江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色
  • 最新刊

江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

800円 (税込)

4pt

3.8

<江戸のカラーコーディネーター>お彩が活躍する人気シリーズ!

天性の色彩感覚を持ち、色のことになると寝食忘れてしまう江戸っ子・お彩。
その才能に目をつけた、煮ても焼いても食えない京男・右近。
凸凹バディもいよいよ絶好調!

右近に押し切られ、塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩。
妾腹の弟である右近を目の敵にしている塚田屋の主人は、
「新しい流行り色を作れ」と無理難題を出す。
お彩と右近は、気風のいい辰巳芸者の蔦吉に助けを求めようとするが、
けんもほろろな塩対応で取りつく島もない。
しかし、右近には何やら秘策があるようで……。

一方、近所の油店・香乃屋のお伊勢には、
対照的な二人の婿候補が登場。
濃紺の小袖も粋な弥助は若い娘たちにも大人気。
文次郎は、野暮だとされる浅葱色が好きで、
娘たちに「浅葱色」と陰でこっそり呼ばれている始末。
はたして、恋の勝者は……?

色は奇跡を起こせるか?
江戸の色彩の奥深さが話題、
文庫オリジナルシリーズ第三弾!

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江戸彩り見立て帖 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり
    781円 (税込)
    “色”で江戸の難題、解決します。 累計32万部突破「居酒屋ぜんや」シリーズの坂井希久子、 文庫オリジナル、新シリーズ始動! 江戸時代は、洗練された美意識と、繊細な色彩感覚が頂点に達した時代でした。 もしも、江戸にカラーコーディネーターがいたら……? お彩の父親は腕のいい摺師でしたが、火事で視力も、仕事場も失ってしまいます。 盲いた父の面倒を見ながら貧乏長屋で暮らしているお彩。 婚約者との縁談も流れ、粗末な木綿の着物に身を包んでいますが、お彩には、天性の鋭い色彩感覚があるのでした。 そこに目をつけたのが、謎の京男、右近。 一本気なお彩に邪険のされながらも、懲りずにまとわりつく右近は、お彩に次々と色に関する難題を持ち込みます。 そして、“江戸のカラーコーディネーター”、お彩の活躍が始まります! 着物や芸能にも詳しい坂井さんならではのエピソードや、 色や柄にまつわる知識も満載。 例えば鼠色だけでも、これだけ種類があるのか!と驚かされます。 ※ お彩はお蔦の顔と見比べながら、帳面をめくっていく。 白鼠、銀鼠、藤鼠、湊鼠、錆青磁、柳鼠──。(中略) 「あっ!」 唐突に、記憶の糸が張り詰めた。 一枚の錦絵がするすると、脳裏に引き出されてくる。(本文より) ※ 新作菓子の意匠から花魁の仕掛けの図案まで、豊かな色彩溢れる江戸のカラーコーディネーターとして活躍するお彩の人情物語。
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば
    781円 (税込)
    謎の京男・右近の正体は、呉服屋を営む塚田屋の妾腹の三男坊だった。 強引な右近に押し切られ、呉服の色見立てを始めたお彩のもとには、様々な相談が舞い込んでくる。 しかし、弟を目の敵にしている塚田屋の主人は、 お彩が新たな流行り色を作れなかったら右近を江戸から追い出すと告げる。 大好評の文庫オリジナルシリーズ第二弾!
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色
    800円 (税込)
    <江戸のカラーコーディネーター>お彩が活躍する人気シリーズ! 天性の色彩感覚を持ち、色のことになると寝食忘れてしまう江戸っ子・お彩。 その才能に目をつけた、煮ても焼いても食えない京男・右近。 凸凹バディもいよいよ絶好調! 右近に押し切られ、塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩。 妾腹の弟である右近を目の敵にしている塚田屋の主人は、 「新しい流行り色を作れ」と無理難題を出す。 お彩と右近は、気風のいい辰巳芸者の蔦吉に助けを求めようとするが、 けんもほろろな塩対応で取りつく島もない。 しかし、右近には何やら秘策があるようで……。 一方、近所の油店・香乃屋のお伊勢には、 対照的な二人の婿候補が登場。 濃紺の小袖も粋な弥助は若い娘たちにも大人気。 文次郎は、野暮だとされる浅葱色が好きで、 娘たちに「浅葱色」と陰でこっそり呼ばれている始末。 はたして、恋の勝者は……? 色は奇跡を起こせるか? 江戸の色彩の奥深さが話題、 文庫オリジナルシリーズ第三弾!

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江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「江戸彩り見立て帖」シリーズ第三弾。
    今作も安定の面白さ。
    文次郎さん好きだなぁ。周りの評価を気にせず、自分が選んだ色を好きだと言える人。着飾ることに関心がなくてもサッパリして清々しい!お伊勢ちゃんとの関係が良いモノになることをこれからも密かに応援します!
    早く次作が読みたい!

    0
    2023年09月28日

    Posted by ブクログ

    江戸彩り見立て帖シリーズ第3巻。

    江戸のカラーコーディネーターお彩が主人公のこのシリーズ、好きです。
    右近とのバディも良いかんじ。

    前巻からの続きとなる前半部分は、流行りを生み出す大変さが描かれていて興味深かった。
    嫌な男だと思っていた刈安が意外とデキる男?!の片鱗を覗かせるのも気になるところ。

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    前巻からの『流行り色を作り出す』という難題と進退に決着。
    江戸での浅葱色の評価の厳しさや、名前を変えるだけで映える色の面白さ、そして東女彩と京男右近のやり取りも冴え渡り楽しい今巻でした。

    0
    2023年10月21日

    Posted by ブクログ

    天性の色彩感覚を持ち、色のことになると寝食忘れてしまう江戸っ子・お彩。
    その才能に目をつけた、煮ても焼いても食えない京男・右近。
    凸凹バディもいよいよ絶好調!

    右近に押し切られ、塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩。
    妾腹の弟である右近を目の敵にしている塚田屋の主人は、
    「新しい流行り色を作れ」と無

    0
    2023年10月24日

    Posted by ブクログ

    塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩は、塚田屋の
    主人の無理難題に辰巳芸者の鳶吉の助けを
    借りようとする。一方、近所の油店・香乃屋の
    お伊勢には対照的な2人の婿候補が登場し…。

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    「粋な色 野暮な色」の章の最後の言葉「〜綺麗な色だと思うんですけどね」がよかったです。他の人の意見じゃなく、自分が感じることに誠実。最後にそれが自分に返ってくるのもよかったです。

    0
    2023年09月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回も面白かった!
    流行りの色を作る所から、粋と野暮、恋と盛り沢山(^^)

    襲の色を覚えたくて、ここにも何冊か入れてますが、流石にお値段がよくてσ(^_^;)

    でも、源氏物語の色の本はやっぱり見たいな。

    0
    2023年09月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    野暮なコーディネートがあるのは感覚として理解していましたが、野暮な色があることは初めて知りました。

    深川鼠が流行するか否かに加えて、お伊勢の恋話が絡んできて、どちらもどちらに転ぶのか、次第にページをめくるのが速くなっていきました。

    0
    2024年05月11日

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