森博嗣のレビュー一覧

  • 今はもうない SWITCH BACK

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    S&Mシリーズで一番かも知れない。最高ですね。
    犀川先生の出番が少なかったのは残念ですが、魅力的な登場人物とその描き方で十分に補われました。いやそれ以上でした。

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    2024年06月04日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    おもしろかった
    ずっと違和感を抱えたまま迎えたクライマックス、静かに収束していく感じが良かった
    込山刑事のキャラがすき

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    2024年05月30日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    トリックも動機も最後までわかりませんでした。萌絵ちゃん大活躍でした。犀川先生、萌絵ちゃんの魅力がグッと増した。そんな一冊でしたー。

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    2024年05月25日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    シリーズ6作目は(私が読んだ中での、私が思う)過去最高作品だった。と、毎回同じ感想を抱いている気がするけれど今回は読後の興奮冷めやらぬ感じが今までとは少し違っている。「笑わない数学者」の読後と少し近いかもしれない。作者自身がマジシャンで、私はそのマジックのトリックを必死に目を凝らして考えて、中盤くらいから見当をつけていき、しかし最後の最後で息を飲む…小説を読んだのではなくて壮大なマジックショーを観てきたような気分になっている。有里匠幻は本当に偉大なマジシャンだと思った。そして犀川先生の言葉が相変わらず深い。

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    2024年05月23日
  • 勉強の価値

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    ネタバレ

    暗記ものの勉強を諦めた
    たしかにそうだよな。自分で暗記するよりも、調べたり、メモしたり、大人になったらカンニングし放題だもん。限りある記憶HDをそこに割いてしまうのは勿体無い

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    2024年05月21日
  • 小説家という職業

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    シンプルな本である。
    ①まず面白がって最後まで書きなさい②他人の目線になって読み直してみなさい
    そして小説はできあがる。
    心構えとして「お金がほしい」というのは実にはっきりとして、そして純粋な動機だと思った。

    我々はなんで、したいことをやらないのか。
    たぶん、したいだけで、ほしくないからだ。
    なっていたらいいなと思うだけで、なるも思わないからだ。
    そして、実は自分の妄想で充足できる程度の願望だったりするのだ。

    もし、あなたがスタジアム一杯を満たす人々の拍手がほしかったら
    数千万円の印税がほしがっているのなら
    手に入れにいくために、身体を動かそうということだろう。

    いや、スケールの問題では

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    2024年05月20日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    S&Mシリーズの金字塔
    やっと、10冊読み終えました
    どの作品も個性があって、森ワールドが好きになれました
    今作品も、10冊目にふさわしい終わり方、ストーリー、ミステリーだったのではないかと思います
    ただ、やっぱり1番はすべてがFになるでした

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    2024年05月15日
  • χの悲劇 The Tragedy of χ

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    ネタバレ

    Gシリーズ、第十作。こんな驚いたことなんて本当に久し振りだ!!!驚愕。島田さんの年齢にもビックリしたが、カイの正体が○○だなんて——。
    S&M、Vシリーズ他、いろんなシリーズとのリンクが垣間見え、森の民、屈指の一作でしょう。パーフェクト!

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    2024年05月13日
  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?

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    ネタバレ

    WWシリーズ、第七作。森先生の作品で生々しいなぁと初めて感じた。これはとても衝撃的なことだと思う。ここに来て、気になるキャラクタがまた出てきた!笑 マガタ・シキ博士が実現しようとしている「共通思考」が今作で具体的に示された。それはいろんなところで見聞きしたことがあった、人類の最終到達点のようだ。
    最後は急展開(?)で幕を閉じた『君夢』—— WWシリーズの終着点、マガタ・シキサーガ(仮)は今後一体どこへ向かうのだろうか…。

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    2024年05月12日
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White

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    読み終えて、どういう意味?が残っても、下手に検索せずさっさと次のシリーズに進んだ方がいい!
    読んでけば必ず理解できる時きます。

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    2024年05月05日
  • 四季 冬 Black Winter

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    今までに何回読んだかわからないし、これからもきっと何回も読む。すべてがFになるからの繋がりを愛してる。

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    2024年05月03日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    S&Mシリーズ完読後に読み始め、今回のVシリーズの新しいキャラクターたちがみな独特で期待通り面白かった。
    森博嗣独特の解のない問いや矛盾した発言もあり、内容が一回では理解できなかったので、また読み返したい。

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    2024年05月03日
  • 四季 秋 White Autumn

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    再読、初めて読んだ時はすごく興奮したなあ…。
    犀川先生たちと保呂草さんの再会、真賀田四季はそんなに出てこないけどとても好き。

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    2024年04月30日
  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?

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    SF。WWシリーズ7作目。
    このシリーズを読むのは約3年ぶり。
    前作を一冊飛ばしてしまったことに、読み始めてから気付く。
    グアトとロジの会話が魅力のシリーズという印象だったが、今作は凄かった。
    百年シリーズ、Wシリーズ、WWシリーズとセットで、SF作品としてもっと評価されるべき。

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    2024年04月28日
  • 工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki

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    主人公の水柿くんは大学の准教授で、大学であった出来事に関連して色々なことに思いを巡らせるようなお話である。

    主人公の水柿くんはほぼ確実に作者自身のことであり (それはたびたび作中でこれは小説であることを念押ししていることからも逆説的に読み取れる)、作者がこの文章を書いているときに考え付いたことを無計画にツラツラと書き起こしている感じが好き。
    そのために、話の主題が違うところに飛んで行って、数ページぐるぐる旋回してまた戻ってくることもしばしばである。
    それを読みにくいと感じる人もいるかなあと思うが、作者の思考のリアルタイム性みたいなものが垣間見えて自分は面白かった。

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    2024年04月21日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    ネタバレ

    自殺という形で事件が幕引きし誰も犯人ではないケースはs&mシリーズでは今回が初めてだと思う。
    トリックは至ってシンプルで再現性がありそうと納得。
    ただ、萌絵のエイプリルフールはなかなかに犀川にはきついものだったと思う。

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    2024年04月19日
  • 四季 夏 Red Summer

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    ある意味「すべてがFになる」のプロローグです。四季が引き起こしたあの事件の真相が明かされる。…彼女に近い思考で犯罪に手を染める輩?現実世界にけっこういそうですね

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    2024年04月15日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life

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    私の中で森博嗣先生は突出した存在です。
    多くの人が友達の存在に癒され、人に救われているのですが、それを選択しない事もまた選択肢なのです。
    確かに、思ったようにならない事ってたーーーくさんあって、仕事のストレスはほとんどがそれです。
    私も他人に期待しない事を選びたい傾向があります。
    森先生の様にはなれませんが私のずーーーっと先で生きる事を1人心から楽しむ先生の背中が私の希望であり、光です。

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    2024年04月13日
  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS

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    本のあまりの厚さに読む気が多少失せたけど、読み
    始めてみるとそれも忘れてしまいました。
    久しぶりの萌絵と犀川先生!
    でも、読み忘れた巻があるのかと思ったほど、これ
    まで持ってた二人の印象と少し変わった感じがした。
    自ら事件の中に飛び込んでいく萌絵なので仕方がな
    いとは言え、毎回毎回、犯人に殺されそうになり、
    犀川先生がやってくる…
    というパターンはどうでしょう。

    犀川先生の洞察力と思考力は相変わらず素晴らしい。
    何でも分類化され名前が付けられる社会で生きてる
    人間にとって、常識に囚われずに思考することはか
    なり難しい。
    事実は小説より奇なりというけれど、想像力に富んだ
    小説家の想像を超える「

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    2024年04月13日
  • 道なき未知 Uncharted Unknown

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    日本人は性格的に議論が苦手というよりは、言語の性質上議論が難しいらしいね。言語というものが性格を形作るのかどっちが先かわからないけど。

    私も嫉妬したことない。自分が望んで無いものが上の人はそもそも興味無いし、自分が望んでるものだとしても、自分はそれに対して死ぬ気で後悔が無いぐらい努力してるから、それでかつ、自分より上なら尊敬にしかならない。これって人と比べないというのもそうだけど、自己肯定感の高さとかも関係あると思う。

    森博嗣の本読むと、普通の人はそれはそれだと何も考えずに受け入れる所を、ことごとく全ての事を自分の頭で考えてるんだろうなという印象を受ける。小さい頃にものをバラバ

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    2024年04月11日