森博嗣のレビュー一覧

  • お金の減らし方

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    要するに、森博嗣流のお金の使い方の本

    以下、公式の紹介と目次
    森博嗣の著作をよく読んでる人は、これだけでも内容が大体わかってしまう
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    「お金がないから好きなことができない」
    人はとお金を理由にしがちです。
    一方、お金持ちは「お金は使えば使うほど増える」といいます。
    人生や価値観を左右する「お金」とは一体なんなのか。
    どうすれば、お金の不安が消えるのか?
    本書は、著書『作家の収支』でその収入を明らかにするなど、忌憚なく本質を突く作家・森博嗣が
    「お金の減らし方」と題し、人生とお金の付き合い方を解き明かします。
    投資家やFPでは決して語ることのできな

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    2025年01月08日
  • 彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?

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    Wシリーズ第1弾
    彼女は一人で歩くのか?
    Does She Walk Alone?

    年始早々、こんな素晴らしい作品に出会えたことに感激です
    登場人物、背景、そして謎の概念や年代含めての
    ザSFのワクワクしか感じない作品
    ハギリ・ソーイ先生
    ウグイ・マーガリィ
    シモダ
    めちゃくちゃ良い。
    ※名前が、最初はピンときてなかったが
    S&Mであり、ハギリ(ハ行を切る)
    犀川創平(さいかわそうへい)のそうへいの「へ」を取ると「そう(へ)い」「ソウイ」になるだなぁ
    そして、天才、頭の回転ふくめて、へっくんと一緒。ウグイも国枝と西之園萌絵を合わせたような感じ。

    という人物は置いておいて
    時代がい

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    2025年01月05日
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    Xシリーズ第6弾 ラスト
    ダマシ×ダマシ
    swindler

    swindlerは詐欺師という意味(読み終わって知った)
    やばい。感動して泣きそうになってしまった。
    そういう作品なのかしら。。。
    そして最後の最後で
    西之園萌絵が「めぐちゃん」って
    えっ?まさかの加部谷だったのか。
    確かに公務員だと言ってたわと思い。
    発言や思考が優秀な登場人物だなとおもってたら
    ここで素性がわかると。
    ※全く気づかなかった。

    「じゅんちゃーん」って最後泣いてるのも
    これもGシリーズの雨宮なのか。。わからなかった。
    確かに名前が。。
    性格はたしかにそのとおりだわ


    森作品でこの、感動な感じがめちゃくちゃ違和感で

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    2025年01月04日
  • 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow

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    ネタバレ

    社会に絶望して生きる気力がない青年、柚原典之。
    彼の行動を調べてくれと依頼を受けた
    探偵事務所の小川令子と加部谷恵美が柚原と彼に関わった人たちと接触して彼を知るうちに冷静で理知的な彼に少しずつ好意的な目で見始めたのにあっさりと裏切られる結果に。

    複雑な生い立ち、学歴もなく社会にも適応できずにホームレスとなって、最後はあまりにも短絡的で凄惨な無差別殺人事件を起こす。

    探偵事務所の二人がなんとも魅力的でした。
    このシリーズの続編を読むべきか、Xシリーズを読むべきか悩むところ。
    (Xシリーズに加部谷さんが出てるらしいので)

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    2024年12月28日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    この最新刊から読んでしまったので全く登場人物がわからず…だったのにやはり面白かった。ウォーカロンにもあまり馴染みがなかったけれど、学生時代に森博嗣を読んでいたから真賀田四季は流石に知っていて、え、ここにも!?となった。近未来の設定がとてもおもしろくてもっと知りたくなったので遡って読んでみたいと思っている。
    正直途中からエリーズの意図はだいたいわかったけれど、そこに至る世界観がやはり面白い。途中でぼやきみたいなものが入るたびにクスッとしてしまった。

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    2024年12月21日
  • 神様が殺してくれる

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    読み終わって話の全容が分かった時に、各登場人物の立場でその時々の気持ちを想像して、心がキュッてなりました。

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    2024年12月12日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    バーチャルの世界を行き来できる人類に足りないものとは?天才ハッカーが残した大いなる恵みとは?今回は少し哲学的な感じがする。

    そして毎回感心するのがこのタイトル。感想を書こうとしてタイトルをみたら、ようやく意味がわかった。

    グアト・ロジの関係が円熟味を増してきて、昔みたいなイチャコラ感がなくなってきたのが少し寂しい。

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    2024年12月05日
  • 新版 お金の減らし方

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    天邪鬼な著者らしく、お金の増やし方を編集から要望されてお金の減らし方について書いたとのこと。
    お金の減らし方とは、価値に対してお金を払うこと。自分にとって価値あるものに使うことであり、他人の価値観に委ねるものではない。
    自分が欲しいもの、望むものを明確にしてそれにお金を使い、そうでないものに使う必要はない。お金はそれをするためのものであり、お金自体は価値を持っているわけではなく価値あるものと交換するチケット。いくら出しても良いかを示す物差しである。

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    2024年12月03日
  • つぶやきのクリーム The cream of the notes

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    気に入った箇所
    13 ペンキを塗っているとき見ているのは、塗ったあとの表面?塗るまえの表面?
    →刷毛を動かすのではなく、ペンキを上手に塗るために準備する作業が大切。作業以前にすべて決定している。
    33 僕は反省をしたことがない。そんな暇があったら対策を練る。
    68 気持ちを切り替えろというが、気持ちなんてものはどうだって良いから、次の手を打ちなさい。
    →表面だけでも振る舞いを変えると気持ちも変わってくることがある。
    85 偉い人の話を聞いて、それをそのまま風呂に引用しても、これっぽっちも偉さには近づけない。
    →言葉をコピーするのではなく、自分の人生に展開し、思考し、行動することが重要。

    おそ

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    2024年11月13日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    Gシリーズは会話が多めで良いです。
    海月くんが話すと、じっと聴き入ってしまう。
    λに歯がないでは犀川と萌絵の対話が盛り沢山で
    なんだかロマンチックさもあってS&Mシリーズ後の2人の進展が垣間見えます。哲学的で難しいけど。

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    2024年11月12日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    難しく、素晴らしい作品

    作者の異常なほどの頭の良さを思い知る作品でした。
    すべての事象に無駄が無く、すべての会話が整理されています。傑作です。

    #深い

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    2024年11月09日
  • 勉強の価値

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    ネタバレ

    森博嗣さんの本は飄々としていて、凝り固まった私の考えに新しい視点を与えてくれるので最近はまっていて、気になったタイトルがあったら手に取るようにしている。
    現在、試験勉強をしたり英語の勉強をしたりと、勉強を日常に組み込んでいることもあり本書を読むことに。

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    森さんによれば、勉強の楽しさは作りたいものへ近づくプロセスが生み出している。そのため、教える側が手を差し伸べすぎると勉強はつまらなくなってしまう。
    学校教育ではかられる個人の能力さの優劣は、人間の優劣ではない(森さんは学校の集団教育に懐疑的)。学校の試験において数値で測られる経験を通じて「いかに知識を蓄積するか」が勉強であると勘違いし

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    2024年11月07日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    学会が舞台の今回はS&Mコンビがよくでてきて私的にはとても楽しかった
    やっぱり天才的なひとばかりでなんか引かれる小説でした

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    2024年11月06日
  • 集中力はいらない

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    分散力についての本。
    クリエイティブな仕事には確かに集中よりも分散の方が相性がいい。私は全くクリエイティブなことはしていないけど、昔ジョギング中にふと大事なことを思い出したり思いついた経験があったことを思い出した。
    本題からは逸れるが、スマホ疲れについて、スマホをいつもチェックするのは強制ではなく個人の自由意志だ、という趣旨の文を読んで、当たり前だけれど自分で自分を縛っていることに気付かされた。自分の人生をどう生きるか、縛っているのは自分自身なのだから、もう少し自由にまったり生きてみようと思う。

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    2024年11月04日
  • 新版 お金の減らし方

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    今の自分は過去の自分と地続き。

    未来の自分が過去の自分の尻拭いをするためだけに生きる人生になってしまうのって、それってものすごい恐怖やなと思って、心底危機感を覚えた。

    でも、毎日ぐったりして嫌になることもいっぱいあって、そんな日々を乗り越えていくためには、今ここに生きている自分を労って慰めてあげることも必要なときがある。

    大切なことは、バランスの取り方、やりくりの仕方なんやろうな。
    生きるって地味やし平凡に見えてめちゃくちゃ難しい。

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    2024年11月03日
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White

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    Vシリーズのラスト
    赤緑黒白

    最高に最後盛り上がりましたね
    読んでて手汗が凄かった
    そして、続くんだよなと余韻が
    S&Mの最後もそうだったなと

    死体が赤色ペンキで塗る
    緑、黒、白と続く連続殺人
    作家の帆山が怪しいのはもちろんだが
    違うよなと。。。
    森作品20個目ぐらいで
    もしかして、この人が実は。。。
    というを最初の頃から、これはあるかもと思っていたことが当たって嬉しかった
    (これが当たったが故にさらにテンション高く読めたという説あり)
    ※なぜ殺人をすることになったがメインであり、犯人あまり重要ではないが本質

    最後の総力戦は凄いハラハラして
    臨場感あってよかったです

    保呂草と紅

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    2024年10月27日
  • お金の減らし方

    匿名

    購入済み

     

    面白かった。
    この方の本を初めて読んだが、わかりやすくすっと頭に入ってきた。
    ほかの本も読んでみたいと思ったな。
    自分に必要なことだけにお金をかけよう。

    #タメになる

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    2024年10月18日
  • つぶやきのクリーム The cream of the notes

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    読んだタイミングで色々気づきがあるし、そうそう、ってついついうなづいてしまう呟きがたくさん。友人と会話してる気分になる。

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    2024年10月16日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    Vシリーズ第6弾
    恋恋蓮歩の演習
    素晴らしい、文句なし★5
    第5弾の魔剣天翔とも繋がる部分も良かった

    いきなり、知らない人の出会い話から始まる
    初々しい感じで今までにない形ではじまり
    豪華客船へ
    保呂草、各務ペアの思惑
    大笛、羽村ペアの旅行
    鈴鹿家、ボナパルト富豪の取引交渉
    5弾から続く関根家の美術品
    七夏と紅子の葛藤
    いつものワチャワチャ組
    が交錯する
    (最後まで、思惑がどこに着地するのか分からなかった)

    そして、冷静にこの誰も死なない感じの
    (死んではいないが、もう会うこと、会えることはないだろうとう哀愁も)
    は初めてかもです

    こういう形がもしかすると「vシリーズらしい」かもと
    この

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    2024年10月12日
  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集

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    smシリーズ、vシリーズの主要登場人物についての短編集なので予備知識が必要ですが、ファンとしてはたまらない一冊。後に続いているシリーズの伏線と思われる話や人物もいるので、読みました!短編集なだけあって殺人もなく、みんなのユーモア溢れた会話がとても面白かったです。とはいえ森さんなのでトリックはちゃんとあって満足感大です。

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    2024年10月06日