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Posted by ブクログ 2013年10月24日
犀川先生の話とかぶるぶる人形など気になる話がたくさん詰まっていたんですが、最後の模型屋さんに全て持ってかれました。打ちこめるものがあるっていいですね。子供の頃の夢をそのまま大人まで持ち続けるのは相当大変なものです。子供の時のもどかしくて足りないけれどでも楽しかった頃というのが懐かしく思い出されました...続きを読む。
Posted by ブクログ 2016年08月02日
安朋さーーーーん!!!!!!!
…というのが1番の感想です(笑)
やっぱり犀川先生が好きなんです。
他の短編は『ゲームの国』が好きでした。
中に出てくる『無理に難しく考えようとしてないか? 頭蓋の中で夢を見ようとしていないか?』という言葉がすごく好きです。
Posted by ブクログ 2023年07月02日
新品が手に入らず、ネットで古書を購入しました。
文庫ではなく、新書サイズのものです。
7つの短編集です。
・どちらかが魔女
・双頭の鷹の旗の下に
・ぶるぶる人形にはうってつけの夜
・私の崖はこの夏のアウトライン
・卒業文集
・恋之坂ナイトグライド
・素敵な模型屋さん
S&Mシリーズ、Vシリーズ...続きを読むの面々も登場し、
楽しめました。
後半はちょっと最後のオチ(?)が怖かったり、
視覚というか感覚を入れ替えられたりする感覚でした。
Posted by ブクログ 2023年05月22日
今回はどれも謎残しだった感じです。個人的に1番のお気に入りは「ぶるぶる人形にうってつけの夜」ですね(意外な人物が…)と、その次の「ゲームの国」や「卒業文集」も不思議な感じで印象的でした。
最後の羽海野チカさんの解説?にもありましたが、森先生の話は、よくわからないところも含めて面白い。私もそんか感じが...続きを読むしております。
Posted by ブクログ 2021年09月04日
S&Mシリーズの犀川創平・西之園萌絵、Vシリーズの小鳥遊練無が登場する、7つの短編小説が収録されている本。
S&Mシリーズの短編2本、Vシリーズの外伝的な短編(S&Mシリーズとの関連あり)1本の他、ミステリアスな話やコメディぽい話など、7つの短編が書かれています。
Posted by ブクログ 2019年11月22日
S&Mシリーズの犀川や萌絵、Vシリーズの練無や紫子が登場したりする作品集。おなじみの面々はもちろん楽しいけれどシリーズ外の単発の短編も面白い。魅力的な謎に満ちていて遊び心の感じられるものや、なぜ気づけなかったのかというような真相までどの作品も楽しめる。不思議で微笑ましくもある結末がいい。
Posted by ブクログ 2019年11月07日
再読。S&Mシリーズのキャラが出る話もあればVシリーズのキャラが出てくる話も収録されていてとても満腹感が得られる短編集。「どちらかが魔女」の話の中で登場する釘の事はあとで意味を知って納得。再読してみて「喜多先生ってこんなにお茶目な人だったのか」と一人で頷いていた。好きな話は「どちらかが魔女」「素敵な...続きを読む模型屋さん」かな。
Posted by ブクログ 2019年06月17日
収録作品
どちらかが魔女/双頭の鷲の旗の下に/ぶるぶる人形にうってつけの夜/ゲームの国/私の崖はこの夏のアウトライン/卒業文集/恋之坂ナイトグライド/素敵な模型屋さん
*****
講談社文庫刊、短編集第3弾。
解説が羽海野チカさん(『ハチミツとクローバー』)というのも何とも豪華。
S&Mシリーズ...続きを読む、Vシリーズの登場人物たちが出てくること、しかもそのふたつのシリーズの人間が絡む物語も含まれているという、森博嗣さんの読者ならちょっとした感動を得ることができてしまうこの短編集。
全くそのキャラクタを知らない方でも楽しむことはできるけれど、どうせならそのふたつのシリーズも読みつつ…読んで欲しいかな。
個人的には『素敵な模型屋さん』が懐かしい雰囲気を感じ、優しい気持ちになることができて好き。
どの作品もやはり森さんのカラクリ?があって、ひとつ解けて「ひっかからないぞ!」と思っていても他のところで引っ掛かってしまっていたりで、相変わらず森博嗣さんの手の中でジタバタしている。
でも、それが楽しかったりもする。
Posted by ブクログ 2019年01月29日
全部で8篇併録されている。
S&Mシリーズから2篇、Vシリーズから1篇ある。
この作品こそ、森博嗣自身の全容が分かる作品かなと感じる。
”素敵な模型屋さん”は自身の体験を基に作成された作品であろう。宝石箱のように収められた作品は、様々な光を放ち、見る人を魅了するような作品でした。
Posted by ブクログ 2016年12月11日
vシリーズ5冊目の後の短編集。
なんとなく読み始めたら1話目がとにかく面白くてそのままズルズルと。
犀川先生と萌絵ちゃんの話が最初から二つあって嬉しい。
とくにお気に入りは「どちらかが魔女」諏訪野にヤラレタお話(笑)てか、犀川先生の態度がほんとに本編と違ってニヤニヤ。
vシリーズのしこちゃんれんちゃ...続きを読むんが登場する「ブルブル人形」は、西之園嬢を楽しむお話だよね(笑)「今はもういない」まんまやん(笑)
後半はオリジナルが5編。
一番好きなのは「卒業文集」ラストで「うわぁ!」ってなって、読み直して「うわー」てなる(笑)めちゃくちゃ伏線あったのに、気づかなかったー!!
「ゲームの国」は雰囲気が好き。謎もアナグラムも投げっぱなしなんは残念やけど。
「アウトライン」は、文学作品っぽい雰囲気ながら、ラストが森ミステリー(笑)
「恋ノ坂」は結構好きな話。騙されたー!って感じやけど、思わず笑っちゃう。
「模型屋」は……わりと高評価みたいで楽しみにしていたんだけど、私はあんまりやったなぁ。
Posted by ブクログ 2016年05月28日
『すべてがFになる』から森ワールドに迷い込み、『有限と微小のパン』を読み終えることで、一度は夢から覚めた私は、小銭を握りしめ「素敵な模型屋さん」に迷い込んだ少年の頃の私なのだと。
少年の頃に見た夢は、どれも壮大に感じたけど、大人になってみると、そんな模倣のようなものを追いかけたところで、仕方が...続きを読むないと諦めてしまいがちだ。また、大人になってから目指す現実は、どれも実現できないほど困難で途方に暮れてしまいがちだ。だから、むしろ諦めてしまわなければならないのは、大人の現実であり、叶えるべきは少年の夢である。少年の夢は、それを実現した大人によって、次の少年に受け継がれ続けて行く。そして、その中の数人が、人類の生活を変えるような発明をしたり、夢をあきらめた人を再び夢に駆り立てる小説を生むのだ。
この感想・レビューは、全然、この本の感想・レビューになっていないのですけれども、S&Mシリーズ全10巻、短編集3巻、新書数冊を読み終えた私の、素直な感想・レビューにはなっているつもりです。なぜ、森先生が(好き嫌いはあるものの)、多くの読者に、壮大(長大?)なシリーズものを読破させ、更にその次のシリーズに向かわせるほどの人気があるのか?その秘密が、この本の巻末に収録されている。素敵な模型屋さんに所狭しと陳列されています。
Posted by ブクログ 2015年09月17日
森先生の短編集はあまり読んだことが無かったのですが、様々な作品でみられるような、エッセンスが盛りだくさんで、贅沢な一冊だなと思いました。個人的には大満足です!
読者ひっかけがさえてます。
中には、場合によっては、ひっかけに気づかないこともあるのではないかと思いますし、
小説やミステリとはこうあるべ...続きを読むき、みたいな壁にさりげなく抵触することで、自然と我々の凝り固まった視点をずらしていくような、そんな雰囲気を感じました。
この感覚が楽しみだから、森ミステリはやめられないです。
Posted by ブクログ 2014年02月09日
森博嗣さんの短編集です。
今回は8つの話の中にS&Mシリーズの話が2つ、V×S&Mシリーズの話が3つもあります。
初めてS&MシリーズとVシリーズの登場人物が同時に出てきました。
嬉しい!
S&Mシリーズは相変わらず面白いです。
とくに『どちらかが魔女』が良かったで...続きを読むす。
まさか大御坊さんが!!
最後の萌絵ちゃんと犀川先生の会話も良いです。
S&M×Vの『ぶるぶる人形にうってつけの夜』は、なんかよく分からないけど面白かったです。
練無ちゃんと萌絵ちゃんの掛け合い(?)が楽しい。
シリーズ外の話の中では『卒業文集』が私は好きです。
よく分からないんだけどなぜか感動しちゃいました。
そして解説が羽海野チカさんなのも嬉しいです。
読んでて楽しい解説でした。
Posted by ブクログ 2013年03月24日
短編集あんまり面白くなかったからスルーしてたよ第2弾。
「どちらかが魔女」「双頭の鷲の旗の下に」「ぶるぶる人形にうってつけの夜」―S&Mシリーズの短編2本、Vシリーズ(?)の短編1本を含む短編集という何とも嬉しい構成。な、なぜスルーしたし自分…とちょっぴり後悔した。しかしながら、結局楽しめ...続きを読むたのはこの3本と「ゲームの国」で前半で勢いは消失しました。
・どちらかが魔女
意外にも騙されずに結末を予測できました。でもそれより犀川先生に久々に会えたのが嬉しいですよね。
・双頭の鷲の旗の下に
こっちは逆に騙されましたw SとHの正体はあの二人だと思ったんだけどなあ…。とはいえ、昔似たようなことがあったと言っていたのでかつて彼らもこんな会話や行動してたんじゃないかなあと。描写は現在を表しているものなんだけども、同時に過去ともリンクしているとでも言えばいいのか。
・ぶるぶる人形にうってつけの夜
もし出版順に読んでこの作品を読んでたらえらい衝撃だっただろうなあ。まさかの2シリーズがリンクするんだもの。そして建物の鳥瞰図からフランソワの正体を勘違いしていただろうなあと苦笑せざるを得ない。四季まで読んでいて分かっている身でもこの仕掛けにはにやりどころか舌を巻く。
Posted by ブクログ 2012年06月14日
森さんの短編集、第3巻目。
本書は前半と後半で趣きが違います。
前半では森さんのS&MシリーズやVシリーズの登場人物が出てくる短篇が収められており、両シリーズの雰囲気を味わえる物となっており、後半ではミステリィと言うよりも寓話的な短篇が収められています。
それぞれ好みが分かれるかもしれませんが、後半...続きを読むの短篇たちも最後のネタあかしの時に読者の意表を突くという著者の特徴を備えた物となっています。
お時間のある時にでもどうぞ。
Posted by ブクログ 2011年08月25日
全体的にノスタルジーな空気が漂っていて幼い頃の記憶を擽られた。この短編でも意外な人物が対面していてSM、Vと読んできたファンにとっては人間関係図が広がるばかり。中でも「双頭の鷲の旗の下に」がお気に入りで締めくくりがとても綺麗で文化祭や青春時代の稚気を彷彿させてくれる。
Posted by ブクログ 2022年03月03日
S&Mシリーズ、Vシリーズを終えて読む短編集。
犀川先生と萌絵ちゃん、國枝先生とその夫、個人的に好きな喜多さん、練無と紫子と若き日の睦子さんの絡みなど、ファンの心を掴んで止まない作品たち。
ミステリというジャンルでは語れない作品たちは、叙述の妙で読者をあらゆる角度から翻弄させる。
シリーズ...続きを読むの箸休め的な意味合いで読むのにはいい短編集かな。
事件的なものの解決を精緻に求めると、フラストレーションが溜まる終わり方も多いけど、そんなことは対して重要なファクタじゃないと森さんは言うのだろうな〜
Posted by ブクログ 2020年09月22日
3
S&M、V短編集3弾。叙述トリック。大御坊の結婚の話。国枝先生の夫、高校教師の薫田川の話。ぶるぶる人形では、練無と西之園睦子らしき人と大学で出会う場面がある。素敵な模型屋さんもなかなか面白い。
Posted by ブクログ 2020年04月18日
森博嗣短編集3作目。どの話も終わり方がすごく好き。シリーズものって、シリーズ同士の垣根を越えた登場人物の掛け合いがあるとワクワクする。久しぶりに犀川先生の意味なしジョークを聞いたけど、やはりこれは高等技術。どんな思考回路を持ってればこんなジョークが思い付くのか。好きだった話は『卒業文集』。
Posted by ブクログ 2020年04月18日
お馴染みの登場人物が出てきて、あ、この2人を会わせたかった。と、思っていたことがかない、嬉しかったです。
内容的には、あとから、あ、なるほど!と思うものもあれば、え?と思うこともあり。
意味の無いイタズラでも、やりたいんだよね、イタズラ。って感じなのか?(でも、後半はそうは思えなかった)
Posted by ブクログ 2018年05月25日
『単刀直輸入』に言って萌絵の「しゃき!」が可愛すぎる。
短編では, シリーズでは見られなかった登場人物の様子が見られたり, 短編オリジナルの作品から森博嗣の世界観の幅広さ改めて思い知ったりと贅沢な時間を楽しめる。
本編の内容もさることながら, 相変わらずのセンスフルなタイトルに脱帽です。
Posted by ブクログ 2017年12月18日
⌈ぶるぶる人形にうってつけの夜⌋練無のキャラクターはやっぱり物語によく映える。取り留めのないことばかり考えているようでいて、実は切れ者な一面を見せるのも格好いい。
Posted by ブクログ 2012年07月18日
タイトルがもうロマンチック。
夜でパラシュートで博物館とかロマンチックすぎる。
って思ったけど、英語タイトル見ると、パラシュートの博物館らしい。何ぞ
叔母様キタwwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!
叔母様好きです。あの高飛車で頭が良くて萌絵ちゃんが頭が上がらない感じが好き。今回...続きを読むのクイズは正解が分かってほっとしてる。簡単にしてくれたのかな。
アナグラムの話は凄かった。頭おかしくなりそう。
Posted by ブクログ 2011年12月07日
小さい子頃、僕はなんでも分解する子供だった。
ネジまわしと壊れた時計なんかを与えられた日には
部屋が暗くなっても気づかずに分解と組み立てを繰り返したりしていた。
久しく忘れていたそんな記憶が甦った。
無性に硝子に穴を開けてみたくなった。
危ないところだった。
悔しいけど僕は男なんだな
Posted by ブクログ 2011年09月24日
「カエルにならなくて良かった」
短編8編。
S&Mシリーズが2編、Vシリーズから1編収録されています。
他の話はなんとなく不条理ものというか不思議系です。
S&Mシリーズの2編は、意外な人の意外な一面が見られます。
特に「双頭の鷲の旗の下に」の国枝先生がかわいいです。
同じように犀...続きを読む川先生や喜多先生にもかわいい時代があったものだと思います。