森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ春・夏とは違い、四季は登場しませんが、娘の死と研究
所から出た理由が明らかになります。
読み始めてすぐに思ったのは、「萌絵ちゃんどうした?」
でした。挙動が凡人のようで…
でも思い返してみると、萌絵ちゃんは犀川先生のことに
なると、昔から「普通の女の子」でした。
「有限と微小のパン」が萌絵ちゃんが自信をなくしたの
ではないかと少し心配になる終わり方だったので、四季
と犀川先生の関係、それぞれに対する萌絵ちゃんの思い
がわかるようで第1章は読んでいて辛かった。
第2章ではとんでもない事が起きるけど、それに関して
犀川先生は言及しないし、萌絵ちゃんがハッキリ聞くこ
ともないので、「あの犀川先生だから」で読者も納得さ
せられてしまう。 犀川先生と萌絵ちゃんらしいです。
Vシリーズは未読なので、読んでおくべきだったと少し
後悔している。
それでも十分楽しめた。
一見終わったように見えて、タイミングや場所などに
四季の意図を考えると、終わりじゃないんだろうなと
思う。人々が好んで四季の後を追ってるとしても、四季
は色々な事に人を巻き込み過ぎてる気がして、彼女に対
する印象はあまりよくない。
それより、瀬在丸紅子が興味深かった。
扇風機と太陽のたとえには声が出てしまった。
いいね。 その話だけで好きになった。
力への憧れや恐れの話も面白かった。 -
Posted by ブクログ
Vシリーズ全部読破
最初は怪しい人ばかり登場するこのVシリーズ好きになれなかったけど、S&Mより好きになりました( * ॑꒳ ॑*)
事件は前作と比べるとシンプル。混乱することなく読み進められました。(犯人やトリックが分かるわけではない_φ(・_・。
いろんなキャラの関係性が描写されててよかった。保呂草と紅子、林と紅子、紫子と保呂草、保呂草と各務とか。今後も登場してほしい。
それよりもエピローグの密度の濃さ!
謎が謎を呼ぶラスト。
栗本基志雄ってあの子だよね?8歳?
そういう時系列なの?
あれ、捩れ屋敷の利鈍ってそういうこと?
まさかへっくんのS.S.って…
次は四季シリーズかな -
Posted by ブクログ
ネタバレ深海に沈んでいる潜水艦に高性能な人工知能が設置されていたが、ある時期から交流が行えなくなったため、何とかして対話を試みる内容。物理的、仮想空間的にアクセスを試みる辺りの流れが好み。
巻を通じて、当初挙動が良く分からない不気味な存在であるオーロラの印象が、なぜそうしたかが分かっていくうちにだんだんと一人の人格として認識できるようになっていく感じがして面白かった。最終的になんだ割と普通の人じゃん、的な感じになったのだが、どの辺りから相手を人と思えるのだろうかなどと思った。
お話自体も面白いのだが、合間に挟まる思想的なフレーズが良い。有機と無機、現実と仮想ひっくるめて一つの生命体になるというような考えが印象に残った。 -
Posted by ブクログ
「僕はまだ子供で、
ときどき、右手が人を殺す」
読む前、読んだ後も、
読まなくても、
本棚にあるだけでなんだか嬉しい本
〈スカイ・クロラ シリーズ〉のC.NOVELSはそんな本たちだ。
初めて出会ったのはもうずいぶん前のこと、あれからシリーズ全て読んだ後、文庫本でおかわりまでした。
でもやっぱりこの新書版がすきだ。
電子書籍では味わえない楽しさが、いつまでたってもある。
だから映画を見た時は「ちがうだろー!」って言ってしまった、押井守もいいんだけど。
違和感バリバリって、やっぱりこのイラストに感化されているんだよなぁ。
新書版、単行本、文庫本、そして再び新書版……今も楽しい。