森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレS&M(犀川&萌絵)シリーズ2作目。実質的には第一作。(すべてがFになるよりも前に本作は書かれているため)
事件解決後の犀川の会話が印象的。
「犀川先生なら、どう答えますか?」国枝桃子が無表情で尋ねた。「学生が、数学は何の役に立つのか、ときいてきたら」
「何故、役に立たなくちゃあいけないのかって、きき返す」犀川はすぐに答えた。「だいたい、役に立たないものの方が楽しいじゃないか。音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。もっとも役に立たないということが、数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。人間だけが役に立たないことを考えるんですからね」
「何故、役に立たなくてはいけないか、ですか… -
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Posted by ブクログ
先々週に森さんの本を後輩に紹介して
もらって以来、8冊近くの本を読破しました。
スカイクロラの映画も見に行きましたしね。
この本は私も人生の多くの時間を投資している
大学という組織について書いてあります。
しかも、地方旧帝国大学ということで
かなり共感できる部分も多くありました。
心を動かされた部分が一つあります。
それは「ニート」や「学力低下」ということについて
先の事を心配して、豊かさが無くなるという事に対して
批判する事は良くないと言っていた事です。
そもそも、勉強をしない人やしないような仕組みを作った国だったとしたら
経済的に韓国、中国や他の国などに比べて
一歩二歩遅れたとして -
Posted by ブクログ
大学一、二回生におすすめ! 大学の意義と意味、学問と学生のするべきことがわかる新書本。
これは大学一、二回生のときに読んでほしい。
例えば、
教育は、学生にやる気がなければ成立しない。
大学の講義は、ガイダンスである。
など大学と大学生に関する森先生の考えがよくわかります。
大学院の実態、国立大学に在籍する助手の存在など、その運営とシステムが興味深かった。
そのため、どなたが読んでもためになるかと。
国立大学の内側と裏側など普段わからないところがわかり、疑問に思うところも。
余った予算は返上しなければならない、という意見には賛成です。
ただ、大学の経営面で、縮小すればいい、人員を削れ -