森博嗣のレビュー一覧

  • 新版 お金の減らし方

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    きっかけ
    お金の本って読んでると住んでる世界が違いすぎてうんざりしてくるんだけれど、これもそういう本かな?でもタイトル面白いなと思って読んだ本
    内容
    エッセイのような著者のお金に対する考えを説いた本
    感想
    作家ってことを存じ上げてなかったけど、結論としては同じ話を何度もしていて内容としては薄い、それでも苦痛を感じない読み口で確かになるほどなとは思った。
    お金を稼ぐには?!と息巻くのではなく、人生を長く見た時に欲しいもの買いなよって言ってるエッセイ集みたいな指針本みたいなものだった。
    ちょうど並行して読んでいる本でも同じことが書かれていて、承認欲求のためじゃなく自分のためにお金を使おうぜ、お金に振り回されないようにしなってことよね。
    仏教的にもこういう考え方は今を生きているってことなんだろうけど、吹けばすぐに飛ぶような蓄えだと未来の不安に対してなかなか使えないよなぁ、自分のために使いたいとは思っているけどまだこのステージではないんだろうなと思った。

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    2025年11月27日
  • ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

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    犀川先生がやけにアクティブと思ったらそういうことかい!と感じた1冊。
    Gシリーズの最後の作品ではあるが、Gシリーズ感もあまりなかった。
    (そもそもGシリーズ自体が捉えどころが無いが。)

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    2025年11月23日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    WWシリーズ第8弾
    「何故エリーズは語らなかったのか?」

    エリーズ・ギャロワ博士が行方不明に。
    リアルでもヴァーチャルでも。
    博士が作り出した「究極の恵み」とはなんなのか。
    そして彼女はどこに?

    ヴァーチャルで生きる事が可能になっておよそ百年。成熟した社会に唯一足りないもの。

    今回はとても哲学的でした。
    WWシリーズを通して徹底して描かれる「死生観」にとても考えさせられます。

    本書が最新刊?(2025年11月現在)
    続きは出るのかな|ω・*)

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    2025年11月17日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    ミステリー小説の皮被った恋愛小説ですよね?
    犀川と萌絵の関係性をニヤニヤしながら眺めているので、大変楽しかったです。

    ミステリーのほうは、トリックが文章だけだと理解が難しかったです。

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    2025年11月16日
  • 面白いとは何か? 面白く生きるには?

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    一人で楽しめるのが本当の面白さ。10代、20代の頃は周囲に合わせ、集団の輪からはみださないようにし、空気を読み、人といることで孤独を回避し、面白いと思うようなことをした。でもやっぱり自分は一人の方が好きだし、本を読んでいる時間が何よりも楽しい。森博嗣という稀有な才能の人も何十年もかけて面白さを追求し実現した人。好きなことも歩んできた道も違いすぎるが、こんな考え方・生き方を見習いたい。

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    2025年11月15日
  • 小説家という職業

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    小説家にもいろいろな人がいるのだろうが一つの典型をよく知ることができた。
    小説を芸術であると同時にビジネスとして突き詰めて語っている。書くときは思いつくまま一気に書き上げるが手直しの際に読者の視点から同じくらいの時間をかけて直していくというやり方はなるほどと思った。

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    2025年11月13日
  • ジャイロモノレール

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    ネタバレ

    特に序盤の、森さんの個人研究の面白さが、
    私自身も興味があって趣味として気ままに調べていることが
    あるので、共感できる部分も多く興味深かった。
    後半の物理学解説は理解するのがかなり難しかった記憶がある。

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    2025年11月13日
  • ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

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    久しぶりに読んだら、なんか少しこの人、雰囲気変わったかな?気のせいかな?などと思っていたのだが……そうそう、不敵に笑う、か、なんてね。

    「オメガ城の惨劇」としてはよかったが「ω城の惨劇」としての終わり方と見るとちょっと……というコメントには思わず頷いてしまったかな。面白かったけどね。
    まあ、お疲れ様でした、というところかしら。

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    2025年11月12日
  • 墜ちていく僕たち

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    久しぶりに読んだ森博嗣作品だけど、あまり「らしくない」というのか、少し毛色の違う作風で新鮮ではありました。
    連作短編集ですけど、モノローグで紡がれるシーンが多くて、それぞれの口調とか思考とか、なかなか使い分けが面白かったです。

    「らしい」ところも勿論あります。
    五篇の有機的な繋がりは流石ですし、全体に「性」や「個」といった本質的な「哲学」が、ユーモラスかつシリアスに潜んでいて、考えさせられる瞬間は沢山ありました。

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    2025年11月09日
  • ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

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    Gシリーズ完結として(講談社文庫の発売日を)待っていたのですが、実はシリーズ外のノベルズ版として3年以上前に世に出ていたみたい。内容云々以前にこのことが衝撃的でした。
    「F」の衝撃、再び…とか言うけど、名作「すべてがFになる」とかもうかなり忘れちゃってるから気にしないで読む。
    サイカワは何となく別人だろうなぁと早い段階で気付いていたけど、エピローグあたりであの人だったのかと仄めかされたところで、森博嗣全て既読という訳ではない私としてはその人どんな人だったっけ?…となり、その分は楽しめない。セザイマルベニコさんが出てきたときも、他のシリーズにちょい出てたのを何となぁく覚えてたに過ぎないので面白さとしてはイマイチ。取り敢えずVシリーズ、Wシリーズあたりは読んどけってコトやね!風呂敷の面積が広過ぎて困りまんなぁ。


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    2025年11月09日
  • もえない Incombustibles

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    森博嗣作品は理系ミステリで 難解というイメージが強く、これまであまり読んでいませんが、
    本作と『トーマの心臓』で印象が少し変わりました。
    主人公は男子高校生。幼少期の記憶に曖昧な部分を持ち、その曖昧さを抱えたまま現在の事件と向き合うことになる。
    被害者は増えていくが、すべてが「F」にはならないものの、物語は収束していく。
    淡々と進む展開の中に、少年の孤独と未完成の感情が見える点で、『トーマの心臓』に近いかなという印象。『スカイクロウ』は、やっぱり読みたい。
    タイトル“もえない”も一応回収されるが、私の中ではまだ納得しきれない部分が残った。
    冷たさの中に微かな熱を感じる一作。

    副題 “Incombustibles” は、直訳すると 「燃えないもの」「不燃物」 という意味のようです。
    タイトルのひらがなの柔らかさとの対比が面白い。


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    2025年11月05日
  • 血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?

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    ネタバレ

    ぎゃーーーーー

    ミチルだけでなく、クジ・アキラが出てきたと思ったら、ロイディまで!?
    私の記憶力はもう限界…
    読み返すしかない……

    ウグイの出番が多くて嬉しいということは、私はウグイが好きなのかもしれない。
    モレルのメグシュツカに対する怯え方が面白い。

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    2025年11月04日
  • 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists

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    研究所が舞台の今作なので、久々の密室??と期待したけど、やられたー!笑。
    紅子さん大活躍の巻だったわ。

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    2025年11月01日
  • 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists

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    シリーズとしては少しインパクト弱めではあるものの、キャラクターの個性が光っていて相変わらず面白い。特に紅子の科学者としての側面が強調されたのは興味を惹かれるポイントでした。普段の研究が見え隠れしたのも良かったですし、過去のトラウマになり得る事件についても伏線のようなものが見えてきて、シリーズ終盤へのワクワクが止まりませんね。そして次巻の予告を見ると、なんと西ノ園萌絵が出るらしい……!え、マジで!?楽しみすぎる!

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    2025年10月30日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    シリーズ第4弾です。
    再読。audibleにて。

    今回は犀川先生は中国に出張に行ったり、東京に出張に行ったりで、あまり出番はなかったのに、事件を解くのは犀川先生なんですよね〜。

    殺人の動機はちょっとわかりにくいかなぁと思いました。
    密室の作り方に至っては、聞き流してます笑
    なので無理があるとか、杜撰だとか全く感じません。(考えてないので)
    ほぼ全てのミステリーそれで読んでます。

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    2025年10月29日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    ネタバレ

    いやぁ、ウグイとのペアはやっぱり良いですね。

    子どもが生まれない世界の中で、「親(母)になる」ということは、ロジカルに判断できない特殊な状況なのか。
    わが子のためなら、なんだってするというこの感情。

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    2025年10月28日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    ネタバレ

    何か心がザワザワして、考えることを放棄してひたすら読み進めてしまいました。
    リセットする、と言うかまっさらにしたい、という気持ちはわからないでもない自分が居て。ただ度合いの問題なのだろうと。完璧を求めすぎる人間の恐ろしさですね。

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    2025年10月25日
  • ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

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    ネタバレ

    Ω城の惨劇
    「全てがFになる」は僕のミステリ感を大きく変えてしまった作品で、あの大トリックを受け入れる事ができた結果、ミステリの幅が広がり、古今東西あらゆるミステリを読む様になったと回想する。一方で「群像劇」が大きく描かれるシリーズの為、そういった人間関係に疎い自分にとっては読み疲れてしまう側面も大きくいつの間にかシリーズから疎遠になっていた。今回、「Fの衝撃再び」の謳い文句に導かれ、「Vシリーズ」どころか「S &Mシリーズ」さえ読み切っていない状態ではあるが今作を購入。面白そうな誘惑に勝てず。順番は諦め読み始めてしまった。

    語り手はミヤチ・ノエミという雑誌記者で、彼女の所属する編集部に「マガダシキ」からの招待状が届きΩ城に赴く。招待の理由は不明。他にも有名な学者や医者、画家等様々な人達が招待されその中にサイカワ教授も含まれている。

     サイカワ教授は随分歳をとったなぁとノスタルジを感じつつ、久しぶりに森博嗣の文体を感じる(英語言葉の語尾は伸ばさない。ミステリーでなくミステリ。学生時代、これがカッコよくてよく真似したなぁ)
     
     Fの衝撃再びという事もあり、全てを疑って読み始める。しかし結果としてこのせいでとある事実に気がついてしまい、とある要素が台無しになってしまった(ある意味、ネタバレの様なものだ)
    ストーリーはノエミを主軸に大きく進行していき、様々な疑問や不思議が起こる。一体、この風呂敷をどの様に畳むのかと思っていたが、最終最後まできちんと進行され、着地に至ってしまった。

     過去に島田荘司が御手洗シリーズのとある作品で使用したトリックと同じ様なトリックを一部採用しており、とある部分においては事前から予測が
    出来てしまった(シリーズ離れていたちめ、詳細まではわからなかったが)

    「全てがFになる」程、クローズドサークルとしての魅力は乏しく感じてしまい、併せて結末も驚きはあったがFの名を使っているが為にハードルが上がりすぎてしまったと思う。単純に三部作の一つとして表現した方が作品としての価値は高かった様に思う。
    自分はFの名前が使われていたから今作に手を伸ばしたのは事実だが。


    ネタバレすると僕はサイカワコウヘイが偽物で彼が犯人だと思っていたので(それこそ御手洗作品そのままだが)ある意味、結末には少しガッカリしてしまった。彼の正体は分からなかったが、後々調べて把握、改めてこのシリーズを読み直そうかと思った。

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    2025年10月25日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

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    WWシリーズ第4弾
    「幽霊を創出したのは誰か?」

    このテーマなのに一貫してSFなのが凄い˙ᴥ˙。
    ホラーやオカルト感は一切なし。

    グアドとロジの距離感が好き。
    「口にすれば果てる」から黙ってるグアド可愛い˙ᴥ˙

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    2025年10月22日
  • アンチ整理術

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    高校か大学の頃、森博嗣さんの『全てがFになる』シリーズが大好きだった。
    でも不思議と、森さんのエッセイを読んでいると眠くなる。笑
    達観していて、静かに淡々と語るからかな。

    『アンチ整理術』。
    なんという素晴らしいタイトル。
    まさに我が家のために、というか我が家を救うために書かれた本ではないかと、見つけた瞬間、胸が高鳴った。
    夫、わたし、そして息子、全員が収集魔だ。
    夫の収集対象は車、電機機器、キャンプ用品、梱包関係(そんなジャンルがあるのか?)。
    わたしは本、文房具、ぬいぐるみ(特に熊)。
    息子はそもそも必要なものと不必要なものの境目がほぼ理解できていない。よって、オールラウンド。
    集めることが好きというだけなく、三者三様に集めたい対象が違うため、我が家は必然的に物で溢れ、ほとんど全ての部屋が物置と化し、混沌としている。

    まぁ、肯定して欲しいわけじゃないんだけど。
    別にこの状態で暮らしていることが殊更に素晴らしいと信じているわけでもないし。
    でも、ミニマリストとか、持たない暮らしとか、そういうスタイルがもてはやされて久しい昨今、そうじゃない生き方にも、少しでいいから市民権をくれませんかね、というモヤモヤを、この本で森さんが見事に掬い取ってくれた。
    あれがないこれがない探し回る時間は勿体無いから、最低限の片付けはしてもいいかもと森さんもおっしゃっていたが、散らかっていること、収納されていないことがもたらしてくれるポジティブな面についても書かれていて、少し心が軽くなったような気がした。

    ……いや、眠くなるとか言ってすみません!

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    2025年10月20日