感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あー、楽しかった。
東京でやり手のバイヤーとして働いていた芹。
彼女が働いていた百貨店に西陣からやってきた若旦那の充。
彼よりも11歳年上、しかも京都独特の繋がりになじめない芹は充の両親の猛反対を受けて結婚を見計らうことに。
そんな縁から職人が減り、高価な買い物である着物がすたれていくかもという危機感から芹が原宿に店を出すことを提案。
そこから始まる京女とキャリアウーマンの戦い。
そして芹と充の結婚は。
いやー、お着物がすきな坂井先生らしいお話で癒されました。
面白かった!
そして、私も着物着たいなぁと思うのですが、会社の新年会で着物にエビチリのシミを付けた私。いまだに飲食が怖くて、着物が着られないんですよね。
我が家は祖母が髪結いをしていたので祖母から私の代までの着物がたくさんあるんですけどねぇ。
Posted by ブクログ
最新シリーズ「江戸彩り見立て帖」のきっかけになった作品ではないかと思わせる。主人公たちの性格づけは変えてはいるものの、江戸(東京)の庶民と京都の名家出身というカップルや呉服商売という設定などからしてほぼ間違いないだろう。その観点からすると記念すべき一冊ではあるが、イケズの京都の旧家に嫁入りするだけでも難儀なのに、並外れた商才を発揮して原宿出店、後継者育成、地域イベント開催に加えて海外進出を同時にこなすというストーリー展開にはさすがに無理がある。彩り見立て帖シリーズの方ではじっくりと広げていくことであろう。
Posted by ブクログ
年齢が近いのもあって、芹さんに共感しやすく話も読みやすい。
お義母さん可愛らしいお人だったんだなぁ。
しかし、丹地陽子さんの画装作品最近よく読んでる気がする…