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Posted by ブクログ 2024年01月04日
各務亜樹良から依頼を受け、瀬在丸紅子を土井超音波研究所の地下開放に立ち会わせることになった保呂草潤平。再び研究所に集まるイツメン4と警察…そこで変死体を発見する。
さらに瀬在丸紅子は小田原より紹介された周防教授より、非公開のスペースシャトルでの殺人事件について聞かされる。
2つの事件の謎とその関連性...続きを読むを追うイツメン4と警察…そこで現れる纐纈苑子の存在。今までVシリーズを読んていたのはこれを読むため?くらいの面白さでした。最後の一冊が楽しみで仕方ない。
Posted by ブクログ 2018年06月17日
いよいよシリーズ終盤、
読み終えてしまうのがさみしい。
ついにへっくんのイニシャルが。
それにしてもへっくん呼びはずるいと思う、気づかないよ、、笑
結果としては現在進行形では「何も起こっていない」話なんだけど、すごく面白かった。
まさか宇宙までいくとは。
森博嗣的な解決方法ではあったけれども。
...続きを読む
とりあえずレビューでみなさんが書かれている「地球儀のスライス」にある短編を読んでから、最終巻に進もうと思います
Posted by ブクログ 2018年05月13日
シリーズの中で1番好きかもしれない。
まさかの「六人の超音波科学者」の続編で,どうりでふんわり終わったわけだと納得。
短編集「地球儀のスライス」は随分前に読んだから記憶引っ張り出すのが大変だった。
他シリーズへの布石もあってワクワク。それにしても,森博嗣の頭の中ってどうなってるの?って思う程,この人...続きを読むのシリーズの作り方,短編集や他シリーズとのクロスオーバーが好き過ぎて困る。
へっ君のイニシャルは何で S.S なんだろ?
保呂草が苑子に話した古い価値の件が良かった。
Posted by ブクログ 2017年05月03日
シリーズも終盤なので、いろいろな謎が徐々に明かされてきている感じ。壮大なスケールの大掛かりなトリックは嫌いじゃない。やり過ぎると着いていけなくなるので、その加減が難しいんですけどね。しかし、練無の背景が気になる。短編を先に読んでおくべきだったか。「魔剣天翔」とかもそうだけど、普段底抜けに明るいキャラ...続きを読むクターなので、ギャップが効いてくる。
Posted by ブクログ 2017年04月05日
【あらすじ】
土井超音波研究所の地下に隠された謎の施設。絶対に出入り不可能な地下密室で奇妙な状態の死体が発見された。一方、数学者・小田原の示唆により紅子は周防教授に会う。彼は、地球に帰還した有人衛星の乗組員全員が殺されていたと語った。空前の地下密室と前代未聞の宇宙密室の秘密を暴くVシリーズ第9作。
...続きを読む【感想】
前作の続きとも言える関連作。この話の中で出てきた、宇宙で起こった信じられないような殺人事件をきっかけに、他の事件も起こる。今回はいろいろと壮大なトリックだったり、大掛かりなことが多かったりと、とにかくビッグな話だった。少しSFチックなところさえ感じさせるものがあった。研究所の地下にあった謎の白骨死体。その謎のトリックがいくら考えてもわたしには全然皆目見当がつかなかったから、紅子さんがいつものごとく、謎を解き明かしていく様を見ているのが気持ち良かった。そしてこちらもいつものごとく、紅子さんと祖父江さん、そして林さんの三人の関係性も興味津々だなと思った。
Posted by ブクログ 2023年07月02日
いよいよ残り2冊。
地球に着陸した宇宙船では、
乗組員全員が殺されていた。
土井研究所の地下室は閉ざされた密室にも関わらず、
死体が発見される。
何が何だか、とにかく読み進めました。
おおお、あの人がここで登場、
この人と繋がってたのか等、
とにかく忙しいです。苦笑
謎は壮大、大仕掛け。
だけ...続きを読むど、やってることは人間なんですよね。
最後は、会田誠の人間ミキサー?みたいな絵を思い出しました。
Posted by ブクログ 2022年02月13日
Vシリーズ第9弾。
シリーズ第7弾「六人の超音波科学者」から連なり、短編集「地球儀のスライス」の中の「気さくなお人形、19歳」が大いに関わっている作品。
山の中の研究所地下に隠された大きな秘密。
入れ子構造になった密室で発見された遺体。どう考えても自殺としか思えない状況で、どう見ても他殺としか考え...続きを読むられない遺体の状況。その謎を解くのはやはり自称科学者の瀬在丸紅子。科学的論理で謎を解く場面はまるで探偵ガリレオを彷彿とさせワクワクする。
そして最後に紅子と保呂草が、林警部と祖父江刑事ひと芝居打つシーンがいい。
シリーズも終盤を迎え、紅子に加え、練無の魅力が際立ってくる。あと1作。どんな結末を迎えるのか。早く読まねば。
Posted by ブクログ 2021年12月22日
2つ前の超音波科学者の事件に関連するお話。
事件の規模が壮大になってきててびっくり!
もちろん密室事件は難解で、トリックだけでなく登場人物の関係性もちょっとややこしい。
いつも以上に動き回る彼らのおかげであっという間に読み終えた。
紅子さんのへっ君への愛情にほっとしたのは、初めの方に祖父江さんに宣...続きを読む言した林さんのためならって言う発言のせいかな。
次で最終巻だけど、どんな終わり方をするのか楽しみ。
Posted by ブクログ 2021年12月21日
今回はかなりファンタジー要素が大きいというか、スパイものかと思うような展開だった。CIAとかテロとか結社とか。
ただ、氏の中では最初から計画されていた内容であることは間違いないだろうし、小出しにしてきた登場人物たちの関係性も、今回の展開と無関係であるはずもない。こうけつ氏との模型のおもちゃがこんな...続きを読むところでキーになるとはさすがに思わないもの。
今後、これがさらに収斂し、何かの特異点として終結するのか、爆発するのか楽しみ(笑)
Posted by ブクログ 2021年09月23日
土井超音波研究所の地下に隠された謎の施設で発見された奇妙な死体。地球に帰還した有人衛星の乗組員全員が殺されていた事件。瀬在丸紅子たちが2つの事件の秘密に迫っていきます。
Vシリーズ第9作。第7作『六人の超音波科学者』の続編であり、短編「気さくなお人形、19歳」(短編集『地球儀のスライス』収録)も関...続きを読むわる物語。
Posted by ブクログ 2020年12月09日
今回も紅子さんの活躍が素敵でした。
特にへっ君がいなくなった時の反応は普段の紅子からは想像つかないものでした。
やはり母親ですね。
今回の物語はスケールも大きくトリックもかなり科学的ですごく面白かったです。
Posted by ブクログ 2020年10月24日
密室です。特殊すぎる部屋でした。
わたしはてっきりあの部屋が宇宙船で、宇宙から地球へ不時着したので、中の人がぐちゃぐちゃになったのかと思いましたが全然ハズレでした。
いやそうなると宇宙船の件はどうなったのでしょう?次作で出てくるのかな。
Posted by ブクログ 2020年09月16日
再読。内容はすっかり忘れていたためトリックが明かされた時も素直に驚けた。こういうトリックも森博嗣の醍醐味だよねぇ。内容としては「六人の超音波科学者」に続く話。所々に入る練無くんと紫子さんの漫才的なやり取りが相変わらずの清涼剤。
Posted by ブクログ 2019年07月08日
なんかやベー組織?が?出てきた?のか?
トリックもなんかやべーし正直理解できてない。
人物相関もよく分からない。練無と苑子が特にね。
まぁ、いっか。
Posted by ブクログ 2016年12月27日
vシリーズ9作目。ここまで来たかーというのが本音。
今回は紅子さん大活躍&れんちゃんの男らしさ&ラストに全て持って行く保呂草、だと思います(笑)
れんちゃん、かっこいいなー。vシリーズ男子メンバーではダントツ。
あ、でも保呂草さんも好き。キメるとこはキメてくれるしね。
それに対しての林さんよ。...続きを読む
ほんとにどこがいいのかさっぱりわからないんだけど。わからないまま9冊も読んだわ。
最終巻で彼の魅力がわかるんやろうか……。
Posted by ブクログ 2016年06月19日
診察を待つ間に読もうと携帯した『朽ちる散る落ちる』。病院の待合室で頁を開いた時、土井超音波研究所の見取り図が見えたので、誤って『六人の超音波科学者』を持って来てしまったかと驚いた^^;
Vシリーズもいよいよ9巻目に入り、最初は違和感を感じた登場人物のキャラクターも何とかつかめたのか、最初の頃よ...続きを読むりもリラックスして読めるようになりました。あまり大きなうねりを感じませんが、結末に向かって盛り上がりを見せてくれるのでしょうか(^^♪
密室を作るために人里離れた場所に建設されたかのようにすら感じる「土井超音波研究所」。その研究所の地下に封印された秘密とは何か(・・? 周防教授が独り言か寝言だったことにして欲しいと前置きして語った話に隠された真実は何か?
仕掛けが明かされるトリックと、明かされぬまま放置される謎、森先生の作品に立ち向かう時「誰が、何のために、どのようにして」という普通のミステリーに挑む時の心構えは、全く用を成しません。読者は、答えの記述されていない謎を発見した時、自らのミステリィが開幕したことを知るのです。
それにしても、Vシリーズの警察は、リアリティがないですね(・_・;)
Posted by ブクログ 2016年01月01日
Vシリーズ第9弾。
六人の超音波科学者の続きですね。
いつものように、いつの間にか土井超音波研究所の
地下の捜索に同行することになったメインキャラの面々。
しかし、有人衛星での殺人事件にテロリストまで出てきて
更に地下での捜査では、奇妙な遺体が発見されて、
何がどうしてどうなったぁ~??って話だけど...続きを読む
まぁ~強引にまとめたって感じかな?
へっ君のことで取り乱した紅子さんの母性に、
ますます惚れましたぁ~
ただ、練ちゃんのことがもう少し知りたかったなぁ~
Posted by ブクログ 2015年06月22日
再び登場の舞台、超音波科学者たちの施設。森博嗣らしい大掛かりなトリックが明らかになる終盤は読んでいて楽しい。そして前回の登場から仄めかされていた練撫の過去との繋がり。森博嗣の短編「地球儀のスライス」に登場するこの物語と繋がる一作品を読んでいると、より楽しめる。想像以上に絡み合った人間関係の糸が解ける...続きを読むが、もろもろ読み直したくもなった。
Posted by ブクログ 2019年01月16日
『ま、いうたら、熱を加えて食べるもんは、すべてお好み焼きというても過言ではないんよ』
『このところ、人工の照明下でしか会っていませんでしょう?僕たち』
『大好きな方に、自分の大事なことをお話しできないのは、とても残念です』
『貴女は、貴女の思うように、貴女の信じるところを生きなさい』
『そう...続きを読むね。そうやって、自分の意見に対する反論を持っていることが、強力な意見の条件だと思う』
『嫌なことは忘れたいが、覚えておきたいことの方が、ずっと多いよ』
『人を殺したら気持ちが悪い。友達が死んだら悲しい。もっと話がしたかった。自分はもっとやりたいことがある。だからもっと生きていたい。そんな簡単な感情だったはずでしょう?嫌だ、というとてもシンプルな気持ち、それがすべてなのよ。それを、みんながただ確認すれば良い。理屈を捏ねるための議論なんかやめて、もっと、その本質を見据えて、これは自分が望んでいるもの、見たいものなのか、あるいは、避けたいもの、見たくないものなのか、という判断をすれば良い、私はそう思います。』
『ご恩はけっして忘れません、などといった具体性のない約束は無意味かもしれませんけれど、万が一、将来、私にできることが巡ってきたときには、そちらにお知らせもせず、こっそりと借りを返させていただきたいと思います』
Posted by ブクログ 2024年03月06日
うーん何だかとってもフワッとした感覚のお話だった……。
そして最後に明かされるトリックがS&Mシリーズのあの話を少しだけ思い出しましたね。
何だか今回の話、いつもの作品と少し雰囲気違った気がするのは私だけなのだろうか。
過去に事件の舞台となった場所で見つかる新しい謎。荒唐無稽に思える実際に...続きを読む起きたとされる殺人事件の話。そして謎の死体と世界で暗躍する組織の話。
それぞれがまるで関係ない話のようなのに少しずつピースがはまるように繋がっていくのは流石だなぁと思ったのですが、如何せんちょっと回収されなかった部分なんかもあったりして不完全燃焼感を拭いきれないというか……あの、結局あの組織何だったの?
あ、今回の彼は若干「ざまぁ」でしたね。
何やかんや読み進めているうちに遂にVシリーズもあと一冊を残すのみになってしまいましたね……早いなぁ。
Posted by ブクログ 2022年10月19日
第9弾
土井超音波研究所の事件が解決して数日。
開かずの地下から死体が見つかる。
謎がこんがらがり過ぎて、最後までぐちゃぐちゃ。
事件がこれなのに、微妙な人間関係もぐちゃぐちゃで、ややこしい。
森博嗣さんは、女が嫌いになる女を描くのが上手。
Posted by ブクログ 2022年09月30日
へっくんの分量がすこーしずつ増えてくるとなんかドキドキしちゃうな…。
語尾が のだ な紅子さんかわいい。練無くん、すき。
ああ、永遠とVシリーズが続いてほしいのに……
Posted by ブクログ 2020年04月18日
Vシリーズ第9弾。一見複雑だけど一つ一つの要素はシンプルだったので、あっさりした読後感でした。Vシリーズの登場人物達はみんな二面性があって、シリーズを読み進めるほど惹き込まれます。
Posted by ブクログ 2020年01月26日
Vシリーズ第9弾。今作は『六人の超音波科学者』の続編のような内容。明かされなかった地下になにがあるのかということ。密室の謎や推理の面白さはこれまで通りであるけれど今回はその奥にあるなにか不穏なものが感じられる。まだ謎が残ったままだし次作でどう決着がつくのか楽しみ。
Posted by ブクログ 2018年05月10日
地下でどうやって死んだのか、殺されたのか自殺なのか。紅子さんが今回も華麗に推理を披露します。保呂草さんはあんまり興味なさげな感。
れんちゃんが頭いいんだなぁと改めて思ってしまった。
Posted by ブクログ 2018年03月23日
なんだかスケールのデカい話だった。
遠心力の話。
宇宙での話がただの事実隠しだったのは残念だったなぁ。
結局練無って何者なんだろ・・・?
ラスト1冊なのに謎のままなことが多すぎる。。。
回収するんだろうか・・・。
し無さそう(苦笑)。
引っかかった一文。
『正しい、というのは、そちらの方が強い、とい...続きを読むう意味に、限りなく近い。』
Posted by ブクログ 2017年07月17日
3
6人の超音波科学者のその後の話。土井超音波研究所の地下に隠された謎の施設で発見された死体の謎を解いていく話。
計算式を使った解説が森博嗣らしい。まあまあ面白い。
Posted by ブクログ 2017年06月11日
Vシリーズ9作目
再登場する土井超音波研究所の地下に隠された謎の施設。出入り不可能な地下密室で死体が発見される。
こちらも再登場する数学者、小田原の示唆により紅子は周防教授に会い、地球に帰還した有人衛星の乗組員が殺されていたと語る。
地下密室と宇宙の話にどう繋がるのかが気になったが、小鳥遊くんの過去...続きを読むも絡む複雑な話でした。でも、複雑にしていたのはわたしの好奇心の問題で後半スーッと流れる?納得させられました。まあ、後半は再度読み直しましたけど。
今回も最後が良かった。
Posted by ブクログ 2017年02月25日
六人の超音波科学者で、あれ?一つ伏線回収していないなぁ・・・
とずっと気になっていたのが、ここへ来て回収!
あぁ、とてもスッキリした(*^-^*)
森先生の作品は密室が多いが、よくもこんなにたくさん思いつくものだなぁと感心してしまう。
萌絵ちゃんのシリーズより、こちらのシリーズの方が登場人物が好き...続きを読むだなぁ。まるでマンガを読んでいるかのように、鮮やかに想像できる(*^-^*)
Posted by ブクログ 2017年03月30日
舞台はまたもや土井超音波研究所。
その地下にある完全密室で、
奇妙な状態の白骨死体が見つかる。
ちょっと今作は無理矢理過ぎる
感じがしたな。
トリックに合わせて設定を考えたら、
突拍子も無い設定に
せざるを得なくなった、って感じ。
トリックはともかく、
物語もついにラストを残すのみとなり
登場人...続きを読む物たちについても
結構詳しい描写が多かった。
前作で前シリーズと少し交わったけど、
今作を読み終えると
「もしかして、この2シリーズは
こう繋がるのかな?」
というイメージが出来てきた。
シリーズ最終巻で解答が示されるのか、楽しみなところ。