坂井希久子のレビュー一覧
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ネタバレ居酒屋ぜんやシリーズ第三弾。
今回は一冊通じて大きな謎が一つ解ける……感じかな?
今回もサクサクっと読める短めのお話が五つ。文体も軽いしキャラも良くて好きなシリーズだなぁ。しみじみ。
以下ネタバレ
又三ーーーーー!!ってなりました、初っ端から。
そして、ようやく駄染め屋が捕まりましたね。拷問の様が中々で、柳井殿はやはり食えないお方だ。そこがいいんだけど(私は柳井殿推し)
たぶん佐々木殿がラスボスなのかな?かなりやな奴だなー。
お妙さんが意外と子供っぽい性格で、なんか良かった(笑)完璧すぎる美人より欠点がある方がいいよね。
お志乃ちゃんとこも無事に落ち着きそうやし。てかたぶん升川殿は尻に引かれるよな(笑)
次も楽しみ。 -
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火事や、幼少期の記憶が戻ったショックから漸く立ち直り、お妙は『ぜんや』を再開する。
只次郎はぜんやの経理を預かると同時に、自分も新しい商売を始め、ますます頼もしく。
居酒屋ぜんやシリーズ、第9巻。
以前から時々登場していた熊吉が、ぐいぐい来ている!
子供は成長が早いなあ。
只次郎も、絶賛成長中(?)の若者である。
ぐいぐい来ている。
しかし、美味しい料理の話と背中合わせに、不穏な予感を常に孕んでいるのがこのシリーズ。
今回も、良い話と悪い話がある、さてどちらから聞く?的な、事件とめでたい事が両方起きる回。
またいろんな面で山場を迎えそうな終わり方。
恋する女が裾を乱して走るのって凄いシーンだなって思う。
ロングスカートでは邪魔そうに見えるだけ、和服ってエロいな〜と思うのであった。
そして、渡り蟹の料理の描写が美味しすぎ!
今の和食は、チェーンの居酒屋かファミレス、それ以外だとお高くて気取ってて凝りすぎた懐石料理の二極化。
お妙さんみたいな料理はどこで食べられますか!?
薬食い/蟹の脚/家移り/暗雲/川開き -
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ぜんやシリーズ第6巻。
只次郎の動向やお妙の亡き夫善助の死についても大きく進んだ印象。
これはクライマックスが近いのだろうか?
そういえば本屋で見つけた新刊の帯にはいよいよクライマックスみたいなことが書いてあった気がする。尤も何巻か分からないが。
只次郎のいたたまれない境遇がやっと打開されるのではということに喜びながらもあの人のギャップがまた憎めずライバルとしてほほえましい印象。
ラストの追い詰める展開はとても面白かった。みんな役者だと思う。
その中でお妙のあの言葉。
生かすも殺すも口から入るものと考えると全く持って恐ろしい。
次の巻からはいよいよどでかい敵を相手取ることになるのだろうか…と思うと楽しみなところもあるが心配だったり。みんな息災で大団円を迎えられますように。 -
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うちも保護猫を飼い猫にしているので、
感情移入しながら読んでしまいました。
でもそれを抜きにしてもとってもいいお話だった。
いろんな猫好きが出てきて、
獣医さんも保護猫団体も
多頭飼育崩壊のひともでてきて、
きちんと人間のエゴとか
ペットのことが描かれているところがよかったです。
いろんなひとに読んでもらって、知ってもらいたい。
自分の進路に悩んでるうじうじしてる系の主人公は
正直好きじゃないんだけど、
悩みながらも成長していく姿と、
素直なところが好感度が高くて、
最終的な読後感がとても良かったです。
サヨリさんのつくるナポリタンが食べたいー!
サヨリさんとみんなの成長を
まだまだ読みたい。続編を熱く希望!!
「まんぷく」の短編集から
気になった作家さんだったので読んでみました。
好きだわーーー。もっと読みたい!! -
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ネタバレ「居酒屋ぜんや」シリーズ、第七弾。
暗い影を落としていた善助の死の謎が解け、再び料理の描写が美味しく感じられるようになった。
犬も食わない夫婦の諍いにもつい、仲裁に入ってしまうお妙だが、かかわり過ぎない塩梅が良い。
つい、女の味方をしてしまいがちだが、聞いてみれば男の方にも言い分がある。
そんな喧嘩も、相手が生きていればこそだが…
窮屈な武家がひたすら嫌で、商人になりたかった只次郎だが、大店の旦那衆が自分のような若造と対等に付き合ってくれるのも、町人たちが一目置いてくれるのも、ただ“武士”という身分あってこそではないのかと気付き始める。
大人になったなあ~と思う。
何だか新しい展開が期待できそうです。
『春告げ鳥』
只次郎が丹精している鶯のルリオの雛たちが美しい声で歌い始め、後継ぎの一羽を残して欲しがっている人に譲ることになるが…倍率高し。
『授かり物』
升川屋と、妻の志乃は子育てをめぐる良くあるアレ(!)で、夫婦仲が上手く行っていないようだ。
息子の千寿(せんじゅ)がご飯を食べないと悩んだ二人はぜんやを訪れるが、ご相伴にあずかってごちそうを食べられるはずなのに、食い意地の張っているおえんが姿を見せない。
『半夏生』
かつて只次郎に熱を上げ、その後別の男と駆け落ち騒動まで起こしたお騒がせ娘・お浜が再びアタック!
『遠雷』
脳の回路が何でも色恋沙汰に結びつくようになっている女たちに引き気味のお妙。
自分はもう恋などしない…?
『秋の風』
三河屋に縁談を持ちかけられ、分家して店を一軒持たせてやると言われて揺れる只次郎。
お妙を思っていても、恋は相手次第。
お妙、只次郎ふたりの気持ちに気づいている年長者たちはそれぞれアドバイスするが…
やっぱり、柳井殿が素敵。 -
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秋から冬にかけての、居酒屋「ぜんや」、クライマックス。
分からないことが多くてもやもやしていたこれまでとは違い、だんだんと悪の霧も形を作って、はっきりと見えてくる。
悲しみを乗り越えて、人を許すとも許さぬともつかぬ、お妙の選んだ道は絶妙な仕置きとも言える。
素敵な女性。
お妙も、只次郎も、重蔵も、新しい道に一歩を踏み出せそうだ。
お栄ちゃんが相変わらず気になるので、続きも楽しみにしています。
ルリオも。
そして、やっぱり柳井殿はカッコいいなあ、と思うのでした。
『口切り』
神無月。菱屋のご隠居の茶会
『歩く魚』
霜月。林家の子供たちの七五三。
自分の足で歩きはじめること。
『鬼打ち豆』
師走。重蔵、衝撃の告白。
『表と裏』
正月。武家の体制ももう限界ではないか。
頼りなく見えて、意外にしたたかな只次郎。
聞けば、重蔵も気の毒な人生を歩んできた。
『初午(はつうま)』
睦月。知らないうちに大きな波にのみ込まれていた。
誤解の元はボトルキープ?
春の兆しにルリオの美声。
平和な春が来ますように。 -
Posted by ブクログ
居酒屋ぜんやの前主人であり、お妙の夫であった善助が殺された原因が明らかになる今巻は、物語として大きな山場を迎えました。
なんかちょっと「めでたしめでたし」と言った風情の終わり方だったので、うっかり只次郎くんのことを忘れていたよ、ごめん。笑
自分が思っていた人物が、そのとおりのひとだったし、時代劇とかでありがちな、悪者はいかにも悪そうなカオをしているっていう、ある意味お約束的な結末で、心穏やかに読み終えることができました。
名鳥ルリオの美声と柔らかな春の兆したっぷりの陽光が(見えないのに感じられる文章ってすごいな、といまさら気づく)、次巻が最終巻なのかなぁという予感を感じさせます。
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