森博嗣のレビュー一覧

  • 孤独の価値

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    かっこいい生き方だなあと思った。全体通して〝頭ではわかっているけれど〟という話が多かった。飲み会の話なんて、みんな薄々思ってることだと思うし。けれど本能に逆らうことができることが人間を人間たらしめる理由なのだとしたら、そんな生き方もいいなと思った。ただ楽しさと孤独の反動の話はよくわからなかったそこに相関関係あるとはあまり思えない。

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    2026年05月24日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    魅力的な登場人物に、AI絡みの斬新なミステリィ展開が相まって、終始飽きることなく物語に没入できました。特に真賀田女史と犀川先生による天才同士の会話は、洞察力に優れ感心するばかりでした。冒頭の女史の発言であるBとDの件とタイトルの意味は16進数のことかと比較的すぐに分かりましたが、密室トリックの種明かしに関しては全く考えもつかず、とても面白かったです。

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    2026年05月23日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

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    何を、どのように定義するかによって、見えているものの認識が一変し、真実が解き明かされていくのが面白かった
    犀川先生が探偵や警察ではなく、あくまでも理系の先生だからこそ、動機を一切考慮せず、論理的思考によって事実のみを明らかにしていき、講義のようにトリックの解説がされる構図も好き!犀川先生の講義を実際に受けてみたい
    あるひとつの事柄から断片的な情報が全て繋がるのも気持ちよすぎたし、“糸口”についての説明も印象に残った

    「どこを考えたら良いのか、というのが、一番の考えどころなんです。それは、どんな問題でも同じです」「それを、糸口、と言っているんです」

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    2026年05月20日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

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    高い、もしくは深いの話にとても心惹かれる。チャンスを逃してから、研究できる機会に憧れる。機会があってもまた登らないかもしれないけど。

    しかし、最後度肝を抜かれた。。。

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    2026年05月19日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    S&Mシリーズの登場人物だけでなく、自分は未読ですが森先生の他シリーズ(Vシリーズ?)の登場人物も出てきているようです。Vシリーズは未読ですが、そちらも気になります。
    今作の中では、最後の「素敵な模型屋さん」がとてもよかったです。なんとなくノスタルジックでちょっと不思議な世界観がまさに素敵な作品でした。羽海野先生の解説もとても素敵でした。
    とてもおもしろかったです!

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    2026年05月19日
  • イデアの影 The shadow of Ideas

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    ほかの森博嗣さんの作品を呼んだことがないから強くは言えないけど少し違う作品だなと感じました。幻想的で美しかったです。

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    2026年05月18日
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White

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    ネタバレ

    終わってしまうなんて寂しいが
    最後はケーブルのカラーと同様だなんて。

    林さん、
    リンさんって読むのかな?

    黒幕的な存在の匂わせもあり
    今後も楽しみ

    四季の春夏秋まで先に読んでしまってたのが悔しい、、、

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    2026年05月17日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    最高。なんやこのおもろい本。ほぼ一気読みだよ。
    やっぱおもろい小説は最初っからおもろいね。
    気を衒っちゃだめだね選書は。有名な作家の有名な本はふつうに面白い。s&mシリーズはかれこれ多分高校生ぶりくらいに読んだ。(なぜかこの巻で止まっていた)
    このだれなさも凄いし、やっぱ面白いは森博嗣。
    数学の勉強したてるから、単純に勉強になるときもある。
    犀川先生の匠幻に対する解釈で「なるほどなぁ」と思った

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    2026年05月16日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    殺人の「動機」は「美しい」のか、「醜い」のか

    ようやく手にしたS &Mシリーズの第一巻、ここに辿り着くまでにもうだいぶ続編を読んでしまったが、シリーズの中でも特に名作と名高い本書は「孤島」「密室」といったクローズドサークルの定番のミステリーらしさ、そして「VR」や「AI」といったとても30年前の作品とは思えない最先端テクノロジーといったこれからのS&Mシリーズの魅力の根幹になるものがそこには確かにあった。

    犯人は読んでいく中でミステリー好きだと検討が付く人もいると思われる。ただこの作品の大切な殺人を犯すまでの「動機」、そしてそれを可能とする「状況」、といったものが奥行きのあ

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    2026年05月10日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ロジックと登場人物の描写が、冷静で論理的かつ予想外で、最近ミステリにハマったばかりですが一気読みさせられ、他の作品も読んでみたいと思わされるすんごい作品だった。
    あと9作もシリーズがあるのが嬉しすぎる。

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    2026年05月09日
  • 科学的とはどういう意味か

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    【科学的とはどういう意味か(森 博嗣)】
    「科学から目を背けることは、あなた自身にとって不利益ですよ」、「そういう人が多いことが、社会にとっても危険だ」(まえがき)

     教育や受験のシステムの中で理系科目に苦手意識を持った人が、自分のことを「理系に向かない」と決めつけて、数学や物理を忌避するようになる。
     そうしてすっかり「科学離れ」をしてしまうと、「小難しい理屈はいいから、結論だけ教えて」と、考えることを放棄して他者に結論を委ねてしまう。
     結果として、誰かが言う印象や主観に流されたり、非科学的なものに惑わされて判断を誤ったりすることに繋がる。
     好きとか苦手とかいうレベルの話ではなく、日本

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    2026年05月06日
  • マインド・クァンチャ The Mind Quencher

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    「貴殿のお命をいただきに参上した」トビヒと名乗る男は、炭焼き小屋で眠っていたゼンを戸外へ連れ出すと、面差しを確かめ、そう言った。
    敵は多勢、ゼンは闇を駆けた。だが逃げた先は崖縁。そこで待ち受けていたのは、これまでに出会った誰よりも強い侍だった。命を賭けるに値する相手、ゼンは男に敗れ、谷底へと落下する。
    姉弟に助けられ命は取り留めたが、ゼンは記憶と刀を失っていた。「ヴォイド・シェイパ」シリーズ完結編。
    「KODANSHA」内容紹介より

    とても日本的と感じる内容.
    閃くほどQuencherに近づく感じで面白いなと思った.
    すべては作られたものだ.

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    2026年05月06日
  • 新版 お金の減らし方

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    逆説的なタイトルの本書。

    お金の増やし方ついての本は世の中に数多存在するが、書店のお金関連のコーナーでも本書は異彩を放っていることだろう。

    売れっ子作家の森先生の仰る真逆のことをすれば、要はお金が貯まるのではなかろうか。 

    そんな疑問を呈した時点で、お金を増やしたい人は素直にお金の増やし方の本を読むだろう。

    だが、「自分の知らないことを知りたい」という、私の知的好奇心のセンサーに引っかかったので手に取った。

    非常に論理的な切り口で、知らず知らずに自分がお金を減らしてしまう愚行に及んでいたと知り、顔を覆いたくなった。

    本書を読んで特に衝撃的だったのは、ヘソクリを隠したのを忘れて札束を

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    2026年05月06日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    最近読んだ本の中で一番面白かった。

    森博嗣の作品は初めて読んだ。

    私は理工系出身なこともあって物語の内容がスルスル入ってきた。

    理工系の専門用語がわからないと、すべてがFになるというタイトル回収の美しさ、トリックの精巧さに感動するのは難しいだろう。

    驚きと高揚感で何度も鳥肌が立つ作品であった。
    これがシリーズ一作目らしいのでこのシリーズはすべて読んでみたい。

    森博嗣という「おもしろい」作家に会えてよかった。

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    2026年05月05日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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     「エリーズ・ギャロワ博士が会いたがっている」人工知能たちがグアトにそんな噂を教えてくれた。面談を求められるような理由に心当たりはなかった。ほどなくして彼女は行方不明になってしまう。
     ギャロワ博士は、ヴァーチャル世界に資する研究を続け、ついに「究極の恵み」とまで賞される成果をあげたという。博士は自らの意志で姿を消したのか、それとも事件に巻き込まれてしまったのか。 
    「KODANSHA」内容紹介より

    今回の謎は途中で分かった.
    なぜなら自分も同じ願望をもっているから.
    そういうサービスがあったら、間違いなく使いますわ.

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    2026年05月05日
  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?

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    ドイツで受けた精密検査でロジに不具合が見つかった。詳しく調べるため、グアトと共に日本へ帰国。情報局本部に近い病院へ入院した。そのロジの診断データが、外部に漏洩しているという。 ロジは、まったく未知の新種ウィルスに感染している可能性があり、何者かがその情報を探っていると思われた。ロジを心配して病院へ向かうグアトは、そこでロジの姉と称する女性と出会うが。
    「KODANSHA」内容紹介より

    おおぅ.そうくるんか.
    やっぱりプログラムされているんだなぁ.

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    2026年05月04日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    ヴァーチャル国家・センタメリカが独立した。南米の国や北米の一部も加え一国とする構想で、リアル世界とは全く別の新国家になるという。リアルにおける格差の解消を期待し、移住希望者が殺到。国家間の勢力図も大きく塗り替えられることが予想された。
     そんなニュースが報じられるなか、リアル世界で肉体が行方不明になりヴァーチャルから戻れない女性が、グアトに捜索を依頼する。
    「KODANSHA」内容紹介より

    急激にAIが浸透してきた昨今に読むと、すごくリアルに感じる.
    何が良くて何がダメなのか、どこからが人間でどこからがヴァーチャルなのか、いろんなものの境界が最近どんどん曖昧になっている.

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    2026年05月03日
  • タカイ×タカイ CRUCIFIXION

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    ネタバレ

    前作『キラレ×キラレ』を読んでから15年も経ってしまった。本書の印象に関して、解説の説明に大いに納得。小川が雑な推理をし、真鍋がそれを上回る奇抜な推理をし、鷹知が最新情報を提供する。推理と言えるのかよく分からない会話劇で解決するのかこれ?って心配になるけれど、いつの間にか結末に至っているみたいな。それぞれの推理をつなげてみるとさらにその先に新たな景色が見えるあたりは一筋縄ではいかない流石の森さん。

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    2026年05月03日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life(文庫)

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    独特にフラット。
    なんだかくせになる。
    何度読んでも多分「うぬー」と唸ってしまいそう。
    この独特にフラットな視点、だけどもとても憧れます。
    こんな風に揺るぎなく強くいられたら。
    何度も読んで、飲み込みたい。

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    2026年04月28日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ミステリー小説の定番の展開ではなく、異質な作品でおもしろかった。真賀田四季が本当に天才で、物事の見方の根本から覆された。

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    2026年04月24日