森博嗣のレビュー一覧
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読み終わったー!最高すぎたー!S&MシリーズとVシリーズがつながる展開に大興奮!特に保呂草さんと犀川先生、紅子と萌絵ちゃんの会話は妄想しまくってたものが見れた感じで本当に良かったー。保呂草さん、相変わらずカッコ良すぎて好き!各務さん泣かさないでくださいね!あと七夏と世津子、しっかり仲良い親子みたいでそこもほっこりしました。萌絵ちゃん見て逃げ出す林さんはあまりにイメージ通りすぎて笑いました。
大興奮しつつも、ぜんぶが四季の手のひらの上にあるんじゃないかっていう恐怖も覚える展開は震えますね。森博嗣先生ってすべてがFになるのときからこの構成考えてたのかな?だとしたら本当に天才ですね。
さて次は冬。真賀田四季はいったいどこに行きつくのか、楽しみです。 -
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異常性というか狂気というか。自分は「宇宙人から見たら自分が宇宙人である」と勝手に考えているのだが、異常性や狂気も相手から見たらこちらが異常なのかもしれないなと思ってしまいました。(自分自身の大多数から見て異なる点を開き直ってるわけではありません…)
S&Mシリーズもいよいよ次がラストのようです。楽しみなようなさみしいような。とにかく西之園君が幸せになることだけを願っています。
余談ですが、自分の中で大御坊安朋のイメージは、クリエイターズファイルで有名な某芸人さんです。みなさんはどんなイメージを持っていらっしゃるのか、気になるところです。 -
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ネタバレ事件のトリック自体は込み入ったものではないので、その気になれば気づける。この本が読者の印象に残っているのはそちらではなく、もう一方の方。
まんまと作者に騙されたあとに読み返したが、一つだけこの仕掛けに気づける証拠を見つけた。
途中アマチュア無線でSOSを呼ぶシーン、清太郎くんは自分のコールサインを「JH2WXF」としている。
このコールサインは作者が実際に取得しているものをそのまま持ってきているのだが、アマチュア無線の頭2桁はプリフィックスコードと言って、枯渇するとアルファベットが新しくなっていく。
「JH」は1970年代に枯渇しているので、仮に事件の舞台をこのシリーズの設定である1998年とすると医学部生の清太郎くんは乳幼児期に免許を取得していたことになってしまう。作中で父親はアマチュア無線に関心がないので、親子でコールサインを引継した可能性もない。となると時代は1998年より古いと想定できる。
(廃止された無線局のコールサインを引き継いだなどの可能性はゼロではないのであくまでも傍証でしかないが…)
作者がそこまで考えていたのかは不明だが、きっとこの作者ならやりそうだと思った次第。 -
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森博嗣のエッセイを読んでいると。
本当にこの方は本心で書いてくれてるなぁ。
嘘偽りなく、こう思ってます。
むしろ、みなさん違うんですか。
ってくらいに淡々と自分の考えを綴って、
毎度。森博嗣の頭の中を彷徨える仕様になってます。
これがまた、快適なんだわ。
あぁ、こういう頭の方があの複雑怪奇なトリックやら、なんやらを思いつくんだなぁ。
長編にわたるあれこれは、この理路整然とした思考回路の中にきちんとおさまってるから、
しっかり伏線も回収しつつまとめられるんだなぁ。
集中って機械みたいになりなさいってこと。
無言で、やることをただそれだけやれ。
何も考えず、今目の前にあることにひたすら意識を向けてやれ。
確かにな。
人間、そもそも浮気性なんだから、そこを止めてまで集中するより、浮気性を利用しながら勧めるほうが理にかなってますよ。っていうのをちゃんと説明してくれます。
浮気も離婚も、そりゃするよ。
だって、そもそもそういうのが人間なんだから。
絶対したらダメって思ってるから、
揉めるのよ。
ある程度、遊びをつくって、想定して、過ごせば、世の中慌てたり焦ったりすることほとんどないよ。って。
大体想定内だから。
だから、周りの人がワーワーあーだこーだって騒いでるの見たら、
本当にすごいな。
失敗すると思ってなかったんだな。
自信あるんだな。よっぽど。
って思う。
って書いてあって。
あなたが苦しんでるのは固定観念ですよ。
頑張らない。余裕持って、自分の道を自分の足で歩け。と。
SNSでよくみるモノに対しても。
流行ってるんだ!
じゃなくて。
売れてないから宣伝してんだな。
流行らそうとしてんだな。
女性に人気!
今話題の商品!
っていうのも、今、女性に人気にしたいんだろつな。話題に載せたいんだろうな。
そもそも、本当に売れて売れて困ってるものは宣伝しないよな。広告費までかけて。って話。
他者視点で物事を見て、固定観念を崩す。
あるものを常に別視点で見て、
一挙集中しない。反集中、非常識、多視点で見る癖をつける。
なるほどなぁ。本当だ。
SNSのあのCMよ。
危ねぇ、毎回惑わされるわ。 -
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〈期せずして生まれてくる僕たちのような子供を、普通の大人はどう思っているのだろう? どんなふうに見ているだろう? 仕事とはいえ、戦争で死んでいく子供たちのことを、彼らはどう自分の人生の中に組み込んでいるだろう? 何を受け止めているのだろう?〉
子供のまま大人になれない永遠の生命を持つ「キルドレ」として生まれたカンナミこと〈僕〉は、戦闘機パイロット。プロのパイロットは大人ではなれない。新しい配属先で勤めることになったばかりだ。前任者は死んでしまったらしい。大人たちは〈僕〉たちのことをどう思っているのだろう。子供のまま死んでいくことは、大人になってから老いて死ぬことと、どこがどう違うのだろう。
永遠を生きる子供たちを軸にして、人間の死と生に踏み込んでいく森博嗣の代表作のひとつです。文章といい佇まいといい、老若男女もちろん誰が読んでも楽しめると思うのですが、もしも十代前半くらいで読んでいたら、人生が狂わされていたかもしれないな、とも感じてしまったので、十代のうちに読んでおくといいのかもしれない、とも思いました。 -
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ついにシリーズを読み終えてしまった。
いろんな考察も読んだけど、どれもしっくり来なくて、僕なりの感想を書きます。考察ではないです。
シリーズの最後の時系列なのだとのことだが、最初に執筆した作品なので、比喩や言い回しに癖が多めにあった。まずそれを楽しく読んだ。
文庫化したときにすぐ読んで、押井守監督で映画化されることを喜んだ。ぼくはポーランドに行ったことがあって、映画のシーンで建物や言葉にポーランドを感じた。映画は最高だった。
シンプルな言葉で複雑なことを書くのはとても高度な技だと思う。
熟達したダンサー、スポーツ選手、ミュージシャンなど誰でもそうだが、とても高度なことを簡単そうにやっているのは、そこに果てしない努力と、努力を努力と思わない精神がないとできない。
何者にもならず、
理解を求めないで、
拒んで。
判断せず、反射だけをして。
僕はだれも殺さないけど、
僕が買った掃除機を作っていた会社は、
軍事に使う物品を作っているかも知れない。
センサーとか、照明とか。
それは僕がだれかを殺していることになるんだろうか。