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仕事も恋も「迷子」の梓が、同じ名前の特急列車で旅に出る! 空回りしがちな仕事と、望まない結婚を迫る恋人を置いて、介護福祉士の梓(あずさ)は、新宿駅から特急あずさに乗り込んだ。上諏訪駅で下車し、諏訪湖畔で途方に暮れる梓に声をかけたのは、陶芸家の桂だった。泊まるところのない梓は、桂に連れられ長野・高遠町の民宿「すやすや」へ。雄大な自然とのんびり暮らす人々に囲まれて過ごし、心は揺れ動くが……。高遠と東京を行き来しながら、新しい生き方を見つけていく女性の姿をいきいきと描く。新しい人生に出会えるハッピーストーリー。『迷子の大人』として刊行された単行本に、掌編「花の咲くころ」を加えたオリジナル版。
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Posted by ブクログ
働く女子へのエール。
仕事に行き詰った時、ふっと、結婚しようかなあ…とか思ってしまうけれど。
“この街で歳をとりたくない”
介護を仕事としているからこそ、老い先の事も見えてしまう…
人々は刺をまとい、人込みでちょっと立ち止まれば体当たりされ、ゆっくり歩くお年寄りは舌打ちされる。
高遠の自然の中では、みんなのびのびとして、お年寄りは“守るべき弱者”というより、人生の先輩として学ぶべき人たちだ。
そんな高遠の人たちに触れるうち、主人公も、自分の気持ちに自然であることを大切に思うようになる。
仕事がつらい時は、ちょっと立ち止まって考えてみるのもいい。
恋愛物ではあるけれど、介護の現場の問題点にもふれ、問題作でもある。
本を手に取ったきっかけは、タイトルの“あずさ号”と、特急の車体の大胆な構図、車窓の女性。
桜の花びらも、恋っぽい。
ふらっと電車に乗って一人旅がしたくなったなあ…
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小説・文芸
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