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Posted by ブクログ 2023年12月28日
ついにS&Mシリーズ最終作を読み終わった。森博嗣ファンとして、真賀田四季が登場するだけでもこの本を買う意味があった。800ページ以上に及ぶ文量もさることながら、所々に散りばめられた言葉遊びが楽しく、本作はこのシリーズの真骨頂である。1回読んだだけでも全ての意味を理解することは不可能だと考えて...続きを読むいるので、これから沢山の考察や意見を読んで今シリーズを味わいたいと思う。
Posted by ブクログ 2023年10月03日
まさにs&mシリーズの最終巻に相応しいボリュームと内容。
劇場版s&mシリーズだった笑
真賀田博士再登場というここまでこのシリーズを読んで来た人なら絶対にワクワクする展開、、、
すべてがFになるを読み終えた時に感じた真賀田博士にしてやられた感が何ともスッキリした読後感。
また何処かで...続きを読む真賀田博士と犀川先生と西之園さんが相対して欲しいし、またその物語を読みたい。
Posted by ブクログ 2022年04月12日
このシリーズを読みすすめていくにつれて普段自分から出る言葉や巡らせる思考の陳腐さが鮮明になってしまい落胆しながらも、彼らの魅力的な会話にのめり込むことになり、たくさん考えてたくさん文字を辿って、すごく楽しい読書体験だった。言いたいことというか感想というか感謝というか、それらがどくどくと流れてきますが...続きを読む、とりあえずここまでで、、。
Posted by ブクログ 2022年03月25日
ラスボス(真賀田四季さん)出た!!!シリーズ最後らしい
トリックの大枠は正直ずるいなぁと思ったけど、犯人とか殺人の諸々とか含めて考えるとさすがだなぁって感じ
犀川と四季さんの場面好き
Posted by ブクログ 2021年04月11日
S&Mシリーズ最終巻、めちゃ分厚い!
読み応えあるなぁと思いながら本を開くと、あっという間に読み終わっちゃった。
今回は色んな意味で騙された…
全ては装飾に過ぎない。
トリックが壮大で、謎解きを読んでてもありえなく無い?って思った。
真賀田四季博士が再登場し、萌絵たちを翻弄していた。
ただただ凄...続きを読むい。存在感が文面からも伝わってくる。
塙社長も天才だとあったけれど、真賀田博士に圧倒されて最後はフィードアウトして行った感があった。
これでS&Mシリーズは最後だけれども。
もっと萌絵の心理面での安定や二人の恋愛面での進展を見たい。
面白かったから、まだまだ続いて欲しかった!
Posted by ブクログ 2020年12月24日
あっという間に読み終わってしまってとても悲しい
面白かった〜
ミステリーの部分は最後はあっさりしていた感じがしたけれどメインは犀川先生と真賀田四季…
読んでいるこちらも萌絵や犀川先生のように不安定になりそうだった
シリーズ通して言葉にしない曖昧な部分がたくさんあったけどそれにとても惹かれた…
ミス...続きを読むテリーの内容もほんとに面白かったけど哲学的な部分がとてもとても好きだ
Vシリーズが楽しみ
Posted by ブクログ 2024年01月07日
「すべてがFになる」から始まる森博嗣のS&Мシリーズの完結編。全10作の中では第1作目の次に面白かった。これまでの作品と異なり、スリリングな展開が多く、読んでいて常に緊張感があった。がしかし、長すぎる。もう少し短くまとめてほしかった。あと、結局犀川と萌絵がどうなったのか、木になります!
Posted by ブクログ 2023年12月29日
相変わらず四季の存在感がすごい。
シリーズもこれで終わりか。
不可能な殺人が続いて「こんなん無理やん!」と思ってたらなるほど、そういう事か。
どうなんだろ、一連の殺人事件の犯人やトリックに関しては恐らく賛否あり、個人的には最後のシリーズのたたみ方も中途半端な印象。
正直VRの描写なんかは今でも十分...続きを読む説得力があるし、時代が経験しているからこそイメージしながら読めた。
このシリーズは四季と犀川の天才の物語か、萌絵と犀川の恋愛の物語か、理系ミステリーか、密室殺人のテーマ集なのか、いやきっと自分にとっては哲学の物語だったのだ。
犀川を通じて世界と出会う、哲学の物語だったのだと思う。
ミステリー小説に興味を持たせてくれた大きなシリーズだったと思う。
Posted by ブクログ 2023年10月25日
『インターネット黎明期なのに現代を象徴するような予言的小説』
・バーチャルリアリティ技術をこの時代で描写
・リアルで作った仮想空間VSバーチャルリアリティ
正直に言うともう一回読み直さないとこまかい内容は頭に入らないかも…
Posted by ブクログ 2023年09月30日
S&Mシリーズも遂に全冊制覇してしまった……というのが今の正直な感想。
毎回毎回このシリーズの謎解きには驚かされてばかりだったのですが、今回の真相は流石に今までで一番凄かったですね……これはちょっと……普通に読んでても思いつかない、というか考えついても却下するやつだ……。
そして最終巻というだけあ...続きを読むってストーリーもボリュームがあったし登場人物も多かったですね。
個人的にまだ犀川先生と四季博士のやり取りを見ていたかったし、犀川先生の日常を見ていたいという気持ちもあったので「えっこれで終わりなの?」感が凄いのだけれど、それは別に大団円とかじゃなくてあくまでも日常の中に起こった非日常を覗いていたという感覚が強いからなのだろうか。
個人的にこのシリーズは何でもない生活の一部が切り取られている感覚があったので、だからこそこの物語に終わりを感じないのかもしれない。
あーいやでも最後まで読んで驚いたのは四季博士の多彩さ!
あれをやってたの?四季博士が???と考えた所でその姿を想像して思わずにやけてしまった……いやでもあれはみんな考えると思う。
そしてやっぱり最後まで読んでみて、犀川先生と四季博士はお似合いなのではないかと思ってしまう私なのです。
Posted by ブクログ 2023年09月28日
S&Mシリーズ最終作品結構なボリュームでした。
だいぶ前に書かれた作品なのですが、現在のIT技術に近いものがあったり、将来こうなるかもと思わせてくれるようなIT技術もあり、想像して読み進めるのも楽しかったです。
S&M シリーズは終わってしまいますが、犀川先生と萌絵ちゃんの今後も気に...続きを読むなるので、次のシリーズでも登場してくれる事を期待します。
Posted by ブクログ 2023年06月17日
とても面白かった。
しかし分厚い。文庫本で読んだけれど、これじゃ辞書だ。
すべてが〜を読んだ時にも思ったが、真賀田四季博士は天才とはいえまともな人格では無いみたいなのに、普通の人として潜伏できるものかなぁ?
Posted by ブクログ 2023年06月07日
姪がお気に入りのシリーズということで、読み終えました。
どのお話も面白かったのですが、やはり難しいところが多かったです。
姪(理系)が気に入っている理由がなんとなくわかりました。
「三体」を読んだ時に感じたのと同じ感覚。
SFとミステリーという違いはあれど、外への探究はいずれ内側へ戻ってくる、とい...続きを読むう感じの哲学を感じました。
シリーズを通しての感想だけ、備忘録として残しておきます。
Posted by ブクログ 2023年03月04日
▼2023概要
ゼミ旅行を前入りして楽しもうとするMと友人2人。例によって殺人事件に巻き込まれるが、仄めかされるシリーズラスボスの四季先生の存在。それに気付くSと、接触を計る四季先生。
さて真賀田四季先生は今回はどんな形で登場するのか?デボラの登場に湧くこと間違いなしの回。
▼2023感想
ついに...続きを読むSMシリーズもクライマックス。やっぱり四季さんのご登場。このラスボス感と四季シリーズの四季が合致するようで曖昧。
SもMもシリーズ初期と比べて変化が見られる反面、四季さん相変わらず。なんで未だにSと接触したがってるのか不明。
ミステリーというか、四季とSMとの区切りって感じの章。あれ?感想書こうと思うまで気にしかなったかど、殺人事件はほぼ解決してなくないか?笑
有限と微小な細胞からなる人間は、何を欲するのか。
▼2023気になったフレーズ
(塙)早く走れる、高く跳べる、重い物を持ち上げれる。話題性という点で商品価値はあるが、評価に値しない。いずれも道具を使わない状況下における比較に過ぎない。
また人間より速く、高く跳べ、力の強い動物が地球にはたくさんいる。
人間はの価値はそんなものではない。記憶の量や正確さ、計算の速度も道具で改善できる。
残るのは研ぎ澄まされた思考のみ。
→ 自分の能力を引き上げる努力と過程という点で評価されるべきだが、確かに代替可能な能力という点で、趣味の枠組みの範囲内。だからこそ尊い、無駄なことだから価値があるともいえる。
何も生み出さない、ただ刹那的な快楽に繋がるものであること。これが贅沢であり、人生の喜びともいえる、と思う。
(萌絵)子供で夢を見る親は、人間の生を放棄している。
子供に夢を託した方が、自分が夢を実現するよりも楽だからだ。
彼女の父親も母親も、娘に何も託さなかった。彼らは自分たちの人生を生き、その人生の中で娘を愛したのだ。
→ 間もなく娘が生まれるので、こうありたい。自分たちの人生を生きて、その中で最大限愛する。愛するとは介入や干渉することではない、のはわかるけど、愛するとはなんだろう。信じて見守ること?
妻への愛もそれぞれが自立していることを前提にしている。たとえ介護などが必要になっても変わらない。
娘への愛はどう違うのだろう。
(新庄→四季)
シミュレーションでは不足。四季先生ほど想像力が豊かではない。想像だけで満足できるほど充分なイメージを持てない。何らかの実体が欲しい。イメージの助けとなるような物体が欲しいと考える。
(四季)
宝石が欲しい人がいる。本物でないと、イミテーションではダメ。他人は騙せても自分は騙せない。自分も知らなければ?気付くまでは本物と同じこと。満足できる。
自分の理解が障害となる。
→ 想像力で満足できる、とは。
子どものころは自分の影響力の範囲内で満足するために想像力を伸ばせるのだろうか。
より豊かな想像力を持つには、必要なのは記憶の積み上げ及び経験、と思うけど、むしろそれと同等の制限がないと、ただ消費して終わってしまうのではないか。
(犀川)
意味がないことを目的に行われた行為だ、と考えれば不思議なことはない。意味のないことを面白い、やる価値がある、と考えるのが人間の高尚さ。
→ それやる意味があるの?という人に、意味がないから楽しいんじゃないか、と面と向かって伝えたい。
この感覚はとてもわかる。
コスパや時間との価値ではかることは、窮屈でしかなくて、意味のないことのほうが楽しいよね、と思う。
意味がないから楽しいのではなく、
楽しいことの結果に意味がない、ことを許容できる余裕こそが、人生の楽しさでもある。
意味のあることしかやる時間なければ(衣食住など)、意味のないことをする余裕もないしね。
(犀川)
何かを諦める瞬間の繰り返し。その蓄積が大人になることと同義だ、と犀川は思った。
→ 特に摩擦なく、日々の生活のなかで諦めることがある。取り組む事象が増えて、過去の経験や私見から、諦めることの摩擦をゼロに近づけることで心の摩耗を抑えることができる。
だけどその摩擦こそが次の原動力にもなりうるから、忘れたくはない感覚。
人間の行動パターンなんて、乱数で処理できる範囲内だ。
→ 選択肢があれば飛びついてしまう。ナッジですね。大抵の人間の行動はパターン化予測できる。一つに当てるのは難しいかもだけど、全てを予測することできればそのうちのどれかには該当する。その計算がしんどいけど。
(犀川)
どこで考えているのか。脳細胞間の信号のやりとり、CPUの電子の移動、それ自体が思考という物理現象。
ネットワークのアクセス現象であり、どこでもよい。
場所や器を限定しない。社会自体が自分の頭脳だと認識することも可能。
僕らだってコンピュータを使うことによって、思考の一部を既に躰の外に出している。コンピュータも他の人間の頭脳も、更なる偉大な頭脳の有限かつ微小な細胞に過ぎない。
→ チームマネージャーとかはこの考え方できるといいな。
自分の考えだけが全てでなくて、メンバーの思考も全て自分の影響範囲内。
ここでは四季の思考が四季の頭蓋内で行われるのではなく、周囲の人間の行動も全て思考の一端であり、どれだけ俯瞰できるのか、という表現で使われている。
これ出来たら強いな。。。
(犀川)
あらゆる感情の中で、最も知的で、最も人間的なもの。『わからない、という感情』
→ わからない、ことを知るという素敵な体験。無知の知。これを知らんかったんだ!と知覚できること。
普通はなにがわからないかがわからないという状態。ある意味安定している。
そこからわからない、という状態になると不安定になり、一番楽しい状況なのかもしれん。
(四季)
パートナーが必要な人間に見えます?それは欠陥がある証拠ではありませんか?
→ はい、欠陥だらけの人間です。不自由しかなくて、楽しいです。
Posted by ブクログ 2022年10月30日
そんなよアリー?!?!と思いつつもやっぱり面白かった。
そしてやはり彼女が出てくるとぐんと面白くなる。
真賀田四季博士を作り出す森博嗣の頭の中が気になる。
Posted by ブクログ 2022年10月01日
第10弾
真賀田博士が出てくると、気になり過ぎて途中で止められない。 犀川先生も博士に囚われてる。博士の目的も犀川先生。 これはいつか着地するのだろうか。 こんなにも壮大な時間なのに、その解決はさくっとしていて、驚くことはたくさんあったのに。 ふたりのことが気になりすぎる。
どうしてこのふたりはそん...続きを読むなに結び付いているのか・・・
Posted by ブクログ 2022年06月21日
S&Mシリーズのまさに終わりにふさわしい物語。終わるのは悲しいが終わりがあるからこそ楽しめる。真賀田四季の登場。あっと驚く結末。鳥肌もんだった。
Posted by ブクログ 2022年06月05日
S&Mシリーズ最終巻。
860ページ。とにかく分厚い。これまでで一番分厚い。
電車での持ち運びに一苦労でした。
そして、なぜか帯がついてなかった。最終巻なのに…泣
物語は、日本最大のソフトメーカが経営するテーマパークで過去に起こった「シードラゴン事件」を発端に、
新たな事件が起こります。
...続きを読む
大きなテーマパークの中で、
誰が味方で誰が敵(というか犯人?)なのかもわからないまま、萌絵と犀川先生は謎に挑みます。
そして、姿を現す真賀田四季博士。
途中からは、怖くて続きが気になって、
読み進める手が止まりませんでした。
作中に、演劇は一時的にでも相手(観客)の感情をコントロールする、支配欲を刺激する、というようなことが書かれています。
以前のマジックがテーマの作品でもそうでしたが、虚構の物語のなかで相手を意のままに操ることができる、というのは快感なのでしょう。
そして間違いなく私はコントロールされる側です。笑
消えた死体と、残された腕、
真賀田博士の居場所、
隠された研究所、
ゲームの結末。
読み終わった後、
そっかあ、これで終わりなのかあ、
最後に萌絵は出てこないのか、となりました。苦笑
森博嗣さんの他の作品も気になりますが、
読み始めると止まらないことがわかったので、
しばらく控えようと思います。苦笑
そして森博嗣さんの作品は、
表紙がかわいい、素敵なものが多く、
読み終わった後にブックカバーを外して
物語の余韻に浸りながら、表紙を眺める時間も良きです。
Posted by ブクログ 2022年04月10日
S&Mシリーズもついに大団円。シリーズ最初にして最大の重要人物である真賀田四季博士と再度の対決!! なんだけど、真相がわかってしまうと、博士は読者を欺くためのダミーな感じ。最後のどんでん返しには驚いたけど。
事件の真相は「そんなのありか」って感じだけど、伏線が綿密に張られていたので裏切られた...続きを読むかんはなし。3つ目の殺人事件のトリックはわかったけど、残りの2つは事件全体の構図がわからんと、解けないね。
期待していた犀川先生と萌絵ちゃんの恋愛は特に進展なし。犀川先生の萌絵ちゃんにむける視線が徐々に温かくなっているのは感じる。
しかし、森先生の科学技術に対する正確な知識と先見性は目を見張る。1998年の作品で、2020年代はやりのAR/VR/メタバースの概念を大胆に取り入れているし、技術の発展の方向性もほぼ正確に当てている。理系出身の某有名作家の作品だと、所々科学的に稚拙な点もあるし、森先生のその点での優秀さには驚くね。
Posted by ブクログ 2021年12月15日
「すべてがFになる」から始まったシリーズを読破しました。
動機ではなく、その周辺や言葉にまつわる知識?を交えながら話が進んでいくため、ページ数がとても多いです。
今作は860ページと購入する時、とても驚きました。
幻と現実にはそこまで差がないのではないか、誰かのゲームの登場人物の一人に過ぎないので...続きを読むはないかと感じてしまいます。
二人と真賀田四季の思考が今後どのように変化していくのか、二人の関係はどうなるのか見てみたいです。
Posted by ブクログ 2021年09月12日
なるほど、そういう仕掛けだったかというところ。理系ミステリーの複雑さはじっくり読まないと理解しきれない上に、位置や場所といった通常のミステリーに必要な情報まで被さってくるから、てんやわんや。そんな中であっさり騙された。
ただ、殺人の真犯人の動機が不明なままというのは、なんとなく気持ち悪い。個人的な...続きを読む何かということなんだろうけども。それにお芝居のフィクサーがまがたしきだったとして、会社の人たちがそれにのっかったのもよくわからない。普段、もえの行動や意見にはイマイチ納得できないことが多いけど、今回のネタばらしの段階での彼女の反応は真っ当だった(笑)。そんなそこまで!みたいな。
何にせよ、何もかもが大がかりな作品だったなあと思う。
Posted by ブクログ 2021年07月24日
日本最大のソフトメーカーが経営するテーマパークで起きた不可解な事件。N大学学生・西之園萌絵たちが事件の謎を追う。そして、事件の背後に見える偉大なる天才の影。
S&Mシリーズの第10作目にして完結編。
シリーズは完結するものの、犀川創平と西之園萌絵、そして偉大なる天才の物語はまだまだ続きま...続きを読むす。
Posted by ブクログ 2021年03月28日
読み終わった。
ついに完結。
当たり前と思っていることを問われ、思考するところが大好きだ。
わかったようでよくわかってないけれど、不思議と満足感がある。
最後まで読めてよかった。感謝。
Posted by ブクログ 2021年02月05日
ようやくシリーズ最終巻。
サブタイトルが一巻と対になってるんですね。
外に外に行くと中心に戻る。
頁の多さはまったく苦にならなかったけど、所々の内容がすごく難しい。
空間把握能力が低い私は途中は諦めました。
自分が一人じゃないという感覚。
勿論今自分にそんな自覚はないけど、もしかすると私も...続きを読む一人じゃないのかもしれません…
Posted by ブクログ 2023年10月25日
S&Mシリーズ最終巻。テーマパークで起きる死体消滅事件に殺人事件、それを犀川先生と萌絵ちゃんが追う話、なんやけどその前に登場人物一覧の1番上を見てめちゃくちゃテンションが上がる。ついに、と読む前から感慨深くなる。また2人にも、あの人にも会いたくなる。
Posted by ブクログ 2023年09月07日
終盤に博士の正体がわかってなるほどここにいたのかとスッキリすることができた。
学問的な問答が多くミステリを求めている読み進めて少しがっかりしたのは正直なところ。
そういった要素も面白かったが、ミステリ小説という括りで見てこの評価にさせていただく。
登場人物達のこれまでのストーリー物としてみると⭐︎5...続きを読むだなとは思う。
Posted by ブクログ 2022年04月12日
不可能すぎる事件に相応しい、ズルすぎるトリック!
犀川先生と萌絵ちゃんがどうなるとか、犯行の動機とか、力を入れられがちな部分があっさりしてるところが、自分的に好みすぎる。
VRとか出てくるけど、20年以上前に書かれた本。未だに世界は天才に追いつけていないんだなあ、って思った。
Posted by ブクログ 2021年12月05日
長いシリーズだったので、読み終えられてなんだか感慨深い。とはいえ、ちょっとこの作品は、結末が期待外れだったなあ。
これだけの厚さを飽きることなく読めたので十分面白いんですが、真相が、え、それだけ?そんなんなんでもアリやんけ、と思ってしまった。ミステリーとしてはイマイチ?
シリーズを振り返ると、ラ...続きを読むスト3作品はだいぶ低空飛行だったなと思う。封印再度や幻惑の死と使徒あたりが個人的には最高潮でした。キャラクターに対しては、萌絵の身勝手さと無鉄砲さに段々とついて行けなくなった感がある。