【感想・ネタバレ】魔剣天翔 Cockpit on Knife Edgeのレビュー

あらすじ

完全な空中密室、そして衆人環視の不可能犯罪! アクロバット飛行中の二人乗り航空機。高空に浮かぶその完全密室で起こった殺人。エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣をめぐって、会場を訪れた保呂草と無料招待券につられた阿漕荘の面々は不可思議な事件に巻き込まれてしまう。悲劇の宝剣と最高難度の密室トリックの謎を瀬在丸紅子が鮮やかに解き明かす!

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Vシリーズ第5弾
めちゃ良かったー
Vシリーズここまでで1番好き˙ᴥ˙
(殺人事件も宝剣の謎も分からなかったけど)

紅子さんの可愛さが分かってきた( * ॑꒳ ॑*)

登場人物たちの関係性や人物像が深掘りされててワクワクしました。シリーズもののってこういうところがいいですね。

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2025年05月31日

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ネタバレ

Vシリーズももう5作目か…
今作が今のところ1番好きです。
保呂草ァが相変わらず胡散臭かったけど、今までよりも保呂草の中身の部分が見えたような気がした。
ラストの練無と杏奈のシーンはちょっとグッとくるものがありました。

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2024年08月07日

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ネタバレ

Vシリーズ5作目です。今回も新たな重要人物の登場(今後の活躍にも期待)で益々面白くなっていきます。リズム感とユーモア溢れる会話、保呂草・紅子のキレの良さに加えて、林・祖父江との微妙な距離感とそれぞれの絡み…この4人の関係性が、このシリーズの醍醐味の一つですね。上空密室での真実は、流石森先生。「死ぬために人は〜」と、哲学のspiceも加わり、今回もたっぷり楽しませていただきました。

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2023年04月26日

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Vシリーズ。
こちらも面白い。

ただ主人公の紅子の推理はもう少しドラマチックにならないのかな?
S&Mシリーズの犀川助教授の推理劇は、犀川助教授がゾーンに入った時の感じが凄く痺れたんだけどな~。

でも紅子さんが可愛いから許す。

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2021年06月19日

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紅子の指紋の下りが凄い。

全体的によく分からなかった。
予告状を出す意義や、最後のお金を受け取った人間についてなど、分からないことが多すぎた。

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2025年11月30日

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ネタバレ

面白くて一気に読み終えてしまった。
飛行機に乗っていた人が実は入れ替わっていたというトリックは、想定通りに進んだ場合に遺体の入れ替えができるのか気になった。
脅迫文に隠された各務さんへのメッセージは全く分からず、もし分かった人がいたら教えて下さい。

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2025年09月25日

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これまで裏で暗躍している印象が強かった保呂草がガッツリと事件に絡んでいくのが印象的な本作。練無や紫子の過去、紅子の離婚の経緯などが少し見え隠れするのも、シリーズを追っているからこそ気になる要素が万歳で面白かったです。シリーズもいよいよ折り返しですが、まだまだキャラの掘り下げはされると思いますし、まさかの新キャラも登場!ますます目が離せませんね。

※以下、少しネタバレ
まさか別の飛行機に乗って犯行が行われていたとは…。でも今回のトリックや魔剣の在処などはしっかり考えれば気づけたかもって思えるものだったのでちょっとくやしい!いつもは高度なやり取りばかりでサッパリわからないことが多いので、今回気付けたら気持ちよかっただろうなー。まあ脅迫文のメッセージはまったくわからずGoogle先生に教えてもらいましたが(笑)

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2025年07月30日

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Vシリーズ第5弾
魔剣天翔
(cockpit on knife edge)

またまた保呂草の怪しいところ、切れポイントが多くあり、非常にテンポの良いストーリーで一気に楽しめました

保呂草、紅子、林、七夏、練無と優秀な集まりが繰り広げられる事件。
どこまでが、事件に絡んでいるかの線引きが難しかった

特定のキーマンになるべく人が
既に昔には。。。テンション下がらざる得ない流れでしたが、お宝も見つかったし良しとしましょうか。西崎パイロットや関根杏奈が、情報と登場がもう少しフォーカスしてあげてもいいのでは。。。と思った次第でした
七夏と練無の活躍ぶりは○、もっと前に出てきて欲しい

★4.3
※保呂草さんの怪しさが増えると楽しさ上がる気がしている

続いて、vシリーズ第6弾
恋恋蓮歩の演習
(れんれんれんぽのえんしゅう あってるかしら)

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2024年10月07日

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「好きな人が教えてくれることって、もの凄くしっかり頭に入ってしまうものなの。」
紅子さんの台詞が物凄く共感できた。

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2024年03月20日

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うーん何というビターエンド……。
練ちゃんが大人になるための話、だったのかなぁ。

いや最初あらすじ読んだ時は「これは相当アクロバティックなトリックでも出てくるのだろうか、流石の紅子さんもこの謎は解けるのだろうか」なんて心配しながら読み始めたのですが……いらない心配でしたね。
今回もまた情報を繋ぎあわせてしっかり解決してくれました。
紅子さんのクルクル変わる性格にもやっと慣れてきた感があるなぁ、個人的にVシリーズで一番好きなのは練ちゃんなんだけど(だからこそ今回の話悲しすぎて辛い)。

Vシリーズは読み終わる度に「人間って難しい生き物だなぁ」と思わせてくれるシリーズであると思っているのだけど、今回もまた難しかったね……。
どこかで、何かひとつでも変わっていれば未来は変えられたかもしれなかったのになぁと思うと、どうにも悔しい気持ちになってしまう。
練ちゃん、強くなりなね。

そして今回の保呂草さんの諸々を見て「ざまぁ」と思ってしまった私、シンプルに性格が悪いなと実感。

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2024年01月30日

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Vシリーズを読み始めて、
S&Mシリーズを読んでいた頃のことを思い出しました。
とにかく続きが気になるし、結末を見届けたくて、
毎日狂ったように読んでました。笑
出勤、帰路の間、昼休み、とにかく読んでました。苦笑
久しぶりにその状態です。

今作は、四季シリーズにも登場している、
エンジェルマヌーヴァという宝剣と
アクロバット飛行中の航空機の中で起こる殺人。
各務も登場し、保呂草ももれなく巻き込まれます。苦笑

練無が男の子に見えて、なんだか切ない。

この本を読み終わった後に一番最初に思ったのは、
なぜうつ伏せだった死体を仰向けにして確認したのか。
途中で弾丸は、体を貫通していたって書いてあった気がする…。
それなら背中からでもわかる気がしたんですが、
誰か教えてください。泣

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2023年07月02日

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ここまでのVシリーズの中で一番面白かった。
森ミステリーにしては、スッキリしてた感じで凡人の私にもわかりやすい王道感があった。
だけど、そうすると、本当は何か重大な叙述トリックに引っかかってる気がしなくもないが...

人物像も掘り下げられてきて続きを読むのが楽しみになってきた。

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2022年11月13日

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ネタバレ

第5弾
練無の友だちと、保呂草が受けた依頼。アクロバット演技中の殺人、逃亡、第二の殺人。 こんがらがって事件のことは読み進めることでしか考えられなかったけど、事件よりも画伯と保呂草の話の件がずーんときた。
事件の結末は紅子の話ですんなり納得。第二の事件はそうでしかないような犯人だし。そうかも知れない、とどこかから思い始めたけども、練無を思うと信じたくないというか・・・誰がどこまで気づいていたのか…。 事件の合間にある、レギュラー陣の人間関係が複雑で、要るのか… 勝てないって、毎回思い知る。

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2022年10月01日

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スカイ・クロラシリーズ読んだりトップガン観たりしたおかげで画もちゃんとイメージしながら読めてよかった。
練無くん、切無し……うう

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2022年07月25日

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ネタバレ

こういう感じの入れ替わりも確かにありそうというところ。王道と言われたらそうなんだけども、確かにそうだなぁと。ここまでこのシリーズを読んで、トリックとしては比較的真っ当で、S&Mシリーズと比べるとトリッキーさはかなり少なめで、ある意味でリアリティはある。

ただ、それも今更だけど、主たるキャラクターたちのご都合主義が極まっている感じがして、結局彼らを生かすために事件があるのではないか(まぁフィクションなんだから当然行き着く結論だけど)ということがことさら主張されてしまうので、作品のクオリティに影響を与えやしないかと思ってしまう。

あと、ご都合主義のためなのかもしれないが、各人たちの行動原理がわからなさすぎて、なんでこうなるの?って、こちらが右往左往する(笑)。これに慣れないと、多分このシリーズは存分には楽しめないんじゃないだろうか。

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2021年12月06日

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今回はなんとも切ない終わり…
最後の文章にあるとおり、あの人はそうなってしまったのかな。
それは悲しいな…

保呂草さんの探偵じゃない方の仕事も絡んできて、いよいよ警察に目をつけられそう。
紅子さんとの離婚理由もまだよく分からないし、祖父江さんとの関係もあるし、まだまだ謎が多いシリーズ5巻目。
これから人間関係がどんな風に展開していくのか楽しみ。

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2021年12月04日

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フランスから帰国した世界的芸術家・関根朔太が持っているとされる悲劇の宝剣。関根朔太と宝剣について調査をする保呂草潤平。一方、アクロバット飛行中の二人乗り航空機の中で殺人事件が発生。空中での密室殺人事件の謎を瀬在丸紅子が解き明かします。
Vシリーズ第5作。

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2021年08月30日

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ネタバレ

森博嗣年内2作目。フューズ、、ああそういう事か!って感じ。航空ショーのあの飛行機ネタ、紅子さんの実況ありでも理解が難しかったのにへっくんすごいなあ、流石。練ちゃんの初恋(?)切ないなあ。あとこれからの練ちゃんとしこさんの関係の新しい進展が楽しみ。

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2021年01月21日

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面白かったー!れんちゃんのこの話、てっきり次の巻だったと思ってた。タイトルのせいで。そうなると、いよいよ次の話は覚えてないな。

これ、トリックが面白いな〜ほんと自分じゃ分かんない。そもそも、脅迫文の名前も全然分からない…調べるしかない…。
保呂草さん視点と、祖父江さん視点で主に話が進んでいくところが新鮮。紅子さんの密室トリックも面白くて好き。れんちゃんとしこさんの関係、いいなあ〜!各務亜樹良も、そうか、この巻から出てくるのね。

気づけばVシリーズ再読も折り返し!あと5冊か〜早いな〜!短編集をどこで挟むか悩みどころ。
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2007年の読書日記が出てきたので、懐かしくてちょこっと追記!保呂草さんのこと、ほんとに嫌いだったんだな笑

2007.05.02
プロローグの保呂草さんの語りが、ちょっと小難しくて…率直に言ってウザったかったです。多分保呂草さん嫌いが大きい…と思うけど。
(そのあと練ちゃんのこととか、しこさんのツッコミが好きとかいっぱい書いてある…なんも変わってない

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2020年11月19日

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シリーズの中でなかなか好きな作品になりました。
紅子さんの飛行機に対する知識のおかげで自分も少し賢くなれた気がします。
殺人のトリック、宝剣の行方、保呂草さんの活躍とワクワクドキドキすることが多買ったです。

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2020年11月15日

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練無が全面的に推し出された話で、面白かった。保呂草がいっそうミステリアスになる。紫子はいつもどおりのおちゃらけで安心でした。

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2020年09月27日

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再読。Vシリーズは内容を忘れているのが多くてまた楽しめて良い。今回はアクロバット飛行中の二人乗り航空機の中が現場。トリックは単純なんだけれど紅子さんの解説があるまでぼんやりとしかわからなかったなぁ。今回はだいぶ保呂草さんがハードボイルド的な事をしてて保呂草ファンには堪らない。紅子さんと練無くんは最後らへんに活躍はしたものの紫子さんの活躍は少なめ。それにしてもこの頃から紫子さん練無くんの事を意識してたんだなぁと再確認。この二人のやりとり読んでるとニヤニヤしちゃうね。

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2020年06月10日

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ネタバレ

エアアクロバティックショー中にパイロットが背後から撃たれて死亡する。同乗者はパイロットの前方に座っており、機体は全焼したが仕掛けの痕跡も特にない。誰がどうやってパイロットを殺したのか。
それと並行して保呂草はフランスの大富豪の宝エンジェルマヌーヴァを追っていた。一つ一つの話は難しくないが全部が絡み合って分かりづらい。

練夢の過去に触れる一冊。切なかったなぁ。

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2024年09月14日

Posted by ブクログ

ライトな読み応えで好きな作家さんです。
今回のは好みではなかったんですが、
さすがだなぁとも思ったりしました。

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

瀬在丸紅子シリーズの第5弾!

今回の密室は空!
曲芸飛行のエアロバティックショーの最中に飛行チームのリーダーが殺された?
誰が何のために何故飛行中に殺さなければならなかったのか?

そして、飛行チームと少なからず関係のある魔剣エンジェル・マヌーヴァ?

ヨーロッパの貴族に関係する魔剣で毎度お馴染みの関係する人達が不審死する?


今回も怪しい人達はたくさん登場しますが、阿漕荘の面々と瀬在丸さんがこんがらがった話を彼等の会話が整理してくれます。


因みに、何故か私の心にマヌーヴァという言葉が刺さってます・・・

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2023年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Vシリーズ第5弾。

保呂草の本業?が垣間見れ、練無初恋の結末は切なく、紅子のエレガントさが冴え渡る展開。相変わらず紫子が邪魔だけど。

脅迫状は保呂草が出したの?何故?盗みに入るのに、更に警察が来るような展開を自ら作る意味がわからない〜。亜樹良を読み込んだっていうのも理解不能。あ〜私レベルの頭には高度すぎる。。

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2021年06月01日

Posted by ブクログ

この作品は何だか森作品のなかでも少し毛色が違う印象を受ける。
シリーズのなかではあまり好みではない。もう少しエンジェルマヌーバと関根朔太を掘り下げてほしかったというのが率直な感想。

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2020年08月10日

Posted by ブクログ

今回は、保呂草さんは最初は怪しかったけど、後半からは怪しまれた人になってました。
で、依頼されたお仕事はいつの間にか終わっていたのか?それで終わっていいのかな?みたいな……。

推理とかよかったと思いますが、で、その後依頼主はどうなったの?それがよく分からなかったです。

紫子ちゃん、新たなる恋の予感か?

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2019年12月04日

Posted by ブクログ

Vシリーズ第5弾。アクロバット飛行中の機内での殺人。空に作られた密室で不可能にも思えるが誰がどうやって。飛行機の描写が前半は多く100ページ過ぎないと事件は起こらない。でもその間もそれぞれのキャラクターの面白さもあって退屈することなく読める。練無の思いや紫子の苛立ち、保呂草の行動と色々ある今作。キャラクターの強さに目が行きがちになっていたけれどミステリーとしての面白さもあって楽しめた。

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2019年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は飛行機の薀蓄多め。森博嗣さんの頭の中はわたしとは正反対の理系なんだなー。そして今回は練無さんと初恋の人⁇のお話。なんというか…飛行機の薀蓄話からドロドロ恋愛話の振り幅もさることながら、結局はドロドロしてない…サラッとしてんのか⁇ってとこが好き☆紫子さんは練無さんなのか保呂草さんなのかはっきりしなさい!揺れ動く若者にまんまと感情移入させられましたf^_^;でも唯一、林さんが嫌い。トリックは、言われてみればそれしかないかなって感じですが解けませんでした。

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2019年06月20日

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