【感想・ネタバレ】φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKEのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

さすが、森博嗣。
そして、西之園萌すシリーズが、やっぱり好きだなあ...犀川先生がもう少し出てきてくれればいいのに

0
2020年11月11日

Posted by ブクログ

久しぶりに普通のミステリーを読んだ気がする。四季シリーズとギャップはかなりある。いい意味で普通で楽しめた。

0
2015年07月03日

Posted by ブクログ

森博嗣作品を読んできた自分にとっては読むのが幸せな一冊。密室というミステリの王道の謎。西之園萌絵の登場。山吹や海月といった新たなキャラクター。森博嗣さんの小説を読める環境に生まれて良かった。

0
2022年11月28日

Posted by ブクログ

背中に作りものの翼をつけてYの字に吊るされた男性の死体。部屋は密室状態で、その密室の一部始終を記録したビデオテープのラベルには「φは壊れたね」の文字が。Gシリーズ第1作。

0
2021年11月20日

Posted by ブクログ

新シリーズにやっと突入。
またさらにいいキャラが増えて読み応えのある作品。
内容はS&Mシリーズのような展開で読みやすい。

0
2021年02月07日

Posted by ブクログ

ついにやっとGシリーズに突入!    
新キャラ盛り沢山!    
王道な密室ミステリー!     
加部谷恵美さん、よくしゃべるなぁ。   
そして懐かしい面々。まるで実家に帰ってきたかのような安心感。    
安定の面白さ。まだまだたくさんこれから読めるのかと思うと、わくわくでうきうきしますね。

0
2019年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある日、山吹早月は友人、舟元繁樹のマンションに来訪中、ふとしたことから死体に出くわしてしまう。
両腕をYの字に吊られ、背中には翼をつけた奇妙な死体、そして、密室状態の現場。
さらに、死体発見の一部始終を録画した”Φは壊れたね”というタイトルがつけられたビデオの存在。
大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件解明に挑む!
Gシリーズ第一弾。

*****

文庫が出たー!とうきうきしながら読みました。
タイトルにギリシャ文字が入っていることから”Greek”(ギリシャ語、ギリシャの)の頭文字を取ったらしいGシリーズ。
何と言っても、S&Mシリーズの萌絵が出ていること、森博嗣ファンにはたまらないのではないでしょうか。
今までにS&Mを読んだことがない人はそういう意味ではもうひとつ楽しめないかも。

大学院生になった萌絵、そして、助教授になった国枝先生。
犀川先生がVシリーズ出演?に続き、電話だけの登場というのがまたもや残念。
まぁ、本格的に犀川先生と萌絵が出てきてしまったらS&Mシリーズになってしまうので、しょうがないのですが。
二人の仲はいい感じのようで、それはちょっとにやり、としてしまいました。

死体発見時が一番ぞくりとしました。
飾り付けられたかのような死体にVシリーズの『赤緑黒白』が思わず浮かぶ。
謎が解明されてからは逆にあっさりしていたような。
もともと森ミステリは犯人の動機などに突っ込んでいく、という作風でもないように感じているので、それでがっかり、ということはないけれど。

学生たちのキャラクタも愛嬌があって和やか。
海月くんが一歩飛び出ている?
彼が一応、探偵役なのかな。

0
2019年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いまいちタイトルに関しての納得がいかないって言うかよく解らなかったのだけれども。。。
とにかく萌絵と犀川先生が上手くいってるっぽくて良し!!
海月君は何者なんだろう・・・?

0
2018年04月09日

Posted by ブクログ

Gシリーズ一作目。あらすじで萌絵ちゃんが……とあったからワクワクしていたら意外と出番が少なくて少し残念。
でも、大人になった萌絵ちゃんになんだかしみじみと嬉しくなったり。気分は姪っ子の成長を見守る叔母(笑)
犀川先生の登場の仕方にもニヤリとできたし、シリーズをここまで読んできた者には楽しめた一冊。
ただ、推理小説単体として楽しむには色々モヤモヤが残るよね。
で?みたいな(笑)結局なんでああなったんだろうなー。後々出てくるのかな?
森さんは新書の方で「謎を残す」書き方をすると明言してたから、これもそういうことなんだろうな。
新メンバーでは山吹くんがイチオシ。犀川先生に似てるらしい海月くんは私的にはイマイチだなぁ。

0
2017年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
D2大学院生、西之園萌絵、ふたたび事件に遭遇。密室の宙吊り死体!森ミステリィ新シリーズ!!おもちゃ箱のように過剰に装飾されたマンションの一室に芸大生の宙吊り死体が!現場は密室状態。死体発見の一部始終は、室内に仕掛けられたビデオで録画されていた。タイトルは『Φ(ファイ)は壊れたね』D2大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件の謎を追究する。森ミステリィ、新シリーズいよいよ開幕!!
【感想】
シリーズ早々、凄惨な事件から始まったなあというのが、最初の印象だった。まるで芸術作品のように飾り付けられて殺されているなんて、想像しただけでぞっとする。そして、初めてのシリーズで出てきた人物たちが意外と普通な人が多いかな?という気がした。海月はだいぶ個性的だと思ったけれど、後の人はまあどこにでもいそうな人かなという感じがした。西之園萌絵と国枝先生、それから電話で少しだけ犀川先生が出てきてくれたのが嬉しかった。やっぱりわたしは、萌絵の周りにいる人たちみんなが大好きだ。刑事さんも含めて。この事件は、不思議に満ち溢れていた。どう考えても解決できないトリックがいくつもあった。それをみんなで議論する。ひとりひとりが考える。わたしも自分で考えてみた。でも、答えがわかればあっという間だった。それに何だかとってもあっけなかった。こんな終わり方なんだ…と、ちょっと拍子抜けしてしまうくらいだった。

0
2017年04月06日

Posted by ブクログ

【再読】初めて読んだ時は普通に読んでそれまでだったけど、改めて読むとちゃんとした密室だったなと(苦笑)
いろいろ気付かされることが多いね、やっぱり推理者は再読に限る。解説が西尾維新ってのも前回気づいてたかな…

登場人物達がそれぞれ違った立場から推理を持ち寄って、解決はみんなではやらないってのが斬新
海月のキャラが今後どうなるかに期待(このシリーズ以前読んでるはずなんだけどな…)

0
2015年02月25日

Posted by ブクログ

面白かった。
S&Mシリーズを読んだ後だから、なんか短編を読んでいるような感じ。
加部谷恵美のキャラクターが、中学生の時より子供っぽくなってるな、、、。

0
2023年06月22日

Posted by ブクログ

順番を飛ばして読んでしまった…
読みにくそうなタイトル、表紙に反して読み進めやすかった。舟本さんは消化不良。
動機や、犯人等何と言うか、スッキリ度は少なめ。飛ばして読んだからかな?

0
2023年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が掴んだ真実は自分が都合の良いように解釈したものである、ってことに納得できないと、この話をおもしろいと感じるのは難しいと思う。10人に9人は「おもしろくなかった」って言いそうだけど、1人は「大好き」って言いそう。
自分としては、犯人が動機をべらべら喋るような小説よりはずっと好きかな。

0
2023年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

G1
不可解が多すぎる。
Y字の死体、ふたりの女、呼び出された友達、扉を塞ぐ段ボール…
相変わらず女が嫌いだけど、海月くんという、犀川先生に変わる探偵が出てきたので、良し。

0
2022年12月03日

Posted by ブクログ

Gシリーズ1作目。S&M上がり直後なので萌絵ちゃんと犀川先生の会話に思いを馳せながらも、海月くんの登場でまた新しいおもしろさの予感がした。加部谷さんがいて嬉しくなっちゃった。

0
2022年04月12日

Posted by ブクログ

趣味の悪い装飾が施されたシンナーの匂い蔓延るジャンキーな室内にて、ある芸大生がY字型に吊るされた状態で発見された。身体には造形物の折れた翼。その翼で隠れた胸元に刺さるナイフ、服を染め上げ床に滴る血液。
何と芸術的な死体だろう。

現場の下の階に住む友人宅に遊びに来ていた山吹早月は、友人が大家代理を務めていた経緯で発見者である被害者の同級生に合鍵を渡す事となり、事件に巻き込まれる。その後死体発見までの過程がビデオに収められていた事実を含め現場は完全な密室である事が証明された。そのビデオのタイトルが「Φは壊れたね」である。...Φって何だっけ(高卒)
ーーーーーーーーーーー

山吹を中心になんとも魅力的で個性的でクレイジーな仲間達が私を魅了してくれたので、考察を忘れ純粋に文章を楽しんでいた。最初こそ脱線気味の彼等の会話に違和感を感じていたが、私が学生の時もこんなもんだったなと、揚げ足までいかずとも何かと笑いに変えたがるお年頃だったなと妙な愛着が湧く。

シリーズの初手として、キャラの押し出し方が匠の技術だ。ぐいぐい前に割り込む物が一人もいない。密室のトリックも理にかなっているし、何より事件の真相を語る山吹の親友、だんまり海月及介くんが1行以上話し出す後半はなんだか彼に心を開いてもらった様な気がして喜びニヤつきながら読み進めていた。「変人、読書をするの図」の出来上がりだ。

さて、ニヤニヤを経て真相を知ると疑問に出るのは被害者の意図だ。仔細語るべからずとなるがここだけは未だに首がすわらない。ついでに探偵と隣人の存在が不可解だったが、これはシリーズ物と言うだけで妙な希望を抱いてしまう。見当違いかもしれないが今後の細やかな楽しみにしたいと思う。
ーーーーーーーーーーーーーー

「ものを見た時人間はそのものを限定して思考する。関係のあることだけが背景ではない。」
なんとも哲学的な言葉だが、死角を的確に表現したミステリの醍醐味をサクッと2行に収める海月くん。そんな彼のファンになった事は、言うまでもないだろう。勿論脳内イケメン補正がかかる。(不純)

0
2022年01月28日

Posted by ブクログ

久しぶりに再読。
読みやすくてどんどん進む。
で、途中で 少し戻る。
また読み進み、また戻る。
森先生の本は この「戻る」のが楽しい。
他のシリーズの作品に戻りたくなるときは
アドレナリンがでるように思う。

0
2021年09月23日

Posted by ブクログ

ついにGシリーズに再読突入した〜!嬉しい。
加部谷、海月、山吹のトリオ、しこさんれんちゃんとは違うかしましさがある(というかほとんど加部谷ちゃん1人の賑やかさによるところが大きい)。今までのどのシリーズよりも大学生の頃を思い出すな〜わちゃわちゃしてて。
他のシリーズにくらべて会話文がとにかく多い(と思う)ので、すらすら読める。国枝先生が相変わらずで嬉しいし、年下のキャラクタ目線かつ時間の経過もあって、萌絵ちゃんがちょっと大人っぽく描かれてて面白い。
S&Mのとき中学生だった加部谷ちゃんが大学生。時間が普通に流れてるから、いろんなライフステージが見れて読んでて楽しい。

事件はまったく、なんにも、これっぽっちも覚えてなかったので、この後もまっさらな気持ちで楽しめそう。たのしみ!

0
2021年07月09日

Posted by ブクログ

いくつか腑に落ちない点が…。結局「φ」の意味とは?(ただ自分が見落としているだけ?)犀川先生は友情出演程度。萌絵はもうすっかりお姉さんになった感じ。国枝先生はかなり丸くなったよう。加部谷さんと山吹さんは再登場!海月くん全く喋らないのに最後にあんなに饒舌になるとは思わなかった笑 ある意味海月くんは読書と同じ立ち位置にいるのかな。

0
2021年01月17日

Posted by ブクログ

S&Mシリーズの途中で少し疲れて、でもこの人の作品を読みたいと思って手に取った。
思っていたより、悪くいえば普通。良く言えば読みやすい。読みやすいというのは、内容もそうだけれど、文章そのものが軽くていい。
終盤に近づくにつれて、え?もう終わるよ?大丈夫?っていう不安に襲われる。
入りやすいけど、「らしさ」は薄い気がして悲しい。

0
2020年11月26日

Posted by ブクログ

最初の方で殺人方法とか、犯人とかがわかってしまいました。
もしかして、マンネリ化してないか?とも思いました。
ただ、新シリーズなので、新しい登場人物の紹介だと思って見る分にはいいのかな?

0
2020年08月21日

Posted by ブクログ

おもしろかった。
コミカルな登場人物と、テンポ良い文体で、一気に読んでしまいました。S&Mシリーズのキャラクタも登場して、嬉しいです。

0
2020年05月29日

Posted by ブクログ

Gシリーズ1作目。またシリーズものに手を出してしまった。序盤はS&Mかとおもったが、違う主人公たちの活躍を楽しみにしたい。


その死体は、Yの字に吊られていた。背中に作りものの翼をつけて。部屋は密室状態。さらに死体発見の一部始終が、ビデオで録画されていた。タイトルは「Φ(ファイ)は壊れたね」。これは挑戦なのか? N大のスーパ大学院生、西之園萌絵が、山吹ら学生たちと、事件解明に挑む。Gシリーズ、待望の文庫版スタート!

0
2019年06月24日

Posted by ブクログ

新シリーズ一作目は嵐の前の静けさ?という位あっさり。探偵役と思われる海月くんが犀川先生のミニチュア版っぽくてかわいい。そして萌絵が大人になってるー。

0
2018年06月10日

Posted by ブクログ

スッキリしない。
ミステリーで、心理面の動機と実行面のトリックを両方あばいてスッキリしたいのだが。この話は、本当かどうかわからないがトリックが破れたから自分的にはすっきりしました。ハイお終いってな感じで終わりになっていて、スッキリしない。

0
2018年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ


Gシリーズ1作。萌絵がD1になりC大の国枝研へ。C大の加部谷恵美、海月及介、山吹早月がメインキャストとなり事件が進んでいく。ギリシア文字が入った文章が殺人現場に残されており、N芸大の町田が自室で両手を吊られて死んでいた事件。被害者自身が死にたいor自殺みたいな感じ。加部谷が萌絵、海月が犀川みたいな感じ。探偵の赤柳が誰かもきになるところ。なかなか面白い。

0
2017年09月18日

Posted by ブクログ

「黒猫の三角」の時も気になってたが。
カタカナ名詞の変わった表記の仕方にいちいち引っかかってイラっとする…。昔「すべてがFになる」のシリーズを読んでいた時にはそんなこと気にした覚えがないので、自分が年とって偏屈になったのかも。
登場人物はみんな個性的だし、こんなことで次作をリタイアするのはもったいない気がする…。けど、謎解き後の正直な感想は、タイトルも含めこけおどし要素多めかな…でした。

0
2016年08月22日

Posted by ブクログ

『タイトル』

森博嗣を読むと、なんだか同人作品を読まされているような気分になる。キャラクターが目立ちすぎて、背景が真っ白くて、よく喋るけどよく語られはしない。

作品の為に命を投げ出すことが動機であるならば、あまりに美しくない。宙に吊るされた天使が女にナイフを突き刺されて死ぬ事が作品なのかと思ったのだけど、ビデオテープに録画された物が作品だとしたら、女のクソつまらない演技も山吹すらも作品になるのではないかと。あくまでも海月の推理しか書かれていないから事実はわからないままだが、運やタイミングがズレたら全く成立しない稚拙な犯行に思える。

そもそも○○シリーズみたいなの、あんまり好きじゃないからな。好みの話で申し訳ないデス。まあ、御本人様も商業作家だと仰ってるから的外れには変わりないけれど。

0
2016年02月12日

Posted by ブクログ

内容ではなく、あくまでそこにある事象を仔細に描写するという手法は、もしかするととてもヴィトゲンシュタインと親和性が高いのかもしれない。

0
2015年08月06日

「小説」ランキング