森博嗣のレビュー一覧
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ネタバレ森さんのエッセイ。近所の勉強できるお兄ちゃんは達観した隠居じいさんになっていました。エッセイ中の森さんの考え方にはとても惹かれる。でも森の中で自前の人が乗れるくらい大きな模型鉄道いじって暮らすことはできないな。人に干渉されるのは嫌だけど、都会暮らしがいい。
賛同するフレーズ
・仕事をすることが偉いという感覚には、仕事で出世することで、人を支配できる立場になれる、という羨望の期待が潜んでいる。(パワハラで糾弾される可能性を考えると、偉くなるのはリスクがメリットより大きいのが昨今)
・自分以外の人たちに、自分の感情を受け止めてもらおうとする欲求が強くなりすぎ、自分一人では楽しめない、怒れない、笑 -
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【2024年213冊目】
失踪した夫、旅に出た女、ないものが増える殺人、振動と研究、同人作家の出会い、読者一人のミステリ、踊るインディアン、四人のパーティ、悩む夫婦、モビカ氏と私、助手のキシマ先生――S&Mシリーズ刊行の間に書かれた11の短編集。
森博嗣ワールド炸裂な短編集。しっかりとしたミステリから入るので、それが続くのかと思いきや煙に巻かれるようなお話もしばしば。その世界観に慣れないうちは「なんだこれは」と思うことも多いのではないでしょうか。
解説に「数学の頭を持っている」とありましたが、だからこその独特です知的な表現の数々が散らばっています。見方を変えれば親父ギャグに見えなく -
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Gシリーズ第7弾
目薬αで殺菌します
うっーん。全く解決しないパターン。
αの商品名は確かにでてはくるのだが
真賀田四季の影もそこまでなく
むしろ犀川先生と萌絵が思想を代弁しちゃうと
加部谷、雨宮中心での物語りの展開はテンポがよく、海月の冷静沈着な感じもいつも通りだが、俺に関わらないほうがよいと、初めて距離感に言及してきたてところは、新しかったし、親父の保呂草の血を引いてるだけある天才コミュとやさしさは納得です
事件も、赤柳さんも、加部谷×海月も大学3年以降どうなるのか
w大に行った萌絵はほぼ存在感なくなってきましたが、ここで島田さん達がでてくるのがなかなかよいですね
⭐️3.4
次 -
Posted by ブクログ
ネタバレ事件と日常が、作者風に言えばシーケンシャルに進行する好調な語り出しで、これは来たなと思ったら、最終的にやって来たのは、文学性高めのアート的映画の上映終了後のようななんとも言い難い無言の空気で、作品像が掴めなくなってしまった。
なにか90'sトレンディドラマと終わらない青春学園ラノベを燃やした灰を混ぜて練ったコンクリで作ったブルジョア風マンションにゲバ棒(萌絵の学園闘争的に)隊が突撃して爆破したみたいな漠然とした印象だけが残った。
最初は事件を中心に回転していた物語は、次第に萌絵が中心になり、更にその周囲に犀川の物語、犯人の周辺の物語、萌絵と才川の関係といくつも軸が増え、そのギア同士 -
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Gシリーズ第4弾
ε(イプシロン)に誓って
最後の最後まで
えっ?そんな事あるのか?と
全く仕掛けが気づけなかった
(海月の呟きも、見落としなく読んでたつもりでしたが、1ミリも気づけなかった)
バス乗車の人の描写が複数人
過去や至った背景が描かれているわけだが
もちろん詩的な要素もありつつ、言葉の重さはすごく上品、でも
イマイチ感情移入しにくいというか
輪郭がわからないまま最後までいってしまう印象
焦ってる人、実は最初から掌握してる人の安堵感が
入り混じるわけで(最後にわかるが)
読者的には、加部谷や萌絵側視点で、どうなるかと焦ってるいる側だと思うので、その視点からみると、少し結末との温 -
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度肝を抜くシリーズ一作目から、どんどんとおとなしめ?のストーリー展開になってきたけど、犀川始めキャラが良い。唯一無二のお嬢様もだんだんと……犀川曰く、成長して(犀川がそこを成長と位置付けた事には多少違和感。)……いわゆる普通のお嬢様になりつつあるし、それはそれでOK。ただし恋愛系はあまり露骨に出してきて欲しく無いかな。そこはフワッと。
やり直しを真っ新なノートから揃える思考は理解出来るが、そこ殺人まで飛躍しちゃってるのが、森さんの書く天才達やん。
物理的に実現可能な事は夢とは言わない。桃子様から素敵な格言をいただいたわ。
次作も楽しみ。 -
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ネタバレなるほど、、、6人の超音波科学者のときに書いたレビューを撤回したい。まさかの2段作だったとは。
また土井超音波研究所に戻ってきた一行。前の事件で見つかった地下へのエレベーターを通った先の部屋で死体を発見する。誰も出られない状況だが自殺とは思えない死に方をしている死体。それと同時期に紅子の耳に入るパイロットが全員他殺された状態で帰還した宇宙船の話。ごりごりの密室。
練無と苑子の外見が似ているということは本作に置いては結構重要要素だった。
にしても、遠心分離機の作用で横方向に落下死するといいのはとても素敵なトリックだった。本作では見取り図なんていらないのになと思ってたけど、研究所の形もヒントだった -
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Vシリーズ第4弾
夢・出逢い・魔性
(you may die in my show)
練無を中心とする
ワチャワチャエンターテインメント
かなり犯人が絞られて、これは当てれるかもとおもったが、検討外れ。確かに色んなヒントがあったなと思いつつ。。。
エピローグ、あとがき、最後の稲沢さんのシーンは確かに、そんな気がすると想像してましたが
面白い結末がでした。爽快締め。
2-3弾がなかなか面白い終わりかただったので
少し物足りなさはある
犯人のかぶる概念がいまいちしっくりこないというかサイコパス感ありつつ、少し捉えにくい色がないというか(主要キャラが濃い、確立されてるから、犯人が目立てない。。