あらすじ
日本最大のソフトメーカが経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。パークでは過去に「シードラゴンの事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。核心に存在する、偉大な知性の正体は……。S&Mシリーズの金字塔となる傑作長編。
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S&Mシリーズを読み終えてしまうのが悲しくて、ずっと積読してあった作品。シリーズを通して愛着を持った人物が沢山出てきて嬉しかった。本格ミステリとしては評価が良くないだろうが、なんと言われようと私はこの作品大好き。ナノクラフトが作り上げた街並みを思い浮かべながら、ワクワク冒険していた。
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特定の何かを演出するとしたら仮想空間と現実、どちらが容易なのか。この命題を突き詰めていくと、何が現実なのか、境界が曖昧になり理解ができなくなっていく。仮に見て、触れるものが現実なのだとしたら、仮想空間で見て、触れるものは現実と言っていいのだろうか…。
といった一連の流れは、言いたいことは分かるんですが、理解を拒むというか、頭が痛くなりますね(笑)。ただ天才、真賀田四季による「最近、矛盾を受け入れている」「矛盾が綺麗だと感じている」という言葉から続く、「よく、分からない」という結論。これが、読者としての自分の気持ちにハマりすぎて本当に気持ち良かったですね。そう、考えたってよく分からないんですよ。でも「意味のないことを面白い、やる価値がある、と考えるのが人間の高尚さ」と定義したうえで、思考して、思考して、思考した結果、「よく、分からない」という結論に至るという流れをシリーズ最終作で見れたのは非常に感慨深かったです。
それで結局、真賀田四季は死んだのかな?彼女ならデータ上の存在になっていてもおかしくないかも、なんて思ってたらまさかのラストで笑っちゃいました。あまりにあっさりと会うので正直モヤっとしたんですが、「すべてがFになる」をなぞるような別れの展開とタイトル回収の流れが、S&Mシリーズの最終回としてあまりに綺麗だったので、そんな気持ちは吹っ飛びました。最高に面白かったです。大満足。
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本の厚みのおかげで、読み始めるのに勢いと覚悟が必
要でしたー。
でも最初から読み応えがあって、その厚みもいつの間
にか忘れてました。
久しぶりの真賀田博士は楽しそうだったのが印象的。
いくらでも話す機会は作れたと思うのに、あのような
形で犀川先生と二人きりで話したいと願うなど、凡人
のような人間らしさが微かに感じられて、少し彼女の
基準からは「遅い」としても、理解してくれる犀川先
生がいてくれて良かったと思った。
萌絵の事が気になってしまう終わり方だったけど…
あの最後のサプライズ!
すぐに最初の方を読み直してしまった。
メガネ曇ってたから?
世界情勢や政治に関するお話をするアメリカ人女性を
追っかけてポッドキャストや配信を聞いている。
時々話についていけないのは私の英語力が足りないの
かと思っていたが、同じアメリカ人でもそうだと知っ
た。彼女はものすごく頭が良いだけじゃなくて情報量
も多い。知り合いと話してても1、2の事柄を聞いて
10の結論に辿り着くので、その結論に辿り着いた過
程が意味不明で説明するようよく言われると言ってい
た。真賀田博士と犀川先生の会話を読んでいて、その
人の事を思い出した。
そして、私のような凡人がこの本のレビューを書くな
んて図々しいし、無理だとも思った。w
S&Mシリーズはこれで読み終えたので、次は四季を
読んでみようかな。
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S&Mシリーズ
第10弾
有限と微小のパン
850頁。。。読み疲れた。。。楽しみが。。。
終わってほしくない。。。
勿論最終の話としては大変スリリングで
想像の遥か上を斜めに行く展開に、最後の最後までワクワクが止まらないです
真賀田四季の天才はもちろんで
怖いのかサイコパスなのか、可愛いのか、いい人なのか、最後の終わり方が良すぎて(この人だったのかと、最初の方で全然重要じゃない雑談とか遭遇シーンあったよなと)
違うシリーズでの登場楽しみです
本作は
「装飾」がテーマであり
いろんな装飾がありましたが
スケールがデカすぎて絶対気付けないでしょw
犀川先生×四季の会話の言葉のセンスと
哲学の応戦は素晴らしい反面、難しい。。。
萌絵、洋子、愛のこの3人と国枝さん含めて
大変盛り上げていただいて大満足でした
本作特有の短いセンテンスの数々
終盤あたりの犀川先生、四季、萌絵の考え
正直半分以上理解が追いつかなかった。。。
分かりやすい解説みて理解深めたいと思います
一旦Vシリーズいきますが
Vがいいのか、Gがいいのか、Xがいいのか
四季がいいのかわからないので浮気しながら
読んでいこうかな
Posted by ブクログ
S&Mシリーズの金字塔
やっと、10冊読み終えました
どの作品も個性があって、森ワールドが好きになれました
今作品も、10冊目にふさわしい終わり方、ストーリー、ミステリーだったのではないかと思います
ただ、やっぱり1番はすべてがFになるでした
Posted by ブクログ
ついにS&Mシリーズ最終作を読み終わった。森博嗣ファンとして、真賀田四季が登場するだけでもこの本を買う意味があった。800ページ以上に及ぶ文量もさることながら、所々に散りばめられた言葉遊びが楽しく、本作はこのシリーズの真骨頂である。1回読んだだけでも全ての意味を理解することは不可能だと考えているので、これから沢山の考察や意見を読んで今シリーズを味わいたいと思う。
Posted by ブクログ
まさにs&mシリーズの最終巻に相応しいボリュームと内容。
劇場版s&mシリーズだった笑
真賀田博士再登場というここまでこのシリーズを読んで来た人なら絶対にワクワクする展開、、、
すべてがFになるを読み終えた時に感じた真賀田博士にしてやられた感が何ともスッキリした読後感。
また何処かで真賀田博士と犀川先生と西之園さんが相対して欲しいし、またその物語を読みたい。
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この作品がすごいおもしろかった!って思えたわけじゃないのだけど、S&Mのペアが好きだったので、終わってしまったかあというのは残念
また他の作品も含め再読したい
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SMシリーズは、真賀田四季にはじまり真賀田四季で終わった。番外編的な巻もあったけど、このシリーズを通して読んでみて、主人公のSMは、犀川萌絵コンビとも、真賀田四季のこととも捉えられるのかなと思った。全体的に、好きに解釈してもいいよと言われているような余韻が好みだったので、別シリーズも読んでみたい。
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10作目にしてこのミステリーの主題は密室など殺害方法のトリックにあるのではなくそれを通じて語られる哲学的思考にあるのだと思い至った。(肉体も脳もハードでしかあらず思考こそ本質で唯一自由)
つまりトリックの華麗さを期待して読み進めるべきではない。個人差あるけど全員共犯でした、は単なるミステリーのトリックとしてはかなり御法度な感。
四季先生、次会うときは死んでるとかいうくせに直後めちゃくちゃ生きてるし。
読み甲斐を感じるのはやはり四次元の概念(作中では連続する多面体だったけど個人的にはchが切り替わる空間だった)や、現象を単純化して理解伝達する過程、そしてそれが不要で複雑を複雑のまま理解する天才、統合されない人格、突き詰めるほどに二分化できなくなる現実とバーチャル、、といった思考。
有限と微小はラストの「有限の生と微小の死」より、「コンピューターも他の人間の頭脳も、さらに偉大なる頭脳の、有限かつ微小な細胞に過ぎない」のほうがしっくり。あと象徴するオブジェクトとしてちょこちょこ出てきたものの、パンってなんだったんだ結局。
ただ1作目が密室から一歩も出ないThe perfect insiderで、10作目が実は最初から密室には一度も存在しなかったThe perfect outsiderなのはかなり好き。
なんにせよ、読み終わってしまって今更ながらに喪失感。別シリーズ読むかなあ。
Posted by ブクログ
めっちゃくちゃ長い。長い長い伏線を回収できないまま読み進めて最後の最後にそうやったん⁈という驚きが隠されておりました。これでシリーズ最後かあ… 寂しいです。自分にはとっても難しかった森作品ですが、また時を置いて必ずシリーズ再読しようと思います。
その日まで… さよなら…先生 涙
Posted by ブクログ
犀川&西之園シリーズの最終巻。VR空間で起きた密室殺人をテーマに、現実と虚構の不安定さを描いた哲学的ミステリ。第一巻『すべてがFになる』の首謀者だった天才・真賀田四季との再会でストーリーに鮮烈な印象を残し、堂々の完結である。
ミステリとして見ると本作のトリックは完全に反則だが、ここで描かれているのは事件の解決などではなく、「社会も躰も脳さえも本質ではなく装飾に過ぎない」「人間とはすなわち意志である」といった哲学なのだと思う。
Posted by ブクログ
s&mシリーズの10作目。
ナノクラフトの社長である塙理生哉に招待され長崎のユーロパークに行く萌絵達一行。そこで不可解殺人事件に巻き込まれてしまうという話。
s&mシリーズの完結作というのもあり分厚めで読み応えがあった。
今作は待望の真賀田四季の再登場でテンション上がった。タイトルもthe perfect insiderとthe perfect outsiderで対比になっている。四季が1作目では中から観ていて、今作では外から観ていたからかな。あとは今作は作中でも俯瞰で観るのが大事だと言われていたからoutsiderなのかなって思った。
実際に今回の事件は萌絵視点で観てると本当に不可能としか思えないような殺人でしっかり騙された。そこに真賀田四季が関わってるのもあってとんでもないトリックが使われてるんだろうという先入観もあってより気づけなかった。だから全てが最初から仕組まれた事だった分かった時はえ?ってなったし、スッキリ感もエグかった。萌絵ためにここまでするかって感じた。
それに最後の瀬戸千衣が真賀田四季だったのはマジかってなった。え?ってなって飲み込むまで時間がかかった。出てきた時は可愛いお隣さんだなぁくらいにしか思わなかったから真賀田四季の演技力すごいなって感じた。子供の扱いが上手いのとかなんかちょっと微笑ましい。やっぱ母親なんだなあ。
あとは今作は全10章で、1章の冒頭には1作目のセリフ、2章には2作目のセリフって感じでそれぞれの章に書かれてて粋だなって感じた。
シリーズの中でも面白い方だと思う。
s&mシリーズ面白かった。
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S&Mシリーズ読破˙ᴥ˙
面白かったー
事件の謎解きに関しては若干モヤモヤするけど、それよりも最後の数ページでの驚きが大きすぎた。えーまじかー。すぐに第1章を読み返しました。
20年以上前にこれらのAIやVRの描写をしてたのがすごい。それだけ科学の進化が早いんだけど、現在の科学知識で書き直されたら、と妄想してしまう。
犀川創平と西之園萌絵に会えないのは残念だけど、次からはVシリーズ読みます。
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森博嗣作品のS&Mシリーズ、一段落
映画スカイ・クロラから森博嗣にハマり、何年間もかけて読んできた。
このシリーズは、謎解きの過程に8〜9割を費やしていて、謎解きの答え合わせや動機の解明はスルスルっとしているので、はじめは少々尻切れトンボのようだと思ったけれど
謎解き過程、萌絵の心象風景、人生や社会の捉え方などが濃密であればあるほど、結末というのはさして多く語らなくても、と思うようになった。
本作は久しぶりに真賀田四季が出てきて、その天才の描写に引き込まれた。
あとは…そうだなぁ、口元を斜めにする描写が多すぎて後半ちょっと笑ってしまった。
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【2024年204冊目】
西之園萌絵は、ゼミ旅行に先駆けて友人の牧野洋子、反町愛と長崎県のテーマパークにやってきていた。テーマパークを運営するナノクラフトの社長である塙は萌絵のかつての婚約者であったが、彼女が彼に会うのは初めてのことだった。犀川を頭に浮かべつつ、塙との食事を楽しんだ彼女だったが、意識が混濁し、気づけば目の前には、唯一無二の天才が立っていた。
The Perfect Insiderから始まったS&Mシリーズの10作目である今作のタイトルはThe Perfect Outsider。それだけでも読む前からなんだかテンションが上がるのに、キャラクター一覧の中に真賀田四季博士の名前を見つけて余計にぶち上がりました。再読でしたが、全く覚えていなかったので楽しめました。全てが明らかになったと思わせられた後に明かされた事実の衝撃。1作目を彷彿とする終わり方は、見事に騙された!といった感じでした。
謎そのものはそんな真相なの?!と驚いたり、そんなのありかよと思ったりでしたが、森博嗣さんの紡ぐ表現の豊かさは十作目でも色褪せることなく、感嘆しながら読むこともしばしば。
何度でも記憶を消して読みたい大好きなシリーズです。
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森作品を読むときは天才を浴びるつもりで読んでいて、シリーズ最後となる本作は本当に見事なまでに容赦なく天才の会話が展開する。その意味で最後の種明かしも含めさすがなのだけれど、星ひとつ減らしたのは個人的には読み終わってけむにまかれたような感覚が落ち着いたら、真賀田博士がこれほどのことをした動機が犀川への恋心なのか?と訝しく思えてきた点。塙社長のことも考えるとますますそうなのではという気がしてくる。
もちろん、天才も理不尽な恋に落ちるというテーマ自体は面白いと思うけれど、この作品の中ではうまくハマって感じられなかったというか、もっとそこへ向けて話が収束するような描き方をされていれば腑に落ちたと思う。全体のトーンからは自分には動機の部分だけ急に俗っぽいものを取ってつけたような違和感が残った。私の読解力が足らないだけでそんな単純な話じゃないことを望む。
Posted by ブクログ
ああ……ついに読み終わってしまった…S&Mシリーズ…「すべてがFになる」を読み終えた瞬間、シリーズ読破しようと心に決めて最終巻の今作を読み終えるまで、本当にあっという間だった。特に、今作は私の人生でこんなに分厚い文庫本は初めてだというぐらいに分厚くて、読み終えるまでに時間がかかるなと思ったが今までのシリーズの中で1番早く読み終えたと思う。
ストーリーは、正直四季博士が絡んでること以外は「それってミステリーを根本から否定しているのでは…」というオチだった。まあそれも言ってしまえばトリックか…。(四季博士の四季シリーズも読むのが楽しみ)
もう犀川先生と萌絵ちゃんに会えないと思うと寂しくてしょうがないけど、他シリーズでまた会えると噂は聞いているのでそれを楽しみに、まだまだ森博嗣ワールドに浸っていたいと思います。
Posted by ブクログ
「すべてがFになる」から始まる森博嗣のS&Мシリーズの完結編。全10作の中では第1作目の次に面白かった。これまでの作品と異なり、スリリングな展開が多く、読んでいて常に緊張感があった。がしかし、長すぎる。もう少し短くまとめてほしかった。あと、結局犀川と萌絵がどうなったのか、木になります!
Posted by ブクログ
相変わらず四季の存在感がすごい。
シリーズもこれで終わりか。
不可能な殺人が続いて「こんなん無理やん!」と思ってたらなるほど、そういう事か。
どうなんだろ、一連の殺人事件の犯人やトリックに関しては恐らく賛否あり、個人的には最後のシリーズのたたみ方も中途半端な印象。
正直VRの描写なんかは今でも十分説得力があるし、時代が経験しているからこそイメージしながら読めた。
このシリーズは四季と犀川の天才の物語か、萌絵と犀川の恋愛の物語か、理系ミステリーか、密室殺人のテーマ集なのか、いやきっと自分にとっては哲学の物語だったのだ。
犀川を通じて世界と出会う、哲学の物語だったのだと思う。
ミステリー小説に興味を持たせてくれた大きなシリーズだったと思う。
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『インターネット黎明期なのに現代を象徴するような予言的小説』
・バーチャルリアリティ技術をこの時代で描写
・リアルで作った仮想空間VSバーチャルリアリティ
正直に言うともう一回読み直さないとこまかい内容は頭に入らないかも…
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S&Mシリーズも遂に全冊制覇してしまった……というのが今の正直な感想。
毎回毎回このシリーズの謎解きには驚かされてばかりだったのですが、今回の真相は流石に今までで一番凄かったですね……これはちょっと……普通に読んでても思いつかない、というか考えついても却下するやつだ……。
そして最終巻というだけあってストーリーもボリュームがあったし登場人物も多かったですね。
個人的にまだ犀川先生と四季博士のやり取りを見ていたかったし、犀川先生の日常を見ていたいという気持ちもあったので「えっこれで終わりなの?」感が凄いのだけれど、それは別に大団円とかじゃなくてあくまでも日常の中に起こった非日常を覗いていたという感覚が強いからなのだろうか。
個人的にこのシリーズは何でもない生活の一部が切り取られている感覚があったので、だからこそこの物語に終わりを感じないのかもしれない。
あーいやでも最後まで読んで驚いたのは四季博士の多彩さ!
あれをやってたの?四季博士が???と考えた所でその姿を想像して思わずにやけてしまった……いやでもあれはみんな考えると思う。
そしてやっぱり最後まで読んでみて、犀川先生と四季博士はお似合いなのではないかと思ってしまう私なのです。
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S&Mシリーズ最終作品結構なボリュームでした。
だいぶ前に書かれた作品なのですが、現在のIT技術に近いものがあったり、将来こうなるかもと思わせてくれるようなIT技術もあり、想像して読み進めるのも楽しかったです。
S&M シリーズは終わってしまいますが、犀川先生と萌絵ちゃんの今後も気になるので、次のシリーズでも登場してくれる事を期待します。
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とても面白かった。
しかし分厚い。文庫本で読んだけれど、これじゃ辞書だ。
すべてが〜を読んだ時にも思ったが、真賀田四季博士は天才とはいえまともな人格では無いみたいなのに、普通の人として潜伏できるものかなぁ?
Posted by ブクログ
どっしりと読み応え抜群。
これで終わり!?
えええー四季博士は一体!?!?
S&Mシリーズ、、、終わりって聞いたけど、、なんにも終わってない気がするが、、、おわりか?
さすが。建築士である森氏だけあって、建築士一級の勉強に出てくる、建物や人名が出てきて興奮する。
笑
あ!勉強したやつ!
これこれ!ってなる。笑
今回の内容もなかなかデジタルで、茫漠としていて、想像できそうなできなさそうな。
めちゃくちゃ難しい話ばっかなのに、飽きさせないでちゃんと読ませるのは森博嗣のすごいところだよなぁ。と思う。
ラストの解説がもう何言ってんのかわかんなくて、森博嗣がすごいってことはわかったけど、それ以外何なんだかさっぱりでした。
たった四ページくらいの解説だったよに読むのに苦労した。笑
いやぁ、辞書みたいな本だったけど、サクッと読めた。難しくて面白かったんだかなんだかちょっとわかんないけど、読めたってことはそこそこ面白かったんだと思う。
ラストも、え!
って感じでびっくりしたし。笑
ちゃんと楽しめます!!!!
ただ、普段本読まない人へはおススメしないな。うん。
#真賀田四季
#ラスト?
#これで?
#本当?
#辞書みたいに分厚い
#ブックカバー つかない
#そのくらい厚みあり
#たまにある
#そういうの
#森博嗣
#まっちゃんからもらった本
#建築士一級
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シリーズ最終話……ありえへん小説世界……凡人のわたくしには到底想像つかない展開だったけど……繰り返しますが、お行儀の良い凡人読者のわたくしには天才の創り出す世界を受け止めきれず、ミステリとはなんぞや?と自問自答したわ……答えなんて出ないよね。でもそんな事は瑣末な事なんよ。所謂、装飾。はー、やばっ!
けど、真賀田博士周辺はあっと驚く展開で読み応え抜群。これが森先生の真骨頂よ。これがこのシリーズの醍醐味よね。
これがこのシリーズの魅力なのよ。楽しませてもらいました!
犀川好き。
あ、あと最後カナメがグルだったのか微妙に分からん。ちょっとその周辺の未処理感が気になった。
カナメ要らんかった説。
Posted by ブクログ
860ページの分厚さの割には面白くない犯人であり、正直なところ拍子抜け。
また、犀川と萌絵の関係性もあまり進展せずスッと終わる。シリーズ最終作がこれで本当に良かったのか…?淡々としているのは森博嗣らしいのだろうが。
Posted by ブクログ
S&Mシリーズ最終巻。テーマパークで起きる死体消滅事件に殺人事件、それを犀川先生と萌絵ちゃんが追う話、なんやけどその前に登場人物一覧の1番上を見てめちゃくちゃテンションが上がる。ついに、と読む前から感慨深くなる。また2人にも、あの人にも会いたくなる。