森博嗣のレビュー一覧

  • 封印再度 WHO INSIDE

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    理系ミステリ、S&Mシリーズの第5弾。このシリーズの折り返しにして2人の関係性にも大きな変化が出てくるような作品だった。肝心のミステリ部分は密室状態の部屋から如何にして犯人は脱出?したのかが問われる謎と奇妙な陶芸品「壺」から如何に鍵を出して「箱」を開けるか、がキーになっている。雰囲気は横溝作品みたいになっているがトリックははやり理系トリック。その点ではどこまでも理系ミステリだと思える。物語中盤の哲学的な考察は森先生らしいなあ、と思いながらも随所にみられる寒いギャグも森先生らしくて良い。

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    2025年04月08日
  • 作家の収支

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    森博嗣さんの理系小説は、読んだ作品はまだ少ないのですが大好きで、気になって読んでみました。

    そしたらもう、こんなにも正直に公開してしまっていいのかって言うくらい正直に話してしまっていて心配になるほど。

    いや、やっぱり物書きで食っていくのって、想像はしていたもののそれ以上に大変な世界なのだなと改めて勉強になった。

    そしてさらには、ベストセラー、ロングセラーの強さもまた知ることになるのですが、それを超える超えないの葛藤や戦いもまた簡単な話ではなくて、小説家の方へのリスペクトがまた大きくなりました。

    この本は少し古い時代の話ではあるので、今の最新の社会情勢での小説家の収支がどうなっているのか

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    2025年04月06日
  • 魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?

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    話は今から150年後ほどの世界が舞台。AIのウォーカロンと人間の寿命の延長。子供の産めないウォーカロンが人間に代わる時が来るのだろうか?

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    2025年04月06日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

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    分裂突っ走り頭の中の電光掲示板。

    こんな子と付き合うパワーは無い。

    でも客観的には面白いぞ。

    しかし、ラブコメではないなぁ。

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    2025年04月06日
  • 議論の余地しかない A Space under Discussion

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    なかなかに良い。

    友人にこの本の存在を教えられて、ようやく手にした一冊。

    また忘れた頃に読み返そうと思う。そんな一冊。

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    2025年04月06日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    「責任と責任感の違いが分かるかい?」

    「押しつけられたものか、そうでないかの違いだ」

    そうか。そうなのか。

    そんな、作品。

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    2025年04月06日
  • 君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species?

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    wwシリーズ第5弾
    君たちは絶滅危惧種なのか?
    Are You Endangered Species?

    難しい。。。
    最後がわからなかった。
    オーロラが呼んだトンランスファはデボラなのかな?

    物語は動物公園、自然公園で人が
    動物(ウォーカロン)に襲われた事件の調査
    一方でクーパー博士のようなヴァーチャルに身を置く集団達が登場(動物ウォーカロンの研究をしてた人達)

    もはや、バーチャルがメインで
    現実世界との区別がさらになくなってきたので
    一気に読まないと、わけがわからなくなってきた。。

    最後のエピローグがわからなかった
    (間をあけすぎた、反省)

    もう1回読まないと。。。

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    2025年04月05日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    ネタバレ

    面白かった。
    50年前に起こった密室での不可解な自殺。それと似た状況でまた死体が発見されてしまう。2つの密室と壺と匣の謎を萌絵と犀川が調べるという話。
    今回のトリックは、正直誰が分かるのこれ、って思った。解かれるために描かれていないと思う。実はマリモが林水を運んでたこと、死体はあるけどそれをいないと言ったりとか、めちゃくちゃ発想を飛躍させないと無理だと思う。一応電池とかタバコの吸い殻とかでヒントは出されてるけど相当無理ゲーだと思った。壺と匣に関しては頑張ればギリギリ分かりそうな気もする。壺の中の鍵を凶器に使ったというのはびっくりしたし、よく考えられてると思った。鍵を溶かして凶器として使いそれを

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    2025年04月01日
  • 地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE

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    短いながら綺麗なオチがつくお話ばかりで、満足度の高い短編集。特に「僕に似た人」が良かったですね。とはいえやはり本命はS&Mシリーズの2編。どちらも本編ではなかなか見えづらかった、諏訪野さんの魅力がぎっしり詰まったお話でほっこりしました。

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    2025年03月31日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    ネタバレ

    日本科学大学で開催される建築の学会に犀川、萌絵、加部屋一行が参加した。副学長のもとに「GOSIP」と書かれた段ボールの包みが届き、その中にはλと刻まれたプルタブ付きのキウイが入っていた。
    まるで爆弾のように見せかけたキウイだが、犀川は「なぜアボカドじゃないんだろう」の一言。そしてついに犠牲者が出る。

    全体的なシリーズとして、真賀田四季の存在を匂わせるのは島田文子の存在。彼女は時田玲奈が自殺したことは、真賀田四季が仕組んだ事件ではなく、本人が絶望して行ったことだといった。真賀田四季に関わる人間は、ある種の起爆スイッチを埋め込まれるのだと。

    クラゲくんに手作マグカップ渡そうとしてた加部屋ちゃん

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    2025年03月31日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    Vシリーズ一作目、いつもの森ワールド。メインキャラの4人がキャラ濃くて良かった。名前がみんな読みづらいけど。紅子のキャラが好きだ。しかし、森さんの作品は言い回しは好きなんだけど難しいな、どれも。面白難しい。

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    2025年03月30日
  • 諦めの価値

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    ひと言で言うと…「人に期待せずに考えて行動しましょう」本当にこれだけです笑。それを「諦め」というテーマだけで、筆者の思うままに書いた1冊。潔い語り口、哲学が実に気持ちよい。ノウハウ本ではないので、期待せずに読むのがおすすめ

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    2025年03月29日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    ネタバレ

    面白かった。
    s&mシリーズの4作目。
    大学で起こる謎の密室殺人。しかもそれは人気ロック歌手の結城稔の曲の歌詞に酷似している。その事件を萌絵と犀川が解決に導くという話。
    今回の話では1件目と2件目の事件で萌絵達が当事者でないから、いつもより積極的に事件に関わろうとはしていなかった印象。それもあって序盤はやや退屈だと感じた。しかし3件目からは萌絵の大学、しかも知り合いが被害者だという事もあって面白くなっていった。
    結城寛はマジですごいと思った。数時間でこのシナリオを思いついたのかと驚かされた。最後の事件を密室に見せるためのそれまでの事件、お腹のナンバー、とても緻密で冷静なシナリオだと思っ

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    2025年03月26日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    ネタバレ

    面白かった。
    s&mシリーズの2作目。
    極地研での実験を見学させてもらう事になった犀川と萌絵。実験が終わり、楽しく飲み会をし何事もなく終わるかと思ったが死体が見つかってしまうという話。
    物語が事件後から始まり、萌絵達がその事件の事を考えている所から始まり、回想形式で事件を追っていくような構成。
    みんな理系の人間という事もあり事件が起こったあとも落ち着いていたような印象。
    萌絵が殺されそうになった所はめちゃくちゃドキドキした。ナイフで刺される夢を見たのもあって本当に死んだかと思った。無事で良かった。
    事件の計画が緻密で恨みを晴らすために考えに考え抜いたんだろうなって思った。最後の実の父で

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    2025年03月23日
  • イナイ×イナイ PEEKABOO

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    3.4

    20年ぶりの森博嗣でしたが楽しめきれず。

    SMシリーズ、四季、Gシリーズを読んできたがしっくり来なかった。
    このシリーズも読み進める事で『イナイ×イナイ』で不明点だった点が繋がる可能性もありそうな気がするので次を読むか悩む。

    ただ、会話形式の文章でサクサク読めるし真鍋くんのキャラは立っていて楽しめそうな感じもあり懐かしかった。

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    2025年03月23日
  • すべてがFになる

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    ネタバレ

    再読です。
    時代がようやくこの小説に追いつき、思わぬ形で追い越していきつつあるのかな。
    天才の特異な価値観に反感を抱くこともできない。
    天才は非合理的な感情に左右されないだもんな。
    私は普通の人間なので真相がいやだったな…
    すごいトリックだというのはわかるけれども。
    それを何年も前から用意していた犯人すごい。

    頭いい人に昔ほど憧れを抱けなくなっているな。

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    2025年03月21日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    ネタバレ

    百年シリーズ????と心配になるくらい設定が前作から変わる。どんどん視点が変わり、誰目線で見ているのか、本来その人が知り得ない情報も出てきてまるで全員の意識が共通している気持ち悪さがある。この現象を「混線」と呼んだ。

    赤目姫を含む特別な目を持つ者たちが特別な能力を持っていたが、この時代では人間と人形の境目がなさすぎて誰が人なのかが最後までわからなかった。この世界を「青い目の少女」がつくってしまったのか。混乱の中に少しの恐怖が出る一冊。

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    2025年03月20日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    知人からおすすめされたので購入。

    久しぶりの森博嗣作品だがやっぱり読みやすい。S&Mシリーズのお嬢様・西之園萌絵や本作の没落令嬢・瀬在丸紅子が私は好きなのだが、森先生の中には頭のキレる令嬢キャラがいらっしゃるのかな。

    犯人が明かされたときは「えー!」と叫んでしまいました。

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    2025年03月22日
  • 歌の終わりは海 Song End Sea

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    なるほど、英語のタイトルはそういうことなのかと、他の方の感想でやっと分かった。
    このテーマは人によって変わるし、その時の状態でも変わる。今の続きにある未来が 未来なら、うーん、希望のある世界の想像があまり出来ないというのも、この話の芯の考え方に影響するかも。現代社会の問題を問われているのか。

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    2025年03月17日
  • 勉強の価値

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    勉強の価値や、現在の教育制度、勉強への意識等が書かれた本。
    「勉強」と「学習」を使い分けた方が良いと思った。学校での学習はやらなければいけないから「勉強」になるが、著者が言うような自分を高めたり楽しんでやったりするものは「勉強」ではなく「学習」ではないか。そこの使い分けをした方が、意味がスッと取り込みやすくなると感じた。
    学習することの価値は自分でも感じていたところだったが、インプットでなくアウトプット重視にすることが大事だと改めて確認した。
    普段学習する中で、意欲的な時とそうでない時があり、意欲的でない場合は単なる飽きと、他者の存在を気にして自分に集中できていない時だと自分の分析ができた。

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    2025年03月17日