坂井希久子のレビュー一覧
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ネタバレ短編集はサクッと読めて良い!
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騙された、僕って言うもんだから
ト・モ・ダ・チ
え、分かる。怖いけど早苗の気持ちが分かる。
親友が欲しくて、孤立してる子に近づく気持ち。
この子だったら親友になってくれるんじゃないか的な下心。
ただ、あることないこと言いふらすのはだめです。
卵の殻
よかったのでは??お母さんはちょっとずれていたけど、遼子はずれてないように思えたし。
水底の星
タイプの違う負けず嫌いたち。怖い。
こっちを向いて。
刺さりまくりで痛い。仕事を辞めると仕事でつながっていた人脈がなくなるのが怖くて仕事辞められない。思えば、これまでの友達は、一緒に担ぐ御神輿があった。同じお神輿がないと、女ともだちって作りにくいのかも。
ブータンの歌
たぶん本筋とは違うけど、介護問題は根深い
ラインのふたり
結局、ふたりは何か共通の敵を作ってなんでもいいから文句言いたかっただけなんじゃないかと思った。ジャミラの方が一流だった。
獣の夜
同い年だ。なんか憧れた。好きな話だった。 -
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花暦ぜんやシリーズ、第10弾
享和二年(1802)の秋から。
年が明けると熊吉は22歳、お花は18歳になる。
お年頃・・・と言うかこの時代には完全な大人。
なのに、周りが旦那衆とか立派すぎるので、二人が子供扱いされてしまっているような気がする。
もっとも、熊吉は危なっかしいからな〜
今回は営業に勤しむ姿が主に描かれ、頑張ってるなと思う一方で、また熊吉が何かやらかしてしまわないか(!)ハラハラしながら見守っていた。
旦那衆は、熊吉をまだまだ頼りないと思っているけれど、
今回は、お花にとってアベンジャーズの一員として認められたようだ。
お花も複雑な出自あり、これをすっきりしない事には将来に影を落としそうだけど、早瀬善次はそう悪い人でもなさそうなので、この先もしかしたら料理のことで何かあるかも?と思ってしまう。接近禁止ですけどね。 -
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歳を重ねるのが楽しみになる、未来のお守りのような一冊だった。
還暦を迎えたかつての友人同士がルームシェアを始め、第二の青春を謳歌する物語。
ただ一緒に暮らすだけでなく、学生時代に熱中した「少女マンガ熱」が再燃し、なんと同人活動にまで踏み出してしまうというストーリーが最高にワクワクした。
年齢なりの小さなしんどさや、上手くいかない日常のリアリティは程よく描かれつつも、深刻になりすぎない塩梅が絶妙。
全体に漂う高揚感は、まるで主人公たちが愛する少女マンガそのもの。
人気マンガ『マダムたちのルームシェア』やドラマ化もされた『団地のふたり』のような、温かくて居心地の良い空気感が好きな人にはたまらない作品だと思う。
作中では、還暦間近になって中学時代と同じ会話をする姿を「進歩のない」と評する場面があるが、私はむしろ最高に素敵だと感じた。
いくつになってもあの頃の気持ちを失わず、好きなものをずっと好きで居続けられる。
それって人生において、ものすごく幸せなこと。
SNSを見渡すと、他人に自慢できるような「キラキラした生活」ばかりでそれが現代においての幸せの正解に見える。
でも、素敵な生活の形は人それぞれ。
歳を重ねてからだって、自分の幸せをいくらでも追い求めていいんだと勇気をもらえた。
老後はまだずっと先の話だけど、うっすら抱いていた未来への不安が軽くなった。
「歳をとるのも悪くないな」と思わせてくれる、これからの人生のお守りにしたい大切な一冊。 -
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10巻中の8巻目か… お妙も只次郎を意識しているようで、この人たちがくっつくのも時間の問題ダナ。なんて、まるで「ぜんや」の常連衆のように彼らをほほえましく眺めているような本作。
妊娠中のお志乃とお勝、そしてお妙&只次郎の4人で朝から団子やぼたもちを仕込む様子がよかったです。
「春はぼた餅、秋はおはぎ、夏は夜船、冬は北窓」という言葉遊びについておしゃべりする場面も。
出世魚のコノシロをおいしく食べる会の話がこのあとの章に続きますが、こういった食にまつわるあれこれが、物語のなかでさりげなく紹介されるのもこのシリーズの好きなところです。
さて、そして居酒屋「ぜんや」が火事に巻き込まれ、お妙が人が変わったように元気をなくしてしまいます。
只次郎達の寄り添いによって解決しますが、いかにそれまでお妙が人の笑顔と幸せのために尽力していたかを再認識することになります。
お志乃も無事に出産したし、お妙とぜんやのこれからが楽しみです。
只次郎と二人で居酒屋やってくんだろーなとは思うけど。 -
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前巻で只次郎と兄・重正のわだかまりが少し解消され、うまくいきそうだったのですが、重正が学科試験に落ちたことでまた関係が悪くなってしまいました。只次郎に懐いているお栄にも当たり散らす始末です。そして父親の隠居宣言により重正が家督を継ぐことになり、只次郎にお見合いの話が出てきたり、お栄との接触を避けるよう言われたりと、いよいよ只次郎の実家での居場所がなくなってしまいます。
武家の身分は本当に理不尽だと感じますし、林家はもともと只次郎の稼ぎで成り立っているのにと歯痒くなります。
しかし、こんなことで「ぜんや」とお妙との関係を切ってしまう只次郎ではありません。家出して、最近めっぽう存在が怪しくなってきた住み込みの浪人・重蔵の監視と称して、居候することを選びます。
後半の、重蔵の過去や悪の元締めをやっつけるシーンは非常に読み応えがありました。縁で繋がった大店の旦那衆たちの知恵とお妙の料理の合わせ技で事件を解決した手腕はお見事でした。 -
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大好き「居酒屋ぜんや」シリーズ。
まさかお妙の父や夫の死に不審な点があるとは...又三の死の謎もまだ解決していませんし、ミステリー要素が濃くなってきました。
井戸さらいや、七夕にそうめんを食べるという江戸の文化も知ることができて勉強になるし、料理の描写も只次郎のリアクションのせいか、とても美味しそうです。食や祭含め、この頃の町の人たちの暮らしの中の楽しみが、現代では同じようには味わえないと思うと、当時が少し羨ましくなります。
そういえば、今回は武家の次男坊、只次郎が町人に変装するという一幕も。お妙から「只さん」なんて呼ばれるラブコメ展開に。只次郎の嬉しい気持ちにクスッとする一方、身分の違いが偲ばれて切なくなりました。 -
Posted by ブクログ
今日も常連で賑わう居酒屋「ぜんや」。美人店主のお妙が切り盛りするこの店に、ある日、たちの悪い侍二人が現れてトラブルに。刀を抜かれていよいよ斬り合いになりそうなところを、浪人・草間に助けられます。その後、草間がぜんやの用心棒として雇われることに。
ぜんやの常連で旗本の次男坊・只次郎は、体格が良く鍛えられた肉体を持つ草間とお妙が良い仲になるのではないかと、気が気ではありません。とはいえ、自分の素性を明かそうとしない草間の言動に、お妙もまた違和感を感じており、今後の展開が気になるところです。
小熊の薮入りエピソードや、只次郎が頼み事を断るために、お妙が工夫を凝らした「豆腐づくし」の料理で相手をもてなすエピソードは、いかにも人情話らしくて好きです。また、只次郎の愛鳥ルリオをはじめ、江戸っ子の趣味として鳥を愛でたり品評会が開かれる様子が描かれているのも興味深かったです。
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