森博嗣のレビュー一覧
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ネタバレシリーズ後半の作品であることが活かされた、作品を貫くトリックが秀逸。
「もしかして?」と疑ったものの途中で「萌絵」という名前が出てきたことで疑いを消してしまった。
どちらも携帯電話が無かった時代だから成立したものであって、現代だと成立させるのが難しそうではある。
殺人事件のトリックとしてはかなりシンプル。というか犯人ではない人物の行動によってややこしくなっているタイプだったが、その理由も納得いくものだった。
前作と前前作は特殊な形式であったため登場人物紹介が無かったと思い、今作でも無かったことで「そもそも登場人物紹介が削られたのか?」と思っていたが、ここでもしっかり理由があった。(実際に次作で -
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気に入った箇所
13 ペンキを塗っているとき見ているのは、塗ったあとの表面?塗るまえの表面?
→刷毛を動かすのではなく、ペンキを上手に塗るために準備する作業が大切。作業以前にすべて決定している。
33 僕は反省をしたことがない。そんな暇があったら対策を練る。
68 気持ちを切り替えろというが、気持ちなんてものはどうだって良いから、次の手を打ちなさい。
→表面だけでも振る舞いを変えると気持ちも変わってくることがある。
85 偉い人の話を聞いて、それをそのまま風呂に引用しても、これっぽっちも偉さには近づけない。
→言葉をコピーするのではなく、自分の人生に展開し、思考し、行動することが重要。
おそ -
Posted by ブクログ
ネタバレ森博嗣さんの本は飄々としていて、凝り固まった私の考えに新しい視点を与えてくれるので最近はまっていて、気になったタイトルがあったら手に取るようにしている。
現在、試験勉強をしたり英語の勉強をしたりと、勉強を日常に組み込んでいることもあり本書を読むことに。
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森さんによれば、勉強の楽しさは作りたいものへ近づくプロセスが生み出している。そのため、教える側が手を差し伸べすぎると勉強はつまらなくなってしまう。
学校教育ではかられる個人の能力さの優劣は、人間の優劣ではない(森さんは学校の集団教育に懐疑的)。学校の試験において数値で測られる経験を通じて「いかに知識を蓄積するか」が勉強であると勘違いし -
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Vシリーズのラスト
赤緑黒白
最高に最後盛り上がりましたね
読んでて手汗が凄かった
そして、続くんだよなと余韻が
S&Mの最後もそうだったなと
死体が赤色ペンキで塗る
緑、黒、白と続く連続殺人
作家の帆山が怪しいのはもちろんだが
違うよなと。。。
森作品20個目ぐらいで
もしかして、この人が実は。。。
というを最初の頃から、これはあるかもと思っていたことが当たって嬉しかった
(これが当たったが故にさらにテンション高く読めたという説あり)
※なぜ殺人をすることになったがメインであり、犯人あまり重要ではないが本質
最後の総力戦は凄いハラハラして
臨場感あってよかったです
保呂草と紅 -
匿名
購入済み面白かった。
この方の本を初めて読んだが、わかりやすくすっと頭に入ってきた。
ほかの本も読んでみたいと思ったな。
自分に必要なことだけにお金をかけよう。 -
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Vシリーズ第6弾
恋恋蓮歩の演習
素晴らしい、文句なし★5
第5弾の魔剣天翔とも繋がる部分も良かった
いきなり、知らない人の出会い話から始まる
初々しい感じで今までにない形ではじまり
豪華客船へ
保呂草、各務ペアの思惑
大笛、羽村ペアの旅行
鈴鹿家、ボナパルト富豪の取引交渉
5弾から続く関根家の美術品
七夏と紅子の葛藤
いつものワチャワチャ組
が交錯する
(最後まで、思惑がどこに着地するのか分からなかった)
そして、冷静にこの誰も死なない感じの
(死んではいないが、もう会うこと、会えることはないだろうとう哀愁も)
は初めてかもです
こういう形がもしかすると「vシリーズらしい」かもと
この -
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Vシリーズ第3弾
月は幽咽(ゆうえつ)のデバイス
※2000年にこのタイトルは凄い
想像の遥か斜め上をいく作品
最後の方は空いた口が塞がらない
咽カラカラ状態、眉間に皺状態になってしまいました
面白いのだが、不思議な作品でした
そして、紅子、保呂草、林、七夏
未来の犀川先生、儀同世津子(S&M)が繋がってくるのかと。。。練りに練られてる設定なんだと
(練無、紫子、森川のおちゃらけ組も活躍良きです)
関心しながら、さきにS&M読んでて良かったなとも思いました。
※順番は何シリーズからでも、かつ、どのように読んでも良いと言われてるみたいですが、絶対時系列順がいいですw
時 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本の厚みのおかげで、読み始めるのに勢いと覚悟が必
要でしたー。
でも最初から読み応えがあって、その厚みもいつの間
にか忘れてました。
久しぶりの真賀田博士は楽しそうだったのが印象的。
いくらでも話す機会は作れたと思うのに、あのような
形で犀川先生と二人きりで話したいと願うなど、凡人
のような人間らしさが微かに感じられて、少し彼女の
基準からは「遅い」としても、理解してくれる犀川先
生がいてくれて良かったと思った。
萌絵の事が気になってしまう終わり方だったけど…
あの最後のサプライズ!
すぐに最初の方を読み直してしまった。
メガネ曇ってたから?
世界情勢や政治に関するお話をするアメリカ人女性を