森博嗣のレビュー一覧

  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

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    ネタバレ

     Xシリーズ2冊目、読破!このシリーズ、へっぽこ探偵小川が主軸で進むから犯人と対峙したときに一気に緊張感が出るなぁ。今回でも川戸の冤罪事件は本当にただの冤罪だった。ま、すべての事件が1つにまとまってるとか、普通はないよね。西之園萌絵がカメオ出演してくれるシリーズって思ったらいいのかな。絶対チラッと出てくれる。

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    2024年02月01日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    うわーめっっっちゃくちゃ面白かった!!!!!
    今まで読んだVシリーズの中でダントツで好きですこの話!
    凄く!いい!!!
    タイトルも凄くいいですよね、これもVシリーズで一番好きかもしれません何か前前前世みたいで良くないです?(月は幽咽のデバイスもなかなか競ってるけど)。

    今までのシリーズと違ってちょっとこう、まず始まり方から違っていて。
    ん?知らない人の恋愛事情見せられてる?何で???と思いつつ少しずついつものメンバーが集まってきて、それからお察しの通りに事件に巻き込まれていく、みたいな展開なのだけども。
    何かこう、終始お洒落。
    とてもとてもお洒落。
    何なんだろう、物凄く自然に色んな場面が映像

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    2024年02月01日
  • イナイ×イナイ PEEKABOO

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    ネタバレ

     いよいよ始まるXシリーズ。時系列ではαかβあたりの話だから丁度良いタイミングで読み始めたことになる。理系人ではない椙田がメインキャラとなる今シリーズ(では彼は何人?盗人だ)、さぁどうなるかと思ったが思ったより話はややこしい。椙田は主人公というよりおやっさんポジションだし探偵役は真鍋、ヒロインは小川。事件も案外ややこしい。
     千鶴は実は男で絹子とに地下牢を逢い引きに使っていた。絹子と二人で千春殺害を企てた。当初の計画中では六郎に千春と思わせて地下牢に潜み、千春殺害後に千春の死体でトンネルを隠し、絹子が開けてくれた地下牢から脱出するつもりだった。こうすることで犯人は屋敷内の井戸から出入りしたと思

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    2024年01月30日
  • お金の減らし方

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    お金と付き合うヒント本。
    ◾️自分の欲求を知ること。どのようにすれば自分が満足するか?私の場合は、必要とほしいを分けておいて、必要から満たしていくのをやりたい。

    ◾️自分が買ったものは自分で消費する。私の場合は、フリマアプリで手放せば良いや!と、見込んで買わないこと…!

    ◾️子供のように素直に憧れること。ぴんとくるものを、見逃さないこと。好奇心を持ち育てること。これまでの人生、何が楽しかった?私の場合は、推しに出会って二次創作でGWをつぶすくらい絵を描いたこと。

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    2024年01月29日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    久しぶりに犀川・西之園絡みを読みました。なかなか先に進めない二人ですが、そこが読んでて面白い♫ 他の話も流石森先生って感じてした。トロイの木馬と探偵の孤影が好みです。どちらも最後がすごくいいです。と、リリおばさんの回文にビックリ!「夜暇だ?まだ真昼よ」

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    2024年01月27日
  • 孤独の価値

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    それは本当に欲しいものなのか考えないといけない。考えるには孤独は最適である。流されやすい私はもっと孤独の価値を上げ、考えることで、数々の悩みを解決出来るのでは?と思わせてくれた。

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    2024年01月25日
  • 諦めの価値

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    何を諦めて、何を諦めずに得ていくのか、その線引を考えるのが大変だと思ったが、考えることを放棄しては自分の真の欲を満たせないことも段々理解してきた。良い傾向だと思う。読み続けること。

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    2024年01月24日
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White

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    殺した相手の全身を単色でスプレーする異常殺人。被害者のフィアンセから犯人を捕まえてほしいと依頼される保呂草…またも事件に関わっていくイツメン4… Vシリーズの最後を締めくくるこの事件の影にあるものは?保呂草・紅子・小鳥遊・紫子…他の作品でまた、会えること楽しみにしています。
    そして次のシリーズはあの天才 真賀田四季博士の話ですね。

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    2024年01月22日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    全てを鵜呑みにしてはいけないけど、この本に書いてある価値観を読んだらすごく楽になった。私は私の価値観で自分をがんじがらめにしていると分かったし、自分で考える力を養いたいと思った。

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    2024年01月22日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    ネタバレ

    こういう犯人が一番好き。一貫してるから、犯人の行動に疑問があっても読者側で答えを推測できる。
    〇〇な保呂草だ。とか、〇〇な紫子だった。みたいな構文が前半立て続けに出てくるんだけど、違和感あるの私だけ?
    犀川先生や萌絵がいないのは寂しいけど、独特の会話がまた感じられて嬉しい。羊羹のくだり良い。

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    2024年01月19日
  • すべてがFになる -THE PERFECT INSIDER-(2)

    匿名

    購入済み

    Fは謎を解く鍵だけでなく
    他にも色々な意味が込められていたように思う。
    没頭して読める最高のミステリーだった。

    #ダーク #アガる #ドキドキハラハラ

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    2024年01月18日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    ネタバレ

    最初から最後まで目から鱗の一冊。
    そもそも仕事をしないといけないなんて誰が決めた?仕事で人の価値は測れない。
    一生暮らせる金があるなら、仕事なんてしなくていい。好きなことだけ、していればいい…等々。

    自分がいかに常識や固定観念、他者の目に振り回されていたかに気づいた。
    別に仕事にやりがいなんて感じなくてもいいのだ。
    仕事でお金を稼ぎ、そのお金で自分の好きなことをする。それで十分。
    好きを仕事にする、というのが最近流行っているよに感じるけど、著者がいうように、好きでやっていることは仕事ではない。お金をもらえなくてもやっていることこそ、本当に自分が好きなこと。

    自分の場合だと、読書だろうな。

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    2024年01月11日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    東大の祝辞で「心が震える仕事をしてほしい」という一文があると聞いたとき、私の知らないそんな素晴らしい仕事があるのかと思った。
    それ以来、どこにあるんだろう、どうやって見つけるのだろう、いつか自分もそんな仕事と巡り会えるだろうか、とふんわりと思いながら生きていた。
    でもこの本を読んで目が覚めた気がする。
    てっきり既に"素晴らしい仕事"は用意されていて、私は巡り会えればラッキーだと思っていた。
    でもそんなものは誰かが作ってくれるんじゃなくて、自分で作り出すしかない。
    誰かが用意してくれているなんて、ただの都合のいい考えだった。
    そもそも仕事ってそんな重要なのだろうか?と今一度自

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    2024年01月09日
  • ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN

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    ネタバレ

     異常と決めることは安定と思い込むことと同じ。何か救われた思いがした。それと同時に苦しい気持ちにもなった。

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    2024年01月06日
  • 情景の殺人者 Scene Killer

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    久しぶりのこのシリーズ!
    転々と主要な登場人物が入れ代わり…
    時々消えたあの人物の存在を感じる程度。
    新作を読むたびにまた1作目に戻って読み直したくなります。別のシリーズとも人物が被っているので他のシリーズにも手をつけたくなるが今は無理。
    最初は地味なヒロインになってしまった…と思っていたけど、それはそれでなかなか面白いです。

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    2024年01月05日
  • 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away

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    ネタバレ

    各務亜樹良から依頼を受け、瀬在丸紅子を土井超音波研究所の地下開放に立ち会わせることになった保呂草潤平。再び研究所に集まるイツメン4と警察…そこで変死体を発見する。
    さらに瀬在丸紅子は小田原より紹介された周防教授より、非公開のスペースシャトルでの殺人事件について聞かされる。
    2つの事件の謎とその関連性を追うイツメン4と警察…そこで現れる纐纈苑子の存在。今までVシリーズを読んていたのはこれを読むため?くらいの面白さでした。最後の一冊が楽しみで仕方ない。

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    2024年01月04日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

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    教授らが学問に純粋に向き合うことができないシステムどうにかならないかな...学部生よりもよっぽどその道の最先端を生きてきた人たちだから。

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    2024年01月03日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    S&Mシリーズ10作目
    集大成とも言える話。800ページを超える超大作にも関わらず、一気に読んでしまった。真賀田四季の世界観が凄い。

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    2024年01月02日
  • 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow

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    「どうして、世の中には、あれほど筋の通らないことを平気で主張できる人間がいるのだろうか。
    こちらから、理由を尋ねても、なにも答えない。都合の悪い場合には、ただ声を大きくして叫ぶだけ。感情で、すべてを押し切ろうとする。まるで、自分たちの感情が正義だと言わんばかりである。これだけ、法治国家、自由主義が発展した現代においても、人間の精神は昔のまま、貧しいままではないか。」

    「え、そんな大事な本を、捨てちゃったんですか?」
    「大事なのは、書かれている文章です。それは、もう読みましたから、メディアは必要なくなりました」
    「メディア?ああ、本のことですね」

    「あれが、子供の頃から大嫌いだった。
    だから

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    2023年12月29日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    ついにS&Mシリーズ最終作を読み終わった。森博嗣ファンとして、真賀田四季が登場するだけでもこの本を買う意味があった。800ページ以上に及ぶ文量もさることながら、所々に散りばめられた言葉遊びが楽しく、本作はこのシリーズの真骨頂である。1回読んだだけでも全ての意味を理解することは不可能だと考えているので、これから沢山の考察や意見を読んで今シリーズを味わいたいと思う。

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    2023年12月28日