【感想・ネタバレ】血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年02月26日

何を話してもネタバレと言えばネタバレになる感じ。
固有名詞すら言えない、というか固有名詞が言えない。
しかし逆再生にはやられた(笑)
今後パティとの再会イベントは発生するのか…など、そろそろ百年シリーズを再読しないと記憶の限界に来ているなあ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月17日

前からではあるが、より出張が増えて先生は不本意そう。
読んでる方はいいぞいいぞもっとやれ、ではあるが。

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Posted by ブクログ 2019年01月08日

 人工知能やトランスファや人間と変わらないウォーカロンなどの登場で、機械と人間の差がどんどん無くなってきている状況。人工知能もシンギュラリティーを超えれば、自然と人間や他の生物のように、病気になったり、悩んだりするのかもしれない。
そう言えばこのWシリーズには『シンギュラリティー』って言葉は出てこな...続きを読むいが、今から200~300年後の未来っていう設定だからとっくにシンギュラリティーを迎えているはずだけど・・・。これはこれで未来のあり方としておもしろい。
 本当に個人的な感想なのだが、この巻のウグイはちょっと積極的(笑)。今までウグイはハギリ先生をできるだけ危険な場所に連れて行ったり、危険な目に遭わせないようにしていたと感じているが、今回のウグイはあえて、「私が危険な場所に行くのですから、ハギリ先生もついて来てください」的な雰囲気を感じる。ハギリ先生あってのウグイみたいな。
 これに似た雰囲気が名作柔道漫画の『YAWARA!』で主人公の猪熊柔が彼女の記事をずっと書き続けてきた日刊エヴリースポーツの松田記者がいなかった試合で大スランプに陥るって場面があったけど・・・似てないか?・・・似てないですね。
 もしウグイにそんなことを指摘したら、「事実に反することはすぐに訂正してください。」ってクールに返されそう。いずれにしても次巻が楽しみ。

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Posted by ブクログ 2018年10月27日

ひゃー!また一つシリーズが繋がった!まさかアノシリーズまで繋がってくると思っていなかったから、びっくり。でも、最近講談社文庫で出直したから、それでかぁ、と納得。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年06月12日

ここへ来て百年シリーズとの関係がどんどん明らかに。この壮大な物語を創造する森博嗣の構想力は真賀田四季に匹敵するのでは。

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Posted by ブクログ 2018年02月28日

『デボラがその可能性を挙げなかった理由は、きっと僕を不安にさせないためだったのだろう。それが優しさというものかもしれない。そう解釈するのは、僕の彼女への優しさでもある。』

「ああ、それは、この地方の古い言語らしい。聖書にも使われていた文字だそうだ。意味は、血か、死か、無か、だよ」
「血か、死か…...続きを読む?」
「無だ。ヌルだ」

「血、死、無 ー 意味は、そのまま」
「どれかを選べということかな? ー 何故、その三つなんだね?」
「イマンが言ったことですか?」
「君に与えられるのは、三つのどれかな?」
「死」
「イマンが欲しがったものは?」
「血」

「人工知能が人間を裏切るという可能性なんだけれど、彼らにしてみれば、人間が武器を持って争うような状況が、エネルギィの無駄にしか見えないだろう、ということ。だから、平和という状況は、とりあえずでも、望ましい。うーん、当たり前のことを言ってるみたいだね。ちょっと、違うんだ。平和が望ましいのではなく、エネルギィを消費しないことが望ましい。破壊工作は、彼らには割りが合わない愚行にしか見えない」

「衝動というものは、私たちにはありません。演算に加味されるとしたら、未知の選択に仮にかける期待値でしかありません」

「境遇に対する評価は行いません。目的が設定されて初めて、それを実現するための環境を評価することができます」

『そこに書かれていたのは、英語だった。〈blood / death / null〉と読めた。』

「私たちは、過去を伝えない。何も書き残しません。そうすることで、今という時を、確かな強さをもって生きることができます」

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百年シリーズと繋がった

2018年02月24日

というか、既に繋がってるのは明らかだったんだけど、今作は懐かしい名前がたくさん出てきます。
お楽しみに。

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Posted by ブクログ 2023年12月17日

マガタ・シキ再登場で、このシリーズもいよいよ大詰めかな。
本作では、敵方の人工知能の正体が明らかになってきたけど、その動機は、感情的なものやイデオロギー的なものもなったくなく、単にエネルギーの確保と生存(シャットダウンを妨害する)のためだけという点が、科学的というか現実的。さすが、森博嗣さんである。...続きを読む
ただ、いまだマガタ・シキの真意はわからないし、人間の敵対勢力の存在もわからない。残り2作で明らかになるのか、楽しみ。

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Posted by ブクログ 2023年06月12日

2023.06. audible

amzonの本の紹介
イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。電子空間でデボラらの対立勢力と通信の形跡があったイマンの解析に協力するため、ハギリはエジプトに赴く。だが遺跡の地下深くに設置されたイマンには、外部との通信手段はなかった。一方、蘇生に...続きを読む成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明に。意識が戻らない「彼」を誘拐する理由とは。知性が抽出する輪環の物語。

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Posted by ブクログ 2023年01月28日

まさかの百年シリーズを、ここで読み返した方が良さそうだ。。このシリーズにハマりだしてから、面白すぎて夜更かしが止まらない。

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Posted by ブクログ 2023年01月11日


他の方の感想を見たら、百年シリーズを読んでないのは痛恨のミスのようですね、、、。
せめてwwの前には読んだ方がいいでしょうか。
クジさんは出てたな、と思ったけどロイディはどなたかわかりませんでした。

謎が増えるばかりの展開で今後が気になりすぎます。

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Posted by ブクログ 2022年05月21日

軍事用AIの解析に協力するべくエジプトに向かうハギリたち。一方で、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明になる事件が発生する。Wシリーズ8作目。

本作は百年シリーズと密接にリンクしており、百年シリーズを未読の方は本書よりも先に読むと物語をより楽しめます。

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Posted by ブクログ 2021年07月18日

サエバ・ミチル、ロイディ、メグツシュカ、ドリィ、マイカジュク。
懐かしい面々が登場しワクワクが止まらない一冊でした。

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Posted by ブクログ 2020年02月03日

Wシリーズ8巻目.人間もウォーカロンもロボットもコンピューターも区別なく生きているような気がしている.デボラとかアミラなど友達のようだ.

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Posted by ブクログ 2019年08月24日

シリーズ8作目。10作目で最後って思っていたらなんか読めずにそのままだったがwwシリーズがではじめたので早速読むとあっという間。徐々に関係が見え始めて来てドキドキ。ハギリ博士とウグイのやりとりが後半あって嬉しい。

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Posted by ブクログ 2019年05月24日

前作、それから百年シリーズを読んでから間があいている上に、百年シリーズも女王の百年密室以外未履修なせいで、せっかくの「ぞくっとポイント」が、「(ここは多分)ぞくっ(ってなるはずだぞ、私)ポイント」に…悔しい…
それにしても、王子の生体が盗まれた理由、当事者の感情としては複雑なのだろうけど、割とあっさ...続きを読むりしていたというか、まあ、理解できる範疇な気がする。
それに対して、人工知能たちの行動動機が、一見論理的で明快なのだけど、その実、難解すぎる…
それは、同民族だと顔の識別ができて、異民族だとできないのと同じように、参照データが少ないからなんだろうか。
それは多分、人工知能側も同じことで、だからこそフレーム問題があるのかな…

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Posted by ブクログ 2018年12月15日

イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。電子空間でデボラらの対立勢力と通信の形跡があったイマンの解析に協力するため、ハギリはエジプトに赴く。だが遺跡の地下深くに設置されたイマンには、外部との通信手段はなかった。一方、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明に。意識が戻らない「彼...続きを読む」を誘拐する理由とは。知性が抽出する輪環の物語。
「講談社BOOK倶楽部」より

いろんなところにつながる話.やっぱりこれまでの作品を読んでおくと2倍も3倍も楽しめる.早く続きが読みたくなる.

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Posted by ブクログ 2018年06月28日

帯に「人間を殺した最初の人工知能、イマン」とあった。このWシリーズは人間の登場人物よりも、人間以外の登場人物(人物とは言わないかもだけど)が多くなってきているのではないか。

帯に大々的に書かれた内容は、本書ではあまりキーポイントにならなかった気がする。イマン以外にクリスティナという人工知能の登場し...続きを読むたが、こちらもキーマン(マンじゃないけど)ではなかった。むしろ、こんなにガッツリと百年シリーズとリンクするとは……。名前は懐かしいが、もうストーリィを覚えてないから、読み返そうかな。
そしてまたこれもね、最後の一言がね。あぁ!いたいた、その人!って感じで。うん、百年シリーズを読み返すしかないな。

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Posted by ブクログ 2018年06月12日

Wシリーズ第8冊~ヴォッシュ教授に呼ばれエジプトに赴き、ネガティブピラミッドで見たAIイマンはがっかりな姿。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれ、反政府主義者に使われていたが、その会話が漏れてネットに流出した。漏らしたのは誰か。ケースには「血か、死か、無か?」と彫られていた。一方、蘇生に成功したナ...続きを読むクチュの冷凍遺体が盗み出された。急遽帰国するが、イマンが盛んに情報交換していたAIが南極にあると連絡が来て、ヴォッシュと訪ねるとイマンと同じ小さなコンピュータが呼びを含めて144台。これがAIかと驚いていると、死んだはずのフランスの富豪・モレル氏も隠れていた。自己防衛のためにロボットを使い、二人の護衛であったキガタとペィシェスが乗っ取られた。アネバネらとデボラがアミラの援軍も得て、撃退した。盗まれた遺体からの連想で、メガツシュカやその夫・マイカ・ジュクが浮上した。フランスに帰国したモレルがエジプトに向かうという情報を得て、ハギリとウグイも飛ぶ~最後にマガタ・シキ博士が登場し,息子であるロイディを取り戻したが,夫のモレルは妻を悪魔后と呼んで逃げ回った挙げ句,南極に隠れていた!

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Posted by ブクログ 2018年06月09日

知らないで読んだけど、百年シリーズと繋がってる。でもいまいちどのくらい時間経過があるのかよくわからなかった。女王四季だったのか。このシリーズは初めて読んだけど、ミチルが京都で殺されたとか、ロイディが…前のも読まないと。デボラってすべてがFになるの四季の研究所の?

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Posted by ブクログ 2018年05月16日

今回も「人間とは何か?」とかそういった視点からの
ディスカッションが面白かった。
このシリーズは話に新しい展開がどう出てくるか、
というよりも、途中途中に出てくるディスカッションが
面白いんじゃないかと思う。
それにしても、こうやって読んでいると、
「コンピュータが人間になる」のと「人間がコンピュー...続きを読むタになる」
のは、どっちが先に実現されるんだろう?とか思ったりする。

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Posted by ブクログ 2018年05月03日

うわー、S&Mシリーズからここまできたか。
マガタ・シキはまだ根強く存在している。

無機質な世界であるようで、
『死んだら、もう、話してくれない。目を開けてくれない』
こういう、非常に「人の根源にある何か」触れる人物がいる。
そしてきっとハギリも、こっち側だ。
『泣くようなことではない、と言いかけ...続きを読むたが、なにかもう少し強い感情に出会った気がして、言葉が出なかった。』
こういうところ。

人の感情は、結局、『本当』は言葉に出来ない。
それを読者に分からせたうえで、
森博嗣は「人」を語る。「命」を語る。

ミステリという面でも、
トランスファの暴走あり、
肉弾戦あり、
「あの人物が!?」あり、
楽しめるものになっている。

ウグイがけっこう出てきてくれたのも嬉しい。
『入ってきたのは、ウグイ・マーガリィだった。
一気に目が覚めた。そういう機能が彼女にあるようだ。彼女の視線を実装した目覚まし機が開発できるのではないか。』

ハギリとウグイの今後も気になる。

そしてタイトルも相変わらず秀逸。
「ああ、そういうことね」と、解明される部分がある。

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Posted by ブクログ 2022年07月14日

こんなに百年シリーズを読み返したくなることってある…?!
ミチルやロイディ、めちゃくちゃ懐かしいよ〜読み返したい。それ以外にも知ってる名前がいくつか出てきてテンションが上がった。だんだんと時系列も分かってきたし、面白いな〜!

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Posted by ブクログ 2022年04月03日

人を殺したとされるAI・イマンがエジプトのピラミッドで発見された。ハギリが調査に向かったその時、蘇生した冷凍人間が行方不明に。イマンの交信相手が南極であると判明し、今度は南極へ…と、今回は移動距離が凄かった!冷凍人間の家系図が改めて紐解かれ、それらはマガタ・シキへと繋がっていく。AIの世界が混沌とし...続きを読むてきて、シリーズのラストも近くなり、最後まで付いていけるか心配になってきた…。

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Posted by ブクログ 2021年03月27日


Wシリーズ8弾。人間を殺した最初の人工知能と呼ばれる軍事用AIイマン。フランスの修道院のベルベットとの通信履歴。エジプトを訪問するハギリ。一方でナクチュのジュラの冷凍遺体が行方不明に。調査段階で過去に100年シリーズとのリンクが面白い。イマンの交信先の最終地である南極の民間施設へ。144基のイマ...続きを読むンと同じコンピュータによる共通思考クリスティナと200歳以上のジャン・ルウ・ドリィ・モレル・マイカ・ジュク。再びエジプトでモレルとマガタシキ。ロイディの回収。100年シリーズとのリンクが激しくなかなか面白い。

マガタシキの共通思考。生命体を排除した人工知能による新秩序の可能性。エネルギーの最省力化。
100年シリーズとのリンク。メグツシュカ。デボラの母親。王子ジュラはデボラの長男。メグツシュカはナクチュからフランスに移った。メグツシュカとマガタシキのリンク。子音MGTSKが同じ。カンマパの先祖。
南極の施設内にある研究所の出資者は資産家のジャン・ルー・モレル。フランスの修道院のオーナーでもある。自殺したという話だが、生きており隠遁のため自殺にしたことにしていた。ベルベットの後ろ盾の大元のコンピュータが南極にある。当時の修道院のオーナーは貴族ドリィ。ナクチュからドリィ家にメグツシュカが嫁いだ。キガタサリノを見てミチルと呼ぶモレル。100年シリーズのミチルは、キガタサリノと同じ姿。モレルは、正式にはジャン・ルウ・ドリィ・モレル・マイカ・ジュク。南極の研究所にいたモレルは、クリスティナのオーナーであり、メグツシュカの夫だった王。200年以上生きている。
110年前のサエバミチルの写真を見ながらニュークリアの地下で話すハギリとウグイ。クジアキラはキガタサリノと同じ顔。フランスの修道院になったイルサンジャックを訪れていたサエバミチルとクジアキラをいきつく。サエバミチルと一緒にいたウォーカロンはエジプトに。
悪魔妃(あくまきさき)を逆再生すると、血か死か無かになるらしい。
シキから逃れるために隠れていたモレル。王子はモレルの息子。首を絞めたのもモレル(マイカ)。クジササヤマは、クジアキラのボディにサエバミチルの頭脳を移植し、ウォーカロンのボディにまたサエバミチルの頭脳を移植した。ロイディ。

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Posted by ブクログ 2019年11月28日

Wシリーズ第八弾。これを読む前に「女王の百年密室」再読しておいてよかったーと思えるぐらいには関わりが深い。作中にはちょっとした謎も出てくるけれどそっちよりも百年シリーズとのリンクを楽しめた。今回はエジプトと南極に行ったハギリ博士だけれど次はどこへ行くのか気になる。そしてウグイとの関係は…。

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Posted by ブクログ 2018年10月18日

人工知能、ウォーカロン、トランスファーと出てきて、誰が誰だか、何が何だか混乱気味。

そもそもウォーカロンは人間とほとんど区別つかないものとして登場していたはずなのに、いまではウォーカロンがロボット寄りの設定になってしまって、ハギリ先生の研究はどうなっているのやら。

100年シリーズを読んでから、...続きを読むもう一度このシリーズも読み返したほうがいいんだろうけど、内容がミステリーというわけでもなく、その時間をとるべきか微妙なところです。

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Posted by ブクログ 2018年09月03日

ウォーカロンシリーズ

エジプトや南極でみつかった人工知能
人工知能たちの覇権争い。

結局最後は「マガタ・シキ」
どこまで遡ればすべてがわかるのだろう。
ややこしすぎて頭混乱中(笑)

ウグイの再登場が嬉しい

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Posted by ブクログ 2018年06月02日

Wシリーズの8作目。

今まで目にしてきたことは真実だったのか?
地面が揺らいだ気がしてちょっと鳥肌立った。 「僕は空を見上げた。綺麗なブルーだ。空というのは、つまり宇宙なのだが、実際には、その手前にある空気の層に明るさがあって、宇宙は見えない。真実というものも、これと同じだ。クリアに見える層でも、...続きを読むまた希望によって照らされた層であっても、真実を隠してしまうことがある。」

この巻から急に百年シリーズと思われる話がたくさん出てきた。
一回さらっと読んだだけなので全然覚えてない。
読み直さなくては。

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Posted by ブクログ 2018年05月08日

一連の物語の一部なのでこれまでのストーリィが頭に入ってないとモヤモヤっとしたまま読み進んでしまうのが忘れっぽい自分の悩み。文章読んでるだけでも気持ちいいですが。

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Posted by ブクログ 2018年04月25日

このシリーズ、どんな結末に向け進んでいくのか。いろんな人が出てきてよく分からなくなってきた。過去の誰が実はこう繋がっていて…みたいな同窓会的な内容じゃなくて、テクノロジーを追い求めた世界が、人間が、どうなっていくのかを描いてほしい。

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