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ミステリィ作家であり、某国立大学工学部助教授である著者は、学生に質問をさせることで出席をとり、その質問に自身が答えたプリントを配布するという授業を、何年間も続けている。理解度を評価するとともに、自主性や創造性などを高めるためである。授業内容に関連するもの以外に、たわいのないものから、科学、雑学、人生相談など、学生の質問内容はヴァラエティ豊かだ。本書は、数万にのぼるそのQ&Aから、ユニークなもの・印象深いものを独断的に選び、その面白さの一端を紹介していく。【目次】まえがき/I いろいろな質問/II 建築に関する質問/III 人生相談?/IV 大学についての質問/V 科学一般についての質問/VI コンクリートに関する質問/VII 森自身に対する質問
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Posted by ブクログ
森博嗣が生徒の成績評価のために講義で質問を受け、その中から一部を抜粋して載せたもの。
答えの切れ味が鋭い。
質問の本質は何か?という事を気づかされる。
自分で調べればわかるものは調べればよい、どう思うかはほとんどが主観、言葉は定義によって縛られる等など、基本的な事。
答えの指針は下記の通りらしい
1.情報を問う質問には、情報が存在する範囲で答え、その情報を得る方法を教えれば良い。
2.意見を問う質問に関しては、意見を誇張してずばり答えるか、あるいは、その意見を問う理由、意見を一つに絞らなければならない理由、を問い返す。
3.人生相談、あるいは哲学的な質問に関しては、まず定義を問い返す。
4.個人的な質問に関しては、ある面は誇張して答え、ある面はかわす。
5.自分で解決しなければ意味がないことを気づかせる。
この答え方は一般社会でも通用しないこともないと思う。
一見、ぶん投げっぱなしの返答に見えるけど、質問の本質を見誤らなければまっとうな回答とわかる。
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