森博嗣のレビュー一覧

  • 今はもうない SWITCH BACK

    購入済み

    詩的素敵好き

    これは本当に好きな作品。手元になくて、でもなんとなく今すぐ読んでみたくて、
    電子文庫で990円もするのを、ポチるくらい。

    トリックについても、「がつん」とか「衝撃」っていう言葉は似合わない。
    日本刀みたいなもので、綺麗に、すぱっ・・・・・・・と切られるような・・・
    それで死んで、消えてしまうような、綺麗さがあって、

    タイトル、英語のタイトルも綺麗で、文章もシリーズではひときわ、綺麗。

    私が特に好きなのが、引用文のランボォの詩で、スパイスとして、最高。

    この作品で、この詩を知って、地獄の季節も何度も何度も持ち歩いては、買い直すほど好きになりました。

    大好きな本

    #エモい

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    2021年11月05日
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    自分が学生の頃はS&Mシリーズ時の萌絵みたいな人に憧れていたけど、社会人になった今は小川さんに憧れる。憧れというか、友達になりたい。

    真鍋くんが小川さんをこの仕事に向いてると思ってたことが意外だったし、やろうと思えばすぐ決断できるタイプだった、ということも意外だった。

    多くが語られない分、まだまだ知りたい部分がたくさんあって、また数年後の元椙田事務所の人たちを知りたいなと思った。
    シリーズとしては完結ということで、けっこう寂しい。

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    2021年11月04日
  • マインド・クァンチャ The Mind Quencher

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    ネタバレ

    アカシとの対決、アカシの倒れる描写に痺れた。めちゃくちゃ良いクライマックス、臨場感、風景が浮かぶ。
    戦国時代の頃の話っぽいけど、登場人物皆カタカナで書かれてるせいか不思議と時代劇感を感じず(古臭さを感じず?)読めた。
    ラストのゼンは脱け出しただけなのか、もう戻らないつもりなのかw
    剣豪哲学小説、面白かった!

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    2021年11月01日
  • 君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species?

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    国定自然公園の湖岸で、釣りをしていた男性が襲われ大怪我を負った。同公園内の動物園では、1カ月ほどまえスタッフ一人が殺害され、研究用の動物とその飼育係が行方不明になっていた。
     二つの事件以前から、湖岸で正体不明の大型動物が目撃されており、不鮮明ながら映像も存在した。兵器使用を目的とした動物のウォーカロンか? 情報局の依頼を受け、グアトらは動物園へ赴く。
    「講談社BOOK倶楽部」内容紹介より

    こういう世界のことを考えていると、やっぱり動物に人間の脳インストールしたら、という発想思い浮かぶよな~とか、今の現状ではありえない発想が出てくる.

    ちょっとまだどこへ向かっているのか霧の中の印象の本作品

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    2021年10月21日
  • 創るセンス 工作の思考

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    過去に戻って大学生の頃の自分に読ませたい本。

    ものづくりに対する著者の考えがつらつらと述べられており、個人的にはその内容が現代人というか10代や20代の人々に刺さる物だと感じた。

    私は「楽しいと感じれるものがないなあ」と普段よく思うのだが、本書にはそのような若者に対する著者の痛烈な意見が述べられていた。耳が痛くなる返答ではあるが自分自身に内在する問題をきちんと認識するには必要な意見だと感じた。

    やはり、野次馬的な興味ではなく、職人のような探求者的な興味をもって物事(というか工作)にのぞまないと経験知を得ることはできない。本やネットを見るだけではつまらないし、実世界に活かしにくいみたい。

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    2021年10月11日
  • ムカシ×ムカシ REMINISCENCE

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    いつもの真鍋と小川さん(時々椙田さん)に永田さんが加わって、会話がより面白く感じた。
    小川さんと友達になりたい気持ちが膨らんでいく、、、。
    椙田さんはやっぱりまだそういった活動をしていたのだな、というのがわかってなんだか安心した。
    紫子さんはどうしてるのかな、と思った。

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    2021年10月08日
  • 科学的とはどういう意味か

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    非科学的なこと(占いとか)が好きな自分にはグサッとくるところもあったけど、確かに科学を必要以上に敵視したり、少しの理屈も知ろうともしない態度は、たくさんの科学で成り立っている今の世の中を生きる上では危険なことなのかも、と思った。
    あと、子育て中なので、幼少期のテストだけで、この子は文系なのね…と早々と決めつけることだけはしないでおこうと思えた。

    0
    2021年10月08日
  • なにものにもこだわらない

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    「拘り(こだわり)」について筆者の考えがこだわって書かれていると思われたが、そこは前書きで触れられてある。矛盾はある程度許容されることが自由な発想と優しさに繋がる。
    方針は決めて、あとは進む。軌道修正はいくらでもしていい。プロットに縛られたらつまらなくて書けなくなる。
    このやり方だと、やっている最中に終わりまでたどり着けるか不安になるが、そこはひたすら頭を働かせ続けて、進み続けるのである。

    これといった趣味や「こだわり」が無い自分には、励まされるような内容だった。

    0
    2021年09月21日
  • 諦めの価値

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    ネタバレ

    個人的にこの新書自分の中で大ヒット。

    諦めるということの定義によってこうも価値観がかわるのだなぁと目からウロコ。

    諦めると、憧れることを辞めるのは別で大抵の人は後者であるという。自分を含め周囲を見渡しても確かになるほどそれはそうだ。
    「大人になること」にたいする作者の見解も面白い。理性で感情をコントロールできない大人は子どもがえりをしているか未熟かというのはたしかに他人を諦める際にすごく参考になる考え方かもしれない。

    何せ私個人が森先生の考え方やキャラクタのファンなのでとても楽しく価値観のアップデートができたように思う。
    私も諦める、をやっていくぞ。

    0
    2021年09月20日
  • 孤独の価値

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    どこか影のある人、に惹かれる理由が
    わかった瞬間がありました。
    ひとりで考えたり考えなかったりする時を過ごして
    その中で生まれたものを大切にして
    時には形にして人に見せることもある、
    そんな人に惹かれるし
    なれるものなら自分も、と思えました。
    それだけでは生きていけないけど、
    いつでも誰かと、でなくてもいいという
    感覚を肯定してもらえる一冊でした。

    0
    2021年09月05日
  • すべてがFになる【S&Mシリーズ全10冊合本版】

    購入済み

    面白い

    全て読み始めるとスーッと飲み込まれるストーリーでした!犀川先生の考え方が面白かったです。

    #カッコいい #シュール

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    2021年09月03日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

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    登場人物たちみんなが客観視で、どこか他人事のようか軽やかさが好き。
    推理もひとつふたつ…と、絞らず面白い可能性を広げ、視点の楽しさや、それを伝える話しぶりの個性が豊か過ぎて一行も逃せない。
    登場人物みなさん、まだ素性が明らかでないところも想像に駆られて、それも魅力。

    Xシリーズ2作目、まだ萌絵ちゃんのチラっと登場だけだけれど、期待するのも楽しい。


    心が痛く揺さぶられないミステリィ小説を読みたいときには、Xシリーズも良さそう。

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    2021年08月16日
  • 彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?

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    ネタバレ

    科学技術の進歩で人間と機械の差はどんどん縮まっていくと思います。

    現代ではアートやブランド品がこの話に関係があると思います。
    偽物を作成する技術は日進月歩で進歩しており、新たな判別方法を見つけると、それを真似る技術が発達するといった、いたちごっこの状態です。

    仮に、現在数億円の値が付く数百年前の絵画に対し、全く同じ染料、紙、ペインティングで偽物を再現できるようになった際、本物の絵画の価格は無に等しくなると思います。
    鑑定士ですら真贋を区別できなくなった時、その作品は価格ではなく、価値だけで語られる芸術品になるのではないでしょうか。

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    2021年08月15日
  • ψの悲劇 The Tragedy of ψ

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    Gシリーズ第11作

    「χの悲劇」に続いて「ドルリー・レーン4部作」の「Yの悲劇」のオマージュということだ。予定では、これがGシリーズ後半3編の中間に当たる作品で、そろそろGシリーズも大詰めというところか。前半とは、全く違う話になってしまったが、これはこれでかなり面白い。
    前作で、もう島田文子は登場しないのかとも思ったが、当たり前のように登場したので、最初は前作との関連が見えていなかった。また、八田博士宅の描写が、なんとなく自分にはレトロな雰囲気が感じられて、前作より時間が遡っているのかとも思われた。読み進めていくうちに、色々と疑問が解消し、森ワールドの広がりを感じることになった。
    この作品は

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    2021年08月05日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    短篇集。

    S&Mの主人公西之園嬢とVシリーズの主人公の一人小鳥遊練無君が初遭遇する興味深い一篇を収録。
    面白かった。

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    2021年08月05日
  • それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?

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    途中のデミアンとベルゲンとグアトの会話が難解すぎて何度も何度も読み直してようやく理解できました。
    理解できたと思ったら、また最後で同じような会話につまずき、頭の中で再び反芻。
    頭がこんがらがるけどすごく面白かったです。

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    2021年07月25日
  • 悲観する力

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    ネタバレ

    楽観が良くないのではない。楽観ばかりしていないで悲観もしようよという本。

    過去を楽観し、未来を悲観する。

    悲観とはネガティブになれということではなく、感情抜きで物事を捉え、あらゆるトラブルを想定し、準備するということ。

    報道に感情はいらない。事実があれば。

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    2021年07月25日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

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    Wシリーズラストは全てにおいて良かったです。
    ハギリとウグイとの関係、ハラハラする敵との戦闘、知的な会話。
    マガタ博士との会話がすごく面白い。
    最後はふわっと幸せな感じで終わり、よかったなと思いました。

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    2021年07月21日
  • ψの悲劇 The Tragedy of ψ

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    Gシリーズが百年シリーズ、 Wシリーズに近づいてきた作品でした。
    今までのGシリーズの登場人物はほぼ出て来ませんでしたが、島田文子のキャラがすごくよくてあっという間に読み終えました。

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    2021年07月19日
  • すべてがFになる【S&Mシリーズ全10冊合本版】

    購入済み

    名作

    何度読んでもいい。森博嗣さんの作品は淡々とした文章が特徴なので、淡々と読んでいると、いつの間にかすごいところに来てしまっているという感じ。色々な作品に出てくる真賀田四季が生身の人間として出てくるので、感慨深いものがある。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #深い

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    2022年06月19日