森博嗣のレビュー一覧
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出先で偶然、殺人事件に遭遇していた前作までと打って変わり、身近な場所で歌詞に擬えた猟奇的連続殺人事件が(またもや密室で)起こるというお話でした。
建築関係の専門用語がちょくちょく登場して、言葉が難しいなぁと思う部分が見受けられます。
とは言っても、相変わらず読みやすい文章なのは変わりありません。
犀川先生の雑談で『コサインカーブを積分するとサインカーブになるね。これが云々かんぬん…※以下省略』みたいな箇所さえ見なかったことにすれば(白目)サクサクと読み進めていけると思います。
一連の犯行をどのように、何故そうしたのか、という犯人当てや謎解き部分は全く分かりませんでした。
海外に出 -
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孤島の研究所から極地研へと続き、今回はプラネタリウムを有する特殊な形状の建物が物語の舞台になりました。
冒頭で珍しく、犀川先生の方から一緒に行きたい!と言い出したのが意外でした。積極的に行動しないタイプと認識していたのでちょっと驚きです。それだけ天王寺博士という存在が犀川先生にとって特別だったんだろうなぁ…。
建物のモチーフであるオリオンのベルトは肉眼で見つけやすく、天体に詳しくない私にも親しみがあります。三ツ星館の内装を頭の中で想像しながら読むのが楽しかったです。建物の内側に自然や宇宙空間があるという、世界を裏返した逆転の構造が哲学的で印象深いところでした。
天王寺博士の言葉も随 -
Posted by ブクログ
『すべてがFになる』のパンチが強すぎてしまい、どうしても地味な印象を受けますが、密室殺人が行われた手順は緻密で矛盾が無く、犀川先生の説明は「なるほどね~!」と唸らされました。
犀川先生はスロースターターだけれど、確信的なヒントを得た途端、一気に解決まで至ってしまうところが本当に凄いです。
今回も理系の人物が勢揃いするストーリーでしたが、理系の人達って頭が柔らかいんだなぁと一番に感じた部分が、実験における氷の柔らかさ、『強さの縮尺』の概念でした。
地図や図面等に記されている大きさの縮尺(S=1:50とか)には馴染みがあっても、強さも原寸(?)から計算して縮尺を考慮する、ってこと自体が私にはとて -
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ネタバレ本書では、人生の目標は自分を満足させることだと述べられている。
そのため、お金も自分を満足させるために使うべきであり、ブランド品の購入など、承認欲求を満たすためだけに使うべきではないと感じた。
また、自分を満足させるものが分からない場合は、さまざまな経験を積むことが重要だと述べられている。私自身も若い頃は何をしているときが幸せなのか分からなかったが、年齢を重ねる中で、自分のご機嫌をとる方法が分かるようになってきた。
お金は自分の満足を満たすための手段として使うことが大切であり、ガソリンのような役割を持つものなのだという著者の意見。私も自分を満足させるものという基準でものを買ったり行動した -
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S&Mシリーズ第二作。
面白かった。
以前たぶん10年くらい前に第一作めを読んでて、そのときも面白いとは思ったんだけど、そのときにはトリックがふんわりとしか理解できなかった。
けど、今は仕事の関係でその当時にない知識を身につけたから、トリックがしっかり理解できて、面白さのレベルが飛躍的に向上した。
だからかな、難しくて読むのに時間かかるってこともなくて、二作目もすぐ読みたくなった。
二作目読むのは初めてで、予備知識もなしに読んだけどやっぱり面白かった。
最初ストーリーの流れが現在進行形じゃなく、事件の全容がわからずやきもきして、少しテンションあがらなかったけど、事件が起こってからは