森博嗣のレビュー一覧

  • ナ・バ・テア None But Air

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    スカイ・クロラの続編。こっちの方が面白い。相変わらず表現(Not But Air = ナバテア)は独特ですけど。

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    2009年10月15日
  • 悪戯王子と猫の物語

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    "一度しか読むことができない物語を旅する悪戯王子と猫。彼らが出逢う20の物語は、ときには優しくときには残酷、ロマンティックでしかもリアリスティック。無垢と頽廃を同時に内在する、ささきすばるのイラストと、詩的な森博嗣の文章とが呼応し、次々と展開するイメージ。観念の世界を揺蕩う大人のための絵本。"
    森博嗣・ささきすばる夫妻の初コラボレート作品。絵本というよりは、小説と詩の中間の文章に挿絵がついているといった印象です。文章とイラストが絶妙にマッチしており、2者が作品世界をより崇高なものにしています。物語の内容は哀愁を感じるものからクスッとくるものまで幅広くありますが、全体的に儚い

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    2009年10月04日
  • アイソパラメトリック

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    "森博嗣の撮る写真は、無機的で静謐で孤独だ。しかし、寂しさはない。それらの写真は、撮影した視点、人間の存在を語っている。森博嗣の目で世界を見ることができる。その特異な視点からのインスピレーションで綴られた25の超短編からなる異色の作品集。二〇〇一年に限定版で出版された幻の一冊、待望の文庫化!"
    森博嗣撮影の写真と、それとセットになったほぼ1ページの小説によって構成されている作品集です。写真にはそれぞれタイトルがついており、そのネーミングは的を射ており、難解でないので面白いです。
    『悪戯王子と猫の物語』の姉妹本です。

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    2009年10月04日
  • すべてがEになる I Say Essay Everyday

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    Webサイト『森博嗣の浮遊工作室』の単行本化第1弾。
    主に日常を綴った物だが、これが意外に面白い!

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    2009年10月07日
  • 墜ちていく僕たち

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    これすごく好きだ。ラーメンゆでながらこんなこと起こらないかなって思う私がいる。おぉ、見事に森マジックにはめられた気がする。

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    2009年10月04日
  • 森博嗣のミステリィ工作室

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    森博嗣のルーツ100冊や、S&Mシリーズの解説他、エッセイなど。これ読んで、森博嗣のイメージがそれまでと全然変わりました。幻滅したとかそういうのではなく、こういう人だったんだーという驚き。今ではこのイメージが定着してるけれど。紹介されてる100冊は読んでみたくなるものがあるのだけど、手に入らない本も多々・・・。

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    2009年10月04日
  • 毎日は笑わない工学博士たち I Say Essay Everyday

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    「この嫌味なまでの初々しさ。」というコピーで紹介される、森博嗣のエッセイ第2弾。
    web上で公開されていた1996年&1997年分の日記が読めちゃうんです。

    森ファンとしてはミーハー気分ルンルン♪で読み進めましたー。
    毎日何かを書き続けることって難しい(と、痛感してます)。書けるようなネタが転がっているわけではないし、それに気づくだけの余裕が無いとも言えるけれど、森先生はこまめに更新されていて、毎回広がりのある話を書かれています。
    す、すごいや。私にゃ無理。

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    2009年10月04日
  • すべてがEになる I Say Essay Everyday

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    webで公開されていた1年間分の日記や文庫化に当たって付け加えられた諸々がまとまった本。
    人の1年間の日記を読むっていうのは、なかなか面白いものです。それに、人に読ませることを前提として書かれている日記だから特にそう思います。
    また、森先生の勤務先や自宅周辺、出かける先々などが、自分の知っている所だとニヤニヤしちゃいますね。大学内の施設とか描写があると、あ、あそこかーと思えるのが嬉しい。

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    2009年10月04日
  • お金の減らし方

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    誰かに見せたるために物を買っていないか。ブランド物など。ほしいから買う。というのが基本。若いときは質素な生活をしていた。お金が溜まったら、ほしいものを買っていた。質素に暮らすのがよさそうだ。借金は当然してはいけない。利子を払うのはもったいない。車は現金で買う。

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    2025年12月13日
  • 道なき未知

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    初読。
    ずっと正論。あまり自分にはあわなかった。すべて持ってる人の意見ですねと僻みっぽく思ってしまった。学生とか若いころに読んでたらまた違ったかも。

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    2025年12月07日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    名作だが、楽しく読むには全体通じて少し理系の知識が入りますね。
    メインのトリックを経て、全てがFになるというタイトル回収がされた時は気持ちよかった。

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    2025年12月06日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

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    あー読んだ読んだ!久々に達成感。
    面白かった。

    着地がそこ!?とは思ったものの、どきどきはらはら楽しめました。

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    2025年12月01日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    久しぶりのS&Mシリーズは本当に居心地がいい!そして萌絵ちゃん、随分とまあしおらしくなっちゃって、恋する乙女ですね。なんだか親目線で見てしまってホッコリしました。

    その他の短編もなかなかクオリティが高くて大満足。とくに「話好きのタクシードライバ」「ゲームの国」の2つは良かったです。「話好き〜」はいるいるって思わず共感しましたし、「ゲームの国」は練無なりね等の小ネタはもちろん、回文を交えたコミカルな展開に笑いました。これだけで一冊欲しいですね。

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    2025年11月30日
  • 新版 お金の減らし方

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    きっかけ
    お金の本って読んでると住んでる世界が違いすぎてうんざりしてくるんだけれど、これもそういう本かな?でもタイトル面白いなと思って読んだ本
    内容
    エッセイのような著者のお金に対する考えを説いた本
    感想
    作家ってことを存じ上げてなかったけど、結論としては同じ話を何度もしていて内容としては薄い、それでも苦痛を感じない読み口で確かになるほどなとは思った。
    お金を稼ぐには?!と息巻くのではなく、人生を長く見た時に欲しいもの買いなよって言ってるエッセイ集みたいな指針本みたいなものだった。
    ちょうど並行して読んでいる本でも同じことが書かれていて、承認欲求のためじゃなく自分のためにお金を使おうぜ、お金に

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    2025年11月27日
  • ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

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    犀川先生がやけにアクティブと思ったらそういうことかい!と感じた1冊。
    Gシリーズの最後の作品ではあるが、Gシリーズ感もあまりなかった。
    (そもそもGシリーズ自体が捉えどころが無いが。)

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    2025年11月23日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    情報工学や数学の部分は話が難しかった。
    天才と謳われている真賀田四季や、新藤所長の考え方が意味わからなすぎてあまり感情移入できなかった。

    まず、叔父でありながら14才の四季を妊娠させてしまう新藤所長がキモすぎる。
    その流れで両親にナイフを向ける四季の気持ちもよく分からないし、そのナイフで両親を刺させる所長もまたまたよく分からない。
    あとヘリで到着したとき四季に刺されたけど、最後の力を振り絞って四季に協力して演技する理由が本当に分からない。ナイフで刺されてるのに。

    最後の四季のセリフで印象に残っているものがある。
    生きていることはそれ自体が病気、意識がないのが正常、覚醒は本能的に不快なもの、

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    2025年11月19日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    WWシリーズ第8弾
    「何故エリーズは語らなかったのか?」

    エリーズ・ギャロワ博士が行方不明に。
    リアルでもヴァーチャルでも。
    博士が作り出した「究極の恵み」とはなんなのか。
    そして彼女はどこに?

    ヴァーチャルで生きる事が可能になっておよそ百年。成熟した社会に唯一足りないもの。

    今回はとても哲学的でした。
    WWシリーズを通して徹底して描かれる「死生観」にとても考えさせられます。

    本書が最新刊?(2025年11月現在)
    続きは出るのかな|ω・*)

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    2025年11月17日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    ミステリー小説の皮被った恋愛小説ですよね?
    犀川と萌絵の関係性をニヤニヤしながら眺めているので、大変楽しかったです。

    ミステリーのほうは、トリックが文章だけだと理解が難しかったです。

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    2025年11月16日
  • 面白いとは何か? 面白く生きるには?

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    一人で楽しめるのが本当の面白さ。10代、20代の頃は周囲に合わせ、集団の輪からはみださないようにし、空気を読み、人といることで孤独を回避し、面白いと思うようなことをした。でもやっぱり自分は一人の方が好きだし、本を読んでいる時間が何よりも楽しい。森博嗣という稀有な才能の人も何十年もかけて面白さを追求し実現した人。好きなことも歩んできた道も違いすぎるが、こんな考え方・生き方を見習いたい。

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    2025年11月15日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    その昔、アニメを見たのよね…
    なんとなく覚えてて、もちろん犯人もわかってる状態だったけど、何年前の作品だっけ、今のITの状況から見ても全然古さを感じないくらい最先端な話だったね
    最近禁煙した身としては犀川先生がタバコ吸いすぎで気になっちゃうw
    シリーズ通して吸い続けるのなら読み進めるのやめようかな( ^∀^)ゲラ

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    2025年11月14日