森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
"一度しか読むことができない物語を旅する悪戯王子と猫。彼らが出逢う20の物語は、ときには優しくときには残酷、ロマンティックでしかもリアリスティック。無垢と頽廃を同時に内在する、ささきすばるのイラストと、詩的な森博嗣の文章とが呼応し、次々と展開するイメージ。観念の世界を揺蕩う大人のための絵本。"
森博嗣・ささきすばる夫妻の初コラボレート作品。絵本というよりは、小説と詩の中間の文章に挿絵がついているといった印象です。文章とイラストが絶妙にマッチしており、2者が作品世界をより崇高なものにしています。物語の内容は哀愁を感じるものからクスッとくるものまで幅広くありますが、全体的に儚い -
Posted by ブクログ
お金の減らし方というタイトルに内容は合っていない。お金についての考え方、お金の使い方が適切ではないか。
内容は極めて合理的でその通り。
20億稼いだ作家だから言えるというところはあるが、誰しも自分の満足のために自分の稼いだ金は使うべき。迷うのはそれほど欲しくないからだというのもそうだろう。
疑問点は、人間は普通、著者ほど合理的で他人に配慮しなくていい立場でないことだろうか。
あと、もう一生金に不自由しないだろう著者が何故まだ仕事してるのかが疑問。書くのは好きじゃないと公言してるのだから、こんなエッセイを書くより、好きな工作をするのが著者の主張に合うのではないか?
好きでもない仕事をしてるのは、 -
Posted by ブクログ
被害の連鎖に、推理の一貫性が見出せるのか
Gシリーズ2作品目にして、このシリーズの推理の道筋が見えてきたような気がする。推理役の海月さんが示すのは客観的な事実の照らし合わせによる、妥当性が高い納得解の提示。
今までのシリーズのように警察の方と強い繋がりがあるわけではなく、犯人と立ち向かうわけでもない。そういったところは犀川先生や紅子さんもはまた違った推理のあり方をこれからも見ていけそうだ。
同時にそこに必要な客観的な裏付けをその後に他に託すといった形により、あくまでも推理担当といった役割分担が明確になっているなとも思った。
同じマーク「θ」をつけられた被害者という「連続性」に対して、何