坂井希久子のレビュー一覧

  • 蓮の露 花暦 居酒屋ぜんや

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    前巻の殺人未遂事件は複雑な人間関係が絡まって起こっており、更にいくつもの罠が待ち受け、お花の試練に胸が痛い

    時代小説なのにミステリー色の強いシリーズ構成は健在
    只次郎推しには嬉しい場面も

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    2023年09月21日
  • 華ざかりの三重奏

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    仲の良いおばあさんのルームシェアはあっても、おじいさん同士は難しいだろうなぁ。「手放すってしんどい。それが世の理だとわかってはいるのだけど。そんなことない楽」「いい歳して馬鹿みたい」「違うわよ。やっと馬鹿ができる歳になったのよ、私たち」「人生とは学びの連続だ」そうです。先週からスイミング教室に…。

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    2023年09月09日
  • 華ざかりの三重奏

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    同窓会をきっかけに再開した親友二人。一人は独身、一人は夫と死別、気ままな独り身同士、人生の終盤に同居を始める。
    こんな風に息のあった者同士で残りの人生を過ごせたら、そりゃ楽しいだろうなぁ、という。

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    2023年09月01日
  • セクシャル・ルールズ

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    すっごく皮肉がきいた本だなあ。
    男性の育児参加が推奨されてるが、
    世の中が変わらんと
    結局、何も変わらん。

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    2023年08月16日
  • セクシャル・ルールズ

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    ネタバレ

    とても興味深い内容。
    私は専業主婦なので、わかる、わかるーと、共感する場面がたくさんあった。
    まあ、本では、主夫だけど。

    一度離婚したことにより、全てを晒しだして話し合えたことは、よかったなと思う。うらやましい。

    私も知らない間に、男だから。女だから。という古い価値観を持っていて、それを自分で自分に当てはめ、もがいている気がする…。

    色々と考えさせられる本だった。

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    2023年08月16日
  • セクシャル・ルールズ

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    古い価値観、偏見根こそぎはなかなか…。ただ“男だから”“女だから”と意識しすぎない事が肝要で、ある程度の役割分担は“生き物”としては自然なのでは?怒られちゃうか⁈「できれば残りの人生は、自分のために生きたいと母は言う」みんな自分のために生きてるんじゃないの?人のお世話するのも回り回って自分の為じゃないの…。陳腐な言い回し寂しすぎ坂井さん。それにしてもハラスメントモンスター怖すぎだけど、アルアルだ。

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    2023年08月16日
  • 華ざかりの三重奏

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    ネタバレ

    少女漫画オタクの、夢見る三人の還暦女性たち。
    定年退職を迎えた、独身キャリアウーマンの、竹下可南子(たけした かなこ)と、夫を亡くし大きな日本家屋で寂しい日々を送っている、大友(旧姓・西村)芳美(にしむら よしみ)は、中学時代の同級生だった。
    そして、芳美の庭の夾竹桃を切り落とした、畑中香織(はたなか かおり)は息子の家で居場所が無く・・・

    情熱的に語られる少女漫画愛に、作者自身の愛も感じられる。
    おひとり様が寄り添って老後を過ごすシェアハウスというのが、この頃よく扱われるテーマであることは確かだが、この作品は斜め上を行く展開。
    正直、とても愉快である。

    日本家屋の中の、二部屋ぶち抜いて改

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    2023年08月14日
  • ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや

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    ほっておけばどこまでも悪い方にばかり解釈してドツボにハマるお花の身に終盤あまりにもむごい悪事が降りかかる。立ち直れる性格ではない彼女を待ち受ける次巻の展開はいかに。

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    2023年08月12日
  • 蓮の露 花暦 居酒屋ぜんや

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    新シリーズになり、主役が若い二人に移ってからは食い足りない読後感が続いていたし、とりわけお花の愚図っぷりにはイライラしっぱなしだったが、本巻でようやく言動が吹っ切れた感じになり今後の活躍が楽しみに。やがて育ての親に待望の赤ん坊が産まれることで、またウジウジし出すというありがちな展開だけは勘弁してもらいたいが…

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    2023年08月12日
  • 虹猫喫茶店

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    ネタバレ

    6月の合同サイン会でのサイン本。

    旧帝大医学部合格を目指していたものの果たせず,獣医学部に進学した玉置翔はコミュ障気味で,大学でも一人も友だちができず暇を持て余していた。そこで暇を利用してバイトでもしようと学生課に張り出されていたバイト募集に応募する。向かった先は虹猫喫茶店。店内を猫が自由に闊歩しているがオーナーの鈴影サヨリは猫カフェではなく猫がいる喫茶店なのだと主張する。そして指示された仕事は町内で問題となっている猫屋敷の40匹近い猫の世話。猫屋敷には認知症らしい婆さんが一人暮らしだという。この老女を含め様々な理由で虹猫喫茶店に集う人々との交流を通してそれぞれがそれぞれの刺激を受けて変化し

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    2023年08月01日
  • 注文の多い料理小説集

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    2023/7/21

    食事を摂る人々の短編集。

    不倫やワンナイトを狙う男たちが若い女を連れてやってくるワインと寿司の店。
    そこへ赤子を抱いた女が「卒乳祝い」にひとりやってくる。
    柚木麻子「エルゴと不倫寿司」がインパクト強かった。

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    2023年07月22日
  • 妻の終活

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    妻が余命宣告を受けたことにより、亭主関白だった夫が妻の余命を受け入れ、徐々に変化していく様子がものすごく丁寧に描かれていて、感動した。
    特に、妻の尊厳に寄り添おうとする姿には、介護職をしている自分にも考えさせられる場面でした。

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    2023年07月22日
  • セクシャル・ルールズ

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    男女平等とは言いながら、実際には男には男らしい、女には女らしい立場が求められていて、本当に対等に生きて行こうとすれば生きにくい。
    このお話では、妻が働き、夫が家事育児をするという選択をした夫婦が、周りの無理解、ひいては何より自分達が自分達によって追い詰められていく。
    なかなか社会派なお話でした。
    ところで、坂井希久子さん、Wikipediaには官能小説家とありましたが、このお話は全く官能小説ではありませんので念のため。

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    2023年07月16日
  • 華ざかりの三重奏

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    今の60歳と昔の60歳では、そりゃ色々違うよね。
    今は非正規でまだ働き続ける人が多いんじゃないかな。
    今まで築いてきたキャリアそこで終わってしまう、その先の日々に不安を覚えるのは誰にでも起こりうるよね。
    こんな、老後…ていうほど60代は老いている訳では無いけど、こんなリタイア後の生活が送れたら楽しそう。
    自分の親とか家族とのほうがなかなか上手く付き合っていけないのは私にも身に覚えがある。
    桜井にちょっとイラッとしたけど、きっと彼にも彼なりの苦悩があるのでしょう。てか、こういうアホな男子クラスに1人はいるよね。デリカシーのないやつ。そのくせわりとクラスの中心で目立つやつ。

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    2023年07月16日
  • つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや

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    「居酒屋ぜんや」のシリーズ、5作目。

    美人女将のお妙が美味しい料理を作る人気の店に、今日も常連が集まり‥
    小さな問題をお妙の知恵と季節の美味しいもので解決しながら、さらに大きな謎もじわじわと正体を見せ始めます。

    お妙に憧れている林只次郎は、貧乏旗本の次男。
    山王祭は町人の祭りなので、武士は街なかへは出ないのだとか、江戸時代の習わしが面白い。
    只次郎はこっそり町人姿で医者を探しに出かけるが。
    お妙は薬の代わりになるものを渡す。

    升川屋喜兵衛の嫁・お志乃が産んだ千寿の祝いの料理を頼まれ、出向いたお妙。
    家族の微妙なバランス、男親の鈍感さに笑っちゃいますが。さりげなく解決へ導くお妙です。

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    2023年07月15日
  • 蓮の露 花暦 居酒屋ぜんや

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    これからどうなるのかな。
    お花ちゃんには幸せになってほしいな。
    最初はのほほん?としたお話だったのに。
    いえいえ、目が離せなくなってます。

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    2023年07月08日
  • 雨の日は、一回休み

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    おじさんたちの切なくもコミカルな連作短編。
    最初はどのおじさんのたちの中にある凝り固まった考え方にうんざりしてたけど、どの話も読み進めると時代だったものね、おじさんも辛いよねとなぜか共感してしまい、応援したくなるから不思議だ。
    現実はそんなに簡単には変われないけど、なんとなく心がほっこりしてくる。
    年取ってもまだまだ人は変わろうと努力できるんだなと嬉しくなった。

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    2023年07月04日
  • 愛と追憶の泥濘

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    恋愛小説を読んでいたのに、最後はミステリーのような展開に。

    学校司書として非常勤で働く主人公の莉歩。
    大企業勤めのイケメンの彼氏博之ができる。
    高スペックな博之と結婚して同級生を見返すことを夢見ているが、博之はEDだった。
    なんとか「まっとうな状態」に戻そうとする莉歩だったが、博之の秘密を知ってしまう。

    暴かれていく莉歩の本性。
    こんなに自分本位だったのかと驚くとともに、なんだ頭使えるんじゃんと感心するくらい前半と後半で人が変わってしまったかのよう。

    周りの人達も自分勝手で面白い。
    莉歩とそういう仲になってしまう同僚教師。
    莉歩にまとわりつくように絡む女子生徒。
    莉歩に好意を寄せる男子生

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    2023年06月20日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    女性作家8人による、「女ともだち」がテーマのアンソロジー。


    うむむむ、女の友情はもろいというけれど、こんなにすごぉ〜く気持ち悪くて、べとっとするものばかりだろうか…
    相手と『同じ』を競うような構図が、いくつもの作品に…あー、たしかに、『おそろい』スキだよなぁ…トイレ一緒に行ったりしてるよなぁ…
    いやはや。下手なホラーより怖い。
    どれも面白かった。

    その中で、「ブータンの歌」は、くすっと笑えて、阿川佐和子さんらしい軽やかさだった。

    「ラインのふたり」嶋津輝さんは初読。ちょっと山本文緒さんのような奇妙な迫力。
    他の作品も読んでみたい。

    「獣の夜」森絵都さん、爽やかな作品しか読んだことがな

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    2023年06月20日
  • セクシャル・ルールズ

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    妻がばりばりと働き、夫が専業主夫となる。
    そんな形があったっていいじゃないかと思うけれど、やっぱり世間の目はそれを簡単には受け入れてくれないし、
    何よりもその形を選んだはずの自分達の中にも根強い偏見は生きていた、という。
    こういった形の本がどんどん増えていけば、いつか多様性を構えずに普通にあるものといて受け入れられるようになるのかもしれない。
    読後感はとても良かった。

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    2023年06月16日