていて読みやすい。
     専業主夫の夫の忍耐強さや子供への寛容度に感心しつつ、過去の自分を振り返り反省しつつ、働くことの責任を再認識。
     しかし、相手の立場に立って考えると言うが、相手と同じ経験をしていないと実際は難しい。

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    2026年08月02日
  • 雨の日は、一回休み

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    自分の父親が登場人物たちと同年代なので、他人事とは思えなかった。
    私も自分の将来が心配になることはあるが、この世代の男性はまた違ったかたちで将来に対して不安があるのだと思う。

    男性特有のプライドは厄介で、年齢が上がるほど拗れてしまうのだろう。(お父さんごめんなさい)
    その時代の犠牲者でもあるだろうし、ある意味可哀想なのかもしれないが、今の時代に合わせていく柔軟性は自分自身で培っていくしかない。

    とはいえ、自分も違うかたちで時代の影響を受けているはずなので、令和の価値観と自分にとっての大事な価値観をバランスよく受け入れられるように生きていきたい。

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    2026年07月27日
  • 江戸彩り見立て帖 星合いの空

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    優しいお話。
    誰も、たぶん傷つかない。
    そして、主人公はしたたか。
    こんなふうに振る舞いたいと何度思ったことか。

    嫌味な人ですら、自分のペースに巻き込んでしまう。

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    2026年07月18日
  • おひとりさま日和

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    2作目から先に読んでしまいましたが、あれ?なんか読んだことがあるような…と思ったので、話が繋がっているものが多いんだと思います。

    1人の時間は贅沢。思う存分楽しもう。
    そんなふうに思わせてくれる1冊です。

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    2026年07月16日
  • おひとりさま日和

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    老後の事を考えないとなと思ったり、クスッと笑える所もあったりして面白かったです。
    私も将来落ち着いた所で自然に囲まれながら生涯を送りたいです。

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    2026年07月14日
  • おひとりさま日和

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    ネタバレ

    想像より年齢層が高い話だったがどの話も心惹かれると共に、結婚しても死ぬまで旦那がいてくれるわけではないし、何が起こるかわからない。
    自分の人生1人で生きていけるけど、のモットーで結婚しないとなと思った。

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    2026年07月06日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる短編集です。
    結論から言うと、どの作品も良かったです。
    女性がお酒を飲む時って、こんな感じで思っているんだなとか、誰かへの想いを形にするとにお酒を使うのかとか、女性ならではの飲み方だなと思いました。
    自分はガッと飲んで、ベロンと酔っ払って、グガーっと寝て、朝ズキっと二日酔い、以上なので、お酒にストーリーを持たせる飲み方をしないとなと思いました。

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    2026年07月03日
  • ほろよい読書

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    ロンドンに越してからお酒を飲む頻度が減ったけど、ひとりの夜に寄り添うようなお酒、場を盛り上げるお酒、いろんなお酒が恋しくなった。

    「初恋ソーダ」を読んで果実酒を作りたくなったのはわたしだけじゃないはず。

    原田ひ香さんの短編の続きが描かれている「定食屋 雑」も読みたくなった。

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    2026年07月01日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    今回何より嬉しかったのは、前作を読んだ者にとって、とっても懐かしい面々にまた会えたことである。特にお勝姐さんが良いタイミングで再登場してくれた時は、心の中で「待ってました!」と叫んだ。死んだ弟をいつまでも想ってくれるお妙にはありがたく思いながらも、新しい幸せを見つけて欲しいとも願うお勝姐さん。そんな彼女の思い遣りが切なく、痛くて温かい。

    相変わらずお妙に鼻の下を伸ばす男連中と、その気持ちを知ってか知らずか、恥ずかしげに、それでいて胃袋はしっかり掴んでいるお妙の強かさ。
    そんな居酒屋の周りには、不穏な事件があったり無かったり…とにかくいつも賑やかである。

    季節は夏。おろしきゅうりと蛸の和え物

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    2026年07月01日
  • まんまる蛤長屋 小夜の商いはじめ

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    わいわい賑わってる感じがトテモ良かった。
    便利な物は何も無い時代だけど、今よりもっと豊かに、そして幸せに生きていたんだろうなぁと思えた。

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    2026年06月24日
  • とろとろ卵がゆ 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや シリーズ1-8

    江戸の火事で良人が残してくれた「ぜんや」が焼ける。どさくさに紛れての只次郎の告白?!おお、スッキリしたーと思いきや、火事でお妙の幼き頃の記憶が蘇り、何だかなぁ。悲しい。辛い。
    只次郎の卵がゆの気持ちが心に染みた。

    おえんと姑の話も心に残った。
    自分以外の誰に対しても、たとえどんなに近しい人にも、自分の気持ちや考えは言葉で表さないと伝わらないんだなーと再確認した。やっぱり、世の中そうそう根っからの悪人や意地悪な人っていないと思う。悩みの多くは大抵勘違いだと思ってる。甘い考えか。

    絵描きの勝川春朗が出てきて驚いた。羨ましい。


    鰤大根、粕漬け卵、小芋の柚子味噌

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    2026年06月19日
  • 雨の日は、一回休み

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    色んなおじさんが時代の変化と己の衰えに戸惑い悩みながら生きていく話。
    いかにもおじさんが考えそうな心理描写に「女性作家だよな?」と何度も表紙を確かめた。
    女性版で描くとしたらどんな人物を描くだろう、若者版だとどうなるだろう、と想像しながら読み進めるのも面白かった。

    第二話、獅子堂の話が個人的に好み。
    リアルに会社にいそうな上司で、色んな折り合いをつけながら働いてるのが感じられて良き。

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    2026年06月13日
  • ほろよい読書

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    お酒が飲みたくなるような食事中心の短編集かと思ったら、それもありつつ、ストーリーもちゃんとしてて、良かったです!もちろん作りたくなるようなお酒もいっぱいあったし、めちゃくちゃ呑みたくなったけど(笑)
    個人的には「ショコラと秘密は彼女に香る」がとっても好きでした!文章の雰囲気もストーリーも凄く好みで読めてよかったぁ、と思えました。あとは「醸造学科の宇一くん」と「bar きりんぐみ」も良かったです。お酒好きじゃなくても全然読めるし、読みやすいと思います。
    次巻も積読してるので、スキマ時間にちょこちょこ読めたらいいな。

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    2026年06月06日
  • ふうふうつみれ鍋 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや シリーズ1-7

    嫌だ嫌だと思っても、いざ捨てようとしてみたら、やっぱり武家という「家柄」に守られているのだ、と思い知る只次郎。全てを手放し、違う世界に飛び込もうとするのは、いつの時代も勇気のいる事だなと感じる。
    升川屋さんの夫婦喧嘩に巻き込まれたり、裏店のおえんさんの願いが叶ったり、凛気を起こしたり、三河屋さんにお浜ちゃん絡みで只さんが振り回されたりする。
    時がどんどん過ぎて、状況がどんどん変わっていくのに、お妙と只次郎だけはやっぱり変わらずだ。なんともまあ焦れったい。
    解決したと思われた過去の事件の真相でまた一波乱ありそう?


    豆腐と筍のうま煮、木の芽味噌の三種和え、丸汁、

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    2026年05月31日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    ずっと気になっていた「居酒屋ぜんや」シリーズの第1作。

    武家の次男坊という窮屈な立場にある只次郎が、ぜんやの人たちのやり取りを聞きながら心の中で思った「ああ、この店は息がしやすい」という言葉。
    ここは単に胃袋を満たす場所ではなく、そこに流れる飾らない空気感に包まれることで、肩書きを外してただの「自分」に戻れる、かけがえのない居場所なのだ。

    ひと手間かけて素材の良さを引き出した丁寧な料理の数々は、本当に魅力的。
    そして、お勝さんの容赦のない、だが愛のある江戸前のツッコミが絶妙なタイミングで差し込まれるので、物語のテンポがとにかく心地よいリズムになっている。

    食べ物というものは昔のことを思い

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    2026年05月30日
  • 大江戸ぐるまん 鰻番付

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    大飯食いが理由で離縁されたお富美が本当に美味しい鰻屋の番付をしようと奮闘する話。
    兎に角、鰻が美味しそう。
    忖度のない番付評も無事に出す事が出来、さて鰻の次は何かあるのかな?とちょっと楽しみ。

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    2026年05月21日
  • おひとりさま日和 ささやかな転機

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    最後のセッションっていう話が好きだったな〜
    いろんな仕事を転々とする主人公、いろんな世界を知ること、自分の新しい扉を開くっていう考え方、全部私に刺さる。合わなかったら静かに閉めて、また開けてみたくなったら開けてみる。
    ドラム習いに行っちゃうのもいいね!
    YouTubeでミセスのライブ見たら、ライブに行って心身をリフレッシュしたい!と思った。
    私も新しい扉開いちゃおうかな?

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    2026年05月20日
  • なずな蕎麦 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんやシリーズ
    お花がまた拐かされた!
    今度は父方の武家の屋敷に。
    だが、お花には必ず助け出してくれる人達が居ると確信があった。
    出産後体調が思わしくなかったお妙も回復する。
    熊吉も奮闘中。
    あんこう鍋も美味しそうだったなぁ〜

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    2026年05月19日
  • 撫子こがし 花暦 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    お妙さんが心配だなぁ。
    只次郎の奮闘ぶりが目に浮かぶようでちょっと笑える。
    そんな中、お花の実父?
    なんだ突然。
    もうお花ちゃんに心配事なんか起こらないと思っていたのに、、
    熊吉も自分で自分にプレッシャー。
    でも、二人とも立派に成長し、自分で解決できた。
    次が楽しみです。
    もう間もなくですね。

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    2026年05月15日