あらすじ
イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。電子空間でデボラらの対立勢力と通信の形跡があったイマンの解析に協力するため、ハギリはエジプトに赴く。だが遺跡の地下深くに設置されたイマンには、外部との通信手段はなかった。一方、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明に。意識が戻らない「彼」を誘拐する理由とは。知性が抽出する輪環の物語。
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Wシリーズ第8弾
血か、死か、無か?
100年以上にも渡る伏線回収キタァ( * ॑꒳ ॑*)
スケールが壮大すぎる。
「女王の百年密室」「迷宮百年の睡魔」を読んでる読者にはご褒美のような答え合わせ回˙ᴥ˙
逆に読んでない読者はついてこれないのでは|ω・*)
メグツシュカについても当時の推理が当たってたし
、ラスト一行も予想通り˙ᴥ˙
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何を話してもネタバレと言えばネタバレになる感じ。
固有名詞すら言えない、というか固有名詞が言えない。
しかし逆再生にはやられた(笑)
今後パティとの再会イベントは発生するのか…など、そろそろ百年シリーズを再読しないと記憶の限界に来ているなあ。
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人工知能やトランスファや人間と変わらないウォーカロンなどの登場で、機械と人間の差がどんどん無くなってきている状況。人工知能もシンギュラリティーを超えれば、自然と人間や他の生物のように、病気になったり、悩んだりするのかもしれない。
そう言えばこのWシリーズには『シンギュラリティー』って言葉は出てこないが、今から200~300年後の未来っていう設定だからとっくにシンギュラリティーを迎えているはずだけど・・・。これはこれで未来のあり方としておもしろい。
本当に個人的な感想なのだが、この巻のウグイはちょっと積極的(笑)。今までウグイはハギリ先生をできるだけ危険な場所に連れて行ったり、危険な目に遭わせないようにしていたと感じているが、今回のウグイはあえて、「私が危険な場所に行くのですから、ハギリ先生もついて来てください」的な雰囲気を感じる。ハギリ先生あってのウグイみたいな。
これに似た雰囲気が名作柔道漫画の『YAWARA!』で主人公の猪熊柔が彼女の記事をずっと書き続けてきた日刊エヴリースポーツの松田記者がいなかった試合で大スランプに陥るって場面があったけど・・・似てないか?・・・似てないですね。
もしウグイにそんなことを指摘したら、「事実に反することはすぐに訂正してください。」ってクールに返されそう。いずれにしても次巻が楽しみ。
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wシリーズ第8弾
血か、死か、無か?
Is It Blood Death or Null?
娘の受験と受験後のもろもろで全く読む時間なかったが、落ち着いたのでまた読書生活に戻ろうとと思います(怒濤の1週間でした)
舞台はエジプトからの南極へ
もう驚きませんよ、世界どこにでも行ってしまえです
エジプトのピラミッド(ネガティブピラミッド)にいた人工知能のイマン。軍事用。
ヴォッシユと一緒に調査にいくも、そこまで収穫なく。
一方で、ナクチュの冷凍遺体が盗まれてしまう。
そして、南極で新たな人工知能を発見。名前はクリスティナ。そこにいたのは、モレノ氏。
フランスの修道院につくって、自殺したと言われたけだ、生きていた。
さらに、このモレノ氏は、メグツシュカの夫であると。混乱してきた。。。
そこに、久しぶりのマガタ博士の登場。
クジ・マサヤマ
クジ・アキラ
サエバ・ミチル
ロイディ
わからなくなってきてた。ちょっと整理してから
次に行きますね
血か死か無か
chikashikamuka
逆から読むと
akumakihsakihc(悪魔妃)
書いて、確かめちゃいましたよw
気付けないだろうこれは
メグツシュカのマガタシキのアナグラム(子音をいじる)も、確かに言われてみればと
百年シリーズに戻らないとダメそうなのでそっちにいきます
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今回出張先はエジプト
またまた新たな人工知能イマンは
人類の敵か味方か
今回特に、きっとウグイだったら…
が多発しているよねぇ
これだけ意識してるのに、
無意識って、思春期か!(笑)
博士の取り留めのない思考に
取り込まれそうになる一方で
メインキャラの女子たちとのやり取りに
クスりとできるし、
途方もない未来なのに
最先端の情報局でならわし、なんてあったり(笑)
ついつい引き込まれちゃうんだよね
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マガタ・シキ再登場で、このシリーズもいよいよ大詰めかな。
本作では、敵方の人工知能の正体が明らかになってきたけど、その動機は、感情的なものやイデオロギー的なものもなったくなく、単にエネルギーの確保と生存(シャットダウンを妨害する)のためだけという点が、科学的というか現実的。さすが、森博嗣さんである。
ただ、いまだマガタ・シキの真意はわからないし、人間の敵対勢力の存在もわからない。残り2作で明らかになるのか、楽しみ。
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2023.06. audible
amzonの本の紹介
イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。電子空間でデボラらの対立勢力と通信の形跡があったイマンの解析に協力するため、ハギリはエジプトに赴く。だが遺跡の地下深くに設置されたイマンには、外部との通信手段はなかった。一方、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明に。意識が戻らない「彼」を誘拐する理由とは。知性が抽出する輪環の物語。
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他の方の感想を見たら、百年シリーズを読んでないのは痛恨のミスのようですね、、、。
せめてwwの前には読んだ方がいいでしょうか。
クジさんは出てたな、と思ったけどロイディはどなたかわかりませんでした。
謎が増えるばかりの展開で今後が気になりすぎます。
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軍事用AIの解析に協力するべくエジプトに向かうハギリたち。一方で、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明になる事件が発生する。Wシリーズ8作目。
本作は百年シリーズと密接にリンクしており、百年シリーズを未読の方は本書よりも先に読むと物語をより楽しめます。
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シリーズ8作目。10作目で最後って思っていたらなんか読めずにそのままだったがwwシリーズがではじめたので早速読むとあっという間。徐々に関係が見え始めて来てドキドキ。ハギリ博士とウグイのやりとりが後半あって嬉しい。
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前作、それから百年シリーズを読んでから間があいている上に、百年シリーズも女王の百年密室以外未履修なせいで、せっかくの「ぞくっとポイント」が、「(ここは多分)ぞくっ(ってなるはずだぞ、私)ポイント」に…悔しい…
それにしても、王子の生体が盗まれた理由、当事者の感情としては複雑なのだろうけど、割とあっさりしていたというか、まあ、理解できる範疇な気がする。
それに対して、人工知能たちの行動動機が、一見論理的で明快なのだけど、その実、難解すぎる…
それは、同民族だと顔の識別ができて、異民族だとできないのと同じように、参照データが少ないからなんだろうか。
それは多分、人工知能側も同じことで、だからこそフレーム問題があるのかな…
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イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。電子空間でデボラらの対立勢力と通信の形跡があったイマンの解析に協力するため、ハギリはエジプトに赴く。だが遺跡の地下深くに設置されたイマンには、外部との通信手段はなかった。一方、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明に。意識が戻らない「彼」を誘拐する理由とは。知性が抽出する輪環の物語。
「講談社BOOK倶楽部」より
いろんなところにつながる話.やっぱりこれまでの作品を読んでおくと2倍も3倍も楽しめる.早く続きが読みたくなる.
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帯に「人間を殺した最初の人工知能、イマン」とあった。このWシリーズは人間の登場人物よりも、人間以外の登場人物(人物とは言わないかもだけど)が多くなってきているのではないか。
帯に大々的に書かれた内容は、本書ではあまりキーポイントにならなかった気がする。イマン以外にクリスティナという人工知能の登場したが、こちらもキーマン(マンじゃないけど)ではなかった。むしろ、こんなにガッツリと百年シリーズとリンクするとは……。名前は懐かしいが、もうストーリィを覚えてないから、読み返そうかな。
そしてまたこれもね、最後の一言がね。あぁ!いたいた、その人!って感じで。うん、百年シリーズを読み返すしかないな。
Posted by ブクログ
Wシリーズ第8冊~ヴォッシュ教授に呼ばれエジプトに赴き、ネガティブピラミッドで見たAIイマンはがっかりな姿。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれ、反政府主義者に使われていたが、その会話が漏れてネットに流出した。漏らしたのは誰か。ケースには「血か、死か、無か?」と彫られていた。一方、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が盗み出された。急遽帰国するが、イマンが盛んに情報交換していたAIが南極にあると連絡が来て、ヴォッシュと訪ねるとイマンと同じ小さなコンピュータが呼びを含めて144台。これがAIかと驚いていると、死んだはずのフランスの富豪・モレル氏も隠れていた。自己防衛のためにロボットを使い、二人の護衛であったキガタとペィシェスが乗っ取られた。アネバネらとデボラがアミラの援軍も得て、撃退した。盗まれた遺体からの連想で、メガツシュカやその夫・マイカ・ジュクが浮上した。フランスに帰国したモレルがエジプトに向かうという情報を得て、ハギリとウグイも飛ぶ~最後にマガタ・シキ博士が登場し,息子であるロイディを取り戻したが,夫のモレルは妻を悪魔后と呼んで逃げ回った挙げ句,南極に隠れていた!
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知らないで読んだけど、百年シリーズと繋がってる。でもいまいちどのくらい時間経過があるのかよくわからなかった。女王四季だったのか。このシリーズは初めて読んだけど、ミチルが京都で殺されたとか、ロイディが…前のも読まないと。デボラってすべてがFになるの四季の研究所の?
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ぎゃーーーーー
ミチルだけでなく、クジ・アキラが出てきたと思ったら、ロイディまで!?
私の記憶力はもう限界…
読み返すしかない……
ウグイの出番が多くて嬉しいということは、私はウグイが好きなのかもしれない。
モレルのメグシュツカに対する怯え方が面白い。
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ハギリ博士エジプトに赴く。独立した物語ではあるものの、過去作とのつながりが色濃くて、ああ、これは百年シリーズすっとばして読んでる場合じゃないかと頭の片隅で思ってみる。電子空間の攻防。若干マトリックスとか攻殻機動隊の人形使いとかを思い出す。人工知能を否定はしないが、過信する怖さを思ってみる。メグツシュカからの思考の飛躍は人間ならではだし、そして、やはりなその存在。彼女が望むものは何だろうか。明かされることがあるのだろうか。絶対的な天才は寿命をどうクリアしたのだろうか。そもそもクリアはしていないのか。
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森博嗣のミステリーが好きで、このWシリーズも読んでいるが、テーマが難しくて、半分も理解できなかった。でも読んでいると歌詞くこなった気がするのはいい。
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こんなに百年シリーズを読み返したくなることってある…?!
ミチルやロイディ、めちゃくちゃ懐かしいよ〜読み返したい。それ以外にも知ってる名前がいくつか出てきてテンションが上がった。だんだんと時系列も分かってきたし、面白いな〜!
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人を殺したとされるAI・イマンがエジプトのピラミッドで発見された。ハギリが調査に向かったその時、蘇生した冷凍人間が行方不明に。イマンの交信相手が南極であると判明し、今度は南極へ…と、今回は移動距離が凄かった!冷凍人間の家系図が改めて紐解かれ、それらはマガタ・シキへと繋がっていく。AIの世界が混沌としてきて、シリーズのラストも近くなり、最後まで付いていけるか心配になってきた…。
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3
Wシリーズ8弾。人間を殺した最初の人工知能と呼ばれる軍事用AIイマン。フランスの修道院のベルベットとの通信履歴。エジプトを訪問するハギリ。一方でナクチュのジュラの冷凍遺体が行方不明に。調査段階で過去に100年シリーズとのリンクが面白い。イマンの交信先の最終地である南極の民間施設へ。144基のイマンと同じコンピュータによる共通思考クリスティナと200歳以上のジャン・ルウ・ドリィ・モレル・マイカ・ジュク。再びエジプトでモレルとマガタシキ。ロイディの回収。100年シリーズとのリンクが激しくなかなか面白い。
マガタシキの共通思考。生命体を排除した人工知能による新秩序の可能性。エネルギーの最省力化。
100年シリーズとのリンク。メグツシュカ。デボラの母親。王子ジュラはデボラの長男。メグツシュカはナクチュからフランスに移った。メグツシュカとマガタシキのリンク。子音MGTSKが同じ。カンマパの先祖。
南極の施設内にある研究所の出資者は資産家のジャン・ルー・モレル。フランスの修道院のオーナーでもある。自殺したという話だが、生きており隠遁のため自殺にしたことにしていた。ベルベットの後ろ盾の大元のコンピュータが南極にある。当時の修道院のオーナーは貴族ドリィ。ナクチュからドリィ家にメグツシュカが嫁いだ。キガタサリノを見てミチルと呼ぶモレル。100年シリーズのミチルは、キガタサリノと同じ姿。モレルは、正式にはジャン・ルウ・ドリィ・モレル・マイカ・ジュク。南極の研究所にいたモレルは、クリスティナのオーナーであり、メグツシュカの夫だった王。200年以上生きている。
110年前のサエバミチルの写真を見ながらニュークリアの地下で話すハギリとウグイ。クジアキラはキガタサリノと同じ顔。フランスの修道院になったイルサンジャックを訪れていたサエバミチルとクジアキラをいきつく。サエバミチルと一緒にいたウォーカロンはエジプトに。
悪魔妃(あくまきさき)を逆再生すると、血か死か無かになるらしい。
シキから逃れるために隠れていたモレル。王子はモレルの息子。首を絞めたのもモレル(マイカ)。クジササヤマは、クジアキラのボディにサエバミチルの頭脳を移植し、ウォーカロンのボディにまたサエバミチルの頭脳を移植した。ロイディ。
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Wシリーズ第八弾。これを読む前に「女王の百年密室」再読しておいてよかったーと思えるぐらいには関わりが深い。作中にはちょっとした謎も出てくるけれどそっちよりも百年シリーズとのリンクを楽しめた。今回はエジプトと南極に行ったハギリ博士だけれど次はどこへ行くのか気になる。そしてウグイとの関係は…。
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人工知能、ウォーカロン、トランスファーと出てきて、誰が誰だか、何が何だか混乱気味。
そもそもウォーカロンは人間とほとんど区別つかないものとして登場していたはずなのに、いまではウォーカロンがロボット寄りの設定になってしまって、ハギリ先生の研究はどうなっているのやら。
100年シリーズを読んでから、もう一度このシリーズも読み返したほうがいいんだろうけど、内容がミステリーというわけでもなく、その時間をとるべきか微妙なところです。
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ウォーカロンシリーズ
エジプトや南極でみつかった人工知能
人工知能たちの覇権争い。
結局最後は「マガタ・シキ」
どこまで遡ればすべてがわかるのだろう。
ややこしすぎて頭混乱中(笑)
ウグイの再登場が嬉しい