森博嗣のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【2026年3冊目】
有名な作家が住むマンションの近くで見つかった死体は真っ赤なペンキで塗られていた。「犯人を知っている。証拠を見つけて欲しい」と被害者の恋人から依頼を受けた保呂草は調査を開始するものの、被害者と容疑者の決定的な繋がりは見つけられないまま、第二の死体が発見され、それは緑色に染まっていて――Vシリーズ第10弾。
いよいよシリーズ最終作まで来ました。続いてのシリーズと、これまでのシリーズを匂わせる伏線がそこかしこに散りばめられていて、勘のいい読者なら気づいてニヤニヤしてしまったかもしれません。なお、私は繋がりを覚えてはいましたが、「あっ、こういう感じの伏線が!」と新鮮な気持ちで楽 -
Posted by ブクログ
【2026年2冊目】
超音波科学者たちの研究所で起きた殺人事件から一週間。ついに地下に入れる状態になり、警察に乗じて足を踏み入れることになったいつものメンバーだったが、密室状態の地下室で明らかな他殺体を発見してしまう。同時に宇宙で起きたという密室殺人も絡んできていて――Vシリーズ第9弾。
いよいよシリーズも大詰めということで、事件だけでなく登場人物のことも少しずつ明らかになってくる今作。そして王道の密室殺人に奇想天外なトリックと、最後まで楽しめました。保呂草さんが珍しくあんまり目立ってなかったのは日頃の行いがたたったのでしょうか…?
一作目よりも随分と読みやすくもなっているのは、私が慣れた -
Posted by ブクログ
【2026年1冊目】
熊野御堂家の屋敷に美術品鑑定士の秋野秀和と名乗って訪れた保呂草は、西之園萌絵という一人の女性に出会う。どこか瀬在丸紅子を思わせる彼女の一挙一動に不思議な思いを抱く保呂草だったが、彼には泥棒としての狙いがあった。だが通称捩れ屋敷と呼ばれるメビウスの輪を模った構造物の中で死体が見つかって――Vシリーズ第8弾。
いつもとは違い、香具山紫子と小鳥遊練無は出てこず、打って変わってS&Mシリーズではお馴染みの西之園萌絵と国枝桃子が出てくるという本作。クロスオーバーかと思いきや、二つのシリーズが実は繋がっていることを匂わせてくるため、密室の謎と同時に人間関係も気にさせる作品に -
Posted by ブクログ
【2025年162冊目】
六人の超音波科学者の研究所に招かれた瀬在丸紅子と小鳥遊練無。送迎ついでにやってきた保呂草潤平と香具山紫子は、陸の孤島となった館に閉じ込められてしまう。幸か不幸か、館に警察官である祖父江七夏が辿り着くものの、すでに殺人事件が発生していて――Vシリーズ第7弾。
面白かったです!館の見取り図があったのもありがたかった、これでかなり理解が進みました。あわよくば博士たちの自画像も見たいところでしたが、そこまでの贅沢は言うまいといったところです。
まさかのいつメンが大ピンチだったのでちょっとハラハラしました。退場しないだろうと思ってるキャラが退場するのは結構ありますからね、油 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【2025年161冊目】
豪華客船に乗り込むことになった保呂草と香具山紫子。仕事とはいえ二人っきりの旅ではしゃぐ紫子だったが、なぜか練無と紅子も揃ってしまい、いつものメンバーに。一方船の中では一人の男と一枚の絵が消失する事件が発生していて――Vシリーズ第6弾。
見事に騙されました。いや、最後の最後ではちょっと予想できたんですけど、時すでに遅しって感じでしたね。そして保呂草さんのことがちょっと好きになってしまう回でした。その一世一代のプレゼントはずるいでしょう笑
林さんのことは回を追うごとに嫌いになっていっている気がします。お前、お前さ、男としては罪深すぎるだろ。逆に祖父江さんのことは好きに -
Posted by ブクログ
ネタバレ【2025年160冊目】
小鳥遊練無の先輩である関根杏奈から招待券をもらい、飛行機のフライトショーを見に来たいつものメンバー。ところがある目的を抱えた保呂草は現れず、挙句の果てには飛行機事故が起こり、死人が出てしまい――?空中においての死因は銃?Vシリーズ第5弾。
犯人ではないとは思いつつも、「いやもしかしたら」と思わされながら読みました。紅子さんの鋭さに痺れますね、酔ってる時にできる機転じゃないと思うな…!それはそうと、脅迫状に名前が入っていたのはなぜだったんですかね、気になる、読み取れず。そして切ない結末だったりして。
保呂草さんは微妙なバランスのキャラだなと思ってるんですが、悪人では