ヒーローインタビュー

ヒーローインタビュー

704円 (税込)

3pt

仁藤全。高校で四二本塁打を放ち、阪神タイガースに八位指名で入団。強打者として期待されたものの伸び悩み、十年間で一七一試合に出場、通算打率二割六分七厘の八本塁打に終わる。もとより、ヒーローインタビューを受けたことはない。しかし、ある者たちにとって、彼はまぎれもなく英雄だった――。「さわや書店年間おすすめランキング二〇一三」文藝部門第一位に選ばれるなど、書店員の絶大な支持を得た感動の人間ドラマが、待望の文庫化!

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ヒーローインタビュー のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年12月21日

    めちゃくちゃ好きな一冊にまた出会えた!
    誰もが認めるヒーローはもちろん素晴らしいけれど、もっと身近なそれぞれのヒーローって素敵だなって思うんだ。
    子供時代、かけがえのない身近なヒーローがもっとたくさんいたっけなぁ。

    それにしてもたまらんわ、福元(福本)さん (^^;

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    Posted by ブクログ 2017年05月15日

    てっきり真田広之と鈴木保奈美共演の同名映画の原作だと思い込んでいました。1994年の映画でしたから、かれこれ20年以上前のこと。そちらはヤクルトスワローズの選手という設定でしたが、こちらはまったく別物の阪神タイガースの選手という設定。阪神ファンならまちがいなく笑います泣きます。

    主人公は2001年...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月20日

    高校時代通算42本塁打を放ち、阪神にドラフト8位指名で入団した仁藤全。人のよさが幸いして、一軍半のプロ人生を送る男に起こった史上最大の奇跡を目撃した女性理容師、スカウト、後輩のドラ1投手、中日のベテラン投手、高校時代の同僚たちが語る仁藤全という男の存在は、まさにヒーローだった。
    偉大な記録を残した者...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月24日

    思っていた内容とは違いましたが虎ファンには懐かしい名前がいっぱいでした。成功して有名になれるのはひと握り。仁藤選手は記録より記憶に残る人でしたね。

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    Posted by ブクログ 2016年03月21日

    今年のタイガースは金谷、もとい金本が監督になって変わるかなぁ。。。
    関西に住んでいれば、TVはニュースでもバラエティーでも取り上げるのはタイガースばかりなので、自然と親しみも湧こうというもの。
    毎年、今の時期は今年こそはの優勝を期待されながら、シーズン終盤にはダメ虎と嘆かれる。関西人の気持ちを弄びな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月07日

    架空の選手、仁藤を取り巻くまるでノンフィクションのようなフィクション。リアリティーが凄く、筆者はこれを書くまで野球を知らなかったとは思えないほど。ヒーローになった人の「ヒーローインタビュー」ではなく、その人にとってのヒーロー」を聞く「インタビュー」。とても温かくて、また読み易く、良かった。

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    Posted by ブクログ 2015年06月23日

    阪神タイガースの一軍半の選手である仁藤。この選手について様々な人にインタビューをしていくという設定の小説。
    仁藤の思い人、担当スカウト、後輩投手、対戦相手のドラゴンズのベテラン左腕、高校時代のチームメイトなどの証言で仁藤という人物の人となりがわかってくる面白いものでした。
    設定なども実際のプロ野球の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月05日

    2016.5.5
    読み終わった後あったかい気持ちになる小説やった。阪神タイガースに入団した仁藤全。彼自身が語るのではなく、彼を知る人物たちにある人物がインタビューをしていく形で綴られている。
    人にはそれぞれの人生がある、当たり前のことやけど、それをじっくり感じられるストーリーでした。

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    Posted by ブクログ 2016年03月18日

    架空の仁藤という人物を中心にプロ野球というものを捉えていました。阪神ファンだけではなく、プロ野球ファンへおすすめできる本です!

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    Posted by ブクログ 2015年06月29日

    無名のプロ野球選手だけれど、仁藤を取り巻く人たちにとっては、ヒーローだった。
    取り巻く人たちの視点から、仁藤の人となりが描かれていく。
    単行本と文庫版では、最終章の「私」が違うらしいので、機会があれば単行本も読んでみたい。

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