感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年05月09日
居酒屋ぜんやシリーズ第8巻。前巻から続けて読んだから、寛政五年にどっぷり。
開き直った只次郎は強いの巻(笑)月見団子の話は女三人に只次郎一人のバランスがとてもよくて面白かった。でもその後は怒涛の展開。お妙がモデルをしたかと思いきや火事!(裏表紙にあらすじあるんでネタバレしますが)正気を失うお妙に卵が...続きを読むゆをこさえちゃう只次郎の愛情の深さよ!!わらしべ長者もよかった。キャラがほんとに立ってるんだよなぁ。だからスルスル読める。時代小説は苦手なんだけどな。
最後はお志乃ちゃん(もう、お志乃さんやな。立派になって)が持っていった感じあるけど。シリーズはあと2巻で終わりとのこと。全ての謎が解けるのかな。楽しみ!!
Posted by ブクログ 2020年03月19日
人生は山あり、谷あり。
美味しいもので他の人の力になってきたお妙さんが、今回は只次郎に力づけられる。
寄り添って生きる人々は、とても愛おしく、尊い。
でも、なんて爆弾を最後に投下するんですか、坂井先生!
Posted by ブクログ 2022年08月14日
三文字屋に乞われ絵のモデルになり、大火事に焼け出されて店を失い、さらには両親の死の真相が記憶の底から甦る、という波瀾万丈の巻。新たな謎解きが始まる次巻では白粉包みの絵が絡んできたりするだろうか……。
Posted by ブクログ 2022年06月24日
あれ、あの話は終わったのでは…?と思っていたら、大きな勘違い。
たしかになんだか少しあれ?と思うところはあったけど。
そんなわけで、面白くなってきましたよ。
次の巻も楽しみ♪
Posted by ブクログ 2022年04月30日
只次郎の気持ちがよくわかっているお妙。
お妙の気持ちも。
紅葉狩りの前日もらい火で、ぜんやも類焼してしまう。
そして、その日お妙は両親が亡くなった火事が実は殺されてから火をつけられたという事実を思い出してしまう。
うつのようになってしまうお妙。
只次郎はきっと守ってゆく決意をする。
Posted by ブクログ 2021年02月26日
シリーズ物なのに、本のタイトルにつられて思わず手に取ってしまったこの一冊。これを読んでみて面白かったら1巻目から読もうと思ったらハマってしまい1巻目から一気に読んでしまったのが昨年の事。今まで時代物に全く興味が無かったけれど、読書に留まらず時代劇ドラマにまでハマるきっかけになった一冊。全然内容の感想...続きを読むじゃない... (^.^)
Posted by ブクログ 2021年02月09日
今回のタイトル「とろとろ卵がゆ」は妙さんの料理ではなく、妙さんを思う只次郎さんの料理。
居酒屋ぜんやが火焼失してしまい、また、妙さんの両親の死の真実も思い出してしまう。
身も心ボロボロの妙さんになんとか立ち直ってほしいと周りは温かい。
ぜんやの再開が楽しみ。
Posted by ブクログ 2021年01月11日
おお、またもや、非日常の事件が〰️。
このシリーズを読むと、人はいろんな人に支えられて生きているんだなぁと実感。自分の周りの人に感謝したり、優しくなれたりする気がします!
次の巻がかなり気になる。
Posted by ブクログ 2020年07月22日
坂井希久子 著「とろとろ卵がゆ」、居酒屋ぜんやシリーズ№8、2020.3発行。ぜんやの女将・お妙と侍・林只次郎の物語。月見団子、骨切り、忍ぶれど、夢うつつ、持つべきもの の5話。火事でぜんやは全焼し、お妙は虚ろな状態が続くも、「私には、あなたより大事なものはないんです」、只次郎の言葉と思いがお妙の心...続きを読むを癒します。
Posted by ブクログ 2020年06月29日
「居酒屋ぜんや」シリーズ第8弾。
読み終わってみると、今回のサブタイトルのお料理は、全く持って特別である。
平凡な日常で始まるが、下っぱ火消の臥煙(がえん…という身分)のあんちゃんは先触れであったのか?
とんでもないことが起きる。
只次郎とのお互いの気持ちもまた一段とそれぞれが自覚するようになり、...続きを読む不幸な出来事ではあったが、ある意味邪魔する物が消えたかと思えたのだが…
これまで、お妙は心のこもった料理でたくさんの人々の心や身体を救ってきた。
見返りを期待したわけではないし、自分の料理が人を幸せにすることを喜びともしてきた。
今度は、皆がお妙を支える番。
住むところはバラバラになってしまったが、人々のつながりが優しい。
お土産の藁しべ長者にもほほ笑んだのでした。
そして、何もできないお嬢さんだったお志乃の成長が、ホントに嬉しく感じられる。
しかし、また、お妙のとんでもない過去が明らかになった。
毎回、元号と年がはっきりと記されるのは、やはり大きな出来事とかかわりがあるのか?と勘ぐってしまう。
お妙はいつまで「ぜんや」という名の店を続けるのか…気になります。
Posted by ブクログ 2020年03月27日
謎の?絵師は勝川春朗...後の葛飾北斎!
レギュラー入りしないかな.
お妙と只次郎の恋が進むかに見える中,お妙の両親の死をめぐる新たなミステリーが...
只次郎がちょっとたくましくなりました。
そういえば,この卷はウグイスの話題がほとんどありませんでした.ルリオとハリオは,とりあえず元気そうです...続きを読むが.
Posted by ブクログ 2020年03月18日
お妙に対する只次郎の気持ちが明らかになってくるにつれ、お妙の心境にも変化が現れるてくる。
お勝やおえん、周りの常連たちも興味津々。
今回もお妙の料理が只次郎たちを魅了する。
そんな中、お妙とぜんやに災難が。
心ここにあらずとなったお妙は、あることをきっかけに両親が亡くなった事件の記憶を取り戻...続きを読むしてしまう。
心身共に弱っているお妙を支え続けた只次郎に対するお妙の気持ちにも変化が。
第八巻となるが、まだまだ物語は続いていきそうだ。
Posted by ブクログ 2023年03月19日
内容(「BOOK」データベースより)
絶品料理と癒しの笑顔が評判の居酒屋「ぜんや」。女将・お妙と馴染みの旦那衆で紅葉狩りを予定していた日の前日、湯島からの出火で「ぜんや」にも火の手が。屋根が燃え、炎に包まれるのを目の当たりにしたお妙は、幼い頃の記憶をよみがえらせ、翌日から腑抜けたようになってしまう。...続きを読む只次郎はお妙を励まそうと、お土産を探しに酉のまちで賑わう浅草へ繰り出した。そこから思いもかけない美味しい出会いがあって…。しあわせ沁みる料理は、喜びであり、生きがいだ―心ときほぐされる人情時代小説第八巻。
Posted by ブクログ 2022年01月30日
居酒屋ぜんや シリーズ 8
神田花房町で、亡き夫が残した居酒屋「ぜんや」を切り盛りするお妙。
小十人番士の旗本の次男坊・林只次郎とは、かれこれ、三年近い付き合いになる。
駿河町の大店・三河屋との縁談が立ち消えて、不安定な立場でありながらも、只次郎は、以前よりも、腰が据わった様子。
最近は、お妙に...続きを読む対する好意も、誤魔化そうとせず、開き直っている。
贔屓の旦那衆と、紅葉狩りに行く予定の前日、湯島の無縁坂から出た家事により、神田花房町界隈は、丸焼けになる。
命からがら逃げた、お妙と只次郎。
お妙は「ぜんや」が焼ける炎を見て、両親が、火事で死んだ真相を、思い出した。
呆けてしまうお妙を、力づける為、只次郎が「わらしべ長者」さながら、
頭の芋→みかん→黄金餅→卵
と、交換して、卵粥を作って、お妙に食べさせる。
「ぜんや」を続ける事を、躊躇するお妙に、皆んなが、声援を送る。
だんだん、佳境に入ってきた模様。
お妙と、只次郎の仲はどうなるのか。
Posted by ブクログ 2020年04月27日
シリーズ第8弾。
湯島からの出火で「ぜんや」も炎に包まれてしまいます。
幼い頃の火事のトラウマを持つお妙は、ショックですっかり自失状態に・・。
只次郎やお志乃が、何とかお妙に元気になってもらいたいと、寄り添い支えようとする姿が素敵です。
そして、封印していた記憶がよみがえった事で、お妙の両親の死の...続きを読む真相の謎が浮かび上がります。
またお妙に新たな悩みができてしまいましたが、徐々にたくましくなってきている只次郎と共に、乗り越えてほしいですね。