森博嗣のレビュー一覧

  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    作中通して、犀川先生と西之園さんの掛け合いがとても好きでした。
    真賀田四季博士の残した『すべてがFになる』の真相について迫っていくに連れて、ページを捲る手がどんどん早くなっていきました。
    会話が多いため、小説にハマり始めたという方にも読みやすい作品だと思います。

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    2026年10月31日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    いつか、アニメが放映していた時に父親が録画していたものをかいつまんで見ていたが、こんなに面白い物語だったとは。
    なんというか、自分が追いつけないレベルで展開されているはずの会話が自分の手のなかにあるという矛盾が心地よかった。

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    2026年10月29日
  • 読書の価値

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     本を読むことには、どんな価値があるのか。それを知りたくて、3年ほど前に読んだ本を再読した。

    森博嗣さんは、本を読むことは人と出会うことに限りなく近いと書いている。だから、本を選ぶことは、人を選ぶことなのだ。

    私は日頃から、人の考えを知りたいと思っている。しかし、人見知りだし、人間と関わることは苦手だ。

    だからこそ私は、本を通じて人と出会い、自分と相性の合う相手を探しているのかもしれない。

     

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    2026年10月24日
  • 新版 お金の減らし方

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    つぐみさん推薦

    資本主義の現代において、「お金を使うこと」という本質に立ち返って考えた本。

    一貫して言っていることはシンプル。
    本当にお金を使ってやりたいことは何か?



    ・ものの価値は自分の欲求の大きさによって決定するもの


    ・自分の好きなことをしている人は、まるで自由人のように傍から見えるけれど、時間とお金が贅沢にあるから、好きなことができるのではない。
    (中略)
    かなり苦労して、時間やお金を生み出している


    ・お金払って目的ではない
    お金を得ることが目的にあるわけでない。
    目的を達成するための手段としてお金がある

    ×高給であればよい
    ×高価なものを持っていれば立派
    →お金に支配された価値観


    ・借金というのは、金を貸してくれた人の夢を実現するための手法であり、金を借りた人の夢はむしろ小さくなるのが道理


    ・お金は自分の満足と交換するためのもの
    価値があるのは、その満足の方


    ・お金は自分の未来の可能性を考えるツールの一つ

    ・お金は減らすことではじめて価値を生み出す


    ・売ることを前提にしてものを買わない
    将来売れるだろうと見込んで買うというのは、「自分にとっての価値」とは違うものに判断が囚われている結果


    ・自分でものを作ることで価値が増す


    ・ストレス解消にお金を使うについて
    本当にそれがやりたかったこと?


    ・自分は何をしたいのか?は考えた方がいい


    ・仕事は金を稼ぐために必要だからしている。
    職種に対して特に希望はない。
    自分が持っている能力に一致するものが合理的であり、つまり稼ぎやすいものを選ぶのが得

    ・仕事というのは
    「嫌な思い」と「お金」を交換する場


    ・贅沢かどうかの判断基準の大部分は「世間体」のようなもので、自分時間にとっての価値ではなく、他者から見られることを前提としたもの



    ・僕は、大学の先生になりたかったわけではない。
    子供のころから、学校の先生にだけはなりたくない、と考えていた。
    人にものを教えるというのは、僕は生理的に好きになれない。
    なんとなく、自分は正しくて、教えてやるのだ、という姿勢が自分とは相容れないものに感じられたからだ


    ・「どうして自分はこう感じるのか?」という疑問をもつこと


    ・お金を増やす方法の中で一番確率的に有利なのは仕事をすること。
    できるだけ、若いうちにエネルギィを注ぐこと。
    そうすることで、しだいに効率が高まってくる。

    失敗する確率が低いこと、つまり安全なことが仕事の特徴

    ・時間があったら、自分自身の価値を上げることに時間を使うこと。
    お金をかける必要はない


    ・仕事が順調でと、常に未来のことを考えて自然に策を講じておくこと


    ・「お金がないからできない」というのは、その程度の気持ちの問題だったということ
    「お金がないからできない」というのは「お金でできることだ」と誤解しているから出る言葉

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    2026年10月30日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    トリックも含め面白かった。萌絵の「甘え」のところは萌絵に対してうわー、となりかけたけど最後の終わり方もまたよし。さすが森博嗣先生

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    2026年10月22日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    天才達の重なりがとても惹きつけられる。理系ミステリーでありながら、掛け合いは哲学的で、読んでいてものすごく考えさせられた。

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    2026年10月20日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    初めての理系ミステリー。解説の時とかは何言ってるんか分からんなかった笑 頭の悪さがでてる。
    でも、初めての感覚でこの感覚がたまらなかった。シリーズ本らしいので次の本も絶対に読む!

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    2026年10月18日
  • 勉強の価値

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    頭の良い人は、どのように考えているのだろう。そんなことに興味を持って読んだ本。

    難しい内容なのかと思ったが、凡人の私にもわかりやすく、読みやすかった。

    森博嗣さんは、本は読むだけではなく、考えたり、分析したり、発展させたり、実際に試したりすることが大切だと書いている。

    並行して読んでいる三宅香帆さんの本にも、ただ漠然と読むだけでは、読んだだけで終わってしまう。解釈することで、自分の中に蓄積されていくという趣旨のことが書かれていた。

    おー! 頭の良い人は、同じようなことを考えているんだ!

    私も、ただ読むだけではなく、もっと考えることが必要なのだと改めて気づいた。

    まずはメモを取り、自分の頭で考える。そして、このサイトでアウトプットしていこう。

    50代の勉強は、自分から進んでやっているから楽しいのだ。

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    2026年10月17日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    読書前→Fって何だ・・?

    読書後→Fan! Fan! Fantastic! (語彙力)

    令和の今だからこそ、刺さる言葉がたくさんあった。

    四季さんのキャラが最高に魅力的だわ。

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    2026年10月16日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    言わずと知れた犀川&萌絵シリーズ第1作目。
    たまにものすごく読み返したくなるんですよね。今回で4回目ぐらい。
    犀川先生と萌絵のやり取りがすごくいいですよね。
    ストーリーはなかなかの衝撃をくらいます。最初に読んだときは死体の登場シーンが夢に出てきたぐらい。
    全10作のシリーズです。懐かしいからこれを機に読み直していこうと思います。

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    2026年10月07日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    今回で読むのは恐らく3回目になる。主人公である萌絵の友人である杜絵の家族に起きた不可解な誘拐事件のお話。意外な結末に、3回目でも驚かされて楽しませてもらった。トリックというよりもその真相に辿り着くまでの登場人物の会話が面白い。この話では犀川先生よりも、萌絵と萌絵の叔母である睦子の会話が印象に残る。睦子の余計なお節介に怒り捲し立てる萌絵に対して、騙し討ちした睦子は反省する事なく、逆に「今回は見逃すけど、今のは言い過ぎ」とキッパリ言ったり、別れ際には服装の事を実は気にしてる素振りを出してお茶目な一面を見せたり、完全には憎めないキャラクターだと改めて思った。登場人物の会話に知的さとユーモアさが混じってて、こんな会話に参加したいなぁと思わせてくれる。

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    2026年10月04日
  • 神様が殺してくれる

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    ネタバレ

    ドイツでリオンがノイエンドルフが殺されないように手を回していたのが、なんか純粋な気持ちを感じて泣きそうになってしまった。

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    2026年10月03日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    良かったと思います。
    自分の体調があまり良くないのもあって、重めのミステリーだなと感じる部分もありましたが、普段の自分ならもっと楽しく読めてた作品だろうと思いました。
    各章を色で表現するなどの工夫もあって、そこの面では読者を楽しませてくれました。

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    2026年09月26日
  • 孤独の価値

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    最も印象に残ったのは、感情をサインカーブに例えた考え方である。

    感情はプラスとマイナスの間を波のように動き、最も変化が激しいのは、喜びや悲しみのピークではなく、プラスマイナスがゼロになる地点だという。逆に感情が頂点や底にある時は、カーブは一度平らになる。

    これは日常の実感にも重なる。何でもない平穏な状態こそ、次の感情へ大きく動き始める可能性を持っているのだ。

    孤独な時間は、この微妙な感情の変化を感じ取るための時間でもある。自分の気持ちを固定的に捉えず、常に変化する波として眺めることで、感情に振り回されず、少し距離を置いて自分自身を見つめられると感じた。

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    2026年09月22日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    再読。

    まず、この世界観を1998年に書かれているということに驚愕。ワープロなんてワードが出てきている時代にも関わらず、天才によってプログラムされた、コンピュータを巧みに使ったトリックなんて、もはや今でも十分最先端に感じられる。そして、何より犀川先生の天才ゆえの偏りきった考え方や、四季博士のぶっとんだ天才思考がベースとして進むことで、この物語の独自性が確固たるものとして出来上がっている。

    キャンプしに行った浜中くんたち以外、出てくる人みんな天才すぎて(笑)中々読み進まない箇所もあったけど、ここからまたシリーズを辿って読んでいきたい。

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    2026年09月18日
  • 孤独の価値

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    ネタバレ

    ステレオタイプの楽しさや感動を享受させ、エンタメが与えるものは他者と協力することの尊さばかり、これに幼い頃から習慣として触れているから一人でいることは悪だと捉える。寂しいと捉える。実際、一人の時間でないと物事を深く考えられないし、本も音楽も心から感じることはできない。一人の時間は尊い。社会から、大量生産された感動を買う良い消費者に育てられ、それが幸せだと誤認してしまう。納得すぎるな。大事なことは、虚構と現実をしっかりと見極めること。孤独を感じなければ、人間として鈍感であり、結局は本当の美しさを見ることができない。

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    2026年09月13日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

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    生きたいと願う自由と、死にたいと願う自由と

    Gシリーズ4作品目(まだ3冊目を読んでいないのだけど、、)はバスジャック事件に巻き込まれるというサスペンス展開、その中での登場人物達の語りに生き死にの意義を考えながら、確実に進むバスの目指す先は希望であるのか、絶望であるのか。ハラハラドキドキしながら読み進めることができた。

    作品を通しての違和感を抱きながらも読み進めた先にある今作の肝となる構成トリックは語ることはネタバレになるが故難しいが、私はこういう気付かされるトリックはとても好きで、思わず前を読み返すこともあった。登場人物達の今の現実に対して考えている主観や視点が、第三者の視点から見るとどのように見えるのか、その解き明かしの面白さはGシリーズの中では今のところ一位かなと感じる。

    作品の根幹を流れる生きることの目的や死ぬことの理由、そして罪を犯す動機といった人間の心の中にフォーカスを当てつつ、物語としてはあって欲しい「筋道」や「ロジック」、「一貫性」が現実世界では「なんとなく」とか「後付け」だったり、何か読み手が、大衆が納得するような「物語性」を演じているだけといった、ある種の物語作品として触れづらい点にも触れながら、心の様相を描写するのは流石だなと思った。

    段々とシリーズに慣れてきて最初はあまり面白味を感じていなかった新しい登場人物達にも読み手としての推しポイントを見出せるようになってきた。ただやっぱ全体を追っている身としては西之園さんの心の、振る舞いの成長には毎回嬉しく思うところが多い。

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    2026年09月07日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    曖昧な状況や夢の中の出来事は、その場では感動したり、気持ちが不安定になったりするが、文字で起こすとたいしたことがなくなってしまうように感じる。森先生は、夢か現実か分からない曖昧な状況の描写をとても的確に描かれていて、現実ではないのに体験したように見せてくれる。
    自分は『恋乃坂ナイトグライド』『素敵な模型屋さん』が好きだった。

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    2026年08月30日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

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    ネタバレ

    S &Mシリーズの3作目。

    1.2作目はトリックが全く解けなかったが、今回は少しだけ推理が合っていたので嬉しかった笑

    オリオン像が消えたわけではなく、逆の方角を見ているのでは?という所までは推理できたが、センターホールが回転したり、それを利用して殺人をした所までは思い付かなかった、、
    赤と青の照明切り替えられるんかい、、

    トリックはもちろん、本作は人間関係も面白かった。
    萌絵のクラブ仲間が犀川の部屋に押しかけた時、「(萌絵の心のヒビについて)いったい誰が測っているんだ?ときいてやろうかと思ったが、度胸がなかった。汗が出ているかもしれない。」と犀川がタジタジなのは笑えた。最後の3.3.8.8.で24を作る問題は犀川は解けなかった振りはしなかったと思うなぁ。

    ただ登場人物が多いのと、家系図がごっちゃごちゃで理解が難しかったのが個人的に少し読みづらかった。

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    2026年08月29日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    犯罪を犯す人の気持ちは理解できないなー
    白紙に戻す?どす黒く汚くなっただけのように感じるけど、人それぞれ価値観の違いですね

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    2026年08月28日